Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Agile Enterprise at BPStudy
Search
Yasunobu Kawaguchi
PRO
April 20, 2018
Technology
0
260
Agile Enterprise at BPStudy
Yasunobu Kawaguchi
PRO
April 20, 2018
Tweet
Share
More Decks by Yasunobu Kawaguchi
See All by Yasunobu Kawaguchi
Agile PBL at New Grads Trainings
kawaguti
PRO
1
450
Last 2 Weeks on PBL
kawaguti
PRO
1
57
Bridging gaps between skills and ideas
kawaguti
PRO
1
63
Definition of Done
kawaguti
PRO
6
560
Nonaka Sensei
kawaguti
PRO
4
1.4k
Ninno LT
kawaguti
PRO
1
180
大人の学び - マイクの持ち方について
kawaguti
PRO
6
970
User Story Mapping + Inclusive Team
kawaguti
PRO
4
900
Creative Pair
kawaguti
PRO
1
230
Other Decks in Technology
See All in Technology
Android Audio: Beyond Winning On It
atsushieno
0
2.4k
DroidKaigi 2025 Androidエンジニアとしてのキャリア
mhidaka
2
380
フルカイテン株式会社 エンジニア向け採用資料
fullkaiten
0
8.8k
MagicPod導入から半年、オープンロジQAチームで実際にやったこと
tjoko
0
100
品質視点から考える組織デザイン/Organizational Design from Quality
mii3king
0
210
今日から始めるAWSセキュリティ対策 3ステップでわかる実践ガイド
yoshidatakeshi1994
0
110
職種の壁を溶かして開発サイクルを高速に回す~情報透明性と職種越境から考えるAIフレンドリーな職種間連携~
daitasu
0
170
新規プロダクトでプロトタイプから正式リリースまでNext.jsで開発したリアル
kawanoriku0
1
180
企業の生成AIガバナンスにおけるエージェントとセキュリティ
lycorptech_jp
PRO
2
190
5分でカオスエンジニアリングを分かった気になろう
pandayumi
0
260
データ分析エージェント Socrates の育て方
na0
5
1.3k
株式会社ログラス - 会社説明資料【エンジニア】/ Loglass Engineer
loglass2019
4
65k
Featured
See All Featured
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
352
21k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
920
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.9k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
13k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
850
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.1k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
236
140k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.8k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
139
34k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
525
40k
Transcript
エンタープライズアジャイルから アジャイルエンタープライズへ V3 April. 2018 Yasuobu Kawaguchi Education Business Development
Group Rakuten, inc.
2 > whoami Yasunobu Kawaguchi Agile Coach
3 https://speakerdeck.com/takaking22/shi-kuang-pawahurumobupuroguramingu- number-devsumi-number-devsumic
4 https://speakerdeck.com/takaking22/shi-kuang-pawahurumobupuroguramingu- number-devsumi-number-devsumic
5 Jan 2011 Dr. Jeff Sutherland Prof. Ikujiro Nonaka Mr.
Kenji Hiranabe INNOVATION SPRINT 2011 @ Rakuten Tower 1 Co-creator of Scrum adapted from Joe Justice, Scrum Inc.
6
7 エンタープライズくんとアジャイルちゃん
8 あるところに、エンタープライズくんという わりとマジメっぽいおとこのこがいました。
9 2001年に17人のおともだちが 雪山の山荘に集まって 「じぶんたちのにてるところは どこだろう?」 ってそうだんをしました。
10 そこで、 アジャイルちゃんという ちっちゃなおんなのこが うまれたのです。
11 http://agilemanifesto.org/ iso/ja/manifesto.html
12 プロセスやツールよりも個人と対話を、 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、 契約交渉よりも顧客との協調を、 計画に従うことよりも変化への対応を、
13 「そんなのとうぜんさ。 ぼくたちは顧客満足第一だし、 ステージング環境で最新がみられるし、 顧客と毎週ミーティングしているし、 ぎりぎりまで要件定義しているんだから」
14 ちいさなアジャイルちゃんは いがいとおおくの いでんじょうほうを もっていました
15 http://agilemanifesto.org /iso/ja/principles.html
16 アジャイル宣言の背後にある原則 私たちは以下の原則に従う:
17 顧客満足を最優先し、 価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。
18 要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。 変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引 き上げます。
19 動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月という できるだけ短い時間間隔でリリースします。
20 ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して 日々一緒に働かなければなりません。
21 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。 環境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。
22 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法は フェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
23 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
24 アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進します。 一定のペースを継続的に維持できるようにしなければなりま せん。
25 技術的卓越性と優れた設計に対する 不断の注意が機敏さを高めます。
26 シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること) が本質です。
27 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、 自己組織的なチームから生み出されます。
28 チームがもっと効率を高めることができるかを 定期的に振り返り、 それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整します。
29 アジャイルちゃんは、 いろんなところで つかわれるように なりました
30
31 注目されるようになると ただ歩いているだけなのに ミサイルが飛んできたり 足元に電車がぶつかってきたり 活動停止させられたり
32
33 なぜか共倒れ。 うまくビジネスやっていきたいだけなのに。 もっとよくしたいだけなのに。
34 アジャイルちゃんは どうやったら平和に 暮らせるんでしょう?
