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英語ができなかった自分達が、グローバルチーム立ち上げに挑戦!?

Masashi Hirano
September 02, 2023

 英語ができなかった自分達が、グローバルチーム立ち上げに挑戦!?

@ueokande さんと一緒に登壇したときの私のパートの資料です。
@ueokande さんパートは以下のリンクの資料をお読み下さい!
https://speakerdeck.com/ueokande/ying-yu-gadekinakatutazi-fen-da-ga-gurobarutimuli-tishang-genitiao-zhan

Developers Summit 2023 KANSAI (2023.09.02)
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20230902/session/4500

Masashi Hirano

September 02, 2023
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Transcript

  1. サイボウズ⾃⾝もグローバルへ • 海外拠点の設⽴ • 2007年: 上海 • 2009年: ベトナム •

    2014年: サンフランシスコ • オーストラリア、マレーシアにも拠点がある • 外国籍の⼈材採⽤ • 国内の外国籍の⽇本語話者の採⽤
  2. 新規プロダクト開発 • 新規IAM(Identity and Access Management)製品の開発を決定 • ID⼀つで様々なクラウドサービスへログイン可能にしたい • ID管理の煩雑さを解決したい

    • 他社クラウドサービスとの連携強化したい • 詳しくはプロジェクト発⾜⼈のymmtのブログをお読み下さい! 『グループウェアの再定義を⼀緒にやりませんか』 https://blog.cybozu.io/entry/redefine-groupware
  3. 国内外での採⽤ • ⾮⽇本語話者向けのプラットフォームjapan-dev.comなどを利⽤ • 英語話者向けの募集要項を作成 • ⽇本語は不要、英語は必須 • 給料を⾼めに設定 •

    世界中どこからでも応募可能 • ⽇本へのリロケーションをサポート 例: japan-dev.com 掲載のStaff Backend Engineer (Go) の内容
  4. 選考から⼊社まで • 書類選考→技術試験→⾯接(2回)→オファー⾯談→承諾→⼊社 • 当たり前だけどすべてが英語 • 書類は英語で書かれている • コーディングテストやface-to-faceでの技術試験も英語 •

    ⾯接も英語 • 選考中の連絡も英語 • ⾯接には通訳も参加してもらっています • 社内の通翻訳チームや⼈事、労務、情シスなどに助けられています🙇
  5. 英語話者採⽤の⼿応え • 北⽶、南⽶、オセアニア、ヨーロッパ、アジアと様々な地域から応募 があった • 応募数は⽇本国内の数⼗倍に • 多いときは1ポジションに毎⽇10件以上の応募、⾯接が1⽇3回という ⽇もある •

    フロントエンドエンジニアだけで約8ヶ⽉で200件以上の応募 • 世界的にほぼ無名な⽇本企業にこんなに応募が来るのは想定外だった 応募が多すぎて鳴り⽌まない嬉しい悲鳴(死亡⼨前)😇
  6. 採⽤によるチームの変化 採⽤開始前(9名) 🇯🇵🇺🇸🇫🇷 🇩🇪 約1年後 現在(24名) 🇯🇵 🇺🇸🇫🇷 🇩🇪 🇨🇳

    🇦🇺 🇺🇿 • ⼈数だけでなく出⾝国も増えた • 数名が⽇本へ移住 • ⽇本国籍メンバーに⽐べて外国籍メンバーは約1.5倍の⼈数⽐になった
  7. 英語でのコミュニケーション • 会議、テキストコミュニケーション、ドキュメントなどすべて英語 • 会議 • 社内の通訳者に通訳を依頼 • Google MeetやZoomの⽂字起こしや⾃動翻訳を利⽤

    • テキストコミュニケーション • 翻訳サービス DeepL Proを契約 • ⽂章校正サービス Grammarly 有料プランを契約 • 会社による⾔語学習⽀援
  8. ⾔語学習⽀援制度 • 外国語学習の費⽤や学習時間の確保をサポートする制度 • 業務で必須かどうかによってサポートが違う • 英語 (業務で必須): すべての費⽤を会社が⽴替 •

    その他 (業務では必須ではない): 半額 • 業務中の⾔語学習OK(チームや状況にもよる) 例: 英語学習コーチングサービス(3ヶ⽉約\60万)を利⽤して、毎⽇3時間 業務時間中に英語学習を実施
  9. タイムゾーンを意識した働き⽅ • 法的範囲内で世界中どこからでも働いてOKとしている • 現在は⽇⽶在住のメンバーがいるので、ミーティングは⽇本の午前中 に集約 • ⽇本の9:00AM(JST)は⻄海岸の4:00PM(PST) • サマータイムだと⻄海岸5:00PM(PDT)になる

    • 東海岸は7:00PM(EST) / 8:00PM(EDT)となる • ヨーロッパ出⾝メンバーが⺟国からリモートワークすることも • ヨーロッパの朝が⽇本の⼣⽅になる • ⾮同期でできる作業を意識する • 時差によるレスポンスの遅延は許容する