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自分が "コントロールできる" と思い込んで "引き出しを増やす"
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August 25, 2026
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自分が "コントロールできる" と思い込んで "引き出しを増やす"
シンプレクス株式会社の社内イベント Simplex Biz Day 2026 にて話した内容
konifar
August 25, 2026
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Transcript
自分が “コントロールできる” と思い込んで “引き出しを増やす” Simplex Biz Day 2026 2026/08/25 (火)
小西 裕介 / @konifar
小西 裕介 (こにふぁー / @konifar) 株式会社Kyashで8年半くらいプロダクトを作っています。 役割が色々と変わり、社内外ともに関わる人も増えました。 日々悩んだり考えたりしたことをブログに書いています。
https://x.com/konifar/status/2060506010364870814
目的 手段 今日はこっちの話 https://x.com/konifar/status/2060506010364870814
“コントロールできる” “引き出しを増やす”
“コントロールできる” “引き出しを増やす”
ある日の 1on1 自分 「あのミーティングなんかダラダラしてて嫌なんですよね」
ある日の 1on1 自分 「あのミーティングなんかダラダラしてて嫌なんですよね」 上司 「なるほど、じゃあ直接◯◯さんに伝えて変えてもらったら?」
ある日の 1on1 自分 「あのミーティングなんかダラダラしてて嫌なんですよね」 上司 「なるほど、じゃあ直接◯◯さんに伝えて変えてもらったら?」 自分 (たしかに )
ある日のプロジェクト進捗相談 自分 「先方にメールしてるんですが、全然返事がなくて動けないんですよね」
ある日のプロジェクト進捗相談 自分 「先方にメールしてるんですが、全然返事がなくて動けないんですよね」 同僚 「◯◯さんからちょっと強めに連絡してもらうと進みそう」
ある日のプロジェクト進捗相談 自分 「先方にメールしてるんですが、全然返事がなくて動けないんですよね」 同僚 「◯◯さんからちょっと強めに連絡してもらうと進みそう」 自分 (たしかに )
ある日のスケジュール相談 自分 「ここの仕様が複雑で、ちょっと実装スケジュールを変更したいです」
ある日のスケジュール相談 自分 「ここの仕様が複雑で、ちょっと実装スケジュールを変更したいです」 同僚 「全然いいけど、仕様自体を変えてもらうことはできないの?」
ある日のスケジュール相談 自分 「ここの仕様が複雑で、ちょっと実装スケジュールを変更したいです」 同僚 「全然いいけど、仕様自体を変えてもらうことはできないの?」 自分 (たしかに )
自分が “コントロールできない” と思い込みがち - 「自分には変えられない」「自分が決めちゃいけない」という思い込み が意外と ある - 自分から見て “定数”
だったことが、実は工夫すれば “変数” になる - 実際にどうかは置いといて、あらゆることを「自分でコントロールできる」と いったん思い込んで考えてみること - それが結果的に「ひとつ上の視点で考える」みたいな話の訓練になる
自分がコントロールできる領域を探す たとえば Kyash 入社4日目。会社もプロダクトもよくわからないが Android 開発は わかるので自分のタスクをコントロールする。
自分がコントロールできる領域を探す たとえば Mobile の開発のみでサーバーサイドのことをよくわかっていない時に起 きた障害対応。調査と対応の役には立たないがユーザーコミュニケーションまわり はできそうだったので手を上げてリード。
自分がコントロールできる領域を探す => コントロールできる前提で考える
自分でコントロールできると思い込んで広げていく - 「他部署が絡むことなので動かせない」 => 自分で他部署に依頼できればコントロール可能 - 「締切が厳しすぎる」 => 仕様やリリース計画の見直し、人員の相談を提案すればコントロール可能 -
「形骸化してるけどルールだからやらないと」 => ルールのオーナーを探して課題を伝えて動かせればコントロール可能 もちろん本当にコントロールできないこともあるのでむずかしいかもしれないが、 そういうスタンスでいったん考えてみることが大事。
