Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳

オープンサイエンスって何?開かれ始めた研究の世界

 オープンサイエンスって何?開かれ始めた研究の世界

第9回ミートアップ
ファシリテーター:
 天野絵里子(京都大学 学術研究支援室)
 一方井祐子(滋賀大学 教育学部)
 小野英理(京都大学 次世代研究創成ユニット)
日時:4月25日(火) 18:30-20:30
場所:同志社大学室町校舎 寒梅館 6階 大会議室

More Decks by オープンサイエンス・ミートアップ

Other Decks in Science

Transcript

  1. 自己紹介 • メインファシリテーター • サブファシリテーター • 京都大学/次世代研究創成ユニット(研究支援) • デザイン/霊長類学/ 勉強会発起人・世話人

    • 滋賀大学/教育学部 • 研究活動への市民参加について研究 • 勉強会世話人 小野 英理 一方井 祐子 • 京都大学/学術研究支援室 • 図書館/オープンアクセス 天野 絵里子
  2. 今日のミートアップについて • 対象 • オープンサイエンス?なにそれ?という人 • 知っているけど全体像はよく分からない人 • 目的 •

    オープンサイエンス(OS)に関する多様な視点を話し合う。 • Wikipediaの日本語版に「オープンサイエンス」の項目を作るため のベースにする。 • 途中でもどんどんご意見・ご質問ください。
  3. back in 1600’s… • 〜17世紀:公開へのインセンティブが なく、科学的知識は閉ざされていた。 例)アナグラム化されたレター • 1665年 最初の学術誌

    Philosophical Transactions 創刊 • 19世紀:大学が整備される (科学の体系化) • Work. Finish. Publish.(19世紀、ファラデー) • Publish or Perish(20世紀) “SMAISMRMILMEPOETALEUMIB UNENUGTTAUIRAS” 私は、最も遠い惑星が三重星に なっていることを観測した
  4. 科学のプロセスも変化 構想 資金獲得 実験・調査 データ収集 発見 公開 税金(間接投資) 研究者のみ 有料学術誌

    研究者のみ 直接投資 (クラウドファンディング) 市民*が調査・収集 (クラウドソーシング) 無料学術誌 (オープンアクセス) 市民が発見 ? * 非専門家、ユーザー
  5. 意外と学外からのアクセスが多い? S Sato, M Nishiura, Y Nagai, H Itsumura, "Usage

    log analysis of articles in five Japanese institutional repositories : the relationships between users, access paths, and accessed articles". Doshisha Journal of Library and Infomation Science, vol. 25, pp. 2—37, 2015
  6. ディスカッションタイム 1. 知を全ての人が自由に利用できるようにしよう 2. プロセスもオープンにして効率よく知を生み出そう 3. オープンな研究プラットフォームを作ろう 4. 科学を一般市民にも触れられるようにしよう 5.

    オープンサイエンス時代の評価指標を考えよう あなたは何派? Benedikt Fecher & Sascha Friesike. Open Science: One Term, Five Schools of Thought http://book.openingscience.org/basics_background/open_science_one_term_five_schools_of_thought.html