Prototype for cookpad mart launch

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November 16, 2018

Prototype for cookpad mart launch

s-dev talks #5 で発表した「クックパッドマート立ち上げにおけるプロトタイピング」です

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Ryo Katsuma

November 16, 2018
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Transcript

  1. クックパッドマート立ち上げに おけるプロトタイピング s-dev talks #5 クックパッド株式会社 勝間 亮

  2. •勝間 亮 (かつま りょう) •2009~ クックパッド ‣サービス開発エンジニア ‣検索, 投稿, 新規事業,

    会員事業, … etc •2014~ レシピ領域マネージャー •2018~ 買物事業(新規事業) ‣エンジニア, テックリード, リベロ
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  9. 現実世界を巻き込むプラットフォーム •とにかくキャストが多く複雑 •とにかく細かい問題が多い

  10. とにかくキャストが多く複雑 •一般ユーザー x 販売者 x 配送員 x 受け取り場所 •普段は接点が無い人の理解も必要 •オペレーションでミスが起きづらい仕組み作り

  11. とにかく細かい問題が多い •苺や卵の運搬難しすぎ問題 •朝どれ野菜の温度高すぎて肉の温度が上がる問題 •車の空き容積によって配送できない可能性ある問題

  12. プロトタイピング→意思決定 •領域特有すぎない汎用的な事例を紹介 ‣ サービスモデルの確立 ‣ 接点があまり無いユーザーの理解 •領域特有の問題はまた別途

  13. サービスモデルの確立

  14. 「買物はもっと楽しくできるはず」 •買物領域に絞ったテーマ設定 •今とは(当然)全く違う仮設 ‣ 「誰かが普段の買物を代行してくれることで、
  手間やストレスが減り、毎日の料理が楽しみになる」? ‣ 買物上手な主婦による買物代行C2Cサービス

  15. 買物代行によって料理は楽しくなる? •問: ↑の仮設を最速で検証したい ‣ ユーザーは社内スタッフ •制約: お金を実際に払ってもらう ‣ テストでもお金を払わないと本気の意見を引き出せない •1週間強でMVPをつくりたい

  16. 実際にまわしてみる •(簡易的な)注文をスタッフから受け付け •買物を自分たちで代行 •商品をスタッフにお届け

  17. 検証 •注文側はそもそも価値を感じるか? •提供側に課題は無いか? •既存のありものの組み合わせだけで実現する

  18. 注文 •Google Sheet •マークシート方式 ‣ 購入したいものに✔ •Formは内容的に無理があったのでヤメ

  19. 品目マスター •主要ネットスーパーを
 参考に約200品目 •手作業 + 価格調整

  20. 発注 品目マスタシート (チームのみ編集) 発注シート (スタッフに共有) IMPORTRANGEでセルの内容をロード = RDB的な利用

  21. 受注通知 •GoogleSheet共有で注文完了 ‣ メールを受信 ‣ Slack用アドレスに転送 ‣ Slack連携 •管理シートに貼れば発注リスト

  22. 購入代行 レンタカーで都内2店舗へ 全商品を棚卸し 仕分け

  23. 決済 •Square端末を購入 ‣ JCB以外は即日対応可能 ‣ Amazon Primeで1日で決済可能状態 •商品受け渡し時にクレカ決済

  24. 学び •3人で20人程度の買い物は予想以上に大変 ‣ 個別に袋に詰める仕分けがとてつもなく大変 ‣ 主婦による代行の課題になりそう • 自分では買い辛いものが買えることは喜ばれる ‣ ただの「御用聞き」は期待値とのズレが致命的

    ‣ 「おまかせ丸魚 1500円」など普段買わないものは意外と好評
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  27. 学び •おすすめの食べ方があると(やっぱり)うれしい •おいしい食材は料理写真に残してシェアしたくなる ‣ とくに呼びかけもなく自然発生

  28. 立ち上げ期のまとめ •実装なしでも事業の方向性を定めるヒントを数日で •素直な買物代行モデルは価値を感じ辛い •戸別配送は早々にやめる判断 •気軽に買えないおいしい食材+食べ方提案 = 価値?

