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SORACOM Orbitを使って 過去に作ったものを改善してみた。/ 20200924-soracomug-online-1

Kenichiro Wada
September 24, 2020

SORACOM Orbitを使って 過去に作ったものを改善してみた。/ 20200924-soracomug-online-1

2020.09.24 SORACOM UG Online #1 発表資料です。

Kenichiro Wada

September 24, 2020
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 ⽒名:和⽥ 健⼀郎 所属:アイレット株式会社 エンジニア SORACOM UGコアメンバー JAWS-UG 千葉 運営メンバー

    好きなSORACOMサービス: Funk、Buttonシリーズ、Orbit 実は最近共著で本書きました。 Buttonがちょっと出てます。
  2. ࠓ೔࿩͢͜ͱ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH • SORACOM Orbitとは(個⼈的所感) • Before Orbit

    • After Orbit • これが欲しいなOrbit • まとめ 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  3. 403"$0.0SCJUͱ͸ ݸਓతॴײ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH • デバイスから、SORACOMプラットフォーム上に送られてきたデー タをFunk、Beam等に渡す前に、⾊々いじれる機能 • このスライド書きつつ、Downlink試してないことに気づく

    • すごいバイナリパーサー(Blogより)。 • ⾃分で開発して、SORACOMプラットフォーム上にアップロードし て使うという数少ない機能。 • アップロードして使う唯⼀の機能と⾔いたいんですが、Mosaicがあった。。。 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  4. 403"$0.0SCJUͱ͸ ݸਓతॴײ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH • 使える⾔語(Orbit SDKが提供されている⾔語)は、以下の4つ。 • Assembly

    Script • C/C++ • Rust • TinyGo New! • ローカルで、WASMモジュールを開発して、デプロイして、SIMグ ループのコンソールで指定して使います。 • VS Code + Development container の開発環境が⽤意されてい ます。 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  5. 403"$0.0SCJUͱ͸ ݸਓతॴײ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH • 2020/07/14 SORACOM Discovery 2020の基調講演で発表される。

    • 基調講演後、ライブセッションそっちのけで、Orbitの技術セッショ ンとBlog、開発者ガイドを⾒つつ、チャレンジ。 • SORACOM UGナイトイベントに参加しつつ、引き続き格闘。 • C++わかんねーって思いながらやってた。 • 翌2020/07/15 00:41にQiitaに投稿 • https://qiita.com/keni_w/items/de0f9ca67af8be315f93 • 今の所、Orbit使ったブログを3本投稿済み(&1本下書き)です。 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  6. #FGPSF0SCJU 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • SIMの名前(Tags.name)などSIMの情報を取得したいと思った場合、 Funkで呼び出したAWS Lambda側で以下の処理が必要でした。 •

    Lambda側の環境変数に、認証情報を格納。 • SORACOMの認証APIを使って、トークンを取得。 • そのトークンを使って、Subscribe APIを使って、SIMの情報を 取得。 • また、初回起動時、認証&Subsribe APIのリクエスト、そして、そ のあとの処理を⾏っていると、そこそこ処理時間がかかること も。。。 • その結果、Funkがタイムアウトし、ボタンが⾚点滅することが稀に ありました。
  7. "GUFS0SCJU 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • SIMの名前(Tags.name)などSIMの情報を取得したいと思った場合、 Funkで呼び出したAWS Lambda側で以下の処理が必要でした。 •

    Lambda側の環境変数に、認証情報を格納。 • SORACOMの認証APIを使って、トークンを取得 • そのトークンを使って、Subscribe APIを使って、SIMの情報を 取得。 • また、認証&Subsribe APIのリクエスト、そして、そのあとの処理 を⾏っていると、そこそこ処理時間かかってました。 • そうすると、Funkがタイムアウト&ボタンで⾚点滅することが稀に ありました。
  8. "GUFS0SCJU 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • 初回起動時間も減少しました。 • Orbit利⽤前 •

    Orbit利⽤後 • 全ての処理が移譲できるわけではないので、Funk経由で、AWS Lambda等を呼び出し、クラウド側で何らかの処理をさせるという のは、残ると思います。
  9. "GUFS0SCJU 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • 2020/6/25に開催された「 Letʼs IoT プロトタイピング〜ドアの開

    閉をモニタリングしよう〜 」で前触れもなく登場したHosted Funk もどきも作れます。 • それについてはこちら https://qiita.com/keni_w/items/0658c14bc0459fa9e94e • GPSマルチユニットを使って、暑さ指数(WBGT値)を計算して、や ばそうなら通知させるっていう季節外れのネタ(来年向け)を作っ てるんですが、Orbitのおかげで、SORACOMプラットフォームだけ で作れそうです。↓こんな感じ。
  10. ͜Ε͕ཉ͍͠ͳ0SCJU 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • ⾔語の拡充(PythonとかJavaとか?) • SorabitのコンソールでWASMモジュール、古いの⾃動で消える機 能

    • 気づくと、MAXでアップできなくて怒られる⼈です • soracom.logの拡充 • ちょっと⾒づらいかなと。 • ローカルデバッグ頑張れ事案でもありますが。。。 • まずはAPI Sandbox(New!)でやってみればいいですかね。。。
  11. ·ͱΊ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH • 前回(2020/05/28 SORACOM UG Tokyo Online)時、

    こんなことを書いたのですが、 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  12. ·ͱΊ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH デバイス ↓ SORACOMプラットフォーム ↓ クラウド という、

    全領域の開発ができるようになりました。 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ
  13. ·ͱΊ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • 開発者ガイド(https://dev.soracom.io/jp/orbit/what-is-orbit/)が 素晴らしいので、これを⼀読。 • ソラコムさんのドキュメント系はどれもすごく充実してますが、

    これは秀逸ではないかと。 • この開発者ガイドがなかったら、多分環境セットアップで挫折し てた。 • サンプルコードもあるので、それを使えばすぐ試せます。 • と⾔いつつ、AssemblyScriptでめっちゃ苦戦した⼈(⼀番近しい はずなのに。。。)
  14. ·ͱΊ 403"$0.6(0OMJOF TPSBDPN TPSBDPNVH 403"$0.0SCJUΛ࢖ͬͯաڈʹ࡞ͬͨ΋ͷΛվળͯ͠Έͨɻ • 使える⾔語がどれもわからない?・・・そこは頑張りましょう。 • とりあえず4つの中からできそうな⾔語にチャレンジです。 •

    デバイスがない?・・・今なら、GPSマルチユニットセール中デス。 (アイスの引換券は今⽇のJSTの23:59:59まで!) • https://blog.soracom.com/ja-jp/2020/09/16/connected-campaign/