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The future we create with our own MVV
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matsukurou
January 08, 2025
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The future we create with our own MVV
RSGT2025で登壇の資料です。
matsukurou
January 08, 2025
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Transcript
自分たちで作ったMVVで創る未来 ー 混乱を超えて新たな一歩を踏み出す銀行組織 ー 松﨑 一孝 Reginal Scrum Gathering Tokyo
2025
MVV活動の効果 どうやってMVVを作ったか MVVを組織開発にどう活かしているのか このセッションで得られるもの
上手く活用できていますか? ありますか?イメージできますか? 企業、部署、グループ、チーム、個人 身近なMVV,パーパスを思い浮かべてみよう ※ MVV = ミッション・ビジョン・バリュー
自己紹介 株式会社 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG) DX推進本部 内製開発グループ スクラムマスター 所属 松﨑 一孝 Matsusaki
Kazutaka @matsukurou アミューズメントゲーム開発のエンジニア → FFGに中途入社(2018〜) FFGのデジタル戦略部門の立ち上げから従事 社内に内製開発やアジャイルの文化を浸透中 スクラムフェス福岡(実行委員長) ふくおかスクラム 金融アジャイルMeetup Scrmu Masters Night! Online 業務 経歴 コミュニティ
会社紹介 福岡銀行 熊本銀行 十八親和銀行 福岡中央銀行 みんなの銀行 DX推進本部 内製開発グループ データ活用グループ 企画グループ
システム設計グループ AI戦略グループ デジタル人財育成グループ
2018 2020 2022 現在 これまでの歩み 内製開発組織発足 〜 組織に溶け込んでいく 他部門との協働 SM+開発者視点
全社を横断した取組へ 2021 2018〜2022のふりかえり 2019 SM+マネジメント視点
いい感じに進んでると思ってた
順風満帆にとはいかなかった… グループ戦略の転換 グループトップの交代 グループメンバーの急激な増加
思ってたのと違う…
半年くらい混乱してきた組織が MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を 作り上げることから始めて 組織の方向性を整え 良い感じの活動に繋がってきた話
世界を変えよう スクラムマスターが目指すのは組織レベルの変革
話の流れ 1. MVV作成に至った背景 2. MVVの作成 3. MVVの活用 4. ふりかえり
話の流れ 1. MVV作成に至った背景 2. MVVの作成 3. MVVの活用 4. ふりかえり ・混乱を招いたきっかけ
・起こった問題 ・改善が進まない原因 ・改善に向けて
1. MVV作成に至った背景 混乱を招いたきっかけ
グループ戦略の転換 新規事業 銀行ど真ん中の サービス
グループトップの交代 立ち上げから熟知 別のグループから異動
グループメンバーの急激な増加 (2022年にDX推進本部設立) 設立以降に急激にメンバー増加 設立以降に加入したメンバーの割合が高い 2022以前のメンバー 2022以後のメンバー 2018 2019 2020
2021 2022 2023 2024 0 20 40 60 80 メンバー間でも意見のズレ
1. MVV作成に至った背景 起こった問題
マネジメントとメンバーの衝突 わかりあえない「私たち」 任された仕事を全うしたいマネジメント。方針に納得がいかないメンバー。 リーダー層のミーティングもただの共有会で活性化せず。 何とかしようと苦悩する人とそうでない人…
進まない開発 常に受け入れ状態の開発チーム やりたいことが多くて人が足りないからという理由の増員。 受け入れる体制は整っていない。 リード層と育成対象層の人数バランスの悪さ。 いつまでたっても安定した状態にできないチーム。
