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freeeで行う Salesforceの活用と定着化の努力

miry
July 17, 2018

freeeで行う Salesforceの活用と定着化の努力

2018.07.13 セールスフォース・ドットコム社のユーザ会、活用自慢大会での発表資料

miry

July 17, 2018
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  1. freee 株式会社
    freeeで行う
    Salesforceの活用と定着化の努力
    2018.07.13

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  2. University of the Philippines Dilliman校卒 Computer Science専攻
    2011.04 システムエンジニアとしてコンビニのシステムの保守を行う。そのころ
    業務の片手間に内部の工数管理をするためにSalesforceのカスタマイズを
    行っていた。
    2015.10 freee株式会社に入社し、GYOMUハックエンジニアとして、ノンエン
    ジニアであるセールス、マーケティング、サポートなどの業務をエンジニアリン
    グでサポートしている。
    2017.04 GYOMUハックとしての活動を外に広めるために、GYOMU
    Hackers Guildというコミュニティを始めた。
    Miry Hirono
    廣野 美里
    freee株式会社 GYOMUハックエンジニア
    2

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  3. 01 会社紹介
    3
    Section

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  4. スモールビジネスを、
     世界の主役に。
    4
    生産年齢人口が劇的に減少し、慢性的な人手不足となる日本で
    労働生産性向上は緊急の課題となっております。
    その課題に対しfreeeは「人工知能」と「統合基幹業務システム」を
    クラウド技術を活用し全国へ提供し、
    業務効率化を実現するサポートを続けることで、
    中堅中小企業のバックオフィス業務効率化を目指しております。
    Mission

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  5. Company Profile
    会社名
    freee株式会社
    設立年月日
    2012年7月9日
    代表取締役
    佐々木 大輔
    資本金
    96億603万円(資本準備金など含む)
    従業員数
    450名(2017年12月末時点)
    事業内容
    クラウド型バックオフィスサービスの
    開発・販売

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  6. スモールビジネスの生産性向上を目指すfreee
    6
    バックオフィス業務を全てクラウドで完結する世界を目指す
    伝達時間
    移動時間
    収集時間 転記作業
    地理的制約に囚われず
    いつでも、どこでも
    みんなで働ける環境
    紙・Excelを廃し
    全てを電子取込し
    ルーチンワークは自動化
    使うツールは極力少なくし
    あらゆるデータ
    日々の業務を
    一つのシステムに集約

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  7. バックオフィス
    最適化
    簡単
    自動化
    クラウド
    完結型社会
    7
    非創造的かつ煩雑な作業を簡略化、
    人手を介さない自動化へとつなげる
    会計ソフトにとどまらず、中小企業の経理業務全体
    の効率化考えた設計
    必要な業務やデータ管理を全てリモートで対応でき

    クラウドで完結、さらに経営の見える化を実現
    freee のプロダクトコンセプト
    スモールビジネスの労働生産性を向上に向け、
    freee が実現を目指す3つのコンセプト

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  8. 8
    ビジネスを始めるところから運営、そして成長までの各段階をサポートする
    クラウド型バックオフィスサービスを開発・提供。
    ビジネスの成長段階をサポート
    ビジネスを”始める” ビジネスを”運営する” ビジネスを”育てる”
    2015年6月リリース
    2016年10月リリース
    2013年3月リリース
    2014年5月リリース

    2017年8月フルリニューアル

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  9. 開業から上場まであらゆるビジネスステージを網羅
    開業
    個人事業主
    創業
    創業期
    拡大・成長期
    上場準備期
    ミニマム
    ベーシック
    プロフェッショナル
    エンタープライズ
    規模やニーズに応じ最適な業務効率化を実現するfreeeシリーズ
    9

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  10. サービス開始5年で100万事業所突破
    ユーザー評価:100万事業所が業務を行う基盤へ
    2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3
    1,000,000
    事業所数累計
    800,000
    600,000
    300,000
    65,000
    10

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  11. 会計・給与共に国内トップシェア
    11
    * BCN調べ
    * MM総研調べ
    * 2017年8月より、クラウド給与計算ソフト freeeは、機能を強化し、新たに
    「人事労務 freee」というサービス名に変更しました。
    クラウド給与ソフト
    市場
    40%
    クラウド会計ソフト
    市場
    35.2%
    100万
    事業所
    以上
    10万
    事業所
    以上