  29. 接点があまり無いユーザーの理解

  30. 社内テスト期 •ターゲット、ソリューション、価値提案は見えてきた ‣ アプリやオペレーションはなんとなく見えてきた •販売者/生産者は価値を感じて参加してもらえるか? ‣ 販売者/生産者に向けた専用の取り組みの必要性

  31. Design Sprint

  32. Design Sprint •「大きな問題を解決し、新しいアイディアを試し、
  より多くのことをより速く成し遂げる道筋となる」 •5日間 ‣ 課題に対する解決策のアイディア固め ‣ プロトタイプ作り ‣

    ユーザーテストでGo / No Goを決める
  33. アレンジバージョン •短縮した3日バージョンで実施 •社長を含めてメンバーが3日間缶詰になって取り組み •ツテを頼りに生産者/販売者の方を会社にご招待 ‣ プロトタイプをもとに検証

  34. Day 1 •Ice break •Understand: 専門家インタビュー •Sketch: 光速デモ, Crazy 8’s

  35. Day 2 •Decide: スプリントクエスチョンを決定 •Storyboard: アイディアの具体的なストーリー •Prototype: ストーリーを実現するプロトタイピング

  36. Day 3 •Prototype: Day2の続き •Validate: インタビュー+プロトタイプによる評価

  37. スプリントクエスチョン •cookpad martに価値を感じ、売上増加の期待を
 感じてもらえるか? •極力ゼロコスト化を進めて「このオペレーションなら 自分たちでも参入できそう」と思えるか?

  38. 検証のためのプロトタイプ •何らかのアプリである必要は無い ‣ 多くのユーザーテストでは
 「説明なしでプロトタイプを触って意図が伝わるか」 •サービス全体とオペレーションを理解した上でどう思う?

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  40. サービス説明 アプリでの注文依頼 商品を配送員に 渡す インタビュー ユーザーからの 声をもらう

  41. サービス説明 アプリでの注文依頼 商品を配送員に 渡す インタビュー ユーザーからの 声をもらう

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  46. スプリントクエスチョンの評価 •生産者/販売者はcookpad martに可能性を感じられる? ‣ 強く感じられる ‣ ノーリスクで商圏を広げられるイメージ ‣ 生産者と販売者では特に販売者のほうが強く感じられる ‣

    ユーザーの調理例が届くのは実店舗では得られない価値
  47. スプリントクエスチョンの評価 •このオペレーションなら自分の店舗に導入できそう? ‣ 大きな障壁は無さそう ‣ 配送員を目の当たりにしてリアルな反応を見れるのは良い ‣ 保冷剤の量や梱包方法についてのアドバイス提案も ‣ 曜日対応など自由度の高さは必要そう

  48. 学び •サービスを説明した上でのインタビューも価値がある ‣ プロトタイプアプリを作ることに拘るのをやめて正解 ‣ ターゲットユーザー次第では説明資料でもOK •いかに現実味のある声を引き出すか ‣ 想像による感想を避けるためのリアルな状況を再現することは正解 •生産者/販売者に対しては自信を持ってサービス開発にフォーカス

  49. まとめ

  50. 話したこと •プラットフォーム作りのプロトタイプについて •実装無しで数日で方向性決めを行うことはできる ‣ G SuiteやSquareなどありものをフル活用 ‣ Design Sprint

  51. ちなみに •こんなネタもあります ‣ タクシーを利用した配送テスト ‣ クーラーボックスを利用した温度管理テスト ‣ 鮮魚配送における氷水と蓄冷剤のA/Bテスト

  52. チームメンバー募集中! https://cookpad-mart.com/

  53. https://cookpad-mart.com/

  54. ご静聴ありがとうございました