ランク API 内容 ユースケース 業務へのインパクト AAA 試算表 試算表(BS,PL)の取引先別など データが重い場合でもAPI連携でき るようにしてほしい(切実) 取引先別の試算表を同期して増減内容を取引先別に 確認する →IPO準備会社や上場会社については取引先数が多い 傾向にあり、試算表(特に取引先別)を同期しよう としてもデータが重すぎて同期できない(時間切 れ)。API連携できないためCSVアップロード対応し ているが手間が増えてしまう 試算表の同期は毎月行い、また、freeeで数字の修正が あれば改めて最新版の数字を同期する必要がある。特 に監査期間中には数字が変わることが多く、都度CSV出 力して加工してアップロードする手間が、決算期間中 においては負担になり、それがなくなりボタン一つで 同期できれば効率化される。 AA 試算表 セグメントタグも試算表APIで取れ るようになりたい セグメントタグ別の試算表を月次や四半期ごとに並 べて増減内容を確認する →プロフェッショナルプラン、エンタープライズプ ランではセグメントタグがあり、それを活用して試 算表の内訳管理をしているため、セグメントタグを 含む試算表が同期できないとデータ活用ができない。 セグメントタグをfreeeで利用している場合、試算表API でセグメントタグを含む試算表が取れないと実態に 合ったデータ活用ができない。セグメントタグ別に別 途試算表をCSVで出力し比較する加工作業が必要になっ てくるため、APIで取れればその手間が省ける。 AA 仕訳帳 仕訳帳APIで『登録した方法』が取 れるように 登録した方法別に監査手続を行う →監査法人監査では内部統制を評価する上で業務プ ロセスごとに評価を行う。その業務プロセスは登録 した方法とほぼ一致するため、どの業務プロセスか ら登録された仕訳なのかがわかれば、それぞれの内 部統制の評価に応じた監査手続を行うことができる。 監査法人監査においてはまず内部統制の有効性を評価 し、それに応じて監査手続の濃淡を決定する。仕訳が どの業務プロセスによって登録されたものなのかがわ かれば、それに応じた監査手続を行うことが可能とな り、監査が効率化される。 AA 仕訳帳 『登録した方法』 にてAPIで登録 したものは「手入力」ではなくAPI による登録(かつどんなツール か)であることがわかるように 登録した方法のユースケースは上記の通りだが、現 状APIで登録された仕訳が手入力として登録されてし まう。監査的には間違いが起こりやすい、不正が起 こりやすい手入力仕訳は特に注意して確認するが、 APIで登録された仕訳は流し込む設定を確認するなど 確認方法が異なるため、分けて表示してほしい。 登録した方法が明確にわかることで、どの業務プロセ スから登録された取引に対してはこの監査手続を行う と分けやすいので、監査が効率的に行われる。 Nport・kansapo 開発経緯