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DTM前期講座3
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北海道科学大学 電子計算機研究部
May 17, 2017
Design
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DTM前期講座3
スケールから作る
北海道科学大学 電子計算機研究部
May 17, 2017
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Transcript
DTM講座前期3 スケールから作る
今更ながら基礎知識 一般的な ドレミは使わずにアメリカのほうのABCを使うよ (日本は ”はにほへといろは”) イタリア ド レ ミ ファ
ソ ラ シ アメリカ C D E F G A B
音符(長さ) 音符:全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符 全音符 2分音符 4分音符 8分音符 16分音符 半分 半分 半分
半分 全音符を基本とすると、 2分音符 = 全音符の1/2の長さ 4分音符 = 全音符の1/4の長さ 8分音符 = 全音符の1/8の長さ 16分音符 = 全音符の1/16の長さ 1小節
スケール スケールとは ある規則で構成された「音階」のこと。 CDEFGABC (ドレミファソラシド) の音。 鳴らしてみ?
他にも・・ GABCDEF#G (ソ ラ シ ド レ ミ ファ# ソ)
A#CDE#FGAA# (ラ# ド レ ミ# ファ ソ ラ ラ#) 全全半全全全半 音ずつ上がってい る音階を”メジャースケール”といい、 左のようにGが基準となっているものを “Gメジャースケール”という (へーそうなんだ、くらいでいいよ~) すべての音にそれぞれの スケールがあるよ 微妙に雰囲気が変わるよ! 自分の好きなスケールが見つか れば、作曲も少しやりやすくなるかも
Domino を使うよ ABCDEFG のどれかを選んで、 そのスケールに沿ってノートを置いてみてください。 *今回守ってほしいこと ・全体の小節の数を 4,8,16 のいずれかにする。 ・メロディーをつける。
・ 今日作ったことが分かる名前で保存。 ・A#,C#など、「#」が付くものは使わない。 ・「Natural Major」を選ぶ。
手順 1. ABCDEFG の中からどれか決める。 2. ピアノロールに表示させる。 3. コードは置かずに、メロディーからつける。(白いところに置いていけばいいよ 4. メロディーができたら、それに沿って一小節ごとにコードを置く。(前回と逆だね
5. メロディーを1オクターブ上げるか、コードを1オクターブ下げる。 6. 聞いて確認する。 7. ドラムをつける(←余裕があれば
スケールをピアノロールに表示する (1,2) これをクリックして「ピアノロールにス ケールまたはコードを表示する」に チェック☑をつけて好きなの選んで 「OK」を押す。 下↓のようにピアノロールに色が 付き、反映される。 白(赤)いところにノートを置いて いけば音階から外れることはな
い。 (赤色になっているところは そのスケールの基の音。 右のは「Gメジャースケール」 なので、 G が赤くなってい る。)
メロディーをつける (3) 白(赤)い部分だけにノートを置 いていく 基本的に 4分音符、8分音符を使う 4分音符をスライスなどして分 けて、4分音符と4分音符を繋 ぐように配置したりする。 波から外れてみたりする
コードをつける (4) 最初の音(一拍目)に必ず合わせる。 矢印 のところにある音に合わせる。 三音以上のコードを置く。 *見やすいようにトラック1(メロディー)を選択中 実際に置くときはこうなるよー
コードとメロディーをずらす (5) メロディーを範囲選択 <右クリック <1オクターブ上げる or コードを範囲選択 <右クリック <1オクターブ下げる 楽器は好きなのを使って
いいよー 随時聞きながら作ってもいいし、あえて聞かずにおいてい くのも面白いよ。 ここまでできたら必ず聞いて確認してみて。
今週のドラム ☆16ビート☆ 16ビートの最も基本的な形。 ミドル・テンポからアップ・テンポの 曲で使われる奏法。 ハット刻む16ビートの基本形 バスドラを2連打する16ビートの基本形 これも16ビートの定番の形。
今週のドラム② 音数を減らすことでスッキリとしたキレ 味が加味される。 “チッチキ”という16ビートのハット・バリエーション ハットをランダムに刻む16ビート ハットの刻みのバリエーションをランダ ムに混ぜた16ビート。 譜例のパターンを固定して叩くのもい いが、何種類も存在する組み合わせを 即興的に絡めることで自由で伸びやか
な雰囲気が演出可能になる。
前回のドラムパターンの解説① 基本中の基本。 バスドラ4分踏み8ビート 2分音符の流れを強調した8ビート バスドラムを1拍3拍に踏む8ビート。 “バスドラ4分踏み8ビート”と似ているが、 演奏時の印象はかなり異なる。
前回のドラムパターンの解説② 参考:ドラム・パターン大辞典326 3拍目ウラにバスドラを加えた8ビートのバリ エーション。ロック系の定番の一つ。 3拍目ウラのバスドラは、 4拍目のスネアをプッ シュして強調するイメージで。 2拍目ウラにバスドラを加えた8ビート。ロック系 の定番の一つ。 ウラに踏むバスドラは、3拍目のバスドラを装飾
するイメージで。 2分音符の流れを強調した8ビートの定番パターン 4拍目をプッシュする8ビートの定番パターン
次回 メロディーについて