Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
クリーンアーキテクチャ輪読会資料 27-29章
Search
koji
March 16, 2020
Technology
0
42
クリーンアーキテクチャ輪読会資料 27-29章
参加しているコミュニティ、Challeng-Every-Monthの輪読会で作成した資料。
koji
March 16, 2020
Tweet
Share
More Decks by koji
See All by koji
20250914_Vibe Coding初学者向け勉強会_Devinについて
kjman678
0
29
Amazon Builder's Library 輪読会資料 ジッターを伴うタイムアウト、再試行、およびバックオフ
kjman678
0
75
時系列解析 輪読会資料 1章
kjman678
0
35
Amazon Builder's Library 輪読会資料 分散システムでのフォールバックの回避
kjman678
0
64
クリーンアーキテクチャ輪読会資料 12-14章
kjman678
0
33
Amazon Builder's Library 輪読会資料 負荷制限を使用して過負荷を回避する
kjman678
0
38
Other Decks in Technology
See All in Technology
Lookerで実現するセキュアな外部データ提供
zozotech
PRO
0
200
AI駆動開発の実践とその未来
eltociear
2
500
[2025-12-12]あの日僕が見た胡蝶の夢 〜人の夢は終わらねェ AIによるパフォーマンスチューニングのすゝめ〜
tosite
0
180
_第4回__AIxIoTビジネス共創ラボ紹介資料_20251203.pdf
iotcomjpadmin
0
130
『君の名は』と聞く君の名は。 / Your name, you who asks for mine.
nttcom
1
120
Amazon Connect アップデート! AIエージェントにMCPツールを設定してみた!
ysuzuki
0
140
Microsoft Agent Frameworkの可観測性
tomokusaba
1
110
ActiveJobUpdates
igaiga
1
320
テストセンター受験、オンライン受験、どっちなんだい?
yama3133
0
170
Agent Skillsがハーネスの垣根を超える日
gotalab555
6
4.3k
フィッシュボウルのやり方 / How to do a fishbowl
pauli
2
390
AI時代のワークフロー設計〜Durable Functions / Step Functions / Strands Agents を添えて〜
yakumo
3
2.2k
Featured
See All Featured
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.9k
How to Grow Your eCommerce with AI & Automation
katarinadahlin
PRO
0
75
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
231
22k
More Than Pixels: Becoming A User Experience Designer
marktimemedia
2
260
Agile Actions for Facilitating Distributed Teams - ADO2019
mkilby
0
94
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
820
Un-Boring Meetings
codingconduct
0
160
WCS-LA-2024
lcolladotor
0
390
A Tale of Four Properties
chriscoyier
162
23k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.4k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
210
24k
Transcript
CA輪読会 27章-29章 2020/3/16(月) 22:00- 発表者:koji/メガネ男
27章 サービス:あらゆる存在 1/4 • サービスアーキテクチャ アーキテクチャは上位レベルの方針と下位レベルの詳細を分離し、を依存性の ルールに従う境界によって定義されるものである。 サービスを使用すること=アーキテクチャではない。 それはただのプロセスやプラット フォームの境界を超える関数呼び出しに
過ぎない、とボブおじさんは断じる。 2
27章 サービス:あらゆる存在 2/4 • サービスアーキテクチャ サービス毎にアプリケーションが別れていることがメリットと言われているけど、リ ソースやデータを介して間接的に繋がっている。 サービスごとに専属のチームがつき、スケーラブルであることがメリットと言われ ているが、サービスアーキテクチャだけがスケーラブルなわけではないし、開発・デ プロイ・運用の調整が重荷になることもある。
3
27章 サービス:あらゆる存在 3/4 • タクシー配車システムの例 状況:タクシーの検索、選択、発注サービスを各チームが保守・運用・開発してい る。 ここに、すべての動作に影響を与える新機能を追加すると、すべてのサービスは 結合していることから、すべてのサービスを変更する必要が生じる。 例:子猫の宅配機能。ネコアレルギー配慮のため、シフトや配車のシステムに影
響を及ぼす) 4
27章 サービス:あらゆる存在 4/4 • でもSOLIDの設計原則を慎重に検討すれば独立して開発・デプロイが可能。 • 新機能のデプロイは、再デプロイしなくても、新しいファイルをロードパスに追加す るだけで済む。→オープンクローズドの原則 • アーキテクチャの境界は、サービスではなく、サービス内部のコンポーネントで決
まる。 5
28章 テスト境界 1/3 • テストはシステムの一部であり、アーキテクチャの観点からは、対象、規模に関わ らず、すべてのテストは同じである • テストは依存性のルールに従うし、 アーキテクチャの円の最も外側にある •
テストはコンポーネントに常に依存するし、独立してデプロイ可能な、最も独立した システムコンポーネントである。 6
28章 テスト境界 2/3 • テストは普段デプロイしないので、設計と無関係と考えられがち。 システム安定化のため、設計段階でテストまで考慮する必要がある。 • 脆弱なテストの問題 共通のシステムコンポーネントを変更すると、何百や何千というテストが壊れる可 能性がある。
解決策は、変化しやすいものに依存しない設計を行うこと。 変化しやすい見た目の部分である GUIに依存すると、テストまでコロコロ 変わってしまいテストが手間になり、 テストがおろそかになるかも! 7
28章 テスト境界 3/3 • プロダクトのクラスやメソッドが変わると大量のテストを変更することになるので、 テストは脆弱になり、プロダクトのコードは柔軟性を失っていく。 • テスト段階から使用できるAPIを作成し、検証すればよい。 APIを使えば開発の影響をテストに与えずに済む。 •
ただし、テストAPIが完成物のシステムにデプロイされると危険なので、独立したコ ンポーネントに格納すべし。 8
29章 クリーン組込みアーキテクチャ 1/3 • ソフトウェアは消耗しないが、ファームウェアやハードウェアは時代遅れになる。 その結果新しいソフトウェアが必要になる。 • 時代遅れになりやすいファームウェアは少なくして、ソフトウェアを多くすることが 望ましいのに、組み込みエンジニアでないエンジニアもファームウェアを書いてい る、とボブおじさんは憤慨。
組み込みソフトウェアのアーキテクチャをクリーンにして、寿命の短いファームウェ アではなく、寿命の長いソフトウェアに注力しよう。 9
29章 クリーン組込みアーキテクチャ 2/3 • 組み込みソフトウェアは動作すること、正しいこと、速く動くパフォーマンスが優先 され、長寿となるようクリーンなコードを作ることは考慮されていない。 • 組み込みエンジニアは、ターゲットハードウェアのボトルネック * という問題があ
る。 * ハードウェアの完成を待ってからコードを実行する必要があったり、ハードウェア に欠陥があるとコードの実行に支障をきたしたりといった、必要他のエンジニアが 気にしなくて済んでいる制約事項のこと。 10
29章 クリーン組込みアーキテクチャ 3/3 • 管理できていないファームウェアやハードウェアの依存関係によって、ソフトウェア が内部から破壊される可能性もある。 • ファームウェアとソフトウェアは明確に区分すべき。 OSはファームウェアとソフトウェアを分離する(HAL)。 クリーン組み込みアーキテクチャは買収等により
変わりかねないOSと、 ソフトウェアも 区分する(OSAL)。 11