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インフラ初心者向け正しいサーバーの選び方
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横田真俊(wslash)
March 17, 2016
Technology
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インフラ初心者向け正しいサーバーの選び方
「さくらクラブ G's3rd Webサービス・アプリ用のサーバ・インフラ勉強会」の資料となります。
横田真俊(wslash)
March 17, 2016
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Transcript
(C)Copyright 1996-2016 SAKURA Internet Inc. さくらインターネット クラウド開発室 横田真俊(@Wslash) 2016/03/13
2 氏名 横田真俊(@Wslash) 「さくらのクラウド」の企画担当を やっております 左のアイコンで、ツイッターを やっていますのでお気軽に お声がけください
3 Amazon EC2/S3 入門 今は、さくらのクラウド企画担当 をやっていますが、昔はこんな本 を書いていました
4 ツイッターやFacebookなど ソーシャルメディアの本 を5冊ほど書いてます
5 • さくらインターネットのご紹介
6 商 号 さくらインターネット株式会社 本 社 所 在 地 大阪市中央区南本町一丁目8番14号
設 立 年 月 日 1999年8月17日 (サービス開始は1996年12月23日) 上 場 年 月 日 2005年10月12日(マザーズ) 2015年11月27日(東証一部へ市場変更) 資 本 金 8億9,530万円(12月末株主数 11,623名) 従 業 員 数 334名(連結) (※2015年12月末日現在) 1996年12月に現社長の田中邦裕が、 舞鶴高専在学中に学内ベンチャーとして創業。 1999年8月に株式会社を設立。10月には、 第1号となるデータセンターを本町に開設。 2005年10月に東京証券取引所 マザーズ市場に上場。 2011年11月、北海道石狩市に国内最大級 の郊外型大規模データセンターを開設。 石狩データセンター開設 2011 東証マザーズ上場 2005 さくらインターネット創業 1996 会社概要 インターネットインフラの提供を事業ドメインとして、 大阪、東京、北海道の3都市に5つのデータセンターを展開 最初のデータセンター開設 1999 株式会社を設立 2015年11月に東京証券取引市場第一部 に市場変更。 東証一部に市場変更 2015
7 データセンターとは、利用者が安全で快適にインターネットを利用できる よう堅牢な設備環境でWebサイトや動画などのデータを管理する専用施設 サーバ サーバ サーバ 携帯電話 プロバイダー 写真や動画等の データやシステム
などを預かる 写真や動画等の データやシステム などを利用する インターネット 写真や動画等の データやシステム などを預ける データセンター
8 北海道 石狩に 巨大なデータセンターを作りました
9 最終的に計5棟、 最大6,800ラック規模になる予定です
10 スタートアップで 利用するならこれ!
11 「さくら」でスタートアップに良いインフラ
12 予算はどのぐらいか? 予算に見合ったサービスなのか? どこまで面倒を見るか? rootが使えるか? WebだけでなくOSやインフラまでも面倒を見る必要があるか? 制作したWebサイトはどこまで成長するか? 作成したWebサイトのアクセス数は成長するのか? 一定か? 成長する場合、サーバを追加できるのか?
料金体系はどうか?
13 サービス名 サーバの 価格 root 権限 スケール アップ 料金体系 初期費用
さくらのレンタルサーバ 129円~ ない できない 月額課金 あり さくらのVPS 685円~ ある できない 月額課金 あり さくらのクラウド 1,945円~ ある できる 時間課金 ※上限あり なし 同じ「サーバ」でも、価格やroot権限の有無、サーバの伸 縮性などが違う。案件の要件にあったものが重要
14 さくらのレンタルサーバ
15 中小規模のWebサイトを手軽に構築するのに向いているが、ス ケールアップができず、OSなどをいじるのには制限がある。 ◦価格 月額換算125円のライトから月額4,628円のビジネスプロまで ◦サーバ管理 OSより下のレイヤーは、さくら側が管理・運用。 ◦サーバ伸縮性 プラン変更などはできないため、突発的なアクセス急増には耐えら れない場合がある。
16 ▪単にWebページを作るだけであれば安くて簡単 ▪会社のページやブログ、プログラムの検証にも良い ▪マネージドならアクセスが高いブログでも大丈夫 一般的な「クラウド(=IaaS)」で レンタルサーバに合っているもの
17 さくらのVPS
18 ◦価格 月額685円の「CPU 1コア、メモリ0.5G」から月額30,240円 「CPU 10コア、メモリ32GB」のプランまで ◦サーバ管理 root権限があり、好きなOSを選択してミドルウェアも選択できる ◦サーバ伸縮性 プラン変更などはできないが、複数台構成が可能。サーバを増やす
ことでアクセス負荷に対応が可能 OSやミドルウェアのインストールやチューニングができ自由 に使えるが、サーバのスケールアップ等が難しい
19 ▪検証・開発用サーバとして利用する場合 ▪スケールしないサービスとして利用する場合 ▪小さいサービスを大量に提供する場合 「さくらのVPS」に合っているもの
20 さくらのクラウド
