Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

(大学生向け)日本酒超入門

 (大学生向け)日本酒超入門

某大学のLT大会で発表しました。
自分なりに、日本酒が好きになってから、日本酒好きの道にどう入っていったかをまとめました。

Hiroto YAMAKAWA

August 01, 2020
Tweet

More Decks by Hiroto YAMAKAWA

Other Decks in Education

Transcript

  1. ✨ 失恋を引きずり、居酒屋チェーンの飲み放題プランで「清酒(冷)」をがぶ飲み・悪酔い ⇒ そもそも炭酸が苦手でビールが呑めない
 ⇒ ガッってのんだらすぐ現実を忘れられる 20代の頃の私と日本酒 ベタベタ絡みにいく(これは今もかも...) 合宿先の旅館で先輩への尊敬の気持ちを浴びせ蹴りで表す 雪道を全力疾走し、道ばたの雪山から発掘される

    終電間際に駅のトイレから出てこなくなる 貴重なお酒を瓶で一気飲みし、飲み友達をマジギレさせる 手早くよっぱらって
 (自分だけ)良い気分になるためのツール その後、年齢とともに落ち着きを取り戻すが、
 日本酒からは疎遠に...
 (カクテルとか白ワインとか梅酒とか、
  甘みが強いものを適当に飲むスタイルへ)
  2. ✨ ①日本酒として漫然と飲むのではなく、(その)日本酒の特性・要素にも目を向ける 銘柄ごとに味わいの方向性を決める沢山の要素がある! 原料由来:酵母の種類、米・米麹、水、酒蔵、地域性
 方法由来:精米歩合、発酵環境、仕込や濾過方法、飲むときの温度、酒器、合わせる料理...etc
  ⇒ 例えば精米歩合や製法が同じでも、他の要素で全く違う味わいのお酒になる
  ⇒ 同じ銘柄であっても、原料・方法が異なるシリーズもある   例)「◦◦

    純米酒」「◦◦ 純米吟醸酒」「◦◦ 純米大吟醸」は (主に)精米歩合や発酵環境が違う
     「作 恵乃智」と「作 穂乃智」と「作 玄乃智」は(主に)酵母が違う 好きな・美味しい日本酒をどう見つけるか? ⇒ もちろん味わいも大きく違う! 銘柄が同じでも製造された年によって微妙に違う!(ワインみたい)
 同じラベルでも、年々進化の工夫やコンディションが異なる
 (年によって「違わないこと」を目指す商品もある)
  3. ✨ ② 美味しい日本酒は沢山ある。数少ない「好きな」日本酒につながる鍵を見つける まずは 精米歩合50〜60%、純米(or純米吟醸)のお酒 を探して飲む
  ⇒ 個人的にはこのあたりが一番飲みやすいと思う
  ⇒ ちなみに、この条件を統一しても全く味わいが異なる(銘柄等によって全然違う) 同じ銘柄で、日本酒の特性・要素に関わる部分を変えてみる


     ⇒ 例えば... 仕込みが違うもの(純米/鋳造・吟醸造り)、使用米が違うもの
    食べるおつまみや、お酒の温度を変えると違う!って事もある
  ⇒ 好きだな、と思ったものの特性・要素を覚えておく 繰り返すと、ぼんやりと「好きな日本酒」の共通点が見えてくる
  ⇒自分の場合は、「産地」「米」「純米吟醸」「香り」がわりと共通してて、
   「酸味が強く淡麗」の「フルーティな日本酒」が好き
   (洋風のおつまみにあう系の日本酒)  好きな・美味しい日本酒をどう見つけるか? 1番好きではないかもだが、
 美味しい日本酒のストック
 も増えて一石二鳥!
  4. ✨ 今日飲む日本酒をどのように楽しむか?  ⇒ 日本酒を食事の中心にしたり、食事に合わせた日本酒を選んだり
  ⇒ 新しい組み合わせを発見したり
  ⇒ 日本酒を「料理の一品」として扱う 飲んだことのない日本酒との出会いが嬉しくなる  ⇒

    「このバージョンの◦◦飲んだことない!」
  ⇒ 旅行で地酒を飲むのがとても楽しい...
  ⇒ 道内にも地酒めっちゃある お酒の飲み方が変わる  ⇒ ×酔う為に飲む ◦お酒を楽しむために飲む
  ⇒ 飲み会の位置づけも変わってくる 好きな・美味しい日本酒のストックが貯まると人生楽しい