Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
積ん読を消化するために
Search
Doarakko
January 21, 2021
Programming
0
1.2k
積ん読を消化するために
Doarakko
January 21, 2021
Tweet
Share
More Decks by Doarakko
See All by Doarakko
Cloudflare Workers で X(Twitter)のボットを作ってみた
doarakko
0
170
Vercel Edge Functions を使って作る画像メーカー
doarakko
0
43
JOIN して1ヶ月のエンジニアに聞いた Liiga の良いところ 3 選
doarakko
0
78
わんわおーん
doarakko
0
66
職場を明るくする
doarakko
0
260
コードレビューの時間を削減しました
doarakko
0
88
仕事中に隠れてテレビ番組表を見るぞ
doarakko
0
130
GitHub Project の運用を自動化しました
doarakko
0
100
GitHub Actions に入門しました
doarakko
0
1.2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
React への依存を最小にするフロントエンド設計
takonda
6
1.4k
EMになってからチームの成果を最大化するために取り組んだこと/ Maximize team performance as EM
nashiusagi
0
100
イベント駆動で成長して委員会
happymana
1
340
型付き API リクエストを実現するいくつかの手法とその選択 / Typed API Request
euxn23
8
2.3k
C++でシェーダを書く
fadis
6
4.1k
OnlineTestConf: Test Automation Friend or Foe
maaretp
0
120
アジャイルを支えるテストアーキテクチャ設計/Test Architecting for Agile
goyoki
9
3.3k
Compose 1.7のTextFieldはPOBox Plusで日本語変換できない
tomoya0x00
0
200
Functional Event Sourcing using Sekiban
tomohisa
0
100
カンファレンスの「アレ」Webでなんとかしませんか? / Conference “thing” Why don't you do something about it on the Web?
dero1to
1
110
AI時代におけるSRE、 あるいはエンジニアの生存戦略
pyama86
6
1.2k
Better Code Design in PHP
afilina
PRO
0
130
Featured
See All Featured
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.1k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
356
29k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
341
39k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
5 minutes of I Can Smell Your CMS
philhawksworth
202
19k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
16
2.1k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
31
2.7k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
655
59k
Transcript
積ん読を消化するために @Doarakko
・2019年12月入社(2社目) ・エンジニア歴1.5年 - 仕事: Go, PHP - 趣味: Python, C++
・AtCoder 緑 ・海外サッカーをよく見ます 自己紹介 2
今日は「デジタル積ん読」の話 3
Pocket(後で読むアプリ)使ってます 4 いろいろ機能があるらしい ・他の人が多く保存している記事 ・記事のハイライト ・記事へのタグ付け(手動) 私は「保存」と「検索」しか使ってなかった
私の Pocket の使い方(ブラウザ) 5 スマホだと保存までに複数回アクションがあってつらい
なぜ積ん読を解消する必要があるのか 6 情報の鮮度が落ちる ・波に乗り遅れる ・「もっと早くこの情報を知っていれば」 積ん読しておくのが気持ち悪い?
解決策 案1. その場で読む → それができたら苦労しない 案2. 一定期間たったものは自動で捨てる → もったいない 案3.
毎日時間を確保して習慣化する → できるわけがない 案4. 後で読む基準を厳しくする → さらっと概要を掴んで全部読むか判断する 7
「さらっと概要を掴んで」 8
文章要約 9
文章要約の活用事例 10 https://www.asahi.com/corporate/info/13124567 https://about.yahoo.co.jp/info/blog/20190424/chi ebukuro.html
文章要約:要約対象 11 単一ドキュメント 複数ドキュメント
文章要約:要約手法 12 抽出型 ・元の文章の中から重要だと判断したものを、 そのまま抽出する ・メリット:元文章をそのまま使うので文法はおかしくならない ・デメリット:文章中にない単語は生まれない、文のつながりはおかしい 抽象型 ・元の文章から内容を理解して、人が作ったような 要約文を生成する
・メリット:元文章にない単語も生まれる、文章のつながりが自然 ・デメリット:文法に違和感がなく、自然な文章を生成する難易度高い
今回試したもの LexRank ・抽出型の手法で、ページランクの仕組みを応用したもの BERTSUM ・BERT の学習済みモデルを文章要約用に拡張した抽出型のモデル ・よくわからないので詳しく知りたい方は論文を読んでください → よくわからなくても動かせるくらい身近なものになっている 13
ページランク:他からリンクされているものほど良いページとする(超ざっくり)
試した記事 14 【転職エントリ】Googleに入社します 約 6,500 文字 15 分(by Pocket) https://note.com/neko_chan0214/n/n3a64bc1e1412
LexRank 15 要約文 電話面接やオンサイト面接を受けることになること、競技プログラミングのような問題が出題されること などを知りました。(58行目) このタイミングで、とある元Googleのソフトウェアエンジニアの方から声をかけていただき、模擬面接を していただけることになりました。 (78行目) 面接で聞かれた内容は秘密にする約束なので、自分が勉強した内容を記事に書くのは、面接を受ける 前に書いておいた方がいいだろうと考えました。
(136行目)
BERTSUM 16 要約文 2018年の年末年始に時間があったので、有料版を契約してきちんと Pythonの勉強をしてみようと思い ました・DataCampの分量は非常に多くて、年末年始だけでは当然終わらせることはできず、 3ヶ月以 上かかってDataScientistコースを修了しました(4行目) エンジニア採用のカジュアル面談を受け入れている医療 ×ITの企業を見つけて、いくつかネットで申し
込んでみたりもしました(31行目) この時点でとても幸運だったのは、日本語で書かれた入社体験談が同時期にたくさん投稿されていた ことです(57行目)
感想 17 ・微妙 ・全文読んだがもっと抽出してほしい文章があった ・日本語はハンデ(自然言語処理をやる上で) ・要約する文章のドメインのデータ集めないと ・これからも積み続ける
積ん読を消化するために @Doarakko