Q. しんどくない?
A. 慣れるまでちょっとしんどい が、のちのち楽になる
他者にコントロールされるほうがしんどい - 自分でコントロールできる領域が限定されていると考えることは減るので楽な 一方で、だんだんしんどくなりがち - 主導権を自分が握れるように考えるほうが精神的には楽 - 自分のできることも広がり、面白いチャンスが巡ってきやすくなる - 自分のタスクや時間などコントロールできる領域を増やしていくことで、“人生
の選択肢” も増やしやすくなる実感がある
“コントロールできる” “引き出しを増やす”
ある日の 1on1 のつづき (フィクション) 自分 「あのミーティングなんかダラダラしてて嫌なんですよね」 上司 「なるほど、じゃあ直接◯◯さんに伝えて変えてもらったら?」 自分 (たしかに
)
ある日の 1on1 のつづき (フィクション) 自分 「このミーティングなんかダラダラしてるので何とかしてもらえますか?」 相手 「...はい」 感情の摩擦が物事を前に進めるハードルになることがある。
コントロールするために “引き出し” の数を増やす - コントロールするために自分がリードしエイヤと動かすことも多い - 自分自身のさまざまなスキルを上げていくことは前提として、試してうまくいっ たやり方を “引き出し ”
としてストックするイメージ を持っている - 日々使える自分の “技” のようなもので、書籍のように一般化されたものでは ない - 何個試せて、何個 “引き出し” が増えたかを振り返るとよい
たとえば 言い回し の引き出し - 「さっき◯◯さんが言おうとしてたことが気になるんですけど」 => 声がかぶって引っ込めた相手から意見を引き出す - 「今日中に誰も手を挙げなければ、自分がやります!」 「全然詳しくないので、もっといい人がいたら代わります!」
=> 条件つきで手を挙げて進める - 「いま時間を取るか、放置すると決めるかどちらかにするのはどうでしょう?」 => 選択肢を2つに絞って決めさせる - (反対意見の前の )「ここはいいと思っていて〜」 => 場を硬直させずに異論を出す
たとえば 依頼 の引き出し - 依頼の前提を簡潔に伝える - 対外的な交渉事には偉い人から話してもらう - CC に相手の上司を入れてリマインドする
- 重い依頼はテキストではなくクイックミーティングをセットする - 対面で一度挨拶しておく 引き出しの数が増えてくると「この場合はこれ試してみるか」という感覚になる。
引き出しをどう増やしているか - 「この人のうまいな」と思った人から盗む - - 次回同じようなことがあった時に自分が使ってみる いつも同僚に感心してブログに残したりすることが多い 何かがうまくいかなかった時に “脳内リベンジマッチ ”
する - たとえば提案が通らずボコボコになった時に、歩きながら風呂に入りながら脳内でどうすれ ばよかったかをとにかく考える いったん自分の脳内では勝って (?) スッキリするまでやる
自分の振る舞いが誰かの“引き出し”になることもある たとえば自分の状況の共有。これも自分の期待値コントロールのひとつ。 なんとなく伝えたものだったが、他のマネージャーから「ああいう伝え方もあるの か」と言われたことがあった。
Q. しんどくない?
A. しんどくない! めんどくさいかもしれないけど
うまくいかなかった時でも “引き出しは増えた” と思える - 自分でコントロールできる領域を広げていこうとすると、当然うまくいかないこ とも多い - もちろん凹むこともあるが、あの伝え方 / 進め方ではダメだったとわかり、新た
に引き出しを試していけたと思えるとちょっと楽 - 自分の成長実感とか正直よくわからないが、試した引き出しの数は振り返っ て数えられる 。なんか色々やったなと思える
目的 手段 今日はこっちの話 https://x.com/konifar/status/2060506010364870814
物事をとにかく前に進める 自分の性格とか関係なく、とにかく前に進めるにはどうするかを考える
自分があらゆることを コントロールできると考えてみる 前提を疑い、自分がコントロールできる領域を見極め広げていく
引き出しを増やして広げていく 実際にコントロールするには精進が必要。自分の技としての “引き出し” を増やす
ありがとうございました