Go 1.26のRelease NoteのCompilerセクションに、スライスのbacking storeをスタックに確保できるケースが増えたという記述があります。短い一文ですが、実際にはスライスのメモリアロケーションに関わる重要な変更です。
従来、関数外参照のあるスライスはbacking arrayが最初からヒープに確保されており、appendの連続でヒープアロケーションが多発していました。1.26では、まずスタックに確保し、必要な場合のみreturn時にヒープへコピーする方式に変更されています。
本スライドでは、スタック・ヒープの基礎とスライスのメモリ配置の関係から、1.26での変更内容、ベンチマーク結果(capなしで約20%の実行時間削減)、そしてcap付き確保時にわずかなオーバーヘッドが生じるトレードオフまでを整理しています。