Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
チームで”しごと”をつくる
Search
堀下 恭平
June 27, 2018
Education
0
98
チームで”しごと”をつくる
2018/6/26 小美玉市DSにて実施したチームビルディング研修用の資料
堀下 恭平
June 27, 2018
Tweet
Share
More Decks by 堀下 恭平
See All by 堀下 恭平
Lab報告書 -Lab1周年に寄せて- インターン作成
kyoheibb_pg
0
48
スタートアップをつくばではじめる_働き方を通年話せる場『Stand』③
kyoheibb_pg
0
48
今、我がまちに必要なこととは?開催に寄せた宣誓書。
kyoheibb_pg
0
150
イベントは如何にして”失敗する”のか 函館出張
kyoheibb_pg
0
120
堀下恭平 自己紹介 2018/3/31
kyoheibb_pg
0
150
イベントは如何にして”失敗する”のか 東京錦糸町出張
kyoheibb_pg
0
230
Other Decks in Education
See All in Education
Web Application Frameworks - Lecture 4 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
2.6k
Ch2_-_Partie_1.pdf
bernhardsvt
0
120
Unraveling JavaScript Prototypes
debug_mode
0
120
1030
cbtlibrary
0
320
ニュースメディアにおける生成 AI の活用と開発 / UTokyo Lecture Business Introduction
upura
0
150
コンセプトシェアハウス講演資料
uchinomasahiro
0
520
XML and Related Technologies - Lecture 7 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
2.6k
Algo de fontes de alimentación
irocho
1
450
ルクソールとツタンカーメン
masakamayama
1
1.1k
Requirements Analysis and Prototyping - Lecture 3 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
850
HCI Research Methods - Lecture 7 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
760
(2024) Couper un gâteau... sans connaître le nombre de convives
mansuy
2
160
Featured
See All Featured
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5.1k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
3
170
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
157
23k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1031
460k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
41
7.1k
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.3k
Transcript
チームで“しごと”をつくる Tsukuba Place Lab 代表 堀下 恭平
チームで“しごと”をつくる
チームで“しごと”をつくる まず最初に、1つだけ質問があります。
チームで“しごと”をつくる 今日はなぜこの場に来ましたか?
チームで“しごと”をつくる 目的
チームで“しごと”をつくる 自己実現と自己実現を願える人を増やすため。
旅好きな女子大生“苑子”のお話。
・可能性を否定しない
堀下 恭平 1990/9/12 熊本県 熊本市 生まれ(27歳) 筑波大学 生命環境学群 生物資源学類(農学) 卒業
株式会社しびっくぱわー 代表取締役社長 : 行政計画策定支援 NPO法人 green bird つくばチーム創設者 : まちのおそうじ 一般社団法人 筑波フューチャーファンディング理事:クラファン 合同会社for here 共同代表:つくば駅前コワーキング運営 温泉ソムリエ、狩猟免許(罠) : ローカルを旅する
堀下 恭平 1990/9/12 熊本県 熊本市 生まれ(27歳) 筑波大学 生命環境学群 生物資源学類(農学) 卒業
株式会社しびっくぱわー 代表取締役社長 : 行政計画策定支援 NPO法人 green bird つくばチーム創設者 : まちのおそうじ 一般社団法人 筑波フューチャーファンディング理事:クラファン 合同会社for here 共同代表:つくば駅前コワーキング運営 温泉ソムリエ、狩猟免許(罠) : ローカルを旅する まちづくり業務の中で会議の運営及びチームビルディングに関わって8年 組織構築と運営に対するコンサルティングをメイン事業とする
None
ペーパータワーゲーム 30枚のA4用紙を使ってできるだけ高いタワーをつくる。 以上!
