Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める分かったことの積み上げと、プラクティス・エフェクトを軸にした仕事の全体設計/yow practice effect sf mikawa2022

moriyuya
December 02, 2022

YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める分かったことの積み上げと、プラクティス・エフェクトを軸にした仕事の全体設計/yow practice effect sf mikawa2022

「プロダクトは分かったことしか作れない!?」 YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める分かったことの積み上げと、プラクティス・エフェクトを軸にした知識創造と仕事の全体設計

■目次
・なぜこの話をしているの?
・前回のおさらい
・プロダクトは分かったことしか作れない
https://speakerdeck.com/moriyuya/yow-practice-effect-sf-mikawa2022?slide=28
・YOW入門
https://speakerdeck.com/moriyuya/yow-practice-effect-sf-mikawa2022?slide=77
・YOW中級
https://speakerdeck.com/moriyuya/yow-practice-effect-sf-mikawa2022?slide=139
・YOW上級
https://speakerdeck.com/moriyuya/yow-practice-effect-sf-mikawa2022?slide=390
・プラクティス・エフェクトを軸にした仕事の全体設計
https://speakerdeck.com/moriyuya/yow-practice-effect-sf-mikawa2022?slide=568

■概要
Scrum Fest Osaka 2021で『シン・仮説検証 70,000枚の付箋で分かった仮説検証のエッセンス』という発表をし、そのなかでYOWというやり方を紹介しました。
https://speakerdeck.com/moriyuya/shin-hypothesis-testing

YOWとは簡単にいえば下記の頭文字です。
 Y:やったこと
 O:起きたこと
 W:分かったこと

行動と、行動によって起きた結果と、行動が結果を引き起こしたメカニズムに焦点を当てることで、自分達の身のまわりに起きている出来事の理解を深めます。その深まった理解を元に、次の行動を効果的なものに変えていくフィードバックループの方法です。

Scrum Fest Osaka 2021では簡単な紹介だったにも関わらず、多くの方に使っていただき、Scrum FestやRSGTで活用事例を紹介していただきました。日常的に使われている方やチームも現れてきています。

プロダクトは分かったことしか作れない
私たちはなにかしらのプロダクトを作っています。直接的にプロダクトを作る人もいれば、プロダクトをユーザーが購入できるように流通を確保する人もいますし、困ったユーザーをサポートする人もいます。

これらの仕事は、はじめての人ができるような単純なものではなく、知識や経験といった「分かっていること」を積み重ねて、ユーザーを助けられるだけの能力を持ったプロフェッショナルによってプロダクトは実現されています。

この分かっていることの質と程度はプロダクトに反映され、性能や、価格、ものの使いやすさに繋がります。よりよく分かっていけばプロダクトはより手間無く、簡単に、安全に変化しています。

この分かったことを積み上げるための方法として、YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)を紹介します。

毎月登場するフレームワーク、振り回される私たち
さて、さまざまな専門家が毎月のように新しいフレームワークを発表しています。みなさんも仕事をよりよくするために新しいフレームワークを採用して試してみたり、自分達で作ったり組みあわせたりして、仕事の流れをより良くできないかと工夫されていると思います。

ところがフレームワークを試してみたものの、確かな効果を実感したり、使いつづけているものは少ないのではないでしょうか。

・使ってみたもののピンとこなくてやめてしまった
・効果はあったけど時間がかかりすぎて、またやる時間がとれず放置してしている
・次から次へと出てくるフレームワークに振り回されている気がする

改めて思い返してみれば、私たちはそもそもフレームワークとはなんなのかを教えられていなかったり、どのように仕事を組み立てればいいのかはっきりしないまま、試行錯誤しているのではないでしょうか。

YOWはこのような状況を変え、フレームワークに振り回されるのではなく自分達の手中に収め、仕事そのものの設計を自由自在にできるようにするために作った3分から始められる方法です。

本セッションでは、はじめてでもできるYOWの入門に加えて、私たちの仕事を組み立てる方法を紹介します。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2022/proposal/17177/yow

moriyuya

December 02, 2022
Tweet

More Decks by moriyuya

Other Decks in Technology

Transcript

  1. witch&wizards inc. 森 雄哉
    V1.0 Scrum Fest Mikawa 2022
    V1.1 2022/12/02
    「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    プラクティス・エフェクトを軸にした
    仕事の全体設計
    V1.1

    View full-size slide

  2. https://speakerdeck.com/moriyuya/shin-hypothesis-testing

    View full-size slide

  3. そもそも
    どんな発表だった?
    https://speakerdeck.com/moriyuya/shin-hypothesis-testing

    View full-size slide

  4. 当時の仮説検証の方法は失敗が当然だった!

