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複数拠点における開発効率の維持・向上

 複数拠点における開発効率の維持・向上

複数拠点における開発効率の維持・向上

Infiniteloop

August 17, 2023
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  1. もくじ 1. 自己紹介 2. 会社紹介 3. 開発条件 4. 開発環境 5.

    開発スタイル 開発編 6. 開発スタイル リモートフォロー編 7. 開発スタイル アラート編 8. まとめ
  2. 1. 自己紹介 名前 : 中野 明 現在 所属 : インフィニットループ仙台支社

    (4 カ月 ) 業務 : スマホゲーのサーバ開発 過去 業務 : ゲーム開発 (10 年 ) コンシューマ・スマホ・ガラケー 趣味 お菓子づくり、レザークラフト
  3. 3. 開発条件 開発内容 ・ それなりの規模のスマホゲーム 複数拠点 ・ 札幌 (IL) サーバサイド開発・運用

    ・ 仙台 (IL) サーバサイド開発 ・ 東京 ( 他社様 ) 企画 / クライアントサイド開発 リリース ・ ほぼ毎月 特徴 ・ 遠隔多拠点での開発
  4. 5. 開発スタイル 開発編 あるプロジェクトの場合 札幌 (IL) ・ サーバサイド開発 : 10-20 人ぐらい

    ・ 運用 ( 含インフラ ): <3 人ぐらい ・ テスター : <5 人ぐらい 仙台 (IL) ・ サーバサイド開発 : 6 人 ( 立ち上げ半年 ) 東京 ( 他社様 ) ・ クライアントサイド開発 : <10 人ぐらい ・ ゲーム設計、企画運営 :<5 人ぐらい 職種・スキルレベル・関与期間・拠点規模が違う
  5. 5. 開発スタイル 開発編 情報共有 ChatWork ・ 情報種別 / 目的ごとにチャンネルを設定 ・ 実装相談、企画、調査、インフラ…

    ・ 窓口という概念はなく、担当が直接やり取り ・ 個人チャンネルでのやりとりは行わない メンバーが見えるところでやり取りを行うため、話が複数 人の目に留まる。また、フォローに入りやすい。
  6. 6. 開発スタイル リモートフォロー編 個人単位の仕事においてチームメンバーは何をするか? ・ 担当が弱い部分のサポート ( 相談等 ) ・ PullRequest

    によるコードレビュー ・ ノウハウや Tips の展開 ・ 教育 ・ 雑談相手 ( 結構重要 ) メンバーは、個人のフォローを行う
  7. 6. 開発スタイル リモートフォロー編 リモートフォローと情報共有の壁 ・ 物理的な距離があるので気軽に会話できない ・ 場所ごとによって溜まっている情報が違う ・ 顔色がわからない 解決策

    ・ Skype ビデオチャットの常時接続 常につなぐことによって隣にいる気分 ・ Slack による分報 普通の会話に近い環境 雑談・相談・つぶやき、何でもあり
  8. 8. まとめ 規模感や職種の差が大きい拠点間で 効率的な開発を行う一つの方法として ◆ 個人に重点を置いた開発にする ◆ 必要な情報量を少なくする ◆ 情報経路を絞る

    ◆ 可能な限りコミュニケーション格差を平準化 ・ 格差をなくすことはできない ・ 口頭の会話も可能な限り分報で