1)4人の“チーム”をつくる 2)1チームにつき30枚のA4用紙 3)できるだけ高いタワーをつくったチームの勝利! ※ 紙は切っても、折っても、丸めても構わない ※ 紙以外の道具は使用禁止 ペーパータワーゲーム ルール説明
1)1分 作戦タイム ※この際、1枚だけ紙に触れていい 2)2分 タワー組み立てタイム 3)10秒 組み立てタイム終了後、全員がタワーから手を離し10秒間 自立している必要がある。この後、計測してもっとも高い タワーを組んだチームの勝利! ペーパータワーゲーム
流れ説明
ペーパータワーとは 2017 / 12 / 23 @Tsukuba Place Lab 2018
/ 4 / 2 @北海道大学
PDCAサイクルを回しまくるということ
・可能性を否定しない ・試行錯誤し続ける 『ペーパータワー』まとめ
ペーパータワーから考えるチームビルディング
◦ メンバーが決定し、集まったばかりの時期 ◦ 互いにどんな人間なのか、どんな仕事が生めるのか様子見の段階 ◎ チームの共通の目的がまだ決まっていない状態。 タックマンモデル ①結成期 - Forming
-
◦ メンバーが決定し、集まったばかりの時期 ◦ 互いにどんな人間なのか、どんな仕事が生めるのか様子見の段階 ◎ チームの共通の目的がまだ決まっていない状態。 ☞ 自己開示することが重要:決起“飲み”の開催 タックマンモデル ①結成期
- Forming -
◦ チームの目的・目標に対する意見の食い違いが生じる ◦ 人間関係や具体的な業務の進め方について対立が生まれる タックマンモデル ②混乱期 - Storming -
◦ チームの目的・目標に対する意見の食い違いが生じる ◦ 人間関係や具体的な業務の進め方について対立が生まれる ☞ ファシリテーションの重要性:「対話・ダイアローグ」による コミュニケーション頻度を高めさせ、相互理解を図る。 タックマンモデル ②混乱期 -
Storming -
◦ チームの目的・業務の進め方、メンバーの役割が統一化・規範化 され、共有されている状態。 ◎ チーム内における自分の立場が安定することにより、他のチーム メンバーやチーム全体のことを気にかけられるようになる。 タックマンモデル ③統一期 - Norming
-
◦ チームの目的・業務の進め方、メンバーの役割が統一化・規範化 され、共有されている状態。 ◎ チーム内における自分の立場が安定することにより、他のチーム メンバーやチーム全体のことを気にかけられるようになる。 ☞ リーダーシップの重要性:メンバーへのフォローやCAREが重要 タックマンモデル ③統一期
- Norming -
◦ チームに結束力や連動性が生まれ、相互にサポートができる状態 ◦ 自立的な活動が活発に生まれる ◎ チームとしての成果も出始める状態 タックマンモデル ④遂行期 - Performing
-
◦ チームに結束力や連動性が生まれ、相互にサポートができる状態 ◦ 自立的な活動が活発に生まれる ◎ チームとしての成果も出始める状態 ☞ 人の成長をデザイン:リーダーもメンバーも全員が成長できる段階。 プロジェクトは完了だが、メンバーの仕事及び人生は続く。 未来へとつながる人としての成長をデザインすることが最重要。
タックマンモデル ④遂行期 - Performing -
タックマンモデルにおける4段階ごとの要点 ① Forming ☞ 自己開示 ② Storming ☞ 対話・ダイアローグ ③
Norming ☞ リーダーシップ ④ Performing ☞ 人の成長をデザイン タックマンモデルで考えるチームビルディング
タックマンモデルで考えるチームビルディング
チームを育てるためには…
チームを育てるためには… CAREが大切なんです。
名詞 1気にかかること: a不可算名詞 心配,気がかり,不安 《★【類語】 care は責任・恐怖などに よる心配や気苦労; concern は関心や愛情をもっている人・物事に対する