    View full-size slide

  5. 仮説検証には
    どのような性質が
    必要だった?

    View full-size slide

  6. たくさんできて、検証しやすく、
    失敗に気付きやすい方法が必要!!
    「仮説検証」を仮説検証するぞ!

    View full-size slide

  7. 仮説検証に恋い焦がれ

    View full-size slide

  8. 仮説検証に恋い焦がれ
    付箋に書き出して
    70,000枚

    View full-size slide

  9. 仮説検証に恋い焦がれ
    付箋に書き出して
    70,000枚
    辿り着いた結果が

    View full-size slide

  10. YOW
    やったこと/起きたこと/分かったこと
    よー

    View full-size slide

  11. Scrum Fest Mikawa 2022
    2022/09/17 witch&wizards inc. 森 雄哉
    「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    知識創造と仕事の全体設計

    View full-size slide

  12. Scrum Fest Mikawa 2022
    2022/09/17 witch&wizards inc. 森 雄哉
    「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    知識創造と仕事の全体設計

    View full-size slide

  13. 前提の話

    View full-size slide

  14. そもそもなぜ
    仮説検証が必要なのか?

    View full-size slide

  15. そもそもなぜ
    仮説検証が必要なのか?
    プロダクトは
    分かったことしか
    作れないから

    View full-size slide

  16. プロダクトは分かったことしか作れない
    33
    様々な仕事を受け持つ人々によって
    プロダクトは実現されている

    View full-size slide

  17. プロダクトは分かったことしか作れない
    34
    深い専門知識や経験をもつ人々によって
    プロダクトは実現されている

    View full-size slide

  18. 様々な仕事と
    深い専門知識と経験を
    担う人々によって
    プロダクトは実現する

    View full-size slide

  19. 言い換えると
    現代のプロダクトは

    View full-size slide

  20. 言い換えると
    現代のプロダクトは
    一人の人間の能力を
    超えている

    View full-size slide

  21. 膨大な仕事量と
    専門的理解を
    分業によって
    まかなっている

    View full-size slide

  22. - 分業の性質 -
    分かっていないことが
    無数に生まれる

    View full-size slide

  23. 分業の性質、分かっていないことが無数にある
    40

    View full-size slide

  24. プロダクトは
    一点のミスで台無しになる

    View full-size slide

  25. プロダクトは一点のミスで台無しになる
    42

    View full-size slide

  26. プロダクトは一点のミスで台無しになる
    43
    10のうち1つのミスで
    「がっかりしたので★マイナス3点です」

    View full-size slide

  27. 分業は
    顧客や消費者に及ぶ

    View full-size slide

  28. 企業は生産を、顧客は使用を分業している
    45

    View full-size slide

  29. 顧客の限られた
    分かっていることを
    前提にする

    View full-size slide

  30. 「顧客の限られた分かっていること」を前提にする
    47

    View full-size slide

  31. 「顧客の限られた分かっていること」を前提にする
    48

    View full-size slide

  32. 「顧客の限られた分かっていること」を前提にする
    49

    View full-size slide

  33. 企業は生産を
    顧客は使用を
    分業している

    View full-size slide

  34. 顧客の勘違いを
    あらかじめ念頭に
    していないときに
    何が起こるか

    View full-size slide

  35. ○○なので
    ★マイナス3点です

    View full-size slide

  36. 分かっていることにも
    度合いがある

    View full-size slide

  37. 分かっていることには度合いがある
    54

    View full-size slide

  38. プロダクトには分かっていることが反映される
    55

    View full-size slide

  39. プロダクトには分かっていることが反映される
    56

    View full-size slide

  40. プロダクトには分かっていることが反映される
    57

    View full-size slide

  41. プロダクトには分かっていることが反映される
    58

    View full-size slide

  42. プロダクトには分かっていることが反映される
    59

    View full-size slide

  43. プロダクトには分かっていることが反映される

    View full-size slide

  44. 分かると何が起こるか

    View full-size slide

  45. 分かると何が起こるか
    62

    View full-size slide

  46. 分かると何が起こるか
    63

    View full-size slide

  47. 分かると何が起こるか
    64

    View full-size slide

  48. 分からないと何が起こるか