チーム間の連携の不足 プロダクトに追われるチーム 開発が進まず、自チームのプロダクト開発に追われるチーム。 余裕がなく、人が増えても減らない残業時間。 他のチームへの関心が持てなくなる。 誰に何を聞いたら良いのかわからず困る、新メンバー。 ビジネス、マネジメント、ロールごとのコミュニケーションも希薄に。 加速する、サイロ化。
1. MVV作成に至った背景 改善が進まない原因
グループの方向性が不明確 「カタチは変わる。想いは変わらない。 」 変わらない想いは? 暗黙的にあったものが見えづらくなった
「課題」 「課題」とネガティブ… 成功を体験した集団を現状否定をして改革すべきではないと思います。 その人たちは善意でそれをずっとやってきて、しかもそれで成功してきている人たちなんですから、現状否定では理解や共感はえら れないんです。世の中のありとあらゆる改革は現状否定から入ってしまいがちですが、そうするとすごくアンハッピーになる人もた くさんいると思うんです。だって現状を作りあげるために、たくさんの人が善意と誠実な熱意でやってきたわけでしょう? 私たちがやってきたことはダメだったのか? 社長に学べ!<おとなの勉強は終わらない。>より
マネジメントが何でも背負いすぎ 「私たち」で考えませんか? 「誰か」ではなく、 「私たち」のグループ 上手くいってないところはみんなで考えよう 「協力を求める」は大事
1. MVV作成に至った背景 解決に向けて
話の流れ 1. MVV作成に至った背景 2. MVVの作成 3. MVVの活用 4. ふりかえり ・前提のお話
・MVVそれぞれの作成手順
2. MVVの作成 前提のお話
制約条件 約1ヶ月半で完成させる! 期間:11/14 〜 12/21(計10回)1 2 3 4 5 6
7 8 9 10
活きる過去の取り組み MVVの作成:4度目の挑戦
1度目(2018) : デジタル戦略部立ち上げ時、開発が忙しく断念 2度目(2020) : グループ全員を巻き込むも、意見をまとめきれず断念 3度目(2022) : 組織のDX成熟度を計測できないか?という取り組みから発展 一般論ではないFFGがDXで目指す世界とは?
完成して終了 過去3度の挑戦
2. MVVの作成 MVVそれぞれの作成手順
2. MVVの作成 事前準備
気をつけるポイントに気づく 何冊か本を読む、Podcast聞く 他社事例を調べる(具体的な完成形を揃えられるようにする) AIに聞く 進め方をシミュレーションする
短期決戦で仕上げるための工夫 参加者を絞る 完成後のアクティビティを事前に計画する 作るところと、完成後のアクティビティが軌道に乗るまでは私がリードする 目標を統一する いつまでに、どのような状態を達成するのか 誰に、何を、いつ伝えるのか やらないことも決める 成果物を定義する どのような成果物が必要か
成果物の完成のイメージを明確にする(都度確認) どこに保存するかを決める 会議の工夫 合意を得やすくする(賛成でなくても不満がなければ問題なし) 会議はディスカッションと合意の場とする(個々の考えをまとめるのは宿題) 会議は5分後に開始し、5分前に終了(遅れても全体でのフォローはしない) 会議を短くし、頻度を上げる(週1回2時間よりも週2回1時間ずつ) アジェンダは分単位で決めておく(その通りにいかなくてもOK) アジェンダは前日までに公開しておく できる限り毎回ふりかえる 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
2. MVVの作成 MVVそれぞれの作成手順 私たちを探求する
Will 心からわくわくする活動 Need 誰のどんなニーズに応える活動か これまでの私たちの歴史をふりかえる(私たち=内製開発グループ) 資料や長くいるメンバーから、立ち上げからこれまでの取り組みや経緯を共有 私たちが「得意」で「やりたいこと」は何だろう? 「Will-Can-Need」のフレームワークを使って考える ステークホルダーが私たちに「求めている」ことは何だろう? 部長陣へのインタビューを実施
私たちの「核となる価値・行動」は何だろう? 「Will-Can-Need」が重なる部分を全員でディスカッション 核となる価値・行動を探求する Can 私たちだからこそできる活動 Will Not やりたくないこと Need Not 答えられないニーズ Can Not できないこと 核となる価値・行動 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
2. MVVの作成 MVVそれぞれの作成手順 ミッション
なぜミッションから? グループとして存在している以上、 何かしらの期待値があるはず!
