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WEB+DB PRESSで特集記事を書く方法 / How to Become an Author of WEB+DB PRESS

WEB+DB PRESS vol127 Phoenix特集こたつで座談会
https://fukuokaex.connpass.com/event/239094/

Kentaro Kuribayashi

March 08, 2022
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Transcript

  1. WEB+DB PRESSとElixir WEB+DB PRESSでElixir+Phoenixが特集記事になるのは今回が初めて! 出所:WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~120]:書籍案内|技術評論社 「WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~120]」で Elixirを検索: •

    Vol.86以前は、Elixir Reportという帳票 ツールの名前としてヒット。 • それ以降は、言語としてのElixirがヒットし 始める。 • 本格的な紹介は、Vol.88、89の伊藤直也 氏による連載のみ。 検索!
  2. WEB+DB PRESS Vol.127「特集:作って学びPhoenixーElixirによる高速なWeb開発!」 2022年2月24日に発売開始されました!売れ行き好調! 出所:WEB+DB PRESS Vol.127|技術評論社 表紙 執筆者は、以下の通り: •

    栗林健太郎(@kentaro) • 高瀬英希さん(@takasehideki) • 大聖寺谷一樹さん(@tamanugi) • 山内修さん(@torifukukaiou) • 隆藤唯章さん(@the_haigo) • 齋藤和也さん(@mokichi_s12m)
  3. 提案のきっかけ • 唐突に思いついたので提案してみた。 • Elixirについての特集がこれまでなかったのは知っていた(前述)。 • Elixirコミュニティに恩返しできる具体的な一案だろうと思った。 → その後、Neos VRにハマりまくったせいもあり、ElixirConf

    US 2021の準備がまったく進まな い中で本企画の作業もあってめちゃくちゃ大変な状況に陥ったのも、今となってはいい思い出 ……。 WEB+DB PRESSで特集記事書いたら面白いのでは?と思って提案してみた。
  4. 執筆者の選定 執筆者をどうやって選んだか? • 前述のSlackでの発言にリアクションしてくださった方 • 企画案に対してコメントくださった方 • QiitaやZenn等で技術文書を書いていて、執筆力がありそうな方 → こういう時に「やれるかわからないけどとりあえずのってみる」というのだいじ

    → 僕自身は、最初は企画・進行だけするつもりだったのだが、色々あって第 1章を書くことになっ た。執筆もする方が楽しいので、それはそれでよし。 Slackでリアクションを下さった方、アウトプットが旺盛な方を選んだ。
  5. 企画成立まで この時点でのスケジュール: • 9月末:執筆陣によるアウトラインの書き出し(詳細後述) ◦ こちらは執筆陣で決めた期限 ◦ 執筆はプライベートのGitHubリポジトリ • 10月中旬:企画書案提出期限

    ◦ 事前に@inaoさんからフィードバックをいただく ◦ それを元に企画書やアウトラインに修正をかけていく • 10月中旬:編集部内での企画会議において採用可否決定 1-2ヶ月ほどで企画案を作成し、編集会議で採用される必要がある。
  6. 執筆の流れ その後のスケジュール: • 10月下旬:アウトラインの完成 • 11月初旬:草稿提出 • 11月下旬:完成原稿 • 12月初旬:完成原稿(最終)

    • 1月下旬:編集部レビュー、著者校正、印刷所入稿 • 2月24日:発売! 執筆期間はけっこうタイト。迷わないよう見出しやストーリーを練るべし。
  7. ストーリーの決定 • チュートリアル記事の場合、特集全 体で一つのものを徐々に作り上げて いく構成が定石。 • 企画段階で、どういうものを作ってい くか、設計・実装まで含めて具体的 に見えている必要がある。 •

    今回はRealWroldをベースにすると 初期段階で決定していた。 各章を通じて何を作るか=ストーリーをあらかじめ決めておく必要がある。 出所:サンプルコードのGitHubリポジトリ https://github.com/elixirjp-slack-com/realworld
  8. 執筆の実際 • 本文の執筆自体については、執筆要項が細かく規定されているので安心。 • むしろ、書き始めると規定の分量をすぐに超えるので、削ってブラッシュアップす る作業の方に時間がかかる。 • 複数人での執筆の場合、表記ゆれの修正や構造の統一性の担保が大変。 • もちろん、技術面での正確性の担保は最重要!

    ◦ コミュニティから菊池豊さん( @kikuyuta)、宮村紅葉さん(@KoyoMiyamura)、森正和さん (@piacere_ex)にレビューをご担当いただきました。ありがとうございます! → 執筆について、実際にやってみてどうだったかはこの後の座談会で! アウトラインがしっかりしていれば、執筆自体はなんとかなる。
  9. おわりに 本トークを聴き終えたあなたは: • 技術雑誌や技術書の執筆をするなんて自分には遠いことだと思っていたあなた は「そんなことはないのだ」ということを理解した。 • WEB+DB PRESS Vol.127でElixir+Phoenix特集を企画・執筆した経験から得 たノウハウを得て、自分でもできるという実感を得た。 •

    「次の執筆者は自分だ!」という高揚した気持ちを感じている(?)。 → お金を払ってでも体験したいぐらいの、テクニカルライティングのスキルを磨くまたとない機会 でもあるので、ぜひチャレンジを! 方法は伝えました。次はあなたが技術雑誌や技術書の執筆者になる番です!