    View full-size slide

  49. 分からないと何が起こるか
    67

    View full-size slide

  50. 分からないと何が起こるか
    68

    View full-size slide

  51. 良いプロダクトを作りたい
    良いプロダクトのために
    分かっていきたい

    View full-size slide

  52. 良いプロダクトを作りたい
    良いプロダクトのために
    分かっていきたい
    でも、分かるまでが
    大変だとつらくなる

    View full-size slide

  53. 理解を積み重ねるにも
    各方法に違いがある

    View full-size slide

  54. 分かるための方法も
    分かりたい!!

    View full-size slide

  55. 「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    知識創造と仕事の全体設計

    View full-size slide

  56. 「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    知識創造と仕事の全体設計

    View full-size slide

  57. YOW入門
    やったこと/起きたこと/分かったこと
    よー

    View full-size slide

  58. はじめて
    みYOW!

    View full-size slide

  59. はじめて
    みYOW!

    View full-size slide

  60. Y:やったこと
    O:
    W:

    View full-size slide

  61. Y:やったこと
    O:起きたこと
    W:

    View full-size slide

  62. Y:やったこと
    O:起きたこと
    W:分かったこと

    View full-size slide

  63. 図にすると

    View full-size slide

  64. - YOWとは仮説検証の方法 –
    やったこと、起きたこと
    分かったことの3点から
    仮説を立てて検証する方法

    View full-size slide

  65. そもそも
    仮説ってなに?
    検証ってなに?

    View full-size slide

  66. 仮説
    検証

    View full-size slide

  67. 仮説
    検証

    View full-size slide

  68. 仮説を立ててみよう

    View full-size slide

  69. 例1
    リンゴを切ったら
    変色した

    View full-size slide

  70. そもそも
    仮説ってなに?
    検証ってなに?

    View full-size slide

  71. 例2
    勉強会に参加したら
    同じ悩みを持つ人と出会えた

    View full-size slide

  72. 仮説
    検証

    View full-size slide

  73. 仮説
    検証

    View full-size slide

  74. 立てた仮説を
    検証してみよう

    View full-size slide

  75. - 検証のコツ -

    View full-size slide

  76. - 検証のコツ -
    簡単に検証できる
    Y(やってみること)を
    見つけること

    View full-size slide

  77. - 検証のコツ例 -
    リンゴの変色と酸素の場合は
    変色したリンゴを切って
    内側を確認するだけ

    View full-size slide

  78. - 検証のコツ例 -
    リンゴの変色と酸素の場合は
    変色したリンゴを切って
    内側を確認するだけ
    もし内側も変色していたら
    検証の精度は高くても
    手間のかかる他の検証方法を
    避けられる

    View full-size slide

  79. - 良い仮説検証の条件 -
    ・価値の高い仮説を立てる
    ・検証を簡単にする

    View full-size slide

  80. Wは難しいので
    はじめはYOだけ
    ・やったこと
    ・分かったこと
    たくさんするのも
    おすすめだYO!!

    View full-size slide

  81. YOW中級
    よくある失敗、山腹の道のり
    よー

    View full-size slide

  82. YOWの誤解
    他のふりかえり方法との
    使い分け

    View full-size slide

  83. YOWは
    他のフレームワークと
    一緒に使える

    View full-size slide

  84. YOWのありがちな失敗 前半

    View full-size slide

  85. YOWのありがちな失敗 前半
    Wの仮説立案で失敗

    View full-size slide

  86. Wの仮説立案で失敗1
    同語反復(トートロジー)

    View full-size slide

  87. Wの仮説立案で失敗2
    複数の事象を混ぜる複文

    View full-size slide

  88. Wの仮説立案で失敗2A
    複文Yパターン

    View full-size slide

  89. Wの仮説立案で失敗3
    YO要約

    View full-size slide

  90. YOWのありがちな失敗4
    Yの

    View full-size slide

  91. YOWのありがちな失敗5
    Yの抽象化(簡略化)

    View full-size slide

  92. 同語反復
    複文、要約
    具体化、抽象化
    これらは全て
    YとOの言い直し

    View full-size slide

  93. 人は具体化や抽象化を
    混ぜると自然に聞こえる

    View full-size slide

  94. 人は具体化や抽象化を
    混ぜると自然に聞こえる
    しかし、有用な情報は
    増えているだろうか?

