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QAエンジニアがプロダクト専任で チームの中に入ると。。。?/登壇資料(杉森 太樹)

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November 10, 2025

QAエンジニアがプロダクト専任で チームの中に入ると。。。?/登壇資料(杉森 太樹)

【QAエンジニア特集】各社が語る品質保証の歩み QA組織の課題と今後の展望
2025-11-11(火)12:00〜13:00
https://findy.connpass.com/event/367563/

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November 10, 2025
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Transcript

  1. Copyright Hacobu, Inc. 2 自己紹介 杉森 太樹(すぎもり たいじゅ) 株式会社Hacobu テクノロジー本部

    QAエンジニア/スクラムマスター - 2017年より第三者検証会社に入社しWeb・モバイルアプリ のテスト設計・実行・品質改善に従事し、様々な開発現場 で「品質をどう作り込むか」を学ぶ - 2023年にHacobuへ入社、物流DX領域のアプリQAを担当 しながらスクラムマスターとしてチーム運営にも携わる 顔写真やアイコン
  2. プロダクトA 開発チーム プロダクトB 開発チーム プロダクトC 開発チーム プロダクトD 開発チーム =黒はQAエンジニア以外 のメンバー

    =オレンジがQAエンジニア 基本的にプロダクト専任、 QA定例などで 情報交換も行います。 現在のチーム体制図
  3. Copyright Hacobu, Inc. 20 QA組織の形の比較 プロダクト専任型とQAチーム集中型の比較 観点 プロダクト専任型(Embedded型) QAチーム集中型(横断型) 理解の深さ

    プロダクト・ドメイン知識が深く、業務背景を理解 できる 複数プロダクトの全体像を把握しやすい スピード感 開発と一体で動けるため意思決定が早い 調整コストが発生しやすく、着手が遅れやすい チーム連携 開発・PdMと距離が近く、壁がない品質会話が 日常的に発生 プロダクト間の知見共有が容易で横展開しやす い ナレッジ共有 チーム内で深いノウハウが溜まるが、他チームに 届きにくい 標準化や仕組み化が進めやすい モチベーション 当事者意識・自己効力感が高い チーム間の帰属意識は弱まりやすい 品質の一貫性 プロダクト単位では高いが、全社ではばらつきや すい 全体基準を揃えやすいが、現場最適化しづらい リソースの柔軟性 他プロダクト支援が難しい リソースを柔軟にアサイン可能 適した状況 プロダクトごとに文化が異なる、独立性が高い環 境 組織的なQA基盤を整えたい、横断プロジェクト が多い環境