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Application Migration Serviceを用いたクラウド化への第一歩

jukiya330
October 12, 2021

Application Migration Serviceを用いたクラウド化への第一歩

jukiya330

October 12, 2021
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  1. 10 7つのR Retire Retain Relocate Rehost Repurchase Replatform Refactor サーバをどうしたいか7つのRから選択する

    廃止する (難易度 : 低) そのままにする 基盤をそのまま 移行する (Vmware環境など) 中身はそのまま サーバをクラウドへ 移行する システムを別の製品に 置き換える クラウドへの最適化を 行いつつ移行する システムを作り替える (難易度 : 高)
  2. 16 色んなツール・方法があります サーバをRehost(EC2化)する方法 参考 : https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/migration_tools/ VM Import / Export

    CloudEndure Migration AWS Application Migration Service (MGN) AWS Server Migration Service CloudEndureの後継サービス。AWSマネジメントコンソ ールから使用することができる。 仮想環境に並列で仮想マシンを作成、そのサーバ経由で仮 想マシンを移行する。エージェントレス。増分反映。 エージェントをインストールし、リアルタイムでデータを 移行。ダウンタイムなし。物理サーバ、AWS外のクラウ ドのサーバにも対応。インターネット/専用線/VPN経由 で移行ができる。 ※専用コンソールで操作 OVFでエクスポートをしてAWSへインポート。エクスポ ート時の情報が最新。 お す す め 順 ・ 導 入 し や す さ
  3. 17 色んなツール・方法があります サーバをRehost(EC2化)する方法 参考 : https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/migration_tools/ VM Import / Export

    CloudEndure Migration AWS Application Migration Service (MGN) AWS Server Migration Service CloudEndureの後継サービス。AWSマネジメントコンソ ールから使用することができる。 仮想環境に並列で仮想マシンを作成、そのサーバ経由で仮 想マシンを移行する。エージェントレス。増分反映。 エージェントをインストールし、リアルタイムでデータを 移行。ダウンタイムなし。物理サーバ、AWS外のクラウ ドのサーバにも対応。インターネット/専用線/VPN経由 で移行ができる。 ※専用コンソールで操作 OVFでエクスポートをしてAWSへインポート。エクスポ ート時の情報が最新。 お す す め 順 ・ 導 入 し や す さ
  4. 19 CloudEndureとMGNの違い コンソール画面が異なる CloudEndure Migration AWS Application Migration Service (MGN)

    https://console.cloudendure.com/ ※CloudEndure専用アカウントの作成が必要 https://console.aws.amazon.com/mgn/home ※AWSマネジメントコンソールから操作が可能
  5. 20 CloudEndureとMGNの違い サポートOSが異なる • 32bit OS / Windows Server2003 /

    Windows クライアント OSはCloudEnudreを選択する必要がある。MGNはこれらをサポ ートしていない * 古めのOSだと注意が必要 • CloudendureのサポートOS情報 https://docs.cloudendure.com/Content/Getting_Started_with_CloudEndure/Supported_O perating_Systems/Supported_Operating_Systems.htm • MGNのサポートOS情報 https://docs.aws.amazon.com/mgn/latest/ug/Supported-Operating-Systems.html
  6. 34

  7. 44 エージェントのインストールコマンド Linuxの場合 ◆インストーラーをダウンロード wget -O ./aws-replication-installer-init.py https://aws-application-migration- service-<region>.s3.amazonaws.com/latest/linux/aws-replication-installer-init.py ◆実行

    sudo python3 ./aws-replication-installer-init.py --region <region> --aws-access- key-id <access_key> --aws-secret-access-key <secret_key> 参考 : https://docs.aws.amazon.com/mgn/latest/ug/linux-agent.html
  8. 73 学んだこと、気を付けるべき点 • エージェントインストール要件の確認 • OSはサポートされているか、必要なソフトウェアは揃っているか • 適切なドライバの用意、設定を行う必要がある • 移行ネットワークの確認

    • 帯域確保、オンプレミス環境に動作影響を与えないか • ライセンスの有無 • Windows / SQL Server / RHELの場合は特に注意 • テストモード時のAWS利用費を気にする • レプリケーションのEBS代 / テストモードのインスタンス代、EBS代が常 に発生するため、計画的に利用する