    View full-size slide

  95. DXは、デジタルトランス
    フォーメーション!

    View full-size slide

  96. DXは、デジタルトランス
    フォーメーション!
    WEB3は、WEBが3!

    View full-size slide

  97. DXは、デジタルトランス
    フォーメーション!
    WEB3は、WEBが3!
    ネコはキャット!

    View full-size slide

  98. YOWのありがちな失敗 後半

    View full-size slide

  99. YOWのありがちな失敗 後半
    仮説検証構造の失敗

    View full-size slide

  100. 仮説検証構造の失敗1
    YY
    (やったことやったこと)

    View full-size slide

  101. 仮説検証構造の失敗2
    YYO

    View full-size slide

  102. 縦に並べるYYOは
    間違いではない

    View full-size slide

  103. 縦に並べるYYOは
    間違いではない
    YOWのつもりで
    YYOになってしまう
    誤解が問題

    View full-size slide

  104. 仮説検証構造の失敗3
    OYO

    View full-size slide

  105. ないない言葉

    View full-size slide

  106. ないない言葉は
    仮説検証を簡単に壊す

    View full-size slide

  107. 語尾に「~ない」がつく
    表現が「ないない言葉」

    View full-size slide

  108. 語尾に「~ない」がつく
    表現が「ないない言葉」
    多くの場合
    実際に起きていることではなく
    解決策の裏返しになっている

    View full-size slide

  109. 「Yやったこと」にも現れる
    ないない言葉

    View full-size slide

  110. ないない言葉は
    解決策の裏返し
    「新技術に触れてないから、
    プロジェクトは失敗した」
    (新技術に触れていれば、プロ
    ジェクトは成功しただろう…)

    View full-size slide

  111. - ないない言葉の問題 -
    起きている事実が無視され
    一足飛びに解決を狙い
    効果の薄い行動になること

    View full-size slide

  112. ないない言葉は
    事実情報なしに
    解決策を表現できる
    認知負荷の節約的表現

    View full-size slide

  113. ちょっとだけ知っていたり
    手間を惜しむとき
    「ないない言葉」を多用する

    View full-size slide

  114. 知ったかぶり
    めんどくさがり
    他人事

    View full-size slide

  115. 知ったかぶり
    めんどくさがり
    他人事
    分かったことを積み上げる
    仮説検証の障害

    View full-size slide

  116. 「ないない言葉」は
    多用されるとき

    View full-size slide

  117. 「ないない言葉」が
    多用されるとき
    解像度ゼロでも
    相手を説得したいとき

    View full-size slide

  118. コンサルがクライアントの
    個別事情を調査する手間を
    惜しんでパッケージを
    売る場合に使われたりする
    クライアントは実際に起きて
    いるかを確かめることなく
    問題が「ある」ように錯覚する

    View full-size slide

  119. 同じように
    私たちがプロダクトを
    顧客に買ってもらうとき
    顧客の一人一人の個別事情を
    無視したくなるとき
    「○○ない」と言いたくなる

    View full-size slide

  120. 相手が何をしているのかを
    無視して自分の売りたいものを
    押しつけることができる

    View full-size slide

  121. 相手が何をしているのかを
    無視して自分の売りたいものを
    押しつけることができる
    「スクラムやってないんですね」
    「それはよくない!」
    「スクラムやりましょう!!」

    View full-size slide

  122. ないない言葉を見たら
    事実情報がたくさん含まれた
    あるある言葉を探そう

    View full-size slide

  123. YY、YYO、OYO
    ないない言葉(W版)

    View full-size slide

  124. YY、YYO、OYO
    ないない言葉(W版)
    共通するのは
    「W分かったこと」との
    取り違え

    View full-size slide

  125. 分かったこと(W)は
    なぜ難しいのか

    View full-size slide

  126. 日常生活では
    YOを中心に構成され
    Wの経験は限られている
    (学校教育はYO中心)