21 ◦価格 月額1,954円の「CPU 1コア、メモリ1G」から、月額166,752円 の「CPU 20コア、メモリ224G」まで94種類。 ◦サーバ管理 root権限があり、好きなOSを選択してミドルウェアも選択できる。 ◦サーバ伸縮性 プラン変更、複数台構成が可能。また課金は初期費用はないので
キャンペーンサイトなど一時的にサーバを増やすことも可能 時間単価でサーバの作成が可能。複数台のサーバを利用したシ ステム構成には良い
22 ▪OSなどのインストール、チューニングができる ▪サーバの台数・規模が見込みにくいもの ▪複数のサーバを利用し規模が大きくなるもの 「さくらのクラウド」にあっているもの
成長規模によって、サーバの増減ができるので まずはクラウドがオススメ 23
ではどのようにサーバを拡張していくのか WordPressを例にして どのように拡張をしていくか見てみましょう 24
25 サーバの役割
26 WordPressのようなプログラムは「Webサーバ」「アプリ部分 (WordPress)」「DBサーバ(データベースサーバ)」で動く 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
27 ◦Webサーバ 主にWebページを表示させるサーバ、利用されるソフトウェアと してApacheやnginxといった物が有名。 ◦Appサーバ アプリケーションを動かすサーバ。前のページでは WordPress(PHPプログラム)がそれにあたる ◦DBサーバ データを格納する大事なサーバ。利用されるソフトウェアとして MySQLなどが有名
それぞれはソフトウェアなので「Webサーバ」「Appサーバ」 「DBサーバ」を1台のサーバに入れることもできる
28 実際のサーバのスケール方法
29 まずは1台のサーバを作成して、その中でWordPressを動かす
30 アクセスが増えてきたら、どうするか?
31 サーバのCPUとメモリの能力を上げて、サーバの能力をスケー ルアップさせる
さらに増えてきたら 32
33 WebサーバとDBサーバの分離
34 最初は1台だけ アクセスが増えたら WebとDBサーバに分離 1台のサーバの中に入っている「WordPressサーバ(app)」と 「データベースサーバ」部分を分ける
35 ◦負荷を分散させる 1台のサーバを複数台にして、負荷の分散を行う ◦サーバ拡張の準備 「Webサーバ/Appサーバ」と「DBサーバ」についてサーバの 台数を増やしていくための準備 ◦DBサーバの保護 DBサーバをインターネットに直接接続するのはセキュリティ上 問題があるので、ローカルネットワークに接続する
36 サーバをコピーして2台にして、スイッチを使いローカルネット ワークを作る 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
37 ロードバランサと負荷分散
38 アクセスが増えたら WebとDBサーバに分離 さらにアクセスが増えたら ロードバランサを入れて負荷分散を行う さらにアクセスが増えたらロードバランサ(LB)を設置し負荷 分散を行いましょう。 最初は1台だけ
39 ロードバランサを通じて、Webサーバのアクセスを振り分け ることができる 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
40 さくらのクラウドはDSR(ダイレクト・サーバ・リターン)方 式を採用しています。 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
41 さくらのクラウドでロードバランサを利用するとこんな構成 となる 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
42 データベースの冗長化
43 Webサーバの冗長化ができたら、次にデータベースサーバの 冗長化をはじめましょう。
44 データベースサーバに対して変更があった場合、レプリケー ションサーバに対しても即時に変更を行う 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
1.マスターサーバの停止 2.マスターサーバをクローンしてレプリケーショ ンサーバの設定を行う 3.マスターサーバで、バイナリログを生成するよ うに設定を行う 4.レプリケーションサーバで、マスターサーバか らデータを読み取るように設定を行う 45
46 データベースサーバは直接アクセスできないので、メンテナ ンス用のVPCルータを設置する 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
47 サーバの構築が終わったら、サーバの監視を行います。監視 を行うことで、いち早く障害を検知できます。
48 サーバにインストールする物以外にも、ASPで提供する監視 サービスもあります。 ◦主な監視ソフト ・Zabbix ・Munin ・Nagios ・Sensu ◦SaaSで提供している監視ソフト ・mackerel
・New Relic ・さくらのシンプル監視
49 「Zabbix」などをローカルネットワークにおき、フロントと ローカル内部を監視する。 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」より引用
50 特にインストールなどせずに、手軽に死活監視ができます。
今後、さらにサーバを増やす場合はゾーンを増や したり、GSLBなどの設備が必要となるが とりあえず、サーバ増設の基礎はこのあたりとな る。 51
52 「新米サーバ/インフラ担当者のための 仮想サーバ/クラウド技術の常識」 今日の詳細な内容はこちらに掲載され ています。
53 「さくらのクラウド」のDEMO
54 ご清聴ありがとうございました