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B3 コアタイム 第11回目 ( 2014年12月26日(金) )
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MIKAMI-YUKI
December 26, 2014
Education
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B3 コアタイム 第11回目 ( 2014年12月26日(金) )
MIKAMI-YUKI
December 26, 2014
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Transcript
「自然言語処理の基礎」 6章:文脈解析 B3 三上侑城
文脈解析とは •文の意味は、文脈によって決定 される。 •個々の文を対象とせず、文の系 列であるテキストを解析の基本 単位とする解析。 •テキストを構成する文の並び →テキスト構造を構成
照応解析と省略解析 •照応解析 →代名詞などが指示する実態を 決定する。 •省略解析 →省略された単語を文脈から 復元する。
照応解析 •代名詞や「これ」、「それ」、 「あれ」といった指示詞などの 照応詞がどこのことなのかを 同定する処理を照応解析と いう。
省略解析 •日本語は省略されることが多 く、文脈から明らかなことは 明示されない。この省略され た単語を文脈から正しく補う 処理を省略解析という。
解析例 P85からの例題や まとめを読み、 どの様なものか知る。
テキスト構造の構築 •テキストの構造は、最小の談話 単位として文か節を仮定する。 •何らかの関係がある文同士をま とめて部分木を構成。 •文を葉ノードとする木として構築。
修辞構造理論 •修辞構造理論(RST)は、『修辞関係 を定義し、中心的な核となる文に対 して衛星の文が修飾するもの』と関 係を規定している。 •個々の関係は、2つの談話単位間 のRSTスキーマと呼ばれる形式で 定義される。
テキスト要約 •分間の重要度に関する順序関係を 基に文の重要度を決定し、その重 要度を基にテキスト中の重要文章 を抽出する。 •P99-100の図6.1と図6.2を参照
テキスト構造の解析 •テキスト中に含まれる情報として、 手がかり語がある。 •手がかり語とは「そして」、「まず」、 「次に」と言った接続詞。 •対話単位の始点-終点を明示でき、 修飾関係もわかる。
セグメンテーション •テキスト全体を解析しなくても、テ キスト中の意味的なまとまりとして 表す談話セグメントの境界を決定 するだけでも解析できる。 •このように意味的なまとまりに分割 することを テキストセグメンテーションという。