    View full-size slide

  127. 学校では
    YOを中心に教える

    View full-size slide

  128. ブラックボックス

    View full-size slide

  129. - ブラックボックス -
    仕組みや働きを理解せずとも
    入力によって
    結果を得られること

    View full-size slide

  130. ほぼ全てのプロダクトは
    顧客が仕組みや働きを
    理解せずとも

    View full-size slide

  131. ほぼ全てのプロダクトは
    顧客が仕組みや働きを
    理解せずとも
    やり方さえ分かれば
    結果を得られるように
    提供されている

    View full-size slide

  132. 知識はやり方に偏っており
    原因が結果を引き起こす
    メカニズムは知らないことが多い

    View full-size slide

  133. 知識はやり方に偏っており
    原因が結果を引き起こす
    メカニズムは知らないことが多い
    だからこそ
    顧客は学習コストを最小限にして
    アウトカムを享受できる
    (顧客との分業が可能になる)

    View full-size slide

  134. ところが
    プロダクト開発する側が
    顧客の立場のまま
    消費者感覚のまま
    プロダクト開発をすると
    簡単に行き詰まってしまう

    View full-size slide

  135. Photo by Elevate
    Photo by Max Ducourneau
    278

    View full-size slide

  136. 本から学ぶとき
    YO中心だろうか?
    「やったこと」と
    「起きたこと」ばかり
    解説されてはいないか
    Wも解説されているか?

    View full-size slide

  137. 原因が結果を引き起こす
    メカニズムにも
    慣れ親しもう

    View full-size slide

  138. 仮説(W)のポイントは
    メカニズムや働きを
    表現すること

    View full-size slide

  139. 人の話を
    YOWく聞く

    View full-size slide

  140. 人の話をYOWく聞く
    294

    View full-size slide

  141. 人の話をYOWで聞く
    295

    View full-size slide

  142. 人の話をYOWく聞けば
    相手の話を構造化でき
    相手よりも相手の
    言葉を理解できる

    View full-size slide

  143. 難しいYOW1

    View full-size slide

  144. 難しいYOW1
    失敗ではないけど
    行動が難しくなる表現
    OO

    View full-size slide

  145. 難しいYOW2

    View full-size slide

  146. 難しいYOW2
    失敗ではないけど
    行動が難しくなる表現
    OY

    View full-size slide

  147. なぜYOWが
    「Yやったこと」から
    始まるのか

    View full-size slide

  148. なぜ、YOWが「Yやったこと」から始まるのか
    309

    View full-size slide

  149. なぜ、YOWが「Yやったこと」から始まるのか
    310

    View full-size slide

  150. 何が分かると役に立つ?
    YOWのお題

    View full-size slide

  151. 「分かる」に立ち塞がる障害

    View full-size slide

  152. メタファーは
    メカニズムを覆い隠し
    理解を止める

    View full-size slide

  153. 知の高速道路
    出口で大渋滞

    View full-size slide

  154. 分かると
    分からないことが減る

    View full-size slide

  155. 分かると
    分からないことが減る
    のではなく
    分からないことが増える

    View full-size slide

  156. 理解が深まるほど
    無数の疑問が湧いて
    「十分に知ってる」から
    遠のく感覚に陥る

    View full-size slide

  157. もし分からないことが
    増えていないなら
    学びに失敗している

    View full-size slide

  158. 分からないことが増えたら
    どう思う?

    View full-size slide

  159. 行き詰まり
    334

    View full-size slide

  160. ゴリッ
    336

    View full-size slide

  161. 行き詰まりとは
    目の前に起きている状況と、
    知識や理解と相互参照する
    連続性とが途切れて、
    大きなギャップを感じているとき