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  12. 中小企業や個人事業主だけでなく
    上場企業・IPO準備企業もfreeeで経営基盤を刷新
    上場企業・IPO準備フェーズの企業様への導入も加速
    12
    上場半年前に会計ソフトを freeeに変更
    スマートなバックオフィス体制を構築
    ソウルドアウト株式会社様 GMOペパボ株式会社様 野村ホールディングス株式会社様
    グループ全体の経理業務の刷新 を
    freeeを用い実現していく
    freee導入により経理部門を立て直し
    月間で約70時間削減

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  13. 13
    今後はあらゆる情報・手続きがクラウドに完結させ、生産性向上を目指す
    ”クラウド完結型社会”
    ECサイト
    POSレジ
    決済サービス
    融資等
    SFA・CRM
    経費・在庫
    ログイン・認証
    金融機関

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  14. 02 freeeでのSalesforce利用
    14
    Section

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  15. freeeでのSalesforce利用
    15
    スモールビジネスのバックオフィスの生産性を向上するというfreeeの目的のために、
    様々なロールのメンバーが一緒に働いておりそれぞれSalesforceを利用しています。
    エンドユーザー向け
    セールス
    (インサイド&フィールドセールス)
    パートナー向け
    (会計事務所・代理店)
    セールス
    (インサイド&フィールドセールス)
    カスタマーサクセス
    マーケティング
    顧客ニーズ・温度感の理解、分

    顧客リスト管理、営業活動記録・
    分析、実績管理
    顧客リスト管理、営業活動記録・
    分析、実績管理
    顧客紹介
    顧客リスト管理、営業活動記録・
    分析、実績管理
    カスタマーサポート
    NPS調査
    オンボーディング管理

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  16. 16
    freeeでは2014.09からSalesforceを利用
    98%
    ?00超
    3.6pt
    ライセンス数 EWS※ 4.0pt中
    ユーザのログイン率
    ※セールスフォース・ドットコム様で利用しているユーザの活用度を示すポイント。

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  17. freeeを利用するユーザの数は5年で100万事業所を超えており、そのデータがすべて
    Salesforceに入っています。
    また、個人事業主から上場企業、税理士や金融機関などさまざまな規模や
    役割のユーザが存在しています。
    2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3
    1,000,000
    事業所数累計
    800,000
    600,000
    300,000
    65,000
    17
    freeeで扱う大量のユーザ情報をSalesforceに

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  18. freeeを利用するユーザの数は5年で100万事業所を超えており、そのデータがすべて
    Salesforceに入っています。
    また、個人事業主から上場企業、税理士や金融機関などさまざまな規模や
    役割のユーザが存在しています。
    2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3
    1,000,000
    事業所数累計
    800,000
    600,000
    300,000
    65,000
    18
    freeeで扱う大量のユーザ情報をSalesforceに
    さまざまなユーザのデータが、さまざまな経路で
    大量にSalesforceに入ってくる

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  19. Case 1 サインアップ
    freeeに興味を持ってサインアップしてくれるお
    客様の情報は取引先と取引先責任者に登録
    します。
    freeeでのSalesforce利用
    19
    freeeにサインアップ
    API連携
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    ユーザの情報

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  20. Case 2 データ取り込み
    なんらかの形でfreeeが入手した顧客情報は、
    Sansanを利用しSalesforceに取り込みます。
    freeeでのSalesforce利用
    20
    名刺、セミナー参加な
    どのリスト
    ツール連携
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    ユーザの情報

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  21. Case 3 資料請求
    お客 様がfreeeのサイトからebookなどをダウ
    ンロードした場合、リードとしてSalesforceに取
    り込みます。
    freeeでのSalesforce利用
    21
    ツール連携
    リード
    ユーザの情報
    ebookダウンロード

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  22. 22
    freeeでのSalesforce利用
    CRMとして利用するために必要なデータを保つために、
    さまざまな技術を利用しています

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  23. 23
    Salesforceのオブジェクト構成
    標準オブジェクトのそれぞれの用途を定義し、また情報の要素ごとにカスタムオブジェクトを
    作成しているのです。

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  24. 24
    Salesforceのオブジェクト構成
    どのオブジェクトになんの情報が入っているのかを明確にすることで、
    レポートの作成なども簡単になっています。
    リード
    取引先
    取引先
    責任者
    商談
    サインアップ前のfreeeに興味を持ったユーザ情報
    サインアップ後・営業から取引を開始した会社情報
    サインアップ後・営業から取引を開始した人の情報
    会社、人への営業に関する情報
    何の情報で、どこに保存されるべきかを意識する

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  25. 25
    今ではこんなにきれいにデータが
    入っているけれど……

