Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

"SQLは書けません"から始まる データドリブン

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
Avatar for kubell kubell
April 16, 2026

"SQLは書けません"から始まる データドリブン

2026年4月16日(木)に実施された「freee PdM Night」での発表資料です。
イベントページ:https://freee.connpass.com/event/387355/
登壇者:株式会社kubell 合田 翔平

Avatar for kubell

kubell

April 16, 2026

More Decks by kubell

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 事業概要 *1 Nielsen NetView Customized Report 2025年7月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft

    Teams、Slack、LINE WORKSを含む44サービスを株式会社kubellにて選定。 *2 2025年12月末時点。 • 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を展開 業界のパイオニアであり国内利用者数No.1*1 導入社数は97.3万社*2を突破 • 圧倒的な顧客基盤とプラットフォームを背景に、チャット経由で業務を請け負いDXを推進する BPaaSを展開 BPaaS (Business Process as a Service) ビジネスチャット「Chatwork」 業務代行 採用 経理・会計 労務 営業事務 AI・SaaSを徹底活用 3 AIエージェント 経理・総務・事務な ど幅広い業務に対応 人事・労務など専門 性の高い業務に対応
  2. 6 kubellのPdMチームでも同じ壁が、、、 • 多様なバックグラウンドが集まるチーム • SQL力もプロダクトデータに関するリテラシーもバラバラ ベテラン 元エンジニア 社歴が浅い 自分で分析できる

    SQL書けるが 分析の切り口が わからない どういうデータが あるかを知らない → もっと手軽にデータ分析ができる環境を提供したい
  3. 9 なぜこのアプローチを選んだか • 3つの選択肢を検討: ❌ PdMにSQLを学ばせる → 学習コストが高い ❌ アナリストを増やす

    → 採用リードタイムが長い ✅ ツール側で吸収する → 即時展開可能、精度もコントロール可能 • 決め手: 用語やテーブルの意味をあらかじめ定義でき、回答精度をコントロールできる
  4. 12 ケース2【仮説検証型】施策のターゲット設計をデータで検証 • 以前ならアナリストに依頼していた分析も自然言語の対話だけで目的達成 • 分析依頼の工数も浮くので依存コストだけでなく時間的な余裕も生まれる ① 課題 ② 質問

    ③ 自動分析 ④ 判断 施策ターゲットの 根拠が欲しい 「このセグメントの切り方に 問題はあるか?」 データの分布から仮説を検証 定量の裏付けを 自身で完結
  5. 18 現時点での限界と取り組むべき行動 • 複雑な多段集計、曖昧な問い、整備されていない領域への回答はまだ難しい → 一度作って終わりではなく、継続的な定義の整備が必要 • とはいえこれらの限界はもはや「SQLが書けるかどうか」の問題ではない → 大事なのはSQLの知識ではなく「何を知りたいか」を言語化すること

    なぜ解約が増えているか調べて。 解約率が上がり始めたのは機能Xのリリース後と重なっている。 機能Xの利用有無で解約率に差があるか分析して。 売上データを分析して 先月のMRRが前月比-8%だった。解約増なのか新規減なのか ダウングレード増なのかを切り分けて、どのセグメントで何が起きているか教えて。 ユーザーをグループ分けして 企業規模・利用開始からの経過月数・直近の機能利用パターンの3軸で クラスタリングして。その上で各クラスターの解約リスクを比較して。