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20260511@津田塾大学「社会実践の諸相」超高齢化社会 地方を考える

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 20260511@津田塾大学「社会実践の諸相」超高齢化社会 地方を考える

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May 11, 2026

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  1. 2 【仕 事】 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー 〇社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 協力研究員 〇一般社団法人コミュニティドライブ 代表理事 〇一般財団法人CSOネットワーク

    リサーチフェロー 【志 事】 〇NPO法人明日育(あすいく) 〇一般社団法人グリーンダウンプロジェクト 〇LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
  2. 歩みと転機 1990 年代から これまで の経歴 1990 年代 バスケブームの影響 体育教員を志望し、指導の道を目指す 中学時代にバスケに没頭。高校

    3年生で 体育の先生を目指し、大学進学を決意 2001 年 児童自立支援施設配属 保健体育の講師として勤務 子どもたちの 生活や行動を通じて 、問題 の原因は環境にあると気づく 2003 年 社協入職・福祉との出会い 黒部市社会福祉協議会に入社 「 福祉=しあわせ」という原点に出会い 、 価値観が変わる 2007 年 赤い羽根全国ミーティング 地域福祉推進に共募を活用 社協として地域福祉の新しい可能性を模 索する 2013 年 NPO 法人明日育設立 「あすいく」として活動開始 社協勤めながら NPO活動を行うことの意 義を模索 2015 年 全国校区小地域福祉サミット 市単位から小地域へ視点を移す 小地域福祉活動の重要性を認識し、実践 を開始 2018 年 アメリカ研修・ ICT活用 サンフランシスコで非営利セクター研究 福祉分野のテクノロジー活用に目覚める 2022 年 法人設立・ DX推進 一般社団法人SMARTふくしラボ設立 福祉分野のデジタル化、 DX推進に広域 で取り組む 「福祉=しあわせ」 みんなが「しあわせ」と思える社会ってつくれるか? にチャレンジ中 転機 2025 年度に独立 現在、地域課題解決のシンクタンクへ アップデート中
  3. 人口:39,352人 R6.8.末現在 3,471 1,497 5,577 2,471 2,991 1,122 2,779 1,110

    6,415 2,490 5,024 2,122 2,352 826 3,284 1,236 2,001 730 952 364444 307364 187168 83 596 258 882 377 2,052 755 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 生地 石田 田家 村椿 大布施 三日市 前沢 荻生 若栗 東布施 宇奈月 内山 音沢 愛本 下立 浦山 黒部市の人口・世帯数
  4. 自分の困りごと 地域課題を整理してみる。 (例えば) 自分 (1人) 世帯、家族 (平均2.46人) 町内 (128町内) 地区

    (16小学校区) 黒部市 (40,000人) 家族の困りごと 町内の課題 地区の課題 黒部市の課題 ・生きがい ・仕事 ・生活の不安 ・年金 ・引きこもり ・生活の不安 ・病気 ・子育て ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・まつりの維持 ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・人口減 ・人口減 ・高齢化 ・学校の統廃合 ・税収減 ※起きている、起こる現象と課題、問題が入り乱れている。からよく分からない。。。
  5. 福祉サービスの提供を受けるには? 3択 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国は、在宅へ ニーズは、入所へ

    単独経営(小規模模法人)では、 不採算、人材不足が起こりやすい。 複数経営(大規模模法人)では、 不採算部門からの撤退。人材確保も重なり、入 居施設に力をシフトしている 福祉人材の不足・経営難
  6. 根本的な問い① なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 職場環境こそが人材不足の切り札 福祉人材の不足

    深刻度 有効求人倍率 14.14倍 ホームヘルパー 働きやすい職場・やりがいのある仕事 人材の定着・スキルアップ サービスの質の向上 福祉サービスの持続可能な供給を行うためには、 働きやすい職場づくりを軸に考えていく必要がある。 全分野の有効求人倍率 1.10倍 2025年7月 有効求人倍率 4.02倍 介護関係職員
  7. 根本的な問い② なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国の方針 施設から在宅へ

    規制緩和 小規模多機能型施設 小さな拠点には、それぞれ「人、モノ、金」を 揃え、管理する体制が必要になる。 サービス付き高齢者 住宅 集約すれば、一緒にできることもある。 エリア単位での連携や集約、最適化が必要である。 専門職の力が福祉サービスの提供以外で割 かれている可能性
  8. 48

