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今日から見える昨対と累計.pdf

 今日から見える昨対と累計.pdf

2020年5月13日に開催されたEinsteinAnalytics同好会 #1のLT資料です。
グラフ作成の大事なポイントとともに、昨対と累計の出し方をデモしました。

EinsteinAnalytics同好会:
https://einstein-analytics-club.connpass.com/

nishiyama hiroaki

May 13, 2020
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Transcript

  1. 今日から見える
 昨対と累計
 目次
 • 自己紹介
 • コロナに負けるな
 • 本日のポイント
 •

    昨対と累計
 • Einstein Analyticsで昨対と累計
 • つまづきポイント

  2. 今日から見える
 昨対と累計
 自己紹介
 西山大顕(nishyama hiroaki)
 
 • BI大好き
 • Salesforce歴2年半


    • 現職でSalesforceに出会う
 • 前職ではETL, BIツール,その他開発支援
 • Einstein Analyticsの開発支援案件を4社ほど経験

  3. 今日から見える
 昨対と累計
 昨年、昨四半期、昨月などと比較して、
 今年の実績(売上、利益、目標達成率)がどれくらいか?
 • 購買のルーティーンがその周期に収まるものであれば有効
 ◦ 例)季節によって売上が変化する→前年の同じ季節と比較しよう 
 


    • 購買のルーティーンがその周期よりも大きかったり、
 波が一定でない商品であれば効果薄
 ◦ 例)2,3年に1回買い換えるような商品なのに、昨年対比をみている 
 ◦ 例)SNSで流行ったタイミングだけで売れる商品 
 昨対

  4. 今日から見える
 昨対と累計
 累計
 ある周期の現在までの数値の合計
 • 小計と合計と何がちがうのか
 ◦ 例)1日の内、商品カテゴリごとに売上を集計したものが 「小計」、1日の売上の合算値が 「合

    計」、今月の今日までの売上の合計を積み上げたものが 「累計」
 • Zチャートなどで用いられる
 引用:https://twitter.com/noiepoie/status/1234350601040846849?s=20 

  5. 今日から見える
 昨対と累計
 よくある指標
 昨対
 • (一)昨年対比
 ◦ (一)昨年同四半期対比 
 ◦

    (一)昨年同月対比
 • (昨月対比)
 • (昨四半期対比)
 累計
 • 今年度累計
 • 今四半期累計
 • 今月累計 
 合わせ技
 • 今年度累計の(一)昨年累計対比 
 • 今四半期累計の(一)昨年同四半期累計対比 
 • 今月累計の(一)昨年同月累計対比 

  6. 今日から見える
 昨対と累計
 設定
 • Salesforceを3年活用してきた化学メーカー
 • ヘアケア、フェイスケア、ボディケアなどの消費者向け製品を開発している
 • データも溜まってきたので、データドリブンな経営をしたいと考えた
 社長


    「Einstein AnalyticsっていうBI、Salesforceとの親和性が高いそうじゃないか。
  まずはこれまでのデータを分析してみてよ。サクッとでいいからさ。」
 • これまでの実績は商談オブジェクトで管理されている
 • 目標は別オブジェクトで管理されている

  7. 今日から見える
 昨対と累計
 データの形
 この形のデータがAnalyticsで作れれば、みたいグラフが作れる!
 年 月 実績 2019 4 100

    2019 5 200 2019 6 300 2020 4 150 2020 5 180 2020 6 500 POINT どんなデータがあればこの形が作れるか? は、ツールの知識や経験が必要 

  8. 今日から見える
 昨対と累計
 • 必要なデータの形(粒度、項目)を明確にすること
 →データの集計処置が明確になる
 →既存のデータでできる(できない)かも、に気付きやすくなる
 
 • ツールをとにかく触ること
 ◦

    やりたいこと(どんなグラフがみたいのか、どのようなストーリーで
 そのダッシュボードをみるのか)に対してたくさん試行錯誤しよう
 ◦ データの粒度、鮮度、精度に敏感になろう
 抑えるべきポイント