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Hacobuで開発生産性を捉えるために 取り組んできたこと 〜Findy Team+ 導入から...

Hacobu
July 02, 2024

Hacobuで開発生産性を捉えるために 取り組んできたこと 〜Findy Team+ 導入から SPACE 利用まで〜/登壇資料(井田 献一朗)

「開発の生産性を高める新たな視点」
2024年7月2日(火)20:00 〜 21:30
https://devlove.connpass.com/event/322251/

Hacobu

July 02, 2024
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Transcript

  1. Copyright Hacobu, Inc. 2 井⽥ 献⼀朗(@rinatz3) IDA Kenichiro 株式会社Hacobu 組織開発室

    経歴 チームの EM として従事した後 組織課題を横断的に解決するために組織開発室を⽴ち上げ 技術広報や開発⽣産性エンジニアリングなどを⾏っている。 個⼈で学習サイト『ゼロから学ぶ C++』を運営している。 ⾃⼰紹介
  2. Copyright Hacobu, Inc. 5 「宅配」の⼿前にある巨⼤な物流の世界 企業間物流は30兆円もの巨⼤マーケット 事業・プロダクトについて、物流業界の課題 企業間物流 10兆円 ※出典︓JILS「2021

    年度 物流コスト調査報告書【概要版】」(2021)10⾴及び ⽮野経済研究所「2021年版 ラストワンマイル物流市場の実態と展望」(2021) (https://release.nikkei.co.jp/attach/614407/02_202107121514.pdf)より当社推計 補⾜資料︓市場規模マップ
  3. Copyright Hacobu, Inc. 6 プロダクトについて シェアNo.1※ の理由は 圧倒的な現場⼒とデータ活⽤の知⾒。 物流DXツールMOVO(ムーボ) ※トラック予約受付サービス「MOVO

    Berth」のシェア。 出典︓デロイト トーマツ ミック経済研究所, 『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/
  4. Copyright Hacobu, Inc. 8 ビッグバンフルリプレイス 認証基盤 認証 サービス 新システムへ無停⽌移⾏ 通知

    サービス 共通データ サービス クラウド機能 サービス 共通基盤をマイクロサービス化 デザインからAWS構成まで含めて再設計
  5. Copyright Hacobu, Inc. 17 所感 • ⾒れるデータがたくさんある • 各データをどう活⽤すればいいのか、分からない Findy

    Team+ とにらめっこして、使い⽅を想像する毎⽇が続く Hacobuの開発⽣産性の取り組み
  6. Copyright Hacobu, Inc. 21 キャンベルの法則が発動しないように、ふりかえりのグラウンドルールを作った Hacobuの開発⽣産性の取り組み ① 数値で評価しない ② 数値を⽬的にしない

    (測定されるものは操作される) ③ メンバーを⽐較しない ④ 分析はするが、⼈を責めない グラウンドルールはふりかえりの冒頭で何度も伝える
  7. Copyright Hacobu, Inc. 23 Hacobuの開発⽣産性の取り組み ふりかえりで改善した例 PR 数が減っていたとき 原因 ADR

    を書いていたため、PR 数が減っていた 対策 ADR を Notion から GitHub で管理するようにしたことで Findy Team+ でドキュメント作成時間が分かるようになった
  8. Copyright Hacobu, Inc. 26 Hacobuの開発⽣産性の取り組み 座談会で出てきた意⾒ 定量だけで評価されるのではないか︖ • Findy Team+

    で定量を可視化し、それを評価するのか︖ • 数値で⽐較をされないのか︖ 開発⽣産性で何を捉えるべきか︖ • 量をこなしても価値に繋がらなければ開発⽣産性が⾼いとは⾔えないのでは︖ • 開発アクティビティより、Jira を使ったタスク分析をしたほうが効果的では︖ 何が「開発⽣産性」で、何が「開発⽣産性」でないか︖ • 開発⽣産性の向上以外にもやるべきことがあるのでは︖ (そのやるべきことというのが、開発⽣産性の向上につながることもある)
  9. Copyright Hacobu, Inc. 31 SPACE とは 下記のディメンションを⽤いて、定量と定性の両⽅から開発⽣産性を捉えるフレームワーク Hacobuの開発⽣産性の取り組み Satisfaction and

    well-being 満⾜度、ヘルシーさ Performance 価値(質的なもの) Activity ⾏動量(レビュー数など量的なも の) Communication and collaboration コミュニケーション、認知負荷の低さ Efficiency and flow フロー効率、作業の中断のなさ 各ディメンションを個⼈・チーム・システム の 3 つの観点で捉える
  10. Copyright Hacobu, Inc. 32 SPACE でできること トレードオフが可視化できる Hacobuの開発⽣産性の取り組み コミュニケーションは得意だが、アウトカムが少ない ⇒

    なかよしチーム アウトカムは多いが、満⾜度が低い ⇒ 燃え尽き症候群 SPACE だと数値のハックは 起こりにくいかも
  11. Copyright Hacobu, Inc. 42 まとめ Findy Tools で Findy Team+

    のレビューを書きました https://findy-tools.io/products/findy-team/1/79