35 Courtesy by Michael Sahota http://agilitrix.com/2015/03/enterprise-agile-agile-enterprise/ エンタープライズ内アジャイル
36
37 http://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr Flickr
38 http://www.slideshare.net/jallspaw/10- deploys-per-day-dev-and-ops- cooperation-at-flickr 1.インフラ自動化 2. バージョン管理の共有 3. ビルド&デプロイ一発 4.
フィーチャーフラグ 5. メトリクスの共有 6. チャットとロボット 1.尊敬 2.信頼 3.失敗への健全な態度 4.非難しない
39 Amazon Web Services http://www.slideshare.net/shivamaan/devops-and-aws Facebook http://www.infoq.com/presentations/Facebook-Release-Process https://www.google.com/events/io/sc hedule/session/c9e32eaf-4acb- e311-b297-00155d5066d7
Google
40 Microsoft Yahoo! 歴史ある企業でもDevOpsへの移行が起きている…
41 北米トヨタの事例 “アジャイル開発は、数年前から幾つかの チームでスタートしていたが、1年半前に 全面的に導入した。ウエスト氏は、ある 大規模なプロジェクトが大きく改善した 事例を挙げた。そのプロジェクトはリ リース日を6回延期した停滞状態から、ス クラム(アジャイル開発の手法の1つ)を 実践。必要最低限のプロダクトに集中し
て開発を進めることにより、2017年8月 に最初のリリース日を迎え、その後は2週 間に1度のリリースを実践できるように なった。チームの規模も200人体制から 25人まで縮小することができた。” http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1803/09/news057.html
42 トヨタ自動車にとって「アジャイル(身軽な、機敏 な)」とは(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/ articles/1803/09/news057.html
43 Michimune Kono @Microsoft RSGT2018
44 「クラウドというのは、大きな、 いろんなサービスの集合体ですから、 たとえば自分のところが動いていても、 ほかのサービスがダウンしているということは 当たり前に起きます。 ネットワークが切れたり、OSがおかしくなったり、 毎日どこかが壊れているんです。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
45 「ある時点で何かがちゃんと動いてても、 次の週にはその前提が変わっている。 完璧というのが世の中に存在しないんです。 その中でどうやってシステムを動かし続けるか。 答えないんですけど、 その答えない中で考えるのがそのすごく楽しい。 たぶんご理解いただけると思うんですけど。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
46 「そういうなかで、安心して どんどん新しいことを試したり、 テレメトリ新しいのをデプロイしたりするには、 やっぱり、背骨がしっかりしないとだめでして、 そのおっきな一つが、CIがちゃんと回っている、 チェックインのモニタリングがちゃんとが回っている、 というのは絶対必要だなと思います。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
47 「会社に来るモチベーションとして、 家にいるよりいいマシンがなければ、 会社に来る意味ないですよね。」 Regional Scrum Gathering Tokyo 2018 基調講演より
48 Courtesy by Michael Sahota http://agilitrix.com/2015/03/enterprise-agile-agile-enterprise/ アジャイルなエンタープライズ
49
50 “Mario E. Moreira エンタープライズアジャイルコンサルタント、マスターア ジャイルコーチ。顧客価値のデリバリー、デリバリー速度の最 適化、品質の向上により、企業がビジネス成果を達成すること を支援している。企業をアジャイルに変革させることを専門と し、アジャイルがもたらすビジネス成果を実現するために、最 新のコンセプトやプラクティスを導入している。具体的には、
エグゼクティブ、マネジメント、小規模から大規模までの分散 チームに対して、アジャイルのマインドセット、コンセプト、 プラクティス(スクラム、XP、カンバン、リーン、VFQ、ス トーリーマッピング、バリューストリームマッピングなど)を コーチング・教育している。”
51 “アジャイルの最新のコンセプト、マ インドセット、プラクティス、テク ニックをパッケージにしたことです。 これらは、アイデアからデリバリー まで、チームレベルからエグゼク ティブレベルまで、企業全体にア ジャイルを導入するときに明らかに なります。ある意味、複数のアジャ イルの書籍が集まったiPodです(あ
なたのための「iAgile」とでも呼びま しょうか)。”
52 https://speakerdeck.com/poohsunny/devsumi2018 「ファンタジーの世界の 出来事で終わらせずに 現実世界にどう作用を 与えるか。」 by @i2key
53 https://menlo- innovations.myshopify.com/products/ make-mistakes-faster-poster 失敗を 受け入れよう
54 まとめ アジャイルエンタープライズという 本が出ました。 買ってね♡
55