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継続的デリバリーを実現するためのデプロイフローを考える / tambourine Heroku...
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Yusuke Kano
November 18, 2019
Technology
1
1.2k
継続的デリバリーを実現するためのデプロイフローを考える / tambourine Herokuflow example
2019/11/18のDevLOVE関西で話した時の資料です
https://devlove-kansai.doorkeeper.jp/events/99164
Yusuke Kano
November 18, 2019
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Transcript
継続的デリバリーを実現するための デプロイフローを考える . . DevLOVE関⻄ 受託開発の現場でのアジャイルへの取り組み
アジェンダ • ⾃⼰紹介 • 会社紹介 • 必要なこと • Herokuとは? •
タンバリンでの運⽤ • まとめ
⾃⼰紹介 • 狩野 裕介 / Kano Yusuke • @usk •
株式会社タンバリン • CTO New! • クラウドインテグレーション部 ⼤阪開発チーム マネージャー • 経歴 • Flasher • バックエンドエンジニア
IUUQTOPUFNVOOBBBE
マネージャーとして • on (隔週30分〜1時間) • V MOM(Salesforceのフレームワーク) • チームもやもやボード •
チームのふりかえり • チームみんなで採⽤プロセスにコミット • 社内ポッドキャスト
会社紹介
タンバリン(tambourine.inc)は、パートナー型デジタルプロダクション株式会社TAM の⼦会社として2015 年9⽉設⽴。SalesforceやHeroku等のクラウドサービスを活⽤し たモバイルアプリ‧Eコマース‧ウェブサー ビスの開発を中⼼におこなっています。 ΫϥΠΞϯτͷʮσδλϧγϑτʯΛαϙʔτɻ ࢲͨͪح৺Λثʹɺ͋ͨΒ͍͜͠ͱ͕େ͖ͳؒͨͪͱ ʮੈքΛม͑ΔΞΠσΞʯΛΧλνʹ͢ΔςΫϊϩδετूஂͰ͢ɻ
エンジニア絶賛募集中です!! IUUQTXXXXBOUFEMZDPNDPNQBOJFTUBNCPVSJOFJOD
本題
必要なこと
アジャイルのフロー ཁ݅ఆٛʙઃܭʙ ։ൃʙςετ ˠϦϦʔε ཁ݅ఆٛʙઃܭʙ ։ൃʙςετ ˠϦϦʔε ཁ݅ఆٛʙઃܭʙ ։ൃʙςετ ˠϦϦʔε
ཁ݅ఆٛʙઃܭʙ ։ൃʙςετ ˠϦϦʔε
スクラムのスプリント
インクリメント • 完成した、動くもの • スプリント終了時の成果 • リリースできる状態になっている
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IUUQTTQFBLFSEFDLDPNUXBEBRVBMJUZBOETQFFE TMJEF
必要なこと • アジャイルでは確認できるものを素早く提供する必要がある • 質を上げ、スピードを上げる仕組みを作る必要がある λϯόϦϯͰ)FSPLVͰ࣮ݱ
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Herokuとは? • アプリの構築、提供、監視、スケールに役⽴つ クラウドプラットフォーム • 安全性とスケーラビリティに優れた DaaS (サービスとしてのデータ ベース) •
The Twelve-Factor Appを提唱し、それに考慮して作られている IUUQTKQIFSPLVDPNXIBU
5XFMWF'BDUPS"QQɺ࣍ͷΑ͏ͳ4PGUXBSFBTB4FSWJDFΛ࡞Γ্͛ΔͨΊͷํ๏Ͱ͋Δɻ • セットアップ⾃動化のために 宣⾔的な フォーマットを使い、プロジェクトに新しく加わった開発者が要する時間とコスト を最⼩化する。 • 下層のOSへの 依存関係を明確化 し、実⾏環境間での
移植性を最⼤化 する。 • モダンな クラウドプラットフォーム 上への デプロイ に適しており、サーバー管理やシステム管理を不要なものにする。 • 開発環境と本番環境の 差異を最⼩限 にし、アジリティを最⼤化する 継続的デプロイ を可能にする。 • ツール、アーキテクチャ、開発プラクティスを⼤幅に変更することなく スケールアップ できる。 IUUQTGBDUPSOFUKB
The Twelve-Factor App 1.コードベース (Codebase) 2.依存関係 (Dependencies) 3.設定 (Config) 4.バックエンドサービス
