2023年4月にみんなのコードのバリューをアップデートしました。アップデートしたプロセスと気づいたことをまとめました。
新たなバリューは、 ・「子どもから始めよう」受益者目線で、 ・「気づきに行こう」ダイバーシティの観点で、 ・「やってみよう」関わる人の挑戦を応援する観点で、 ・多くに届ける「しくみをつくろう」
そのようにして「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」というビジョンを実現しようという思いがこめられています。
特定非営利活動法人みんなのコード2023年8月22日バリュー、アップデートしました。
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なぜアップデートしたか
2018 2023組織の拡大とともにバリューが形骸化未来のDeveloperになろう最初×最高=最大多様性を強みに?
アップデートの歩み1 - バリューの意義2021.12全社オフサイトにてディスカッション2 - 観点の洗い出し2022.04全社オフサイトで、バリューに入れたい要素をディスカッション3 - 絞り込み&深める2022.12バリューに入れたいカテゴリごとに、どんなメッセージにしたいかディスカッション4 -バリューの作成2023.01-04オフサイトの内容をまとめ、再整理。バリューを作成
1.Valueの意義は何か~ 2021年12月オフサイト ~価値観評価・判断するときに基準となること行動指針大切にしたい文化
2.観点の洗い出し
チームに分かれてわいがや~ 2022年4月オフサイト ~
コミュニケーション3. 絞り込み&深めるつなぐ役割子供視点を持つ多様性を強みに2.0私たちが価値を創造する5カテゴリーを絞り込み、さらに議論を行いました。
~ 2022年12月オフサイト ~
1/19 ドラフト作成(CEO,COO,CTO,学校教育)1/25 各部連絡会でわいがや2/17 ドラフト作成2回目(CEO,COO,学校教育)3/9 ドラフト仕上げ(興味を持ったメンバー4名,COO)4/14 全社オフサイトで発表4.バリューの作成
5コミュニケーションつなぐ役割子供視点を持つ多様性を強みに2.0私たちが価値を創造するしくみをつくろう子どもからはじめよう気づきに行こう やってみようカルチャーとして表現することに
バリューをつくる過程で発見したこと働くよろこびを話す機会になった全社オフサイト中心に議論を進めた。「なぜバリューが必要か」「どんなバリューが良いか」を話すことは、働くよろこびを話すことだった経営におけるバリューの位置付けを考えたメンバーの働くよろこびを重視した進め方となったため、経営が意図したいメッセージとの乖離を実感することができた。改めて、経営におけるバリューの位置付けを考えることができた。会議で使われる、シンプルな表現に仕上げたバリューを日々使われる指針と位置付けたことで、シンプルな表現になった。経営のポエム的表現ではなく、「会議で使われるフレーズ」をコンセプトに、シンプルな表現に仕上げた。SIMPLE
バリューの目線感バリューは、ビジョンを実現するために、日々の仕事の判断基準となるものとする。そのため、日々の会話で使われる表現にした。ビジョンバリュー日々のよろこび
2018 2023シンプルな表現へ未来のDeveloperになろう最初×最高=最大多様性を強みに子どもからはじめよう気づきに行こうやってみようしくみをつくろう
Value子どもからはじめよう気づきに行こうやってみようしくみをつくろう
子どもからはじめよう・気をつけないと大人都合で議論してしまう・子どもの学びの境界を決めるのはいつも大人だ背景
気づきに行こう・これまでのバリュー「多様性を強みに」をアップデート・「私たちの多様性」から、「事業を通じて多様性を届ける」へ・前提として見落としている。自分たちが気づいていないことに気づく必要がある背景
・新しい価値を生み出す私たちでありたい・チャレンジがないと新たな仕組みはできない。個人の成長や伸びしろにもつながる・やってみる。振り返る。仕組みになるものは仕組みにするし、そうでないものは良い失敗としようやってみよう背景
・みんなのコードは「つなぐ」役割を担っているのではないか・ビジョンを実現するためには1社ではできない。つなぐ役割がなければビジョンは実現できないしくみをつくろう背景
「子どもから始めよう」受益者目線で、「気づきに行こう」ダイバーシティの観点で、「やってみよう」関わる人の挑戦を応援する観点で、多くに届ける「しくみをつくろう」。ビジョン「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」を実現しよう。Valueにこめた思い