    View full-size slide

  162. メカニズムの探求ではなく
    良し悪しの評価をするとき
    理解を止めている
    353

    View full-size slide

  163. いかにして
    視界は曇るか
    358

    View full-size slide

  164. たかがネジという
    値踏みと侮り
    359

    View full-size slide

  165. 今が順調でも
    いつか必ず
    行き詰まる
    361

    View full-size slide

  166. 行き詰まったときに
    いかに視界を
    広げるか
    362

    View full-size slide

  167. 「すごいネジ」ではなく
    363

    View full-size slide

  168. 「すごいネジ」ではなく
    「ネジすごい」を
    自分の中に見つける
    364

    View full-size slide

  169. 「すごいネジ」ではなく
    「ネジすごい」を
    自分の中に見つける
    365

    View full-size slide

  170. 理解の過程を楽しむ
    366

    View full-size slide

  171. 心が自由に働く
    372

    View full-size slide

  172. プロのアスリートは
    ただ筋力が強いだけでなく
    自分の身体の使い方を
    学びつづける
    373

    View full-size slide

  173. 身体に変化が起きたり
    少しずつ老化しても
    374

    View full-size slide

  174. 思ったとおりに
    身体が働く
    375

    View full-size slide

  175. スポーツが下手な人とは
    筋力が衰えている人ではなく
    思った通りに身体が働かない人
    376

    View full-size slide

  176. 知的労働者は
    知的アスリート
    377

    View full-size slide

  177. 知識を知っているだけでなく
    自分の心の使い方を
    学びつづける
    378

    View full-size slide

  178. 思ったとおりに
    心が働く
    379

    View full-size slide

  179. いかに
    心を働かせるか
    380

    View full-size slide

  180. いきなりエベレストは無謀
    385

    View full-size slide

  181. - 隣接可能性 –
    これができると
    次に何が可能になるのか

    View full-size slide

  182. ハンマーを手にしたら
    全てが釘に見えはじめる

    View full-size slide

  183. ハンマーを手にしたら
    全てが釘に見えはじめる
    釘を打てば理解が深まる

    View full-size slide

  184. YOWで分かったら
    分かったことを用いて
    行動する
    その行動が新たな結果と
    新たな分かったことを
    生み出す

    View full-size slide

  185. 発達の最近接領域
    Zone of Proximal Development
    397

    View full-size slide

  186. 今日
    助けられながらできることは
    明日は一人でできる

    View full-size slide

  187. 一人でできないことでも
    会社でもできないことでも
    様々な経験を持つ人が集まる
    コミュニティでは可能性がある

    View full-size slide

  188. コミュニティで
    助けてもらいたいことを
    どんどん聞いていきましょう
    403

    View full-size slide

  189. YOW上級だ
    よー

    View full-size slide

  190. YOW上級だ
    Yoooooow!
    よー

    View full-size slide

  191. 原因は複数の結果をもたらす
    YOOOOOOW

    View full-size slide

  192. 418
    マングースの例 גיזונימ CC 表示-継承 4.0

    View full-size slide

  193. 419
    マングースの例 גיזונימ CC 表示-継承 4.0

    View full-size slide

  194. 420
    マングースの例 גיזונימ CC 表示-継承 4.0

    View full-size slide

  195. 421
    マングースの例 גיזונימ CC 表示-継承 4.0

    View full-size slide

  196. 422
    マングースの例 גיזונימ CC 表示-継承 4.0 飛べない鳥 ヤンバルクイナ

    View full-size slide

  197. 原因は必ず複数の
    結果をもたらす

    View full-size slide

  198. 循環する
    YO-YO-W

    View full-size slide

  199. 経済価値の大部分が
    循環によって生まれる

    View full-size slide

  200. 循環構造とメカニズムを
    明らかにして解決すれば
    大きな利益を生む

    View full-size slide

  201. 原因と結果を結ぶ
    隠れた関係1

    View full-size slide

  202. 潜在変数
    notY-O

    View full-size slide

  203. 同時に行った他の行動が
    結果を引き起こした
    かもしれない

    View full-size slide

  204. 「この原因」が
    「この結果」を
    引き起こししたのかを
    確かめきって
    ようやく理解したといえる

    View full-size slide

  205. 原因と結果を結ぶ
    隠れた関係2

    View full-size slide

  206. 十分条件
    Y&YO

    View full-size slide

  207. ついつい
    自分に都合がよい条件を
    つい想定してしまう

    View full-size slide

  208. 都合のよい条件ばかりでは
    負けるプロダクト開発

    View full-size slide

  209. 都合が悪い条件を打開すると
    プロダクト開発は強くなる

