Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
B3 コアタイム 第11回目 ( 2014年12月26日(金) )
Search
MIKAMI-YUKI
December 26, 2014
Education
0
140
B3 コアタイム 第11回目 ( 2014年12月26日(金) )
MIKAMI-YUKI
December 26, 2014
Tweet
Share
More Decks by MIKAMI-YUKI
See All by MIKAMI-YUKI
2016年_年次大会_発表資料
mikamiy
0
130
文献紹介_10_意味的類似性と多義解消を用いた文書検索手法
mikamiy
0
330
文献紹介_9_コーパスに基づく動詞の多義解消
mikamiy
0
120
文献紹介_8_単語単位による日本語言語モデルの検討
mikamiy
0
91
文献紹介_7_自動獲得した未知語の読み・文脈情報による仮名漢字変換
mikamiy
0
98
文献紹介_6_複数の言語的特徴を用いた日本語述部の同義判定
mikamiy
0
100
文献紹介_5_マイクロブログにおける感情・コミュニケーション・動作タイプの推定に基づく顔文字の推薦
mikamiy
0
130
文献紹介_4_結合価パターンを用いた仮名漢字変換候補の選択
mikamiy
0
400
文献紹介_3_絵本のテキストを対象とした形態素解析
mikamiy
1
420
Other Decks in Education
See All in Education
Data Management and Analytics Specialisation
signer
PRO
0
1.4k
新卒研修に仕掛ける 学びのサイクル / Implementing Learning Cycles in New Graduate Training
takashi_toyosaki
1
210
Case Studies and Course Review - Lecture 12 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
1
2.1k
中間活動報告会 人材育成WG・技術サブWG / 20250808-oidfj-eduWG-techSWG
oidfj
0
590
2025年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える ー 確率分布モデルと正規分布 (2025. 6. 19)
akiraasano
PRO
0
160
サンキッズゾーン 春日井駅前 ご案内
sanyohomes
0
800
2025年度春学期 統計学 第14回 分布についての仮説を検証する ー 仮説検定(1) (2025. 7. 10)
akiraasano
PRO
0
130
Linuxのよく使うコマンドを解説
mickey_kubo
1
260
2025年度春学期 統計学 第6回 データの関係を知る(1)ー相関関係 (2025. 5. 15)
akiraasano
PRO
0
180
EVOLUCIÓN DE LAS NEUROCIENCIAS EN LOS CONTEXTOS ORGANIZACIONALES
jvpcubias
0
110
シリコンバレーでスタートアップを共同創業したファウンディングエンジニアとしての学び
tomoima525
1
1.1k
アウトプット0のエンジニアが半年でアウトプットしまくった話 With JAWS-UG
masakiokuda
2
380
Featured
See All Featured
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.5k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
110
20k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
236
140k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
179
9.9k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
283
13k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Side Projects
sachag
455
43k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
43
7.5k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Transcript
「自然言語処理の基礎」 6章:文脈解析 B3 三上侑城
文脈解析とは •文の意味は、文脈によって決定 される。 •個々の文を対象とせず、文の系 列であるテキストを解析の基本 単位とする解析。 •テキストを構成する文の並び →テキスト構造を構成
照応解析と省略解析 •照応解析 →代名詞などが指示する実態を 決定する。 •省略解析 →省略された単語を文脈から 復元する。
照応解析 •代名詞や「これ」、「それ」、 「あれ」といった指示詞などの 照応詞がどこのことなのかを 同定する処理を照応解析と いう。
省略解析 •日本語は省略されることが多 く、文脈から明らかなことは 明示されない。この省略され た単語を文脈から正しく補う 処理を省略解析という。
解析例 P85からの例題や まとめを読み、 どの様なものか知る。
テキスト構造の構築 •テキストの構造は、最小の談話 単位として文か節を仮定する。 •何らかの関係がある文同士をま とめて部分木を構成。 •文を葉ノードとする木として構築。
修辞構造理論 •修辞構造理論(RST)は、『修辞関係 を定義し、中心的な核となる文に対 して衛星の文が修飾するもの』と関 係を規定している。 •個々の関係は、2つの談話単位間 のRSTスキーマと呼ばれる形式で 定義される。
テキスト要約 •分間の重要度に関する順序関係を 基に文の重要度を決定し、その重 要度を基にテキスト中の重要文章 を抽出する。 •P99-100の図6.1と図6.2を参照
テキスト構造の解析 •テキスト中に含まれる情報として、 手がかり語がある。 •手がかり語とは「そして」、「まず」、 「次に」と言った接続詞。 •対話単位の始点-終点を明示でき、 修飾関係もわかる。
セグメンテーション •テキスト全体を解析しなくても、テ キスト中の意味的なまとまりとして 表す談話セグメントの境界を決定 するだけでも解析できる。 •このように意味的なまとまりに分割 することを テキストセグメンテーションという。