Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
Aurora MySQL 一段飛ばしのバージョンアップとその他もろもろの話
Search
hmatsu47
PRO
November 21, 2022
Technology
1.7k
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Aurora MySQL 一段飛ばしのバージョンアップとその他もろもろの話
吉祥寺.pm31【オンライン】 2022/11/22
hmatsu47
PRO
November 21, 2022
More Decks by hmatsu47
See All by hmatsu47
中小企業に就職して転職せず30年。結果どうなった?
hmatsu47
PRO
0
95
JAWS ミート 2026 の「出し物」のゲームを Kiro と AI-DLC v2 で作った話
hmatsu47
PRO
0
30
ゲームで挑戦!VPC の気持ちになって IPv4/v6 パケットをルーティングしよう!
hmatsu47
PRO
0
33
続・名古屋城とデータセンター
hmatsu47
PRO
0
30
【再演】IPv6 VPC の実装パターンをいくつか
hmatsu47
PRO
0
35
名古屋城とデータセンター
hmatsu47
PRO
0
45
IPv6 に関する話
hmatsu47
PRO
0
33
さいきんの光ファイバーの話
hmatsu47
PRO
0
80
低いほうのレイヤを見てみる話
hmatsu47
PRO
0
38
Other Decks in Technology
See All in Technology
AI × アーキテクト 第1・2章|生成AIの課題とアーキテクトの素養
daidaidai
0
180
今さら理解するウェブフォントver.2026
takanorip
3
900
Rustuna: Rustによる高速なOptuna実装
pfn
PRO
0
200
NDIでApple Vision Proにリアルタイム映像送信
jyouryuusui
0
130
JAWSUG TOHOKU 青森支部 「LoGoチャット」のAWS移行で 乗り越えたこと
taketakekaho
0
340
スキマバイトという雇用形態は存在しないので、雇用期間1日のアルバイト契約を事業者とワーカーが結ぶ手続きを支えるのがタイミーなんです
akitoshiga
0
210
AI コーディングと人間の認知スループット / CTO Night & Day 2026 Morning Session / AI Coding and Human Cognitive Throughput
prog893
5
1.3k
Temporal 最高!でも改めて「日付」について調べたら人類の負債すぎる件
riyaamemiya
0
180
1つのリクエストを追って理解する - llm-dのP/D分離
akhino
1
160
脆弱性診断って、何をしているの? 〜弱点を見つけて、会社の改善につなげるまで〜
keeg
0
930
React改造してみた
tsukina_7mochi
0
110
AIがコードを書く時代に、エンジニアは何で自分の価値を証明するのか / In an era where AI writes code how do engineers prove their value
carta_engineering
3
1.1k
Featured
See All Featured
30 Presentation Tips
portentint
PRO
1
430
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
306
120k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
7k
Building an army of robots
kneath
307
47k
How to make the Groovebox
asonas
2
2.5k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
10k
Unsuck your backbone
ammeep
672
58k
Being A Developer After 40
akosma
92
590k
Avoiding the “Bad Training, Faster” Trap in the Age of AI
tmiket
0
270
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
58k
Docker and Python
trallard
47
4.2k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Transcript
Aurora MySQL 一段飛ばしのバージョンアップと その他もろもろの話 吉祥寺.pm31【オンライン】 2022/11/22 まつひさ(hmatsu47)
自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) • https://qiita.com/hmatsu47 名古屋で Web インフラのお守り係をしています 今日のレシピ(?) ◦ Zenn
の本: https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql-do-book 2
レシピ? 3
レシピ? 4
今日のレシピ(嘘) 5
[1] 今年やったこと:Aurora MySQL v1 → v3 移行 • 10/15 に完了
◦ 正確には、移行対象のシステムがまだ一つ残 • コード修正担当の開発チームと、インフラ移行担当の (われわれ)SRE チームの共同作業 6
バージョンアップの原則 • 一つずつ順番にバージョンを上げていくべき ◦ 他社事例も大体そう https://tech.andpad.co.jp/entry/2022/06/02/100000 (ANDPAD) https://tech.readyfor.jp/entry/2022/07/13/181825 (READYFOR) ◦