ミッション作成の手順 「核となる価値・行動」をベースに「ミッション」を作る 一人ひとりがミッションに含めたいワードや文章を考える(宿題) それぞれのワードや文章の意味を全員で確認 グループにわかれてミッションの案を考える あらためて個人でミッションの案考えてくる(宿題) 考えてきたミッションの意味を共有 共有の中で新しい案が生まれれば共有 良さそうなミッション案を投票で絞り込んで、決選投票で決定 問い:私たちは、なぜ組織に必要なのか
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 テクノロジーと情熱で本当に価値あるものを生み出すことを当たり前にする。仲間とともに。 仲間とともに、銀行の想いをカタチにし、銀行体験をアップデートしていく。 仲間とともに、価値あるものを生み出し続けるFFGへ
ミッション作成の手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 Will-Can-Need 一人ひとりがミッションに含めたいワードや文章を考える(宿題) それぞれのワードや文章の意味を全員で確認 グループにわかれてミッションの案を考える あらためて個人でミッションの案考えてくる(宿題) 考えてきたミッションの意味を共有 共有の中で新しい案が生まれれば共有 良さそうなミッション案を投票で絞り込んで、決選投票で決定
2. MVVの作成 MVVそれぞれの作成手順 ビジョン
なぜビジョンを2番目に? ありたい将来像は考えてて楽しい バリューは大量にあって集約が難しそう
ビジョン作成の手順 私たち、私たち以外も共感できるワクワクする未来の景色から「ビジョン」を作る 1年後(直近), 3年後(イメージできなくもない), 5〜10年後(普段の延長線だとイメージ しづらい), 20〜30年後(もはや夢・希望)の景色を考えてくる(宿題) 一人ひとりがイメージした未来の景色を共有 グルーピングして、どんな未来の景色に共感する人が多いか確認 目指したい未来の景色を実現するために必要な活動を具体的に考えてくる(宿題)
本当に実現したい未来の景色を選んで、実現に向けてグループディスカッション 少し抽象化してタイトルをつけて完成 問い:私たちは、将来どんな景色を作り出したいか 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ビジョン作成の手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 1年後(直近), 3年後(イメージできなくもない), 5〜10年後, 20〜30年後の景色を考えてくる(宿題) 一人ひとりがイメージした未来の景色を共有 グルーピングして、どんな未来の景色に共感する人が多いか確認 目指したい未来の景色を実現するために必要な活動を具体的に考えてくる(宿題) 本当に実現したい未来の景色を選んで、実現に向けてグループディスカッション 少し抽象化してタイトルをつけて完成
2. MVVの作成 MVVそれぞれの作成手順 バリュー
なぜバリューを最後に? 大切にしたいことはたくさんある ミッションとバリューを考える中で どんどん整理されてくる。はず…
バリュー作成の手順 これまでの活動を総括して「バリュー」を作る 「タイトル」 「カテゴリー」 「説明」のフォーマットでバリューを考えてくる(宿題) 考えてきたビューを全員で共有 カテゴリーごとにグルーピング 「タイトル」 「説明」からキーワードになりそうなワードを抽出(ファシリ作業) 「カテゴリー」を共通的なものと特化したもので再分類(ファシリ作業)
再分類した結果と抽出したキーワードで文章のたたきを作成(ファシリ作業) たたきをベースにグループにわかれて内容をブラッシュアップ 内容からタイトルを考えてくる(宿題) タイトルを決めて 完成全体のブラッシュアップ 問い:私たちが、今も今後もこだわりたいことは何か 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
