トレーナー視点を盗む～AWSトレーニングを通して学ぶ他者への伝え方～/Imitating-the-trainers-perspective-learning-how-to-communicate-to-others-through-AWS-training

以下ウェビナーの登壇資料です。

【9/1（金）】AWSトレーニング・人材育成ウェビナー 入社研修でAWSトレーニングを活用する方法
https://dev.classmethod.jp/news/230901-aws-training-webinar/

Transcript

1. トレーナー視点を盗む ～AWSトレーニングを通して学ぶ他者への伝え方～ 2023年9月1日 AWS事業本部　コンサルティング部　木谷 映見
2. 2 目次 • プロのトレーナーから学ぶ意義 • 成人学習 • トレーナー視点を盗み「伝える力」を向上させる • 更なる知識強化へ
3. 3 プロのトレーナーから学ぶ意義
4. 4 プロのトレーナーから学ぶ意義 • 社内で仕事を進める際、必ず 「教えてもらう、教える」タイミングがある • 教えてもらう方の悩み • 教える方の悩み
5. 5 プロのトレーナーから学ぶ意義 教えてもらう方の悩み
6. 6 プロのトレーナーから学ぶ意義（教えてもらう方の悩み） • 何から手を付けていいかわからない • 先輩社員が忙しそうで聞きづらい • 「こんな基本的なことを聞くなんて迷惑かもしれない」と考えて しまい聞けない • 内容が難しく聞いても理解できない
7. 7 プロのトレーナーから学ぶ意義 教える方の悩み
8. 8 プロのトレーナーから学ぶ意義（教える方の悩み） • 忙しくて指導する時間がない • 教えないといけないが自分もわからない • エンジニアリングとは別に説明するノウハウが必要
9. 9 プロのトレーナーから学ぶ意義 「教える」ことに特化した トレーナーから学ぶ
10. 10 プロのトレーナーから学ぶ意義 • 「教える」ことに特化したトレーナーから学ぶ 「人に教えるテクニック」 について 特別な訓練を受けている 受講者のレベルに 合わせて解説 質問に対して 分かりやすく回答 「忙しそうだから聞けない」 「基本的なことかもしれない から聞きづらい」 が発生しない
11. 11 プロのトレーナーから学ぶ意義 • 「教える」ことに特化したトレーナーから学ぶ 受講者のレベルに 合わせて解説 質問に対して 分かりやすく回答 「人に教えるテクニック」 について 特別な訓練を受けている 「忙しそうだから聞けない」 「基本的なことかもしれない から聞きづらい」 が発生しない
12. 12 成人学習
13. 13 ここから 4 ページほど 専門用語を含む話になります お付き合いください
14. 14 成人学習 • 成人学習（andragogy、アンドラゴジー） • 人の発達段階を考慮に入れた教育手法であり、 多くの学習心理学の知見が反映されている 1. 自己概念 2. 経験 3. レディネス（準備状態） 4. 方向づけ
15. 15 成人学習 子ども 成人 自己概念 未熟、依存型 成熟、主体型 経験 教育者（トレーナー）の 経験を元に学習 学習者（トレーニー）の 経験を元に学習 レディネス （準備状態） プレッシャーで学習する 必要性や興味を感じること を学習する 方向づけ いつか役に立つ可能性が あることを教科書で学ぶ 現在の問題を解決する ために学ぶ
16. 16 成人学習 子ども 成人 自己概念 未熟、依存型 成熟、主体型 経験 教育者（トレーナー）の 経験を元に学習 学習者（トレーニー）の 経験を元に学習 レディネス （準備状態） プレッシャーで学習する 必要性や興味を感じること を学習する 方向づけ いつか役に立つ可能性が あることを教科書で学ぶ 現在の問題を解決する ために学ぶ
17. 17 プロのトレーナーから学ぶ意義 • 「講義」「演習」だけでなく効果的な教育手法を盛り込む 教育手法 ユースケース 1 講義 限られた時間で情報を与える 2 デモンストレーション（例示） 動作や操作を伴う技能・手順を伝える 説明しにくい・実物を見た方が理解が早い 3 ディスカッション（討議） 学習者同士のコミュニケーションスキル向上 4 ブレーンストーミング 興味を引き起こす、アイディアを出す 5 ケーススタディ 当事者の視点で考える 自分や他人がどのように対処すべきか情報共有する 6 ロールプレイング 当事者の視点で考える 自分や他人がどのように対処すべきか情報共有する 7 演習 知識の定着を図る、成功体験を得る
18. 18 プロのトレーナーから学ぶ意義 自己概念を大事にした トレーニング 効果的な教育手法を 取り入れたトレーニング
19. 19 プロのトレーナーから学ぶ意義 特にクラスメソッドの トレーナーは… エンジニアとして 現場で活躍した 経験がある AWS を中心に 技術が大好き AWS の話を たくさんしたい たくさん質問してほしい 疑問・質問を待っている
20. 20 トレーナー視点を盗み 「伝える力」を向上させる ただ受講するだけではもったいない
21. 21 トレーナー視点を盗み「伝える力」を向上させる • トレーナーは「人に伝える」ことに 特化した特殊な訓練を受けている • 分かりやすく伝えるために日々 準備・訓練している • 自己概念に配慮した声掛け • 「こういう経験はありますか？」「皆さんの経験をもとに ディスカッションしてみてください」など、経験との紐づけ • 「このトレーニングは業務においてこのような場面で役に立ちま す」など、準備状態を整える声掛け • トレーニング後どんな風になっていたいか 目標を決めるなどの方向づけ
22. 22 トレーナー視点を盗み「伝える力」を向上させる 質問をされたとき、一言目にトレーナーは何というか？ 正確な情報が回答できない場合、トレーナーはどう言うか？ 補足資料の構成や図はどんなものがあるか？ 社内で説明する際に使える例や説明はあるか？ 顧客に説明する際に分かりやすい例はあるか？
23. 23 更なる知識強化へ
24. 24 更なる知識強化へ • 自分ではわかっているつもりでも、 他者へ説明しようとすると改めて自分の言葉で 言語化する必要がある • トレーナーの教え方を参考に、学んだ知識や 気づいたことを社内で共有することにより、 自分の知識が強化され、社内の技術レベル向上にも 役立つ
25. 25 更なる知識強化へ • 更なる知識強化 • アーキテクトを 受講・学習したら さらに専門領域へ
26. 26 まとめ
27. 27 まとめ • プロのトレーナーから学ぶ意義 • 成人学習 • トレーナー視点を盗み「伝える力」を向上させる • 更なる知識強化へ