  9. P R O D U C T バス・タクシー 公共交通バス 公共交通鉄

    道 「地域のありとあらゆるもの」 Goトレとは 【福祉センター】 介護予防拠点・介護予防教室 【モビリティトレーニング】 様々な移動手段を体験する 【外出先が自主トレーニングの場所になる】 さまざまな外出スポット 「デジタル」 と 地域丸ごとデイサービス化 を活用してつくる
  10. 介護予防総合事業対象者 ≒ 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 移動支援と介護予防を同時解決するしくみと公共交通機関への財源循環 Goトレプログラムの財源構成 後期高齢者等 移動困難者 【今までのしくみ】 市単独財源

    単発的な助成金、 移動支援財源など 公共交通事業者 介護予防総合事業費 介護予防拠点 Goトレ事業主体 行政 交通事業者 公共交通の乗車率UP 利用料収入の増加 【新たなしくみ】 行政 Goトレ 効果測定データ フィードバックデータ 健康寿命の延伸 介護費・医療費抑制 介護予防財源 活用可能な制度 行政、交通事業者、利用者の 三方よしの好循環サイクルが生まれる 支援 支援 利用
  11. Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved 62 2070 1203

    3952 3915 1690 2749 3421 2822 1379 2130 3116 1519 1960 1713 2243 2522 2325 2228 2469 1434 1327 2051 1531 3061 2232 1637 2638 2021 1757 2823 2043 2681 2475 2394 2620 2201 3532 2674 1359 1587 3175 5294 3723 4256 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 06/25(メルシー) 06/26(メルシー) 06/27(メルシー) 06/28(メルシー) 07/09(宇奈月温泉街) 07/10(宇奈月温泉街) 07/11(宇奈月温泉街) 07/12(宇奈月温泉街) 07/23(くろべ牧場) 07/24(KOKOくろべ) 07/25(くろべ牧場) 07/26(くろべ牧場) 08/06(原信周辺) 08/07(原信周辺) 08/08(原信周辺) 08/09(原信周辺) 08/20(魚の駅生地/YKK) 08/21(YKK) 08/23(魚の駅生地/YKK) 09/03(くろべ牧場) 09/17(メルシー) 10/01(KOKOくろべ) 10/02(KOKOくろべ) 10/03(KOKOくろべ) 10/04(KOKOくろべ) 10/15(宇奈月温泉) 10/16(宇奈月温泉) 10/17(宇奈月温泉) 10/18(宇奈月温泉) 10/29(くろべ牧場) 10/30(KOKOくろべ) 10/31(くろべ牧場) 11/01(くろべ牧場) 11/12(メルシー) 11/13(メルシー) 11/14(メルシー) 11/15(メルシー) 11/26(原信周辺) 11/27(原信周辺) 11/28(原信周辺) 11/29(原信周辺) 12/10(魚の駅生地/YKK) 12/11(YKK) 12/13(魚の駅生地/YKK) 歩数(平均) 黒部市-2024年度参加者平均歩数(日程順) ✓ 参加者や曜日によってばらつきがあるが、第3期参加者の時期が総じて平均歩数が高い結果となった。 ✓ 7割近くの日程(32/44)で昨年の平均(1,911歩)よりGoトレ参加中の平均歩数が増加した。 ✓ 後期高齢者(75歳以上)のフレイル予防に効果的な5,000歩/日をGoトレ参加中に上回る日程が確認できた。 第1期参加者(6/11~8/23) 第2期参加者(8/6~10/18) 第3期参加者(10/1~12/13)
  12. Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved 63 メルシー 宇奈月温泉

    くろべ牧場 KOKOくろべ 原信周辺 魚の駅生地/YKK 2023 2034.5 2540.9 2112.8 1605.3 1766.2 0 2024 2579.3 2341.9 2203.7 2174.6 2154.1 3382.6 0.0 500.0 1000.0 1500.0 2000.0 2500.0 3000.0 3500.0 平均歩数(歩) 黒部市- 2023年度/2024年度比較-場所別参加者平均歩数 実 施 な し ✓ 昨年度よりも平均歩数が高くなる傾向があり、今年 度より実施した魚の駅生地およびYKK技術館・セン ターパークにおいて平均歩数が最も高くなった。  昨年より外出先での散策の内容が豊かになった  特にYKK技術館内を歩いて回ることで歩数が増加 ✓ 昨年に比べてメルシー、くろべ牧場、KOKOくろべ、 原信周辺での平均歩数が高くなった。反対に、宇奈 月温泉での数値は微減した。  散策や食事以外にもメルシーでのグリスロ乗車体験 (2024/11/12-14)など、昨年よりも2年目の今年 の方が全体的に体験内容も豊かになっている  昨年の宇奈月温泉では散策中心だったが、今年はく ろワン切符を活用した新黒部駅からの鉄道体験を 行っており、歩行距離の代わりに体験内容が豊かに なったといえる
  13. Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved 64 黒部市- 行動範囲の可視化(昨年度/今年度実績との比較)

