未知の課題への取り組み方 / How to tackle unknown issues

Transcript

1. 未知の課題への取り組み方 240123 PdM合同勉強会 | mybest | 鈴木 森人
2. 鈴木 森人 Morito Suzuki 株式会社マイベスト プロダクト部 DeNA→エブリー→ロコガイド→TERASSを経て、2023年5月マイベスト入社。 コンテンツ制作オペレーション改善プロジェクトを推進。 趣味は猫との散歩とお泊まり。最近 2匹目のオンボーディングを完了。 自己紹介
3. 最近相談されたこと • とある業務領域の構造的な改善を任された • そのチームの仕事はしたことがない • 聞く相手によって重要課題が異なる • どこから手をつけていいのやら
4. あるある アツい人ほどそういう仕事もらいがち 組織としても真の課題を把握できていないがち
5. 部署 チームB チームA プロセスa 例えばこんなケース プロセスa’ プロセスb 正確な状況が わからない ドキュメントが 古い XXXの数値を 上げたい
6. いろいろ未知… たくさんの問題… どうしよう
7. そんなときは まず2つだけ考える
8. なんでそのふたつ？ 1. 理想の実現に最も効く要因は何？ ◦ 「理想」は抽象的だったりベストエフォートだったり、考えすぎる と沼る 2. 問題視されている事象は何？ ◦ 人のいう問題は認知バイアスかかりがち ◦ 事実確認と重大さの評価から
9. 理想 良い状態 悪い状態 引き起こした要 因 現状起こってい る良いこと 直結する 要因 もっと 良くない状態 時間 直結する 要因 現状
10. 問いの連なり 1. 理想の実現に最も効く要因は何？ ➢ それにつながる要因は何？ 2. 現在、問題視されている事象は何？ ➢ それは本当に問題？放っとくとどうなる？ ➢ それにつながった要因は何？ ➢ 良い事象はある？ ▪ それを再現するためには？
11. まとめ • 未知の課題に対処するときには「理想の一歩前」 「問題の実態」から考え始めるのがいいと思う • そこから前後に思考を広げていくといいと思う • 知らないことへの適応は大変だけど、だいたいなんとかなるし楽し い