例外 https://dev.classmethod.jp/articles/upgrade-aurora-mysql-5-6-to-8-0-simple-stupid/ (クラスメソッド) ※小規模社内システム・長時間停止可・アプリケーション動作確認済み 7
なのに、なぜ v2 を飛ばしたのか? • DB のマイグレーションだけに時間を割く余裕がなかった ◦ レガシーなアプリケーションゆえ、フレームワークや DB 以外の
環境のマイグレーションも必要(いっぱい) ◦ もちろん、提供するサービスの向上も大事 • そして、われわれには強い味方が(誇張表現) ◦ 2021 年 1 月の吉祥寺.pm25 でもちょっとだけ触れたやつ 8
ちょっと懐かしのアレ • 2021 年春に更新終了したが MySQL 8.0.24 対応版まで出していた ◦ Aurora MySQL
v3 は MySQL 8.0.23 ベースからのスタートなのでセーフ 9
実際にはそれなりに追加調査した(約 1 ヶ月) • そのあたりは前掲の「今日のレシピ(嘘)」を参照 ◦ 主に下のほう 10
続いてコードの先行調査&修正&動作確認 • コードの先行調査は 5 日ほどで完了 ◦ それなりに出てきたし、さらに範囲を広げると無限に… ▪ 割り切れば大丈夫(なはず) •
コードの修正はちょっと手こずる ◦ 一括置換ができない・lint も中途半端(つらい) • 案の定 SRE チーム内の動作確認では修正ミスを多数発見 ◦ 頑張って直した 11
そして、開発チームにコード修正タスクを渡す • 修正箇所が無限に湧いてきそうで大変だった模様 ◦ マネージャー指示は「対象を絞れ」だったが ▪ うまく伝わらなかった?(スキルの問題も) • 結果としては、ほぼ先行調査&修正→差分提示した範囲 に収まった
◦ ただし「他に対象がないか?」「正しく抽出できているか?」を 後追い確認するのが大変だった様子(要仕組み化) 12
一方、インフラのお守りをしている SRE チームは • データベース自体の移行準備をしていた ◦ 手順書とか移行作業で使う差分確認ツールとか • 大筋では以前から移行作業でやってきたことと同じ ◦
ただし一点大きな違いが 13
一方、インフラのお守りをしている SRE チームは • 手慣れた「binlog レプリケーション」はサポート外 ◦ バージョン飛ばし(v1 → v3)はサポート外
◦ 3 バージョン間多段レプリケーションもサポート外 14
当初の予定:DMS(CDC)でレプリケーション 15 • これならサポート対象
当初の予定:DMS(CDC)でレプリケーション 16 • これならサポート対象 • でも回避不能な問題で NG ◦ 特定条件で異常値が発生 •
諦めた
• 自己責任でサポート外構成 • できるだけ短期間で ◦ 数日間だけなら止まらない はず ◦ 実際に止まらなかった 実際の移行では:多段
binlog レプリケーション 17
移行当日 • 事件が 3 つ ◦ 直前の夜間バッチが終わらない事件😱 ◦ 主キーのないテーブルが突然現れた事件😱 ◦
サービス再開直前にサービス再開してた事件😱 18
移行当日 • 事件が 3 つ ◦ 直前の夜間バッチが終わらない事件😱 ◦ 主キーのないテーブルが突然現れた事件😱 ◦
サービス再開直前にサービス再開してた事件😱 • 切り戻しが必要になるような致命的な事件は発生せず ◦ ↑の 3 つもバージョン飛ばしとは無関係なものばかり 19
[2] 書いたコード:いくつか • アプリケーション(プロダクト)のフロントエンド ◦ ページ送り操作のたびに DB に重いクエリを投げていた画面を React で部分的に
SPA 化 20
[2] 書いたコード:いくつか • アプリケーション(プロダクト)のフロントエンド ◦ ページ送り操作のたびに DB に重いクエリを投げていた画面を React で部分的に
SPA 化 ◦ バックエンドの開発が間に合わないというオチで来年に持ち越し ▪ フロントエンドは 6 月中にはほぼ出来上がっていたけれど🤔 21
[2] 書いたコード:いくつか • アプリケーションリリース作業の地味な改善 ◦ CLI 操作が苦手な開発担当者のために SolidJS & Go
で簡単な GUI を用意 22
改善したところ 23 • 複数のテスト環境・ステージング環 境に、別環境のパイプラインで作っ たコンテナイメージをデプロイする ことがある • 本番環境には、必ずいずれかの環境 で動作確認したコンテナイメージを
デプロイする • デプロイには KAYAC fujiwara さん 作の ecspresso をありがたく使わせ ていただいている • ただ、使うメンバーの一部が CLI の 操作に不慣れ
コンテナイメージ URI の指定で • コピペミスが怖いとか、もろもろ意見があったので 24
こんな感じ • フロントエンドは SolidJS + SUID / TypeScript ◦ SUID
: SolidJS 版の MUI ◦ https://github.com/hmatsu47/select-repository-frontend-app • バックエンドは oapi-codegen で Gin の API を生成 ◦ Stoplight Studio で OpenAPI 3.0 の .yaml を生成 ◦ Go の oapi-codegen でコードの枠組みを自動生成 ◦ https://github.com/hmatsu47/select-repository-api 25
ポイント • 変な拘りは持たない ◦ ✖エンジニアが使うツールは CLI じゃなきゃダメ ▪ 本業のプロダクトコード書きに集中してもらったほうがプラス •
過度に依存されることは避ける ◦ 「このツールがないと仕事ができない」→業務がツールと密結合 ▪ メンテナンス地獄 • 要らなくなったら捨てる 26
[3] 来年に向けて : ただいま格闘中 • メールサーバー廃止✉ ◦ お守りをしたくないので API で送信&バウンス管理へ
27
まとめ:今年の振り返りと、来年に向けて • Aurora MySQL v1 → v3 移行が(ほぼ)完了した ◦ バージョンアップ
1 回分の時間と労力を節約 • DB 移行の合間にフロントエンドのコードを書いた ◦ バックエンド待ち(来年に持ち越し) • 地味な改善のためにコードを書いた ◦ お手軽コードで作業支援 • メールサーバー廃止に向けて格闘中 28