Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Power Automate Desktopの社内展開において押さえておきたい管理機能 3選 + α

7a54d6143169419fc6d4d9a0ff3056ea?s=47 maekawa
July 12, 2021

Power Automate Desktopの社内展開において押さえておきたい管理機能 3選 + α

7/10 の Power Automate Desktop 勉強会 Vol.3 の登壇資料です。
Power Automate Desktop の管理についてお話させていただきました。

Power Automate Desktop を野良化させないためのアプローチを考えてみたのバージョンアップ版(真面目版)です。
https://speakerdeck.com/maekawa123/power-automate-desktop-woye-liang-hua-sasenaitamefalseapurotiwokao-etemita

7a54d6143169419fc6d4d9a0ff3056ea?s=128

maekawa

July 12, 2021
Tweet

Transcript

  1. Power Automate Desktopの社内展開において 押さえておきたい管理機能 3つ + α

  2. 自己紹介 2 Maekawa • 新潟からフルリモートで東京の会社に勤務 • Power Automate Desktop 勉強会

    運営メンバー • Twitter: @HiMaekawaSan • Qiita: maekawawawa
  3. このセッションの目的 Windows 10 ユーザーなら誰でも利用できることで話題の Power Automate Desktop ! ユーザーが誰でも利用できた場合、野良PADが蔓延る心配 があるし、PADって個人向けで企業向けでは

    ない感じなの?
  4. このセッションについて そのような疑問について、Power Automate Desktop の管理に関する機能から、対策や改善ができないかをお 話させていただきます。

  5. はじめにライセンスについておさらい 5

  6. Power Automateの「手動RPAを含むユーザーあたりのプラン」で「Power Automate Desktop」が使用でき ます。 6 https://flow.microsoft.com/ja-jp/pricing/?currency=JPY Power Automate Desktopが使用できるライセンス

  7. 7 Windows 10 をお持ちなら、追加費用なくPower Automate Desktop が使 えるようになりました。 祝🎉 Power

    Automate Desktop 無償化
  8. 8 Power Automateの機能 (本勉強会で触れる範囲) Power Automate プロセスの自動化 クラウドフロー Process Advisor

    デスクトップフロー 業務プロセスの分析、 自動化業務の発見の機能 主にクラウドサービスの コネクタを使ったフロー APIをつなげて複数のサービスを連携 主にデスクトップの自動化を行うRPA機能 Power Automate Desktopはここに含まれる AI Builder ここが 無償化
  9. 有償プランと無償プランの違い(2021年7月時点) 9 MSアカウント (無償) M365アカウント (無償) 手動 RPA プラン (有償)

    データの保存先 個人のOneDrive Dataverse Dataverse Power Automate Desktop 単体の利用 ◦ ◦ ◦ クラウド フローとの連携 ☓ ☓ ◦ スケジュール実行 ☓ ☓ ◦ トリガー実行 ☓ ☓ ◦ 他人とフローの共有機能 △ △ ◦ 同一アカウントによる複数PC間のフローの共有機能 ◦ ◦ ◦ ガバナンス機能・コンプライアンス機能(ログとか) ☓ △ ◦ AI Builder ☓ ☓ ◦ プロセスマイニング ☓ ☓ ◦
  10. 本題: 野良RPA化させないための 管理や運用に関する3つの機能について 10

  11. その1: Power Automate Desktop の起動制御 11

  12. 12 PAD の起動を制御するレジストリ値があります。 デバイスで Power Automate Desktop を設定する - Power

    Automate | Microsoft Docs
  13. PAD の起動を制御するレジストリは、3つあります A. Microsoftアカウントを使用した場合の制御 B. Microsoft 365 アカウント(Azure AD アカウント)を使用した場合の制御

    C. Power Automate の有償プランのアカウントを使用した場合の制御
  14. 3つのレジストリの存在を踏まえた制御の構成 この構成の特徴 ・フローのデータは全て Dataverse というデータベースに保存される。 (MS アカウントは個人のOneDrive にデータが保存されるため業務データの格納に向かないかも。) ・Azure AD

