Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
分析チームにUXリサーチを導入した話
Search
Masaya Hirano
July 28, 2021
Research
3
2.8k
分析チームにUXリサーチを導入した話
Masaya Hirano
July 28, 2021
Tweet
Share
More Decks by Masaya Hirano
See All by Masaya Hirano
意思決定を最大化するための”ループ”とループを回すための”施策”
masadooon
0
1.9k
事業フェーズに応じた分析チーム体制の改善 / Improve analysis team structure to business phase
masadooon
4
2.8k
無駄分析を無くすためにRettyが取り組んだ3つのこと
masadooon
3
4.7k
Rettyにおける定量/定性データを活用した意思決定事例
masadooon
5
9.3k
筋の良いKPIを決めるために 重要なこと
masadooon
1
370
ユーザーさんを理解するためのVIEW作り
masadooon
0
910
Other Decks in Research
See All in Research
英語教育 “研究” のあり方:学術知とアウトリーチの緊張関係
terasawat
1
420
Collective Predictive Coding and World Models in LLMs: A System 0/1/2/3 Perspective on Hierarchical Physical AI (IEEE SII 2026 Plenary Talk)
tanichu
1
280
[チュートリアル] 電波マップ構築入門 :研究動向と課題設定の勘所
k_sato
0
310
ウェブ・ソーシャルメディア論文読み会 第36回: The Stepwise Deception: Simulating the Evolution from True News to Fake News with LLM Agents (EMNLP, 2025)
hkefka385
0
200
令和最新技術で伝統掲示板を再構築: HonoX で作る型安全なスレッドフロート型掲示板 / かろっく@calloc134 - Hono Conference 2025
calloc134
0
570
討議:RACDA設立30周年記念都市交通フォーラム2026
trafficbrain
0
540
製造業主導型経済からサービス経済化における中間層形成メカニズムのパラダイムシフト
yamotty
0
500
Any-Optical-Model: A Universal Foundation Model for Optical Remote Sensing
satai
3
160
[Devfest Incheon 2025] 모두를 위한 친절한 언어모델(LLM) 학습 가이드
beomi
2
1.5k
その推薦システムの評価指標、ユーザーの感覚とズレてるかも
kuri8ive
1
330
それ、チームの改善になってますか?ー「チームとは?」から始めた組織の実験ー
hirakawa51
0
850
Dwangoでの漫画データ活用〜漫画理解と動画作成〜@コミック工学シンポジウム2025
kzmssk
0
150
Featured
See All Featured
Between Models and Reality
mayunak
2
230
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
274
21k
Odyssey Design
rkendrick25
PRO
2
530
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3.3k
Deep Space Network (abreviated)
tonyrice
0
86
AI: The stuff that nobody shows you
jnunemaker
PRO
3
350
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
0
150
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.9k
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
0
380
Writing Fast Ruby
sferik
630
63k
Technical Leadership for Architectural Decision Making
baasie
3
270
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
10
1.1k
Transcript
分析チームにUXリサーチを導入した話 Retty ✕ Mercari Analyst Talk Night! 平野 雅也 2021/07/28
自己紹介 • 名前:平野 雅也(Hirano Masaya) • 所属:Retty株式会社 データ分析チームMGR •
職種:エンジニア→データアナリスト • 食種:ステーキ(補足:Rettyには食の担当制度があります)
分析チームにUXリサーチを導入した話
• UXリサーチの導入に少しでも興味がある人 • UXリサーチの導入を検討している人 • UXリサーチを導入し始めで試行錯誤している人 今日メインでお伝えしたい相手
皆さん、UXリサーチ導入する上で こんな悩みないですか?
• やる意義・メリットをうまく社内に説明できるか不安 • 最初に何からやればいいかわからない • 社内に経験者がいない UXリサーチを導入する上で、こんな悩みないですか?
実際に、Rettyで導入する1年半前は 同じ悩みがありました
今日のお話で 少しでも悩み解消に繋がればと思ってます
• なぜUXリサーチを導入したの? • どうやって導入したの? • ぶつかった壁は何?/どうやって乗り越えた? • 今後の課題は何? 本日話すこと
本日話すこと • なぜUXリサーチを導入したの? • どうやって導入したの? • ぶつかった壁は何?/どうやって乗り越えた? • 今後の課題は何?