バリュー作成の手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 「タイトル」 「カテゴリー」 「説明」のフォーマットでバリューを考えてくる(宿題) 考えてきたビューを全員で共有 カテゴリーごとにグルーピング 「タイトル」 「説明」からキーワードになりそうなワードを抽出(ファシリ作業) 「カテゴリー」を共通的なものと特化したもので再分類(ファシリ作業) 再分類した結果と抽出したキーワードで文章のたたきを作成(ファシリ作業) たたきをベースにグループにわかれて内容をブラッシュアップ 内容からタイトルを考えてくる(宿題) タイトルを決めて 完成全体のブラッシュアップ
ミッション テクノロジーと想いで価値あるものを生み出す。仲間とともに。 私たちは、テクノロジーの力で銀行の想いをカタチにし、銀行体験をアップデートしていきます。既存の考えに縛られず、情熱を持って挑戦していくこ とで、本当に価値あるものを生み出すことが当たり前な組織文化を実現していきます。共に働く仲間とともに歩むからこそ実現できると信じています。 ビジョン コミュニケーションの交差点をDXに 正しいビジネスを正しくつくる FFGって良いね!を全国に バリュー 本質をカタチに
新たな価値を生み出し続けるためには、情熱を持って挑戦していくことが重要です。 既存の枠にとらわれず、新たな発想と行動で周囲を巻き込み、本質をカタチにしていきます。 信頼と責任を 常に変化を受け入れ改善し、今より一歩前へ進もうとするマインドが大切です。 好奇心とユーモアを忘れず、自律的かつ自立的に学び考え発信して仲間を増やし、プロフェッショナルとしての信頼と責任を果たします。 誰もが輝ける持続可能な組織に 私たちのミッションを成し遂げるためには、仲間を尊重し、一人ひとりの価値観を認め合うことが大切です。 多様性と専門性を掛け合わせ醸成し、誰もが輝ける持続可能な組織文化にしていきます。 1年後:ビジネスの収益構造と内製開発グループの活動が連携するためのKGI/KPIを設定し、その運用を開始している。 1年後:内製開発グループのメンバー全員が一緒に目指す目標を共有し、そのための理解や視点を持てている。 1年後:外部のカンファレンスに参加、登壇するメンバーが出始めている。
話の流れ 1. MVV作成に至った背景 2. MVVの作成 3. MVVの活用 4. ふりかえり ・グループ全員の理解を得る
・ビジョン実現に向けた活動 ・ワーキンググループの紹介 ・ワーキンググループの成果
3. MVVの活用 グループ全員の理解を得る
全員との意見交換会 説得ではなく、対話とフィードバックをもらう場 小グループ(最大6人) 作成メンバー2名 & 非作成メンバー4名 2週間で20回近く実施 作ったメンバーとそうでないメンバーの温度差を埋める
3. MVVの活用 ビジョン実現に向けた活動
ワーキンググループ(WG)の発足 3つのビジョンの達成 + MVVの浸透
WGの活動を継続させるための工夫 3ヶ月目標を決めて活動する 目標の達成は必須ではない 隔週で全チームの共有・相談会を実施 WGへの参加は任意 WGのメンバーの出入りは自由
3. MVVの活用 ワーキンググループの紹介
コミュニケーションの交差点をDXに DX推進本部全体のコミュニケーション活性化施策 社内SNS活用検討 他社事例調査 銀行業務や銀行システムの勉強会 相談されやすい存在になる!
正しいビジネスを正しくつくる アウトカム志向なモノ作りを行うための仕組み アクセシビリティ推進 価値あるものを生み出す!
FFGっていいね!を全国に 外部イベントへの登壇・参加 主催・共催イベントの企画・実施 社内勉強会、視聴会の企画・案内 エントランスブックの作成、採用活動での活用 彼を知り己を知ってもらう!
カルチャリスト(MVV浸透) MVV行動の見える化 Thanks活動やウィンセッションによる認め合う文化 MVV作成の追体験会 ビジュアル化 月例ディスカッション 地道に下地を作る!