    黒部峡谷鉄道の利用 トロッコ体験 魚の駅生地 YKK技術館・センターパーク 2023年度Goトレ(黒部市) 2024年度Goトレ(黒部市) ✓ 昨年度よりもGoトレの実施場所が増えたことで行動範囲が広がった。特に、YKK技術館やYKKセンターパークへの外出や黒 部峡谷鉄道の利用やトロッコ体験などにより大幅に行動範囲が広がっている。 ➢ Goトレ内のプログラムにおいて公共交通利用の体験(トレーニング)が増えたことにより、行動範囲の拡大につながった くろべ牧場 宇奈月温泉 メルシー・原信周辺 KOKOくろべ
  14. 65 (補足)歩数データを用いた医療費抑制効果の算出 ✓ 歩行による医療費抑制効果の原単位として、今回は以下の数値を参考に検証を行う。 ✓ 0.061円 / 歩 / 日

    久野 (2013):新潟県見附市における健康教室参加者の医療抑制効果を参照 ※ 久野譜也:ICTと超高齢化対応の「健幸都市」-Smart Wellness Cityによる健康長寿 世界一の実現を目指して-,ICT超高齢社会構想会議第2回WG,2013年1月24日 ※ ✓ Goトレ効果検証データ ① 延べ参加者人数 :388人(黒部211人、寒河江75人、東御82人、南砺20人) ② Goトレ実施日数 :83日(黒部50日、寒河江12日、東御18日、南砺3日) ③ 延べ参加者人数の総歩数量 :864,912歩 ④ 医療費抑制効果 :52,759.6円 ( ③ ×0.061 / 歩 /日) ◆ 黒部市 :526,034歩 ⇒ 医療費抑制効果:32,088.1円 ◆ 寒河江市 :166,201歩 ⇒ 医療費抑制効果:10,138.3円 ◆ 東御市 :123,790歩 ⇒ 医療費抑制効果:7,551.2円 ◆ 南砺市 : 48,887歩 ⇒ 医療費抑制効果:2,982.1円 (参考)年間医療費抑制効果 (各都市の1回あたりの参加者平均総歩数 × 365日) ◆ 黒部市 :10,520.7歩/日 ⇒ 医療費抑制効果:3,840,048円 ◆ 寒河江市 :13,850.1歩/日 ⇒ 医療費抑制効果:5,055,280円 ◆ 東御市 : 6,877.2歩/日 ⇒ 医療費抑制効果:2,510,186円 ◆ 南砺市 :16,295.6歩/日 ⇒ 医療費抑制効果:5,947,918円 ※1 ※2 ※1 本報告書P.2で示したデータ集計対象の延べ参加者数のみ ※2 本報告書P.2で示したデータ集計対象の延べ実施日数のみ、日付被りあり Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved
  15. 66 83 59 61 33 24 51 62 17 36

    25 43 63 64 37 46 75 62 53 36 47 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1:はい 0:いいえ 移動に関するアンケート:4都市全体 1.運転免許を持っていますか(N=126) 2.家族は移動手段(車)を持っていますか(N=122) 3.近くに外出を助けてくれる方はいますか(N=125) 4.免許返納をしていますか(N=70) 5.3年以内に公共交通機関を利用したことはありますか (N=70) 6.個人でタクシーを利用したことはありますか(N=126) 7.一人で公共交通(バス・鉄道)に乗れますか (N=124) 8.徒歩圏内にバス停はありますか(N=70) 9.公共交通機関が少ないと感じますか(N=72) 10.冬場の移動が難しいと感じますか(N=72) ✓ 運転免許の保有経験は全体の6割超、一方半数近くが免許返納を行っている。 ✓ 家族や知人が外出を助けてくれる人が半数近くあり、介助なしの一人での公共交通機関利用も半数近くを占めている。 ✓ 3年以内の公共交通利用は4割弱にとどまり、徒歩圏内のバス停は2割強と少なく、公共交通機関が少ないと感じる人が 半数近くを占めていることが分かった。 Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved
  16. Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved 67 国交省KPI(問1-3):外出機会について 20