なぜUXリサーチを導入したの? 「1プロダクトをみんなで作る!」Rettyでの大規模スクラム(LeSS)導入記 Rettyの開発組織をぶっ壊して、LeSSを導入した話をPO視点で書きました|のぐちひろき|note 2019年にRettyでLeSSを導入
なぜUXリサーチを導入したの? 理由②:優先順位を間違えることによる、軌道修 正リスクが上がったため LeSS導入によって優先順位付けの難易度が上がった (詳細:いつまでも「食を通じて世界中の人々をHappyに。」するために。プロダクト全体思考に基づくONE TEAM開発文化への変革 / One
team development) 理由①:優先順位の決め方が、ミッション単位からプロ ダクト全体に変わったため
正しい優先順位付けのため、 より仮説の根拠や精度を高める必要性が出てきた UXリサーチ導入に至った
• なぜUXリサーチを導入したの? • どうやって導入したの? • ぶつかった壁は何?/どうやって乗り越えた? • 今後の課題は何? 本日話すこと
どうやって導入したの? トップダウンで進めやすい状態を作る UXリサーチの指南役を見つける 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する 組織的に回るように運用体制をつくる 次の4つのことを行った
どうやって導入したの? トップダウンで進めやすい状態を作る UXリサーチの指南役を見つける 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する 組織的に回るように運用体制をつくる
具体:分析チームが主で進めることを周知 してもらった トップダウンで進めやすい状態を作る 具体:部門のキックオフで重要テーマに入 れてもらった POにお願いして部門として取り組む流れを作った 部門テーマ
①xxxxx ②xxxxx ③UXリサーチの導入 Retty
具体:分析チームが主で進めることを周知 してもらった →他チームとの連携が取りやすくなった トップダウンで進めやすい状態を作る 具体:部門のキックオフで重要テーマに入 れてもらった →優先順位を上げやすくなった
POにお願いして部門として取り組む流れを作った 部門テーマ ①xxxxx ②xxxxx ③UXリサーチの導入 Retty
どうやって導入したの? トップダウンで進めやすい状態を作る UXリサーチの指南役を見つける 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する 組織的に回るように運用体制をつくる
UXリサーチの指南役を見つける 外部からUXリサーチの指南役を招き、次のことをお願いさせていただいた ・リサーチ設計の壁打ち、議論参加 ・講座(リサーチ概要、インタビュー) ・設計やインタビュー、分析レポートのレビュー
・分析のワークショップ ・提言(育成方針、開発プロセスへ取り入れる方針) ・ナレッジ共有(運用、リサーチ、分析など) ・フォーマット提供 分析チームで自走できるように、伴走者として関わっていただいた ▼お願いしたこと
指南役が実務で活躍するためのポイント 期待値をすり合わせるため、契約を行う前に以下項目をドキュメント化して確認を行った 理由:外部の方とは密コミュニケーションが取りづらく、期待値がズレやすいから • 期待成果 •
業務内容 • アウトプットイメージ • コミュニケーションの仕方 └slack、meet活用など • その他条件等
どうやって導入したの? トップダウンで進めやすい状態を作る UXリサーチの指南役を見つける 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する 組織的に回るように運用体制をつくる
UXリサーチの必要性の高いPJで、一通り実践した →仮説の解像度が上がった実感を得れた →インタビューを視聴する人が増えた →他PJでも活用されるようになった 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する
Rettyにおける定量/定性データを活用した意思決定事例
どうやって導入したの? トップダウンで進めやすい状態を作る UXリサーチの指南役を見つける 一通り実践してナレッジを組織に蓄積する 組織的に回るように運用体制をつくる
CSチームと連携してUXリサーチの運用体制を整えた 組織的に回るように運用体制をつくる 画像引用元:ResearchOps入門 ▪リクルーティング・各種庶務 ・インタビュー対象者の選定から依頼 ・参加者との応対 ・謝礼の取り決め ・実査スケジューリング ▪データと知識管理
・インタビュー、アンケートデータの一元管理 ・KA法とKJ法などによるナレッジ管理 ▪内部統制 ・個人情報管理 ・参加者からの同意 ▪ツールとインフラ ・インタビュー用に必要な機材準備 ▼UXリサーチの運用スコープ ▼具体的に取り組み内容
• なぜUXリサーチを導入したの? • どうやって導入したの? • ぶつかった壁は何?/どうやって乗り越えた? • 今後の課題は何? 本日話すこと
・開発サイクルにはめること →やったほうがいいけどメリットを感じず、導入初期は一部のメンバーしかUXリサーチを行っていなかった ・継続的なUXリサーチスキルの向上 →指南役が居なくなっても継続的にスキルが向上するための仕組みがなかった ぶつかった壁は何?
・開発サイクルにはめること →オンラインインタビューのオープン化で、誰でも視聴可能に →Weeklyインタビューで開催頻度を増やした ・継続的なUXリサーチスキルの向上 →毎週のUXリサーチ定例で、課題をざっくばらんに話す場を用意 →輪読会の実施 どうやって乗り越えた?※正直ところ、まだまだ乗り越え中です
• なぜUXリサーチを導入したの? • どうやって導入したの? • ぶつかった壁は何?/どうやって乗り越えた? • 今後の課題は何? 本日話すこと
今後の課題は何? ①検証型リサーチのノウハウ蓄積 ②UXリサーチで得たインサイトの コンセンサス化 ③toB側のUXリサーチ
今後の課題は何? ①検証型リサーチのノウハウ蓄積 ②UXリサーチで得たインサイトの コンセンサス化 ③toB側のUXリサーチ
今後の課題は何? ①検証型リサーチのノウハウ蓄積 ②UXリサーチで得たインサイトの コンセンサス化 ③toB側のUXリサーチ
まとめ
• やる意義・メリットをうまく社内に説明できるか不安 • 最初に何からやればいいかわからない • 社内に経験者がいない 冒頭で挙げた悩み
Rettyではこうやった • やる意義・メリットをうまく社内に説明できるか不安 →POを説得して、POに説明してもらう • 最初に何からやればいいかわからない →指南役を招いて色々教わる • 社内に経験者がいない →実務を通してUXリサーチを一通り経験する
ご清聴ありがとうございました