    側で、条件付きアクセスや MFA 認証を設定することで、不正アクセスに対応。 ・どういうフローが稼働しているか分析ができる。主に有償プランのフロー。 アカウント種類 利用可否 Microsoft アカウント 利用NG Microsoft 365 (Azure AD) アカウント 利用OK 有償プランのアカウント(AAD) 利用OK
  15. その2: 利用状況の分析(管理センターのBI) 15

  16. 複数の分析がPower Platform 管理センターで見れる

  17. その1 現在使用されているデスクトップ フローの情報 確認できる情報 ・使用中のフロー名 ・フローごとの実行回数 ・誰が作ったフローなのか

  18. その2 最近作成されたデスクトップ フローの情報 確認できる情報 ・作成された数 ・誰がフローを作ったか

  19. その3 最近エラーになったフローの情報 確認できる情報 ・エラーの種類 ・どのフローでエラーなのか

  20. 分析結果から見えることと次のアプローチ 分析結果から見えること 次のアプローチ フローを多く作っている人は誰なのか MVP の発見!市民開発のリーダーを見つけられるかも。 多く使用されているフローは何なのか なぜ使用されているのか。 場合によっては RPA

    ではなくてシステム強化の必要あり?
  21. その3: PAD の実行内容の確認 21

  22. 22 分析もして色々動いているのはわかったけど フローが何をしているかさっぱりわからん システムに変な データが入って いるけどPADの せい? フローを引き継 いだけど何して いるかわから

    なーい なんでエラーに なっている の?????
  23. 23 フローの実行結果の確認 有償プランならデスクトップ フローの実行結果(ログ)もPower Automate上で確認できます。

  24. 24 入力結果の確認もPower Automateの画面上で確認 どんなデータが入力されたか確認することができます。。 アクションで取得した 値の確認もできます。

  25. 25 エラー結果の確認も可能 デスクトップ フローの実行エラーもPower Automate上で確認できます。 スクショ付きでエラー の詳細がわかる。

  26. その α Power BI デスクトップ フロー実行分析ダッシュボード 26

  27. 27 デスクトップ フロー実行分析ダッシュボード とは デスクトップフローが保存されている Dataverse の内容を Power BI で分析し、表示するテンプレート

    https://flow.microsoft.com/ja-jp/blog/advanced-power-automate-rpa-run-log-analytics-with-power-bi-and-dataverse/
  28. このダッシュボード 最高にイチオシします。

  29. 29 フローの作成状況(Desktop Flow Run witn action logs) デスクトップ フローの作成の状況に加えて、実行回数やエラーの回数、処理時間が確認できます。 今日までに作成されたフローを確認するのに便利

  30. 30 デスクトップ フローの実行状況(Desktop flow runs) 実行されたデスクトップ フローの成功や失敗の結果が確認できます。

  31. 31 スクリプトを含むアクションの実行状況 DOS コマンドやPower Shellの実行、VBScript や Python の実行など、コーディングが行われてい るアクションを可視化し、将来的なメンテナンスについてチェックが行える https://flow.microsoft.com/ja-jp/blog/advanced-power-automate-rpa-run-log-analytics-with-power-bi-and-dataverse/

  32. 32 デスクトップ フロー実行分析ダッシュボード まとめ • Power Platform 管理センターより、分析できる情報が多く今後の利用や運用上の問題点が可視化できる。 • テンプレート自体の利用は、無料ですがノン

    サポートです。 • 利用手順を Qiita でまとめてくださっている方(石川さん) がいらっしゃいます。Power Platform 管理者 の方はぜひ使ってください!管理者ではない方は、管理者の方にイチオシをぜひ!
  33. 33 本セッションのまとめ 1. 利用可能なアカウントを制御して、データの保存先やアクセス許可の制御を行おう! 2. 分析結果から、PAD 利用の拡大や異なるアプローチを探して、自動化の範囲を広げられる! 3. 有償プランでは、設定不要で詳細なログが取得できる!監査や運用引き継ぎに効果あり!