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あなたの言葉に力を与える、演繹的なアプローチ

 あなたの言葉に力を与える、演繹的なアプローチ

2025/10/13 traPavilionにて登壇した際の資料です。

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Takuto Nagami

October 13, 2025
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Transcript

  1. プラクティスの詰め込み = 面倒? • コミュニケーションに限らず、様々な「一般常識」分野 がプラクティスの詰め込みで教えられる ◦ 上手く発表する方法 ◦ ビジネスマナー

    ◦ 就活 などなど... • 「何故」のないプラクティスの羅列は納得感が無い ◦ 理論的な思考が得意な人は苦痛を覚えやすいのでは
  2. 我々はどっちが得意? • 我々 = 理系大学生/大学卒とおく • 理系科目は(研究に入るまでは)基本演繹の繰り返し ◦ 物理とか顕著 ▪

    法則を知る → 法則を使って式を立て計算 ◦ 現代文とかは帰納的? ▪ 文章は全て個別事象 • 総じて見ると、演繹的な考えが得意な人が多そう
  3. 思い出そう: 帰納と演繹 帰納 演繹 人は哺乳類 Aは 哺乳類 Bは 哺乳類 人は哺乳類

    Aは 哺乳類 Bは 哺乳類 プラクティス (個々の事象)の 詰め込みを
  4. 自分を知る • RPGでいうステータス表示 ◦ どんな話題について話せるのか ◦ どのくらいの言葉遣いを使い分けられるか ▪ ここは武器の部分 ◦

    相手からどのように見られているか ▪ これはジョブ/ロールの部分 • 良いところも悪いところも含め、正確に自分を知る ◦ 人の話も参考にしてみよう
  5. まず偏見から始めよ • 偏見で物を語るのは良くないが、偏見は人を知る第一歩 • 偏見はただの統計 ◦ 「こういう人はこう」というデータの寄せ集め ◦ あるカテゴリの人が多く持つ特徴を無意識に抽出 •

    直接言うのではなく、「何を言うか」の判断基準として 偏見を使うのは普通の話 ◦ 人が何を思っていそうか、偏見から推測する • 相手の反応を見て偏見をアップデートしていこう
  6. 自己紹介 • Takuto Nagami (logica) • 20B • 千葉工業大学 情報科学部

    情報ネットワーク学科 4年 • GoとKubernetesのコミュニティにいます • traP時代にやっていたこと ◦ SysAd班・サ班・グラ班デ部 ◦ traQ バックエンドメンテナー