Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AIでめっちゃ便利になったけど、結局みんなで学ぶよねっていう話
Search
KAKEHASHI
PRO
April 23, 2025
Technology
2
590
AIでめっちゃ便利になったけど、結局みんなで学ぶよねっていう話
D-Plus Tokyo #13 これからどうする?生成AIによって変わるエンジニアの学び方
https://d-plus.connpass.com/event/351823/
での登壇資料です
KAKEHASHI
PRO
April 23, 2025
Tweet
Share
More Decks by KAKEHASHI
See All by KAKEHASHI
時間がないなら、つくればいい 〜数十人規模のチームが自律性を発揮するために試しているいくつかのこと〜
kakehashi
PRO
24
5.9k
続・やっぱり余白が大切だった話
kakehashi
PRO
4
380
システムとの会話から生まれる先手のDevOps
kakehashi
PRO
2
370
やっぱり余白が大切だった話
kakehashi
PRO
9
3.4k
貧民的プログラミングのすすめ
kakehashi
PRO
2
590
目標と時間軸 〜ベイビーステップでケイパビリティを高めよう〜
kakehashi
PRO
9
2k
人はなぜISUCONに夢中になるのか
kakehashi
PRO
7
2.2k
データ資産をシームレスに伝達するためのイベント駆動型アーキテクチャ
kakehashi
PRO
2
1.4k
アジャイルチームが変化し続けるための組織文化とマネジメント・アプローチ / Agile management that enables ever-changing teams
kakehashi
PRO
3
5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
さくらのクラウド開発の裏側
metakoma
PRO
18
5.6k
使えるデータ基盤を作る技術選定の秘訣 / selecting-the-right-data-technology
pei0804
10
1.6k
dbtとリバースETLでデータ連携の複雑さに立ち向かう
morookacube
0
1k
Google Cloud Next 2025 Recap アプリケーション開発を加速する機能アップデート / Application development-related features of Google Cloud
ryokotmng
0
320
Tailwind CSS の小話「コンテナークエリーって便利」
yamaday
0
130
WindowsでGenesisに挑戦した話
natsutan
0
120
テストコードにはテストの意図を込めよう(2025年版) #retechtalk / Put the intent of the test 2025
nihonbuson
PRO
10
1.9k
自動化の第一歩 -インフラ環境構築の自動化について-
smt7174
1
140
Next.jsと状態管理のプラクティス
uhyo
6
2.3k
MagicPodが描くAIエージェント戦略とソフトウェアテストの未来
magicpod
0
280
Developer 以外にこそ使って欲しい Amazon Q Developer
mita
0
170
地に足の付いた現実的な技術選定から魔力のある体験を得る『AIレシート読み取り機能』のケーススタディ / From Grounded Tech Choices to Magical UX: A Case Study of AI Receipt Scanning
moznion
5
1.9k
Featured
See All Featured
Building Adaptive Systems
keathley
41
2.5k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
251
21k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
137
6.9k
Navigating Team Friction
lara
185
15k
Optimizing for Happiness
mojombo
378
70k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.3k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
49
7.8k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
56
9.4k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
51
3.2k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
48
5.4k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
177
9.7k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
46
14k
Transcript
©KAKEHASHI inc. AIでめっちゃ便利になったけど、結局みんなで 学ぶよねっていう話 2025/4/23 @D-Plus Musubi AI在庫管理開発チーム 鳥海 航
©KAKEHASHI inc. 2 業務 Webフロントエンドの開発しながら、 生成AI活用を推進しています (特集ブログもやるから見てね) 鳥海 航(@toripeeeeee) 株式会社カケハシ
AI在庫管理 ソフトウェアエンジニア 自己紹介 最近ぼちぼち頑張っていること React Tokyo 等のコミュニティ活動を 増やしてます!
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 皆さんAIめっちゃ使ってますか?
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 今日のテーマ “学習のしかた”は変わったけど、 みんなで学ぶことは変わらない
©KAKEHASHI inc. 5 AIのおかげで学習とか問題解決とか爆速になりましたよね ChatGPTで 壁打ちしながら 知識を深める Deep Researchを 使って調査してもらう
AI Agent に コードの 説明をしてもらう あげたら切りがないくらい様々な場面でAIにサポートしてもらえてる
©KAKEHASHI inc. 6 たとえば ”生成AI時代の学び方 について調べて、 10分セッション用に まとめて” Deep Research
を使うと、ものの数分で自分の知りたいことを調査してくれる アウトプット 3分調査
©KAKEHASHI inc. 7 たとえば ”生成AI時代の学び方 について調べて、 10分セッション用に まとめて” Deep Research
を使うと、ものの数分で自分の知りたいことを調査してくれる アウトプット 3分調査 めっちゃ早くて便利!!
©KAKEHASHI inc. 8 AIと対話することで、高速にフィードバックループを回せる 今まででは考えられないスピードで、個人での”発見”が可能となった AI 発見 個 めちゃ早い!