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  26. セールス立ち上げ時は、Salesforceに正しくデータが入っていませんでした
    今ではデータがきれいに入っているけれど……
    26
    データが大量すぎてセグメント分けできない
    架電の優先度をつけるためのデータがない
    営業の分析ができない
    欲しいダッシュボード・レポートが作れない

    View Slide

  27. 今ではデータがきれいに入っているけれど……
    27
    データが大量すぎてセグメント分けできない
    架電の優先度をつけるためのデータがない
    営業の分析ができない
    欲しいダッシュボード・レポートが作れない
    セールス立ち上げ時は、Salesforceに正しくデータが入っていませんでした
    たくさんの課題を抱えていた

    View Slide

  28. 28
    Salesforceを支える体制
    そんなさまざまな課題を解決するため、データベース設計、システム設計などの知識のあるエ
    ンジニアが、GYOMUハックエンジニアとしてビジネスチームを支える体制ができました。
    GYOMUハック(Biz基盤)
    ● システム管理者
    ● 全体構造設計
    ● 要件定義・開発
    ● 業務オブザービングと改善提案
    ● トラブルシューティング
    ● Admin業務
    事業企画・SET・Ops
    ● セールスメンバーへの利用方法アドバイス
    ● セールス側の課題・依頼の取りまとめ
    ● 開発の要件定義
    セールスチーム
    ● レポート・ダッシュボードの作成
    ● レイアウト調整等のカスタマイズ
    ● 項目追加などの改善案提案

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  29. 29
    改善を行う上で気をつけたこと
    どんなデータが必要なのかを整理すること
    誰が何を見れれば良いのかを整理すること
    極力Salesforceの標準機能に則ること
    極力汎用的なプロセスにすること
    すでにあるツールなどは積極的にためしてみること
    さまざまな課題に対応する中気づいた大事なことを書いています

    View Slide

  30. 30
    改善を行う上で気をつけたこと
    さまざまな課題に対応する中気づいた大事なことを書いています
    どんなデータが必要なのかを整理すること
    誰が何を見れれば良いのかを整理すること
    極力Salesforceの標準機能に則ること
    極力汎用的なプロセスにすること
    すでにあるツールなどは積極的にためしてみること

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  31. セールス活動の分析
    31
    今までは、こんな状況だった。
    リード
    ebookのダウンロード
    同一人物
    リードにカスタム項
    目を作ってフェーズ
    管理

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  32. セールス活動の分析
    32
    今までは、こんな状況だった。
    リード
    ebookのダウンロード
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    freeeにサインアップ
    同一人物
    もともとのリードが、サイン
    アップした取引先責任者のレ
    コードと重複していた。

    View Slide

  33. セールス活動の分析
    33
    リード
    ebookのダウンロード
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    freeeにサインアップ
    同一人物
    コンバージョン率がおえない
    リードと商談で活動の状況がおえない
    重複データが残り続ける

    View Slide

  34. セールス活動の分析
    34
    リード
    ebookのダウンロード
    このように改善しました。

    View Slide

  35. セールス活動の分析
    35
    リード
    ebookのダウンロード
    リードから、取引の開始で取引先と取引先責任者を作成
    取引先
    取引先
    責任者
    取引の開始で
    コンバート

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  36. セールス活動の分析
    36
    リード
    ebookのダウンロード
    さらに商談も一緒に作成
    取引先
    取引先
    責任者
    取引の開始で
    コンバート
    商談
    営業の活動は
    すべて商談で管理

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  37. セールス活動の分析
    37
    リード
    ebookのダウンロード
    サインアップ経由で取引先ができたら、
    取引先、取引先責任者をマージ
    取引先
    取引先
    責任者
    取引先のマージ
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    freeeにサインアップ
    商談

    View Slide

  38. セールス活動の分析
    38
    リード
    ebookのダウンロード
    事業所の情報
    取引先
    取引先
    責任者
    freeeにサインアップ
    商談
    コンバージョン率がおえる
    営業の活動はすべて商談で統一
    データが重複しない

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  39. 39
    結果、さまざまなチームが円滑に業務を行う形に
    地道な改善でさまざまなチームが一つのCRMで複数の業務を行っても大丈夫な基盤に
    プロファイルとレイアウトをチームごとに作成
    ロールを利用して業務委託の方のレコード公開範囲を設定
    カスタムオブジェクトは用途ごとに作成
    レポートタイプの活用
    ワークフローなどで自動化
    すべてSalesforceの標準機能
    Chatterで密にコミュニケーション

