Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DTM前期講座3
Search
北海道科学大学 電子計算機研究部
May 17, 2017
Design
0
71
DTM前期講座3
スケールから作る
北海道科学大学 電子計算機研究部
May 17, 2017
Tweet
Share
More Decks by 北海道科学大学 電子計算機研究部
See All by 北海道科学大学 電子計算機研究部
第12回Network講座2019
densan
1
57
第11回Network講座2019
densan
0
70
第10回Network講座2019
densan
0
46
第09回Network講座2019
densan
1
160
第08回Network講座2019
densan
0
49
第07回Network講座2019
densan
0
46
第06回Network講座2019
densan
0
71
第05回Network講座2019
densan
0
51
第04回Network講座2019
densan
0
110
Other Decks in Design
See All in Design
ランドマークが光る!季節を彩るナビ体験 - Mobility Night #3 -
kitau
0
110
8_8_リサーチカンファレンスプレイベント.pdf
muture
PRO
2
310
サービスリブランディングにおけるイラストレーションシステムの構築と活用事例 / Building and Utilizing an Illustration System in Service Rebranding
lycorptech_jp
PRO
0
560
株式会社Muture_ソーシャル推進事業
muture
PRO
0
140
sachi_y_portfolio
sachi337
0
510
【Firefly Image 4対応版】上手にFireflyにお願いしてウェブデザイン案を出すぞ!
cremacrema
0
1.5k
1920*1080pxに設定したケース / Google Slide Size Test
arthur1
0
3.3k
Portfolio 齋藤明敏 Hiroyuki Saito_守秘義務あり
crearedesign
0
280
harutaka Vision Deck
zenkigenforrecruit
0
200
Design Studio Deck | インクルーシブデザインスタジオCULUUM
culumu
3
3.6k
デザイナーのAI活用とチームへの浸透戦略
ukaoli
0
110
バイアスを凌ぐデザインとコード ―異動直後にどうふるまうか―
kkaru
0
540
Featured
See All Featured
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
696
190k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
236
140k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
279
23k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
23
1.4k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
15
1.6k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
31
2.2k
Done Done
chrislema
185
16k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
368
19k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
358
30k
Transcript
DTM講座前期3 スケールから作る
今更ながら基礎知識 一般的な ドレミは使わずにアメリカのほうのABCを使うよ (日本は ”はにほへといろは”) イタリア ド レ ミ ファ
ソ ラ シ アメリカ C D E F G A B
音符(長さ) 音符:全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符 全音符 2分音符 4分音符 8分音符 16分音符 半分 半分 半分
半分 全音符を基本とすると、 2分音符 = 全音符の1/2の長さ 4分音符 = 全音符の1/4の長さ 8分音符 = 全音符の1/8の長さ 16分音符 = 全音符の1/16の長さ 1小節
スケール スケールとは ある規則で構成された「音階」のこと。 CDEFGABC (ドレミファソラシド) の音。 鳴らしてみ?
他にも・・ GABCDEF#G (ソ ラ シ ド レ ミ ファ# ソ)
A#CDE#FGAA# (ラ# ド レ ミ# ファ ソ ラ ラ#) 全全半全全全半 音ずつ上がってい る音階を”メジャースケール”といい、 左のようにGが基準となっているものを “Gメジャースケール”という (へーそうなんだ、くらいでいいよ~) すべての音にそれぞれの スケールがあるよ 微妙に雰囲気が変わるよ! 自分の好きなスケールが見つか れば、作曲も少しやりやすくなるかも
Domino を使うよ ABCDEFG のどれかを選んで、 そのスケールに沿ってノートを置いてみてください。 *今回守ってほしいこと ・全体の小節の数を 4,8,16 のいずれかにする。 ・メロディーをつける。
・ 今日作ったことが分かる名前で保存。 ・A#,C#など、「#」が付くものは使わない。 ・「Natural Major」を選ぶ。
手順 1. ABCDEFG の中からどれか決める。 2. ピアノロールに表示させる。 3. コードは置かずに、メロディーからつける。(白いところに置いていけばいいよ 4. メロディーができたら、それに沿って一小節ごとにコードを置く。(前回と逆だね
5. メロディーを1オクターブ上げるか、コードを1オクターブ下げる。 6. 聞いて確認する。 7. ドラムをつける(←余裕があれば
スケールをピアノロールに表示する (1,2) これをクリックして「ピアノロールにス ケールまたはコードを表示する」に チェック☑をつけて好きなの選んで 「OK」を押す。 下↓のようにピアノロールに色が 付き、反映される。 白(赤)いところにノートを置いて いけば音階から外れることはな
い。 (赤色になっているところは そのスケールの基の音。 右のは「Gメジャースケール」 なので、 G が赤くなってい る。)
メロディーをつける (3) 白(赤)い部分だけにノートを置 いていく 基本的に 4分音符、8分音符を使う 4分音符をスライスなどして分 けて、4分音符と4分音符を繋 ぐように配置したりする。 波から外れてみたりする
コードをつける (4) 最初の音(一拍目)に必ず合わせる。 矢印 のところにある音に合わせる。 三音以上のコードを置く。 *見やすいようにトラック1(メロディー)を選択中 実際に置くときはこうなるよー
コードとメロディーをずらす (5) メロディーを範囲選択 <右クリック <1オクターブ上げる or コードを範囲選択 <右クリック <1オクターブ下げる 楽器は好きなのを使って
いいよー 随時聞きながら作ってもいいし、あえて聞かずにおいてい くのも面白いよ。 ここまでできたら必ず聞いて確認してみて。
今週のドラム ☆16ビート☆ 16ビートの最も基本的な形。 ミドル・テンポからアップ・テンポの 曲で使われる奏法。 ハット刻む16ビートの基本形 バスドラを2連打する16ビートの基本形 これも16ビートの定番の形。
今週のドラム② 音数を減らすことでスッキリとしたキレ 味が加味される。 “チッチキ”という16ビートのハット・バリエーション ハットをランダムに刻む16ビート ハットの刻みのバリエーションをランダ ムに混ぜた16ビート。 譜例のパターンを固定して叩くのもい いが、何種類も存在する組み合わせを 即興的に絡めることで自由で伸びやか
な雰囲気が演出可能になる。
前回のドラムパターンの解説① 基本中の基本。 バスドラ4分踏み8ビート 2分音符の流れを強調した8ビート バスドラムを1拍3拍に踏む8ビート。 “バスドラ4分踏み8ビート”と似ているが、 演奏時の印象はかなり異なる。
前回のドラムパターンの解説② 参考:ドラム・パターン大辞典326 3拍目ウラにバスドラを加えた8ビートのバリ エーション。ロック系の定番の一つ。 3拍目ウラのバスドラは、 4拍目のスネアをプッ シュして強調するイメージで。 2拍目ウラにバスドラを加えた8ビート。ロック系 の定番の一つ。 ウラに踏むバスドラは、3拍目のバスドラを装飾
するイメージで。 2分音符の流れを強調した8ビートの定番パターン 4拍目をプッシュする8ビートの定番パターン
次回 メロディーについて