    2 5 13 64 18 8 38 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=84) 黒部市(N=20) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=51) はい いいえ 5 0 0 5 14 3 4 7 44 12 9 23 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=63) 黒部市(N=15) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=35) 週2回以上増えた 週1回程度増えた 変わらない 15 5 2 8 34 7 9 18 33 9 2 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=82) 黒部市(N=21) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=35) 高まった 少し高まった 変わらない・減った 1.Goトレに参加して外出する機会が増えましたか。 2.Goトレに参加する前と後で外出回数はどの程度 変化しましたか。(週で回答) 3.Goトレに参加する前と後で外出意欲はどの程度 変化しましたか。 ✓ Goトレを通じて外出機会が増加したと実感する人が全体の2割を占め、Goトレ参加による外出機会の促進がうかがえた。 ✓ Goトレの参加前の回答と参加後の回答を比べた際、外出機会が週1回以上増えたという人が全体の約3割を占めた。  南砺市では週2回以上外出機会が増えたと回答する人が35名中5名(14%)を占めた。 ✓ 一方、外出に対する意欲については参加前と参加後の回答を比べると、全体の6割が外出意欲の増加を実感していた。  特に寒河江市では13名中11名が外出意欲の増加を実感しており、他市でも半数以上の外出意欲が増加している。
  17. Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved 68 国交省KPI(問9-11):公共交通機関の利用について 9.Goトレに参加して公共交通に乗る機会が増えま

    したか。 10.Goトレに参加する前と後で公共交通の利用頻 度はどの程度変化しましたか。(月で回答) 11.Goトレに参加する前と後で公共交通を利用する 意欲はどの程度変化しましたか。 ✓ Goトレを通じて公共交通機関の利用が増加した人は全体の1割弱、利用頻度の増加についても月1回以上の利用が増 加した人は52名中4名(7%)にとどまった。 ✓ Goトレの参加前の回答と参加後の回答を比べた際、公共交通機関の利用意欲が高まったという人が全体の4割弱を占め ており、利用頻度はあまり増加していないものの利用意欲は高まっている傾向がみられた。  寒河江市では13名中10名(77%)、黒部市では21名中9名(37%)、南砺市では45名中10名(22%)が公共交 通機関の利用意欲が高まったと回答しており、寒河江市の数値が特に高いものの、全体としてGoトレ参加を通じて公 共交通機関の利用意欲が高まっている傾向がみられた。 6 1 2 3 67 17 11 49 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=73) 黒部市(N=18) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=42) 増えた 変わらない・減った 4 0 1 3 52 20 12 20 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=56) 黒部市(N=20) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=23) 月1回以上増えた 変わらない・減った 5 3 0 2 24 6 10 8 50 12 3 35 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(N=79) 黒部市(N=21) 寒河江市(N=13) 南砺市(N=23) 高まった 少し高まった 変わらない・減った
  18. 69 効果検証・今後の課題 ✓ 黒部市では、昨年度(2023年)よりも総じて歩行量が増加しており、新たな公共交通機関の利用で行動範囲も拡大した。 Goトレ実施による歩数量・行動範囲の変化 ✓ 黒部市以外の寒河江市、東御市、南砺市では他都市の駅前市街地や道の駅などへ外出を行うなど、ジャンボタクシーや貸 切バスの利用で行動範囲を広げている傾向がある。 ✓ Goトレを通じて外出意欲が高まったと回答する傾向が多く、Goトレが外出機会の誘発のきっかけに繋がっている傾向がある。

