Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
続く勉強会の作り方
Search
jollyjoester
February 15, 2023
Technology
1
670
続く勉強会の作り方
勉強会の勉強会「みんなの勉強会を知ろう・天下一勉強会」
https://yumemi.connpass.com/event/267278/
jollyjoester
February 15, 2023
Tweet
Share
More Decks by jollyjoester
See All by jollyjoester
BengaluruでLTしてきた
jollyjoester
0
160
try! Swift Tokyo 2024
jollyjoester
0
100
エンジニアが直接会う場の価値について
jollyjoester
8
3.8k
来年Proposalを出すつもりで参加するときっともっと楽しい!
jollyjoester
0
170
My favorite sessions in WWDC 23
jollyjoester
0
460
みんなでAIと戯れよう
jollyjoester
0
38
Code for INZAIの歩み
jollyjoester
0
230
OSSへの貢献をサポートするための体制づくり
jollyjoester
0
1.1k
いまさらだけどiOSのHapticsを学んでみた
jollyjoester
0
480
Other Decks in Technology
See All in Technology
XSS using dirty Content Type in cloud era
flatt_security
2
1k
Amplify Gen2を 拡張してみよう JAWS-UG北陸新幹線 ( 福井開催 ) 2024-04-06/Let's extend Amplify Gen2
fossamagna
0
280
自動生成を活用した、運用保守コストを抑える Error/Alert/Runbook の一元集約管理 / Centralized management of Error/Alert/Runbook to minimize operational costs using automated code generation
biwashi
9
2k
「手動オペレーションに定評がある」と言われた私が心がけていること / phpcon_odawara2024
blue_goheimochi
1
310
なぜ NOT A HOTEL が Web3 に取り組むのか - NOT A HOTEL TECH TALK
ynunokawa
0
160
A (short) History of AI
harishpillay
0
100
開発生産性向上サービスを作るFindyが自分たちで開発生産性を爆上げした組織づくりの歩み / Findy's path to boosting its own development productivity 2024-04-17
ma3tk
0
190
検証を通して見えてきたTiDBの性能特性
lycorptech_jp
PRO
4
1.9k
Databricksを活用してDELISH KITCHENのレシピレコメンドを開発した話
furu8
0
240
社内勉強会運営のコツ
senoo
6
1.1k
Delivering Millions of Messages within seconds @ Duolingo
pelelgrino
0
280
メールセキュリティの DMARC周りの設定を少しずつ設定してみたお話
miu_crescent
1
260
Featured
See All Featured
A Philosophy of Restraint
colly
195
16k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
421
63k
From Idea to $5000 a Month in 5 Months
shpigford
377
45k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
7
2.3k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
320
20k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
119
16k
The Mythical Team-Month
searls
214
42k
Clear Off the Table
cherdarchuk
82
310k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
42
6.7k
Pencils Down: Stop Designing & Start Developing
hursman
116
11k
A better future with KSS
kneath
230
16k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
97
5.7k
Transcript
続く勉強会の作り方 2023/02/15 勉強会の勉強会「みんなの勉強会を知ろう・天下一勉強会」 jollyjoester
自己紹介 jollyjoesterです。 iPhoneに魅せられてiOSエンジニアに。 Swift愛好会 / Kotlin愛好会やってます🍻
Swift愛好会 / Kotlin愛好会
毎月開催 • Swift愛好会:2015/11~ • Kotlin愛好会:2018/5~ 特徴 • カー→ンパ↑ーイ!から始まる勉強会🍻 • 「談義」という時間・スタイル自由の発表タイム
• 海辺でもくもく / 開発合宿 / 忘年会などのイベント Swift愛好会 / Kotlin愛好会
None
みんなで運営
愛好会発足時の動機 エンジニア同士がわいわい楽しみながら知見を交換する場は素晴らしい! ↓ 不定期だったり、次回開催が不明だったり・・・ ↓ みんなが(自分が)安心して集まれる定番の場所があるといいなぁ ↓ 続く勉強会を作ろう!
