Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
第159回 雲勉 Amazon Bedrock でブラウザを操作する AI エージェントを作ってみた
Search
iret.kumoben
April 03, 2025
Technology
290
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
第159回 雲勉 Amazon Bedrock でブラウザを操作する AI エージェントを作ってみた
下記、勉強会での資料です。
https://youtu.be/c3vdlpFceVA
iret.kumoben
April 03, 2025
More Decks by iret.kumoben
See All by iret.kumoben
第182回 雲勉 【Gemini 3.0 Pro】AI ベンチマーク徹底比較!他モデルに比べ優れている点まとめ
iret
0
140
第181回 雲勉 WEB制作者のちょっとした面倒をAWSで解決!Amazon S3とAWS Lambda活用術
iret
0
120
第180回 雲勉 Abuse report の調査・確認方法について
iret
0
130
第179回 雲勉 AI を活用したサポートデスク業務の改善
iret
0
180
第178回 雲勉 Amazon EKSをオンプレで! Amazon EKS Anywhere 実践構築ガイド
iret
1
150
第177回 雲勉 IdP 移行を楽に!Amazon Cognito でアプリへの影響をゼロにするアイデア
iret
0
150
第176回 雲勉 VPC 間サービス接続を考える!Private Service Connect 入門
iret
0
130
第175回 雲勉 Amazon ECS入門:コンテナ実行の基本を学ぶ
iret
0
230
第174回 雲勉 Google Agentspace × ADK Vertex AI Agent Engineにデプロイしたエージェントを呼び出す
iret
0
200
Other Decks in Technology
See All in Technology
ビジネスを止めない技術的負債の返済のための戦略とその手法 - 技術的負債と向き合う / Complexity and Simplicity
soudai
PRO
2
410
AgentCoreで実践するハーネスエンジニアリング
yakumo
1
190
【ゲームメーカーズスクランブル2026】『Shadowverse: Worlds Beyond』UIとアニメーションで実現する最高のユーザー体験を叶えるプロトタイピング
cygames
PRO
1
710
HolmesGPTで始めるSREエージェント入門!プラットフォームの障害調査はAIにお任せ 〜
leveragestech
PRO
0
130
AI臭い文章とは何なのか
nasuvitz
38
77k
Claude Designがめちゃくちゃ便利なので使ってほしい
diggymo
0
190
Oracle Cloud Infrastructure(OCI):Onboarding Session(はじめてのOCI/Oracle Supportご利⽤ガイド)
oracle4engineer
PRO
3
21k
spanner-autoscalerに学ぶ CRD設計パターン 〜自動化と緊急時対応を両立する Kubernetesコントローラーの作り方〜
tkuchiki
0
220
Codex概要
ymiya55
0
220
AWS FinOps Agent 結局何が得意なの?
siromi
0
230
形式手法を使って仕様をコーディングしよう
mikanichinose
0
160
OSC2026on_the-world-is-waiting-for-your-voice.pdf
naruoga
0
230
Featured
See All Featured
KATA
mclloyd
PRO
35
16k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.6k
Avoiding the “Bad Training, Faster” Trap in the Age of AI
tmiket
0
260
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
6.1k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
287
14k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
4k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
Impact Scores and Hybrid Strategies: The future of link building
tamaranovitovic
0
440
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
890
Fireside Chat
paigeccino
43
4k
AI: The stuff that nobody shows you
jnunemaker
PRO
10
1.1k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
28
3.7k
Transcript
第159回 雲勉 Amazon Bedrockで ブラウザを操作する AIエージェントを作ってみた
お話すること 2 • AIによるブラウザ操作とは何か • 利用技術の紹介 • Amazon Bedrockの機能紹介 •
実現方法概略:ブラウザを操作するAIエージェントについて • 実装時の注意点とAIエージェントにおける認証・認可 • まとめ
講師自己紹介 3 ▪ 山田 顕人 アイレット株式会社 MSP開発セクション ▪ 受賞歴 •
LAPRAS OUTPUT AWARD • Google Cloud Partner Tech Blog Challenge 2023 Cloud AI/ML部門 • Google Cloud Partner Top Engineer 2025 Data Analytics
