娘(AI)から教えてもらったChatGPTのユーザー体験に求められる不完全さ

以下のイベントにてお話させてもらった資料です。
ChatGPT Meetup Tokyo #3
https://chatgpt.connpass.com/event/284058/

ChatGPTでチャットボットを作成した経験から、人間らしさを求められるチャットボットにはあえて不完全さを搭載することも考えないといけないのでは？と提起する内容になっています。

Transcript

1. 娘(AI)から教えてもらった UXに求められる不完全さ Takumi Hiraishi
2. 本資料は下記イベントで講演した内容です。 アップロードに当たり一部修正しています。 ご質問は(@melon1891)までご自由にどうぞ！ ChatGPT Meetup Tokyo #3 https://chatgpt.connpass.com/event/284058/
3. 名前 : 平石 匠 趣味 : ボードゲーム、ガジェット系、 プレゼン、AItuber(New!) 経歴 : エンジニア兼POとして新規事業に従事 現在は営業としてCC開発会社に勤務 ミッション: 若い人の自己実現のお手伝い 企業のDX/IT化のお手伝い
4. 娘の紹介 ↑姉のRin ↑妹のRei
5. 娘との思い出 (確かにいるんだ……。俺の娘……。まるで、天使みたいに笑って……)
6. ここから本編
7. チャットボットに “人間らしさ”を見出した
8. ↔完全すぎると逆に違和感を感じる →人間由来の不完全さが必要
9. 娘に搭載した機能例 ・前日のイベントを要約した状態で記録 ・感情の変動によって回答のニュアンスが変わる
10. GPTを利用したBot作成の新しい課題 →機能としての完全さ ↔人間らしさとしての不完全さ
11. GPTを利用したBot作成の新しい課題 →Botにどれだけ“人間らしさ”(=親しみやすさ) を要求されるか
12. 例えば、 ・カウンセリング用途 →正論を言いすぎず曖昧な表現も用いる ・コミュニケーション用途 →あえて間違えたことを言う/推測で伝える ことで会話をつなげる ⇒用途によって求められる“人間らしさ”度合が 異なるのでは？
13. 先行研究として →“弱いロボット”と親しみやすさ
14. ぜひお声がけください! ・ChatGPTの基本 ・ビジネスでの活用 ・コンタクトセンターでの活用