3. MVVの活用 ワーキンググループの成果
MVV関連活動による指標から見る成果(全体感) 共感している 47.5% 理解している 29.5% 行動している 13.1% 認知している 9.8% MVV全体について、どのような状態ですか(2024.11時点)
【グラフより】 60%が共感、行動 ミッション、ビジョン、バリュー個別でも同様の結 果 【コメントからわかったこと】 「行動している」の定義のハードルが高い人が多い 目標設定に結び付いているチームもある MVVの必要性や活動の理解は得られている
MVV関連活動による指標から見る成果(WGの活動) 活動の内容を知っている 27.4% 活動している 21% 活動していることを知っている 21% 共感している 17.7% 活動していることを知らない
12.9% 「正しいビジネスを正しくつくる」の実現に向けた活動について(2024.11時点) 【グラフより】 活動している割合はどれも同様 何かやってるな感の割合が多い 【コメントからわかったこと】 WGの活動と認識されていない活動が多い 業務都合で参加できないメンバーも多い
内製開発グループの満足度 概ね満足 37.1% 可もなく不可もなく 35.5% 非常に満足 19.4% 少し不満 8.1% 内製開発グループ全体の満足度(2024.11時点)
【グラフより】 満足度は上昇の印象(過去分がない) 「非常に不満」はなくなった 【コメントからわかったこと】 まとまり感を感じる人が増えた 一方、人が増えすぎて分断を感じる人もいる 人の流動性や増減の感じ方はまちまち
MVV活動の結果として 抱えていた混乱は改善していっている グループ内外でコミュニケーションが増えた 部署全体に影響が拡大 部長陣が外部で発信しているらしい プロダクト単位だと取り組みづらい活動にも取り組めている 自己満足でなくアウトカムにも繋がりそう 採用におけるカルチャーフィットの確認にも活用できる
MVV関連活動のこれから 普段の業務に余白がある文化作りを 活動の認知拡大 気軽に参加できる仕組み作り 活動を継続して、当たり前の風景にする 他グループも巻き込んでいく アウトカムもほどほどに出す
話の流れ 1. MVV作成に至った背景 2. MVVの作成 3. MVVの活用 4. ふりかえり
個人的に良かったこと 仲間が増えた! 単純に嬉しい 仲間が増えるといろんなアイデアが生まれる いろんなアイデアが生まれると、どこかで成功体験が生まれる 成功体験が生まれると、他の仲間の刺激になる 刺激が増えると、また新しいアイデアが生まれる
仲間が増 える アイデア が増える 小さな成功 が増える 他のグルー プへの刺激 挑戦意欲の 増加
モチベーシ ョンの向上 積極的な共 有 活動の手応 え 多様な視 点 新たな取り 組み 継続的な活 動 他者からの 関心 多様なフィ ードバック 実践の増 加 共有の増 加 仲間が増えると何が嬉しい?
1. エバンジェリスト(自分自身) 2. 小さなステップ(小さな成功を祝う) 3. ステップバイステップ(一歩ずつゆっくり) 5. ふりかえりの時間(3ヶ月に一度は) 6. 協力を求める(有志で)
11. アーリーアダプター(実務に活かす) 13. グループのアイデンティティ(MVV活動) 16. イノベーター(ツール導入のチーム) 18. 感謝を伝える(Thanks) 23. 適切な時期(今困っていること) 24. 定期的な連絡(隔週で) 32. 体験談の共有(隔週で) 33. みんなを巻き込む(いつでも参加歓迎、他のグループも巻き込む) 35. 身近な支援者(チーム長全員参加) 39. 相談できる同志(有志で隔週あつまってるので) 41. 勢いの持続(触れる機会の創出) なぜ継続できているか? Fearless Change の要素?
アーリーア ダプター 小さなス テップ 協力を求 める エバンジ ェリスト ステップバ イステップ
適切な時期 イノベータ ー 定期的な連絡 ふりかえりの時間 体験談の 共有 相談でき る同志 身近な支 援者 感謝を伝え る グループのアイデンティティ なぜ継続できているか? 志向性によって活動を選択できる どの活動も想いをもって主導している人がいる
MVV活動の効果 どうやってMVVを作ったか MVVを組織開発にどう活かしているのか このセッションで得られましたか?
信念を貫きながら組織と共に成長する
おしまい 1年の始まりに MVVふりかえってみてはいかがでしょうか? note エントランスブック