愛好会のスタイル 最初からの続ける設計 • 運営ががんばらない • 定期開催 • 自由な「談義」スタイル • カー→ンパ↑ーイ!から始まる
実地から生まれた施策 • 海辺でもくもく / 開発合宿 • Google Meet / YouTube Liveスタイル
最初からの続ける設計
「運営ががんばらない」という基本方針 ※がんばりたいときはがんばってもOK 運営がいなければ勉強会は開催されない 運営は楽しいけどそれなりに大変(日々の生活も山あり谷あり) 大変なときでも運営が続けられることが続く勉強会にとって一番大事 • オペレーションは最低限に • 「愛好会だからしょうがねー」という緩い空気づくり ◦
むしろ参加者も一緒になって作ってくれたり 運営ががんばらない
定期開催 最初から愛好会は毎月1回の定期開催と定めた。 やる気の問題 • 不定期開催だと「やる気」が必要 • 定期開催と決めておけば時期が来たらやるだけ 期待の問題 • 不定期開催だと参加者が少なかったときにがっかりしがち
• 定期開催だったら少人数だろうが多人数だろうが粛々と開催するだけ
自由な「談義」スタイル 参加者が気軽に、最大限アウトプットを表現しやすいように 時間・スタイルの制限はプレッシャー • 話者が話したいだけ話したいように(30秒/1時間20分) • ドキュメントやブログを映して解説したり • (運営側のタイムマネジメントは大変にw→時間が余ったら談義枠へ) 「談義」という名称
• 談義:発表のような意味もありつつ、話し合うという意味もある • 固くなく、一方向ではなく、みんなでわいわいするイメージ
カー→ンパ↑ーイ!から始まる 「勉強会の前半、参加者の空気も固いし、発表者は緊張しちゃうよね。懇親会あたりで はわいわいしてくるんだけど」 「だったら最初から乾杯しちゃえば」 アイスブレイクから定番のセレモニーに ※当初はビール(お酒)で乾杯だったものが→ノンアルコールでもOK→液体ならなんで もOK(カレーでもOK)→液体持ってない人はイメージで具現化してください、まで。みん なで一緒になにかの動作をするのがいいのかもね
実地から生まれた施策
海辺でもくもく / 開発合宿 etc. コミュニティの熱量が上がったものはノリと勢いだけでなんでも実行 • 海辺でもくもく:海辺のシェアスペースを借りてみんなでもくもくわいわい • 開発合宿:みんなで宿を借りて同上 •
WWDC要約会 • 愛好会技術同人誌 • etc. 日常は省エネで、祭りは本気で
Google Meet / YouTube Live オンライン化でも愛好会らしさを Google Meet枠:しっかりわいわいできる(発表者だけじゃない) YouTube Live枠:気軽にRead
onlyで参加できる 常連から新規参加者までグラデーションで参加できるように 今後はオフライン / オンラインを融合してわいわいしたい!
続く勉強会の作り方?
「あなたの作りたい場」に忠実に 愛好会は「定番の」「みんなで集まってわいわい楽しむ会」を作りたくてみんなといろいろ やったのが良かった気がする(テクニカルな話じゃなくてすまん) • 一般的な勉強会だけではなく、自分の作りたい場を作ってみよう ◦ たぶん共感してくれる人はいる • 参加してくれる人と一緒にいろいろやってやってみよう ◦
化学反応で想像できなかったことが起こる あなたは「どういう場を作りたい」ですか?💪
さいごに みなさん勉強会をしましょう! • 単発でも・継続でも • 社内・知り合いだけとかでも 個人にとっても・技術にとっても 楽しく、知見を共有し合う場はいつでも尊い エンジニア同士が化学反応を起こすコミュニティがもっともっと生まれてわいわいできま すように🙏
Thank you! 2022/11/3 SwiftKotlin愛好会合宿 in Okinawa