(Backing Services) 5.ビルド、リリース、ラン(Build, release, run) 6.プロセス (Processes) 7.ポートバインディング (Port binding) 8.並⾏性 (Concurrency) 9.廃棄容易性 (Disposability) 10.開発/本番⼀致 (Dev/prod parity) 11.ログ (Logs) 12.管理プロセス (Admin processes)
The Twelve-Factor App 1.コードベース (Codebase) 2.依存関係 (Dependencies) 3.設定 (Config) 4.バックエンドサービス
(Backing Services) 5.ビルド、リリース、ラン(Build, release, run) 6.プロセス (Processes) 7.ポートバインディング (Port binding) 8.並⾏性 (Concurrency) 9.廃棄容易性 (Disposability) 10.開発/本番⼀致 (Dev/prod parity) 11.ログ (Logs) 12.管理プロセス (Admin processes)
Heroku Flow
Heroku Flow • Heroku Pipeline • GitHub Integration • Heroku
CI • Review Apps • Heroku ChatOps IUUQTKQIFSPLVDPNDPOUJOVPVTEFMJWFSZ
Heroku Pipeline 同じコードベースを共有する Heroku アプリケーションを 1 つにまとめたデプロイパイプライン IUUQTEFWDFOUFSIFSPLVDPNBSUJDMFTQJQFMJOFT
GitHub Integration • リポジトリと連携させ、ブランチ単位でデプロイが可能 (⾃動‧⼿動) • GitHubからHerokuアプリを直接開いたり IUUQTEFWDFOUFSIFSPLVDPNBSUJDMFTHJUIVCJOUFHSBUJPO
Continuous Integration (CI) • GitHubとの連携があるため、GitHub側のCIが利⽤可能 • GitHub Actions、Circle CI、Travis CI
• Heroku CI • 料⾦体系が複雑で試⾏錯誤中 IUUQTKQIFSPLVDPNDPOUJOVPVTJOUFHSBUJPO
Review Apps • ⼀時的に確認⽤として⽴ち上げておけるアプリ • (基本的に)GitHubのプルリクエストごとに作成する • 最近新しくなり、プルリクなしで作成できるようになった IUUQTEFWDFOUFSIFSPLVDPNBSUJDMFTSFWJFXBQQTOFX
タンバリンでの運⽤例
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λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿ֬ೝɾςετ 確認‧テスト • ⾃動テスト • コードレビュー • 動作確認
λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿ֬ೝɾςετ
λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿϚʔδ ֬ೝޙɺϚʔδ͢Δ
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λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿ֬ೝ リリース準備 • 開発が完了したものは next-release に • 動作確認 •
OKなら本番にリリース • Heroku上でロールバックも可能 • next-releaseは基本常にリリース可能な状態にしておく → インクリメント
λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿϦϦʔε 1SPNPUFϘλϯΛԡ͚ͩ͢ 本番リリース
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λϯόϦϯͰͷӡ༻ྫ ։ൃͷྲྀΕɿϦϦʔεޙ NBTUFSϒϥϯνऔΓࠐΈ όάमਖ਼ͳͲͷϦϦʔεʹඋ͑Δ
タンバリンでの運⽤例 . チケット⽤のブランチを作り、GitHubにpush • next-release にプルリクを出す . 確認 • GitHubでCI‧コードレビュー
• Herokuのレビューアプリで動作確認 . next-release にマージ . 全ての対応が完了後、動作確認 . リリース • hotfix⽤にmasterブランチに取り込み
まとめ
まとめ • スプリントの最後にはリリース可能な状態にする • → パイプラインを使ってのフロー管理 • 質とスピードをあげる • →
CIの導⼊で質の確保 • → デプロイなどの環境周りを⾃動化
IUUQTKQIFSPLVDPNQPEDBTUTDPEFJTIKQ