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扱える不確実性を増やしていく - スタートアップEMが考える「任せ方」
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kadoppe
April 21, 2026
Technology
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扱える不確実性を増やしていく - スタートアップEMが考える「任せ方」
2026/04/22 に開催された EM Oasis #11 でのLT登壇資料です。
https://emoasis.connpass.com/event/386140/
kadoppe
April 21, 2026
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Transcript
扱える不確実性を増やしていく スタートアップEMが考える「任せ方」 Kohei Kadowaki (@kadoppe) 株式会社 mento - VP of
Engineering 2026/04/22 EM Oasis #11
自己紹介 Kohei Kadowaki / @kadoppe スタートアップでソフトウェアエンジニア / EM を16年ほど 経歴
株式会社mento VPoE (現在) 株式会社プレイド VPoE 他スタートアップ2社で CTO 2026/04/22 EM Oasis #11 2
None
問い: 新しいメンバーへの仕事を任せ方 最初にどんなタスクを渡す? 何を基準に次に渡すタスクを決める? 任せる範囲をどう広げていってる? 2026/04/22 EM Oasis #11 4
スタートアップでは メンバー一人ひとりが扱える不確実性を 少しずつ増やしていけるような「任せ方」が大事 2026/04/22 EM Oasis #11 5
なぜ大事なのか?① スタートアップは不確実性を増やし続ける必要がある 急成長し、市場も大きくしていかなければいけない 既知の顧客の、既知の課題を、既知の方法で解決するだけじゃ足りない → 未知の顧客にとっての価値にアプローチし続けるために 2026/04/22 EM Oasis #11
6
なぜ大事なのか?② メンバー一人ひとりが扱える不確実性を増やす必要がある 組織が扱うべき不確実性の総量はどんどん増えていく 優秀な人が一人だけだと、全ての不確実性を探索しきれない → 大きな不確実性を扱えるメンバーに大きな裁量を任せてみんなで探索したい 2026/04/22 EM Oasis #11
7
個人が扱える不確実性をどう増やしていくか 2026/04/22 EM Oasis #11 8
不確実性には軸がある 例: プロダクトエンジニアの場合 タスクの抽象度軸: 実装 → 仕様 → 目的 テーマの大きさ軸:
機能 → サブプロダクト → マルチプロダクト群 ステークホルダー軸: 社内 → テストユーザー → お客様 etc. 2026/04/22 EM Oasis #11 9
軸を組み合わせてタスクの不確実性を定義する 実装 仕様 ⽬的 機能 サブプロダクト マルチプロダクト タスクの抽象度(不確実性) ⼩ ←
→ ⼤ テーマの⼤きさ(不確実性) ↓ ⼩ ⼤ ↑ 2026/04/22 EM Oasis #11 10
まずは、不確実性が低い領域から任せる 実装 仕様 ⽬的 機能 サブプロダクト マルチプロダクト タスクの抽象度(不確実性) ⼩ ←
→ ⼤ テーマの⼤きさ(不確実性) ↓ ⼩ ⼤ ↑ S スタート 2026/04/22 EM Oasis #11 11
徐々に、不確実性が高い領域を任せる形へ 実装 仕様 ⽬的 機能 サブプロダクト マルチプロダクト タスクの抽象度(不確実性) ⼩ ←
→ ⼤ テーマの⼤きさ(不確実性) ↓ ⼩ ⼤ ↑ S スタート G ゴール 抽象度を先に広げる テーマの⼤きさを先に広げる 2026/04/22 EM Oasis #11 12
扱える不確実性を超える領域で裁量を任せ続けると、 「期待」は「放置」に変わる 2026/04/22 EM Oasis #11 13
「放置」しすぎると「砂漠」に 放置していても自走する人は一定いる でも、そうじゃない人は水もなく砂漠に放り出されたような感じに 学びも成長もなく、疲弊していく そこから助けるのにはメンバーもマネージャーもパワーが必要 2026/04/22 EM Oasis #11 14
「放置」にしないために実践していること 2026/04/22 EM Oasis #11 15
① 入社前から継続的に期待を伝える オファー時から入社後にかけて3ヶ月・半年・1年後の活躍イメージを言語化 扱える不確実性を増やしていく方向性を事前に共有 スタートアップなので具体のタスクやテーマは激しく変化するが、方向性は変わらない 2026/04/22 EM Oasis #11 16
活躍イメージの具体例 3ヶ月: 事業・プロダクト・プロセスをキャッチアップ 担当領域の設計・実装・改善を自走 半年: 担当領域で継続的に価値提供、 要求・要件の議論にも主体参加、チームミッション達成に貢献 1年: 特定領域で要件・仕様・設計の意思決定と実装をリード 「なぜ・何を」の議論にも関与してチーム成果を最大化
2026/04/22 EM Oasis #11 17
② 単発ではなく、連続した取り組みを見て伴走する 不確実性が高いため、アウトプットやアウトカムの質は安定しない 同じ大きさの不確実性を扱う、連続したタスクから判断する 不確実性との向き合い方・増やし方について継続的に対話する 2026/04/22 EM Oasis #11 18
③ 全員が限界よりも少し難しい領域で取り組む 扱える不確実性の限界を少し超えた領域で取り組む = 個人の成長が促される 対話しながら伴走するから、 「放置」にならない 全員がその状況になると、チームの成長が加速する 結果、組織全体が扱える不確実性の限界が上がる 2026/04/22
EM Oasis #11 19
スタートアップのEMの仕事の1つは メンバーが扱える不確実性を増やしていくこと スタートアップで「任せる」とは、そういうこと 2026/04/22 EM Oasis #11 20
ご清聴ありがとうございました! mentoでは一緒に働くプロダクトエンジニアを募集しています 2026/04/22 EM Oasis #11 21