心配; anxiety は前途の不幸・災難などに対する心配; worry はある問題に ついての心配》. b可算名詞 [しばしば複数形で] 心配事,心配[苦労]の種. 2不可算名詞 気にかけること: a(細心の)注意,配慮,気配り. b世話,保護; 管理,監督. 3可算名詞 関心事,責任(対象). 動詞 自動詞 1[通例否定・疑問・条件文で] a心配する,気にかける; 関心をもつ,かまう. b〔+about+(代)名詞〕〔…のことを〕気にする. c〔(+about)+wh.〕〔…かを〕気にする 《★【用法】 《口語》 では通例 about は省かれる》. 2[否定・疑問・条件文で] a〔+for+(代)名詞〕〔…を〕好む,欲する. b〔+to do〕〈…し〉たいと思う. c〔+for+(代)名詞+to do〕〔人が〕〈…することを〉好む,欲する. 3〔+for+(代)名詞〕〔病人・子供などの〕世話をする 《★受身可》. チームを育てるためには… CAREが大切なんです。
名詞 1気にかかること: a不可算名詞 心配,気がかり,不安 《★【類語】 care は責任・恐怖などに よる心配や気苦労; concern は関心や愛情をもっている人・物事に対する
心配; anxiety は前途の不幸・災難などに対する心配; worry はある問題に ついての心配》. b可算名詞 [しばしば複数形で] 心配事,心配[苦労]の種. 2不可算名詞 気にかけること: a(細心の)注意,配慮,気配り. b世話,保護; 管理,監督. 3可算名詞 関心事,責任(対象). 動詞 自動詞 1[通例否定・疑問・条件文で] a心配する,気にかける; 関心をもつ,かまう. b〔+about+(代)名詞〕〔…のことを〕気にする. c〔(+about)+wh.〕〔…かを〕気にする 《★【用法】 《口語》 では通例 about は省かれる》. 2[否定・疑問・条件文で] a〔+for+(代)名詞〕〔…を〕好む,欲する. b〔+to do〕〈…し〉たいと思う. c〔+for+(代)名詞+to do〕〔人が〕〈…することを〉好む,欲する. 3〔+for+(代)名詞〕〔病人・子供などの〕世話をする 《★受身可》. チームを育てるためには… CAREが大切なんです。
C Capability 能力 A Authority 権限 R Responsibility 責任 E
Evaluation 評価 CAREとは
C Capability 能力 : 当人の能力に合わせてフォローアップし A Authority 権限 R Responsibility
責任 E Evaluation 評価 Capability : 能力
C Capability 能力 : 当人の能力に合わせてフォローアップし A Authority 権限 : 適切かつ思い切った権限移譲を行い
R Responsibility 責任 E Evaluation 評価 Authority : 権限
C Capability 能力 : 当人の能力に合わせてフォローアップし A Authority 権限 : 適切かつ思い切った権限移譲を行い
R Responsibility 責任 : その責任を明確にしたうえで E Evaluation 評価 Responsibility : 責任
C Capability 能力 : 当人の能力に合わせてフォローアップし A Authority 権限 : 適切かつ思い切った権限移譲を行い
R Responsibility 責任 : その責任を明確にしたうえで E Evaluation 評価 : 納得のいく評価とフィードバックがある。 Evaluation : 評価
・可能性を否定しない ・試行錯誤し続ける ・チームをファシリテートする 『ペーパータワーから考えるチームビルディング』まとめ
1)正確な情報すべてを全チームメンバーと 共有する 2)境界線を明確にして自律的な働き方を促す 3)階層組織をセルフマネジメント・チームに 置き換える チームをエンパワーメントする という考え方
① 組織の情報を共有し、信頼関係を築く ② 階層組織の思考を廃し、全員が経営者意識を 持って行動することを促す ③ 失敗を学習の機会と考える 正確な情報すべてを 全チームメンバーと共有する
① 説得力のあるビジョンを設定する ② メンバーが自分の目標と役割を明確にできる ようにする ③ 行動の根底にある価値観を定義する ④ ルールを定める ⑤
行動の自由を提供する 境界線を明確にして自律的な働き方を促す
① 全員がチームスキルを学び高める ② チームが自律するように支援と励ましを与える ③ コントロールを徐々にチームに引き渡す ④ 困難に遭遇することを覚悟しておく 階層組織をセルフマネジメント・チーム に置き換える
・可能性を否定しない ・試行錯誤し続ける ・チームをファシリテートする ・チームをエンパワーメントする 『チームの力を最大限に発揮するために』提言