    Goトレ実施前後でのアンケート調査 ➢ 日程や参加者の増加のほか、新たな外出先の追加や鉄道乗車体験など取組内容の改善が効果に寄与した ➢ 一方、医療機関の受診回数や家族の送迎についてはGoトレの影響がみられないため、長期的な検証が必要 ➢ 公共交通機関の利用によって自分の行動範囲が広がったことを実感してもらうことで、公共交通を中心とした自力での 移動手段の確保が外出機会の創出に繋がる可能性がある。 ➢ 次年度以降の実施においては、貸切バスやジャンボタクシーだけでなく、地域公共交通の乗車トレーニングなどの選択肢 が増えることが課題と言える。 ✓ 公共交通の利用については、Goトレ前後での利用頻度の増加にはまだ至らないが、利用意欲の増加傾向がみられた。 Copyright © 2025 KANADERU.CO.,LTD. All Rights Reserved ➢ 電車よりも比較的整備されているバスの利用に関心が高い傾向があり、現在は自家用車を利用する人でも近くにバス 停の増設を望む声が一定数見られた。 ➢ 次年度以降の取組として、路線バスの乗車トレーニングも効果的である可能性が見込まれる。
  19. 歩く Goトレの展開(R7年度) 【実装地域】 ①富山県黒部市 介護予防総合事業として「Goトレ」 事業主体:SMARTふくしラボ ②兵庫県豊岡市 「Goトレ」とリハビリ特化型デイサービスを組み合わせたお出かけ支援 事業主体:アンズケア 【実証実験】

    (国交省共創モデル実証運行事業採択) ③富山県南砺市 中山間地域の外出支援プログラム「Goトレ」 事業主体:福光タクシー ④岡山県玉野市 「Goトレ」導入実証実験 事業主体:アールケア、岡山トヨタ ⑤群馬県前橋市 公共交通利用促進での「Goトレ」活用 事業主体:SORAE 【共同研究】 ⑥新見公立大との「Goトレ」事業導入と活用事業開発 事業主体:新見公立大学、みんなの集落研究所
  20. 75 なぜ移動課題に取り組むのか? 移動課題は全分野横断的な課題 教育・体験機会 子どもが習い事や体験活動に行けるかは親の送迎 に依存。移動手段がないと教育機会を喪失。 健康・生きがい 物流・災害対応 高齢者の外出を支える公共交通の縮小は、買い物 や健康維持、社会参加の機会損失に直結

    災害時(緊急時)に物資はあっても現場に届けら れない。地域内物流の仕組みが不可欠。 課題解決の取り組みが根付かない 深刻な ドライバー不足 地元交通事業 者・自治体の 連携が不足 ビジネスモデル 構築の難しさ 自動運転やAIオンデマンド交通など 様々な実証実験が行われているが など、将来にわたって 持続的な移動手段の導入には課題が大きい 課題は深刻! でも解決が進まない! 移動課題は特定の事業者や行政などが個別に対処して解決することは難しいので 地域全体で協力して総合的なアプローチが必要!
  21. 77 Community Drive プロジェクトとは 人材の 発掘と育成 横断的な 連携・共創 土壌づくり のプログラ

    ム開発 地域を動かす人材である 「コミュニティ・ドライバー」 の発掘と育成 地域住民、行政、企業等の それぞれのセクターの 課題を共有し共創していく 「住民の主体性」と 「地域の合意形成」を地域に生み出す プログラムを提供 注)コミュニティドライバーの「ドライバー」は運転手という意味ではなく、地域の移動課題解決に主体的に取り組んでいく人材のこと 令和7年度 国土交通省 モビリティ人材育成事業 に2年連続で採択決定
  22. まちづくり 78 PR 課題可視化 重 松 黒部エリア 共創 リサーチ バックオフィス

    ナレッジパートナー 福山市エリア 福山 電業 谷口 かわ むー 他エリア 豊岡市エリア アーカイブ 田 中 徹 柏 瀬 織 恵 アカデミア 金融 山 田 鈴 木 千 穂 浅井 真理 子 大森 健慎 デザイン プロセス可視化 藤 井 西 村 和 海 永 田 太 田 さ ん 立花 米澤 実紗 オカ ダナ オユ キ プロジェクトメンバー 竹 村 こども食堂 Bless U中 居 戸田
  23. 富山県黒部市 広島県福山市 STEP2 STEP1 Community Drive プロジェクト 黒部エリアにつづいて福山エリアでもプログラム開始 異なる特性をもった地域による広域連携でコミュニティドライブを多角的に推進 人口:約44万人

    人口:約4万人 高齢化率32% 免許返納者多数 中山間地域×都市部の複 合構造 2025年2月 キックオフ開催 2025年7月 プログラムSTEP1 開始予定 2024年7月 プログラムSTEP1実施 2025年7月 プログラムSTEP2予定 2025
  24. STEP 黒部は STEP2 へ挑戦 • STEP2では、コミュニティドライバーの方々と一緒に課題 解決に向けた実証実験(マイクロプロジェクト)を実施 しました • その活動の拠点として、モビLABを設立し、毎月1回集ま