©KAKEHASHI inc. 9 AIと対話することで、高速にフィードバックループを回せる 今まででは考えられないスピードで、個人での”発見”が可能となった AI 発見 個 めちゃ早い! AIがどんどん有能になり、
さらにスピードが早くなる
©KAKEHASHI inc. 10 でもAIだけで完結してない気がする!皆さんはAIだけで学びって完結してます? これで良いのかな?もっと良い使い方ありそうかな?みたいな壁にぶつかりますよね 一気に出力されることによって、 コードの変更が追いづらくなるなー これ期待しない情報ではないか!? どうやったら、期待する情報が出てくる んだろう?
©KAKEHASHI inc. 11 結局みんなに相談している AIで得た知識・アウトプットを元に Slack上で相談し合う GitHub 上でみんなでモブレビューして 確信を得る チームでもAIに対する安心感を得たり、より良い活用方法を模索している
社内のAI活用Slackチャンネルで、 AIの有効的な使い方についてシェアする
©KAKEHASHI inc. 12 やっぱりみんなで学んで視点を広げてる気がする 情報をシェアすることで発見と応用範囲をさらに広げてくれる チーム・会社 発見 個 個
©KAKEHASHI inc. 13 シェアの中では、このようなループが回っている AI活用 共有 深掘り ただのAIの知識が”経験知”となって、さらに強くなる 経験知
©KAKEHASHI inc. 14 シェアの中では、このようなループが回っている AI活用 共有 深掘り ただのAIの知識が”経験知”となって、さらに強くなる 経験知 チームとしても強くなっていく
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. でも、このループが回ってるのは社内だけ?
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. この会もですが、
©KAKEHASHI inc. 17 このループは社内のチームだけでなく、コミュニティでも起きる! 社内だけでなく、社外のコミュニティでもこのループが着実に回っている 社外コミュニティ チーム・会社 発見 個 個
発見
©KAKEHASHI inc. 18 たとえばフロントエンドコミュニティ内で コミュニティ内でもAIが活用されながら発見が共有されている 今日の発表はコード理解する部分を AIに頼ることで理解が進んだんですよ! Webフロントエンド関連でMCPサーバ でこういうの作ってみました! 使ってみてください!
©KAKEHASHI inc. 19 このループは社内のチームだけでなく、コミュニティでも起きる! 社内だけでなく、社外のコミュニティでもこのループが着実に回っている 社外コミュニティ チーム・会社 発見 個 個
発見
©KAKEHASHI inc. 20 このループは社内のチームだけでなく、コミュニティでも起きる! 社内だけでなく、社外のコミュニティでもこのループが着実に回っている 社外コミュニティ チーム・会社 発見 個 個
発見 今こうやってみんなで発表している中でも 発見は起きている
©KAKEHASHI inc. 21 https://speakerdeck.com/kakehashi/into-the-unknown-my-management-journey この社外にコミュニティとのループに似たものを社内のどこかで見た気がする。。。 この資料だ!!
©KAKEHASHI inc. 22 現場での学びとコミュニティでの学びの循環が新たな景色を見せてくれた https://speakerdeck.com/kakehashi/into-the-unknown-my-management-journey?slide=60 から引用 予想しない偶発的なことでキャリアも形成される
©KAKEHASHI inc. 23 現場での学びとコミュニティでの学びの循環が新たな景色を見せてくれた https://speakerdeck.com/kakehashi/into-the-unknown-my-management-journey?slide=60 から引用 予想しない偶発的なことでキャリアも形成される 目の前の仕事と向き合い努力したときに 新しい景色が見えてくる
©KAKEHASHI inc. 24 現場での学びとコミュニティでの学びの循環が新たな景色を見せてくれた https://speakerdeck.com/kakehashi/into-the-unknown-my-management-journey?slide=60 から引用 予想しない偶発的なことでキャリアも形成される 自分たちもまたコミュニティ活動を通して 新たな発見・景色を見れる
©KAKEHASHI inc. 25 現場での学びとコミュニティでの学びの循環が新たな景色を見せてくれた https://speakerdeck.com/kakehashi/into-the-unknown-my-management-journey?slide=60 から引用 予想しない偶発的なことでキャリアも形成される 最近自分もそう感じている
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. “学習のしかた”は変わったけど、 みんなで学ぶことは変わらない
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. そして、みんなで目の前のことに向き合い、 学ぶことを通して 見えてなかった景色が見えてくる
©KAKEHASHI inc. 28 そう考えると、AI時代であっても”人と学ぶ”文化って大事ですよね 🔥 AIと一緒にみんなでたくさん発見の火を灯して新しい景色を見に行きましょう! 🔥 🔥 🔥 🔥
🔥
©KAKEHASHI inc. 29 まとめ これからも個だけでなく、”人と人の繋がり”を大事にして頑張っていきましょう! • AIがめちゃ賢くなったことで、個人が爆速で様々な学習が できるようになった • とはいえ、社内での共有、社外コミュニティとの循環で知の
深化ができる • だからこそ、人と学ぶ文化をなくならないようにしたい
©KAKEHASHI inc. AIでめっちゃ便利になったけど、結局みんなで 学ぶよねっていう話