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  40. 03 Lightning Experience移行
    40
    Section

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  41. Lightning Experience に移行しました!
    41

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  42. 移行までの道のり
    42
    ClassicでSalesforceをがりがり使っていた弊社、LEX移行はかなり腰が重かった。
    特に、2016年時点ではLEXでできなくなることのほうが多く、移行のメリットがなかった。

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  43. 移行までの道のり
    43
    Salesforce World Tour Tokyo 2017で、LEXがかなり強化されており、
    取り入れるメリットが大きいと判断。
    2017年11月からLEX移行プロジェクト開始

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  44. Lightning Experience 移行のすすめかた
    44
    LEX移行はこのように進めました。
    1. TrailheadやサイトでLEXについて調査
    2. Salesforceを利用しているチームの洗い出し
    3. チームごとのLEX移行のスケジュールと担当者決め
    4. ClassicでのSalesforceの利用方法のヒアリング
    5. LEXを利用した業務フローの確認
    6. LEXの設定
    7. 説明会の実施
    8. LEXの導入

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  45. 45
    実際に画面を見ながら、チームごとに使いやすいページを作成
    Lightning Experience 移行のすすめかた

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  46. 46
    右側にChatterや活動を表示してスクロールを少なく
    Lightning Experience 移行のすすめかた

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  47. 47
    Classicとの乖離を少なくするため関連リストも上部に表示
    Lightning Experience 移行のすすめかた

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  48. いざ移行してみると……
    48
    慣れなくて使いづらい!
    今までこうしてたのはどうやるの?
    開くのが遅い!
    俺たちはクマが見たいんじゃない

    View Slide

  49. いざ移行してみると……
    49
    慣れなくて使いづらい!
    今までこうしてたのはどうやるの?
    開くのが遅い!
    俺たちはクマが見たいんじゃない
    課題が噴出

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  50. 移行して終わり、ではなく、課題リストを作成して一つ一つ課題を解決する作業を
    行って、大まかな課題は解決!
    どうしても機能的に解決できないものは、代替手段を提案したり、Classicの画面をLEX上で
    動かせるように工夫している。
    メンバーと密にコミュニケーション
    50
    複数タブで開いてしまい動作が遅くなってしまう問題は、セールスコンソールで対応予定

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  51. LEXに移行してすごく良かったこと
    51
    実はセールスの生産性向上のために導入を決意したLightning Experienceですが、
    GYOMUハック側に特にとても嬉しい効果があったのでご紹介します。

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  52. 52
    プロセスの自動化
    今まではプロセスの自動化をする際、単一オブジェクトに閉じている場合はワークフロー、複
    数オブジェクトが関連する場合はトリガーといった開発を行っていました。
    自動化してほしい!
    ちょっと面倒くさ
    い……
    やらなくてはいけないたくさんのこと
    ● コーディング
    ● テストの作成
    ● リリース……
    無数のタスクをこなしている中、コーディング作業はかなり時間を取られてしまう

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  53. ノンコーディングエンジニアリングの恩恵
    53
    そんな中、プロセスビルダーやフローがLEXとの親和性が高く、より使いやすくなっていること
    に気づく
    プロセスビルダー

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  54. ノンコーディングエンジニアリングの恩恵
    54
    フロー
    プロセスビルダーもフローも、複雑なコーディングなしにプロセスを自動化できる

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  55. 55
    コーディング時間の短縮の結果、自動化タスク消化への心理的障壁がなくなった
    自動化してほしい!
    自動化にかかる時間が減り、結果セールスの業務の効率化にもつながった
    ノンコーディングエンジニアリングの恩恵
    OK!

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  56. 56
    最初に、用途ごとにオブジェクトを使い分けて利用している、と豪語していました。
    が、実はカスタマーサクセスの業務の管理を商談で行っているなど、過去の名残からきちんと
    分けられていないところもありました。
    LEXに移行に便乗したもの
    カスタマーサクセスの業務は
    商談じゃないところで管理したい……!

