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採用案内資料

friendmicrobe
September 05, 2024

 採用案内資料

株式会社フレンドマイクローブの採用用会社案内資料

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September 05, 2024
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  1. 5 5 会社概要 会社名 株式会社フレンドマイクローブ 設立年月日 2017年6月13日 資本金 9,000万円 決算期

    3月末 社員数 9名(業務委託・派遣等含む)※2024年8月時点 本店所在地 〒464-0858 名古屋市千種区千種二丁目22番8号 名古屋医工連携インキュベータ104 代表者 代表取締役社長 蟹江純一 創業者・ 取締役会長 堀 克敏 名古屋大学大学院工学研究科生命分子工学専攻 生命システム工学講座分子生命環境プロセス 教授 事業内容 ・微生物関連受託研究事業 ・新規微生物ビジネスの開拓 ・油関連環境事業 株主 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、豊田合成株式会社、住友商事 株式会社、ハウス食品グループイノベーション2号ファンド ※2023年5月 プレシリーズAで2.3億円調達 経営陣 代表取締役社長 蟹江 純一 2013年に名古屋大学にて堀研究室に入り、微生 物に関する研究を6年間行い、その後、株式会社 フレンドマイクローブに入社し主任研究員として 研究開発を行う。2021年に当社代表取締役社長 に就任。 取締役会長・創業者 堀 克敏 東京工業大学院総合理工学研究科博士後期課程修了、 博士(工学)、住友化学工業(株)など民間企業研 究員、東工大助手、名工大准教授を経て、2011年よ り名古屋大学大学院工学研究科教授。2017年名古屋 大学発ベンチャー「株式会社フレンドマイクロー ブ」を設立。同社取締役・会長を兼任。
  2. 7 7 Prize/受賞・採択 2024年 ・「Aichi Deeptech Launchpad アクセラレーションプログラム」 (研究開発費あり)採択 2023年

    ・J-Startup Central (第4期)採択 ・愛知環境賞 名古屋市長賞 受賞 ・「MUFG ICJ ESGアクセラレーター2023」大賞 受賞 MUFGモルガン・スタンレー賞、JT賞 受賞 2022年 ・GLOW Pitch 最優秀賞 受賞 ・FASTAR DEMODAY みらい創造機構賞 受賞 ・CNBベンチャー大賞 中部経済産業局長賞 受賞 ・特許庁の2022年度知財アクセラレーションプログラム「IPAS」 採択 ・三菱UFJ技術育成財団の助成金 採択 2021年 ・2021年度中小機構主催アクセラレーションプログラム「FASTAR」 採択 2017年 ・名古屋大学発ベンチャーの認定を受ける
  3. 11 11 微生物関連 受託研究事業 当社・大手化学メーカー日本ゼオン株式会社および国立大学法人東海国 立大学機構 名古屋大学大学院工学研究科の堀 克敏 教授の研究グループ は共同研究によって、エレクトロニクスをはじめとする様々な産業分野

    に大きな便益をもたらすことが期待されているカーボンナノチューブ (CNTs)を微生物によって効率的に分解する新手法を開発しました。 (2023年11月) カーボンナノチューブを微生物で分解する世界初の手法を開発 本研究成果は、2023年11月30日付国際学術雑誌「Frontiers in Microbiology」にオンライン掲載されました。
  4. 13 13 油分解微生物関連の知的財産権 下記特許は全て出願人が国立大学法人名古屋大学であり、当社が独占的実施権契約を結んでいます。 関連論文 Hiroshi Matsuoka ,Atsuto Miura ,Katsutoshi

    Hori Symbiotic effects of a lipase-secreting bacterium, Burkholderia arboris SL1B1, and a glycerol-assimilating yeast, Candida cylindracea SL1B2, on triacylglycerol degradation Journal of Bioscience and Bioengineering, Volume 107, Issue 4 , April 2009, Pages 401-408
  5. 16 16 Whyーなぜ私たちはやるのか? ②導入の簡便さ 市場に普及している既存技術である ”加圧浮上法”では、一般に凝集剤を加 えることで油をまとめる凝集剤反応槽 とまとめた油を水と分離させる加圧浮 上槽が必要となりますが、当社の微生 物を用いた排水処理技術では凝集反応

    槽と加圧浮上槽は不要で、かなり初期 段階で微生物は自動で投入、分解可能 なため、工程の簡略化や省人化、省ス ペース化となります。 また、油は分解されてなくなるため、 悪臭の発生源が消滅して、温室効果ガ スを抑制することもできます。
  6. 18 18 排水油脂処理システムの勢力図 物理的な方法である「加圧浮上分離法」 は処理性能が高いことから、現在、多く の工場で利用されています。油脂を物理 的に分離しているため、分離した油脂は なくならず、産廃処理するためにコスト がかかり、さらに油による悪臭や運転が 煩雑です。

    一方で、当社の「微生物を利用した油脂 分解除去システム」の場合、微生物で分 解してなくすため、油脂由来の産業廃棄 物を削減することができ、産廃処理のコ ストを削減できたり、油脂自体がなくな ることで悪臭が解消されたり、物理的な 操作が必要なくなるため運転が容易であ ることもメリットとなります。 加圧浮上分離 国内シェア 90% 8% 2% 油脂処理能力 低い 油脂処理能力 高い 既存微生物処理(他社) ・悪臭が発生する ・運用に人手がいる ・産廃処理コスト大 • 低コスト 高コスト 油水分離
  7. 19 19 ①有用微生物および酵素の製造・販売(高利益率の消耗品) ②上記製剤活用システムおよび装置の開発 →知財化してロイヤリティおよび技術協力料(例:装置売上げの30%)として徴収 弊社の役割 代理店 ・商社 ・プラント会社 エンドユーザー

    • 食品加工工場 • 下水処理場 製剤・装置販売 保守メンテナンス 製剤代 装置及びシステム ロイヤリティ 製剤 販売 代金 課題相談 ソリューション 提案 油分解事業のビジネスモデル
  8. 21 21 事業将来展望 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 2029年

    微生物関連受託研究事業 油分解事業(食品・油脂等大規模工場向け) 油分解事業(食品中小規模工場向け・ビル開発向け飲食店グリストラップ) 油分解事業(鉱物系油大規模工場向け) 受託研究で開発された微生物分解による新たな事業
  9. 22 22 廃棄物処理から有用物質生産へ CO 2 など 有用物質 例) バイオディーゼル (再生可能エネルギー)

    微生物・酵素 による分解反応 産業廃棄物 例)浮上汚泥 当社の現業 将来事業 微生物による固定 (コア技術特許出願済み) 例)・イソプロパノール ・生分解性プラスチック ・ミネラル 焼却処理 CO 2 ,N 2 O,CH 4 など排出 有用物質 分離処理無し 現在の日本の廃棄物処理システム 再利用不可 廃棄物 例)排水中の油脂 当社の目指す未来
  10. 23 23 当社の描くクリーンバイオテクノロジーの将来像 消費活動 (使う・作る) 微生物による 廃棄物処理 / 有用物質生産 有用物質による

    新産業・新ビジネスの 創出 新産業による雇用創出・ 地域活性化 アライアンス 企業との共創 廃棄物削減 による暮らしやすさ ビジネス エコシステム 微生物・酵素による分解反応を元に・・・・ ① 廃棄物削減による暮らしやすさの創出 ② 有用物質による新産業・新ビジネスの創出 ③ 新産業による雇用創出と地域活性化 アライアンス 企業との共創