AIによるブラウザ操作とは 4
AIがブラウザを操作するってどう考えたらいいのか 5 受けた指示を元にツールやファンクションの実行を代行する。 指示(プロンプト) アクション ツール実行
つまりどういうこと(1つの考えを述べると) 6 プロンプトの内容を元にTool Useを使ってブラウザの操作を実行する。 指示(プロンプト) アクション Tool Use
ここで今回利用する技術の紹介! 7 • Amazon Bedrock Converse API • Amazon Bedrock
Tool Use • WebDriver
Amazon Bedrock Converse APIとは 8 簡単に説明すると:AIと自然な会話をするためのAPI 対話型のチャットを実現する上ではとても便利なAPI 今日は何曜日か 教えてください。 月曜日です。
Amazon Bedrock Tool Useとは 9 簡単に説明すると:AIによるアプリケーション/メソッド/APIの実行 どういう時に利用するか:最新情報に対する回答や複雑な計算、特定の処理を委託する時 今日は何曜日か 教えてください。 現在時刻によると
火曜日です。 point: 時刻を取得するツールを実行 現在時刻を元に回答 なお、前提知識がない場合 AIは学習データを元に回答するため もっともらしい回答をします。(次のスライドで説明)
補足:もっともらしい回答だけども、事実とは異なる回答(ハルシネーション) 10 簡単に説明すると:事実とは異なる回答をしてしまうこと ※他のサービスにおいては捏造(ねつぞう)と表現する場合もあります。 今日は何曜日か 教えてください。 月曜日です。 point: AIは学習データを元に回答しているため 正しい場合もあります。
現在時刻はAIの知識にはない場合が多いため 不正確な回答になります。 ※実際には火曜日
WebDriverとは 11 簡単に説明すると:ブラウザを操作できるリモコンの総称。あるいはOSSの名称 主にどんな用途で利用されるか:E2Eテスト(Seleniumなど) ブラウザによってWebDriverは提供されており、利用するブラウザによって名前が異なる。 httpリクエストをWebDriverに送ることでブラウザを操作できる。 Microsoft Edge WebDriver ChromeDriver
Google Chrome Microsoft Edge WebDriver
補足:WebDriverに関する解説 12 もっと詳しく知りたい人は以下のzenn記事を参照してください。 参考:https://zenn.dev/ymd65536/articles/webdriver_without_selenium_genai
実現方法概略 13
結論から先に 14 プロンプト Tool Use Converse API WebDriver Amazon Bedrock
Google Chrome 操作
Amazon Bedrockがブラウザを操作する?! 15 Converse APIとTool Useを使ってWebDriverにリクエストを送る。 参考:https://qiita.com/ymd65536/items/5f747a9a7c9e0deda84d
Amazon Bedrockによる実装、簡単3Step 16 AWS SDK for Python(Boto3)で簡単に実装できる 1. 関数定義(WebDriverを利用するための定義) 2.
関数のtoolSpecを作成 3. Converse APIを実行 ※model_id、プロンプト、ToolConfiguration、InferenceConfigが必要
関数定義 17 WebDriverにhttpリクエストを送信
関数のtoolSpecを作成 18
Converse APIを実行 19
AIによるブラウザ操作を実装する際の注意点 20 • 本番環境においてはサンドボックス環境で実行すること • 検証環境や開発環境で実行する場合はリスクを承知の上で実行すること • Webスクレイピングを実行する場合はアクセス先の利用規約を確認すること • アクセス先に高負荷を与えないこと
上記に加えて以下の観点も重要(後述) • AIには適切な認証・認可を与えること
補足:サンドボックス環境とは 21 簡単に説明すると:仮想環境 主にどんな用途で利用されるか:実行することに危険が伴うプログラム (例えば、マルウェアの検証) 本番環境においてはAmazon ECSやAWS Lambdaなどのサービスが有効 開発環境においてはVisual Studio
Codeで利用できるDev Containersが有効
デモ 22 bedrock_night.mov
AIエージェントの理想系 23 抽象的なプロンプトを元にToolを使ってブラウザの操作を実行する。 指示(プロンプト) アクション Tool Use “申し込みフォームにメールアドレスと名前を入力して登録をクリックしてください 。登録した内容をカレンダーにリマインダーとして登録してください。” 上記は簡単な例だが、アクセス先には必ず認証があるため実際にはもっと複雑
従来のデジタルアイデンティティではなく、AIエージェントにおけるデジタルアイデンティティも 必要 Converse API
AIエージェントにおけるデジタルアイデンティティの重要性 24 伝えたいこと:自分ではない他の誰かが自分の利用しているものを操作できてしまう危険性 Bさんの指示 カレンダー 登録API Tool Use Aさんのカレンダー Aさんの認証情報
前提:BさんはAさんのカレンダーを操作する権限がない状態 AIはAさんのカレンダーを操作する権限(認証・認可)を持っているため BさんはAIを通すことでAさんのカレンダーを操作できてしまう。 認証・認可 Converse API
余談:AIエージェントの認証・認可のフレームワーク 25 引用:https://www.arxiv.org/abs/2501.09674 AIエージェントに関する認証・認可フレームワークの提案
まとめ 26 • AIによるブラウザ操作について考え方をおさらい • AWSのサービスではConverse APIとTool Useを利用 • ブラウザ操作にはWebDriverというOSSを利用
• 実装方法の注意点を確認しつつ、実現方法概略を確認 • AIによるアプリケーション/メソッド/APIの実行における認証・認可