    りながらコミュニティドライバーを中心にマイクロプロ ジェクトを推進していきました 1 2 STEP • 黒部はSTEP1を2024年度にやり ました • そこで解決したい課題と、それ に取り組むキーパーソンとなる コミュニティドライバーとつな がりました
  25. 誰でも参加可能 あだ名で呼び合おう グランドルールの作成 最高〇〇責任者を設定 出席の自由度 定期的なリアル開催 ミニインプット 人をだいじに進める仕組み 安 心

    安 全 の 場 づ く り モ チ ベ | シ ョ ン 維 持 参加型合意形成 社会的距離の短縮と役割解除 インクルーシブ・コミュニティデザイン 習慣化と共同体学習 自己調整学習 マイクロラーニング 役割の再フレーミング
  26. 黒部市で実施したプログラム キックオフ ワークショップ 7月11日(金) モビLAB#04 11月18日(火) 1月24日(土) モビLAB#06 黒部ミライドライブ フォーラム

    9月17日(水) モビLAB#02 モビLAB#03 10月4日(土) 8月19日 モビLAB#01 12月19日(水) モビLAB#05 10月18日(土) 乗らず嫌い 体験イベント 11月18日(火) 愛本地区での モビ地図WS でかけレール 実証実験 12月10日(月) 黒部フェアでの 対面アンケート 9月21-22日(土) 地域包括センター ヒアリング 12月19日(金) モビLAB発の主体的な取り組み
  27. 94 デイリハビリ施設の送迎が に 地域 の家 ① 地域 の家 ③ 地域

    の家 ② デイ リハビリ 施設 中山間の地域 30分 10分で3人ピック 20分 地域 の家 ① 地域 の家 ③ 地域 の家 ② デイ リハビリ 施設 5分 目的地 駅 最寄り駅 中山間の地域 5分 15分 地域の 助け合い 10分で3人ピック 鉄道移動 帰り 行き 帰り 行き 公共交通 施設の送迎 従来の施設送迎 今回実験した送迎 計 60分 計 10分 ⅙ 施設の送迎
  28. 95

  29. モビLABが生み出す価値 くろべ“乗らず嫌い”脱出作戦 でかけレール×助け合い交通 “おたがいさま”で繋がる! ココロネット応援大作戦 宇奈月EMUを活用した 実証実験と調査研究 生協協同組合リソース活用調査研究 しくみ 制度

    サービス 人・物・インフラ 長期スパンビジネスモデル ビジネス立ち上げ 企業 行政 住民 モビLAB@黒部基地 生み出されるアクション 企業連携 研究 「地域の移動はみんなでつくる」 地域の機運醸成 「移動課題解決に向け主体的に動く人」 人材の発掘と育成 課題解決へ マイクロ プロジェクト マイクロ プロジェクト マイクロ プロジェクト モビLAB@黒部基地の場合
  30. 対話 調査 可視化 • 地域住民、企業、行政の方に それぞれお話を聞く会を開催 • 多様な立場の方を一同に集め、 お互いの立場を越えた議論 •

    地域住民の移動経路を調査 • 企業に車両保有台数や用途、 課題感などを聞き取り • 様々な意見、課題の本音を 聞き取り、AIで解析し分析 • 地域の移動の課題を見える化 実行 取 り 組 み の ス テ ッ プ • 上記3つの活動で地域の主体性 と合意形成を築き、みんなで移 動の課題をどうできるか、解決 策を小さく実行していく 顔をみて意見を交わす 地域の実状を知る 課題やデータを見える化 展開 • 上記4つの活動を全て統合し、 他地域でも汎用性のあるツール やプログラムを企画開発 • 今後他地域での展開を行う予定 他地域へ展開していく 実際に行動に移していく 109
  31. プログラムの体系化 Community Drive Program Ver.1 1.はじめに 2.Community Drive Programとは 3.プログラムのステップ

    4.プログラムの全体構造 5.プログラムの詳細 6.プログラム推進を補助するツール 7.事業主体づくり 8.運営体制と役割 9.成果の測定と評価 プログラムを 他地域で誰でも 推進できるように ノウハウを整理中 ※今の目次は仮 来年度(3年目)で 完成を目指す!