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  57. 57
    カスタマーサクセスの業務では、お客様とのミーティングや設定作業などさまざまなタスクが
    あり、その工数や人の管理がかなり大変だった
    誰が何やってるのか見
    えない……
    ステークホルダーを集めて、さっそく、改善プロジェクトをキックオフ!
    実は彼らも困っていた
    なるほど?
    ● SalesforceでWBSがみたい
    ● カレンダー連携をしたい
    ● 工数管理、実績管理がしたい

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  58. 58
    山ほどある課題
    キックオフで現状をきちんと把握し、本当の課題と彼らが実際に何ができれば良いのかを整
    理し、優先度ぎめ。そしてホワイトボードで認識のズレがないかをすり合わせ

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  59. MUSTでやりたいことは、下記の4つ。
    そしてわかったこと
    59
    タスクの進捗管理
    メンバーのリソース管理
    工数の管理
    タスクの実施内容

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  60. LEXに移行してすごく良かったこと
    60
    関連リストが見やすく、使いやすくなったこと!

    View Slide

  61. LEXに移行してすごく良かったこと
    61
    関連リストが見やすく、使いやすくなったこと!
    関連をたくさん作っても見やすく編集しやすい!

    View Slide

  62. 62
    できあがったもの
    プロジェクトオブジェクトによる工数管理のシステム
    取引先 商談
    プロジェクト
    プロジェクト
    タスク
    プロジェクト
    タスク
    プロジェクト
    タスク
    プロジェクト
    タスク
    タスク内容と予定工数と
    実績を記録
    プロジェクト作成時に
    自動生成
    (プロセスビルダー)

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  63. 63
    LEX移行があったからこそ成功したプロジェクト
    LEXのコンポーネントをよりわかりやすく、使いやすく
    パスを使って
    進捗も見やすく
    プロジェクトタスクも
    画面遷移なしに編集可能
    フローを使って自動ひもづけ

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  64. 64
    横串で一気に
    はじめはパートナー向けのカスタマーサクセスで導入しようとしていたプロジェクト管理のシス
    テムですが、他のチームでも使えるだろうと提案し、一気に導入
    パートナー 中・大規模法人 小規模法人
    はじめのターゲット
    実際の導入
    全社で同じ業務体系のチームで、同じ管理の方法を実現=長期的な教育コスト削減

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  65. これからも改善・効率化の余地あり
    65
    まだLEXを導入して日が浅いですが、GYOMUハックメンバーもLEXに慣れてきて、
    こんな対応ができるのでは、など夢をはせています。
    Einstein Prediction Builder
    もっと使いやすいページレイアウト
    セールスコンソールの導入
    マクロ

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  66. 04 定着化のための取り組み
    66
    Section

    View Slide

  67. いろいろな改善をしても、定着化は難しい
    67
    せっかく良い仕組みを作っても、使ってもらえなければ意味がありません。
    そのため、定着化ということを意識して日々業務を回しています。
    専任のメンバーを決める
    勉強会の実施
    マネージャーの牽引
    データの見える化

    View Slide

  68. 68
    チームに広めるための見識者を育てる
    Salesforceの利用効率化のためのプロジェクト立ち上げの際、かならず専任のメンバーを立
    てるようにします。
    スムーズなコミュニケーションの実現

    View Slide

  69. 勉強会の実施
    69
    社内向けサイトを作成し、教育コンテンツを掲載。
    また、月1回勉強会を実施している。
    困ったときに誰に聞けば良いのかの啓蒙

    View Slide

  70. データの見える化
    70
    メンバーが目標への進捗やKPIを見えるようなダッシュボード
    Quater目標
    達成率
    記入漏れ
    チェック
    メンバーごと
    商談完了率
    個人目標
    達成率

    View Slide

  71. データドリブンの世界最先端のセールスを目指す
    71
    営業マネージャーによる啓蒙
    世界最先端のセールスを実現する、という動機づけ
    ● 世界最先端のセールスは、データを活用したセールス
    ● データがないと実現しない
    ● つまり、Salesforceでお客様の情報を一元管理できないと、世界最先端のセールス組織にはなれない!
    ● そのデータベースを作っているのが、まさに君たちだ!

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  72. このような地道な活動の結果定着化する
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    日々みんなで協力してSalesforceを作り、ともに成長しています。
    Salesforceは一日にしてならず
    専任のメンバーを決める
    勉強会の実施
    マネージャーの牽引
    データの見える化

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  73. GYOMUハック自体も
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    Salesforceを支えるために、GYOMUハックメンバーも日々格闘しています。
    Trailheadの実施
    ユーザ会やコミュニティへの参加
    Salesforce認定資格試験

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  74. 05 これから目指すこと
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    Section

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  75. バックオフィス業務効率化
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    freeeのミッションにあるように、それをfreee自身も体現できるように
    システムの基盤を作り上げていきたいと考えています。
    契約管理
    会計管理
    顧客管理

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  76. スモールビジネスを、
    世界の主役に。

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