    View full-size slide

  210. お腹が満たされてるから
    可能になること
    ライバルが強いから
    可能になること

    View full-size slide

  211. 厳しい条件を乗り越えたり
    厳しい状況を活かせば
    競合優位性が高まる

    View full-size slide

  212. プロダクト開発は
    因果関係において
    十分条件の操作をする活動

    View full-size slide

  213. SECIモデル
    毎週何回、回してる?

    View full-size slide

  214. あちこちで取りあげられる
    SECIモデル

    View full-size slide

  215. あちこちで取りあげられる
    SECIモデル
    いざやろうにも
    抽象的で回す実感が乏しい

    View full-size slide

  216. もしチームで毎週YOWを
    してたら、SECIを回してる

    View full-size slide

  217. センテンスオープナーによる
    YOW

    View full-size slide

  218. 仮説検証の対象は
    プロダクトに関すること
    だけじゃない

    View full-size slide

  219. 「会話の仕方」
    「会議の結論」
    自分達の仕事のやり方が
    本当に効果的なのか
    仮説検証する必要がある

    View full-size slide

  220. いつでもどこでも
    仮説検証はできる

    View full-size slide

  221. いつでもどこでも
    仮説検証はできる
    やっていきましょう

    View full-size slide

  222. 話しているだけで
    仮説検証してしまう会話

    View full-size slide

  223. 不確実性とプロダクト開発の
    隠れた真実

    View full-size slide

  224. https://speakerdeck.com/moriyuya/product-management-booster

    View full-size slide

  225. 不確実性な領域は
    実は限られている

    View full-size slide

  226. 実際の不確実性よりも
    プロダクトに関わる自分たちの
    「しらない、できない、興味ない」
    この態度のほうが影響が大きい

    View full-size slide

  227. 専門家でも分からなかったら
    不確実といえるかもしれない

    View full-size slide

  228. 専門家でも分からなかったら
    不確実といえるかもしれない
    しかし、専門家が
    ちょっと調べれば分かったら
    不確実とはいえない

    View full-size slide

  229. 「不確実」
    だから、できないのか

    View full-size slide

  230. 「不確実」
    だから、できないのか
    「しらない、できない、興味ない」
    だから、できないのか

    View full-size slide

  231. 本当は
    不確実ではないものまで

    View full-size slide

  232. 本当は
    不確実ではないものまで
    不確実に押し込んで
    しまっていないか

    View full-size slide

  233. 537
    「いけたらいくね!」
    (いくための努力まではしないけど)

    View full-size slide

  234. 自分が認識していること

    View full-size slide

  235. 自分が認識していること
    自分が話していること

    View full-size slide

  236. 自分が認識していること
    自分が話していること
    自分が行動していること

    View full-size slide

  237. 自分が認識していること
    自分が話していること
    自分が行動していること
    これらが食い違っているとき
    認知言行不一致になる

    View full-size slide

  238. 口で話すことと
    実際の行動のギャップがチームの
    知ってる/できる/当事者意識を
    耳触りの良い言葉で壊す

    View full-size slide

  239. 認知言行不一致に
    どのように向き合っていくか

    View full-size slide

  240. 認知言行不一致に
    どのように向き合っていくか
    自分の行動から向き合う

    View full-size slide

  241. 認知言行不一致に
    どのように向き合っていくか
    自分の行動から向き合う
    自分の行動を仮説検証する

    View full-size slide

  242. 扱っている事柄は、どこに位置する?

    View full-size slide


  243. スクラム知ってる?
    551

    View full-size slide

  244. )
    「知ってるよ」
    552

    View full-size slide

  245. (アメフトでしょ?)
    「知ってるよ」
    553

    View full-size slide

  246. (ラグビーでしょ?)
    「知ってるよ」
    554

    View full-size slide

  247. (聞いたことあるから)
    「知ってるよ」
    555

    View full-size slide

  248. (一度やったから)
    「知ってるよ」
    556

    View full-size slide

  249. (何回もやってるから)
    「知ってるよ」
    557

    View full-size slide

  250. (20年やってるけど、まだまだ…)
    558

    View full-size slide

  251. (20年やってるけど、まだまだ…)
    「知らないよ」
    559

    View full-size slide

  252. 自分のスクラムはどこ?

    View full-size slide

  253. 自分のスクラムはどこ?
    右に向かう行為を
    YOWすると分かる

    View full-size slide

  254. どれくらい
    調べているだろう
    やってみているだろう
    好きになろうとしているだろう

    View full-size slide

  255. 好きは
    大抵のめんどくさいを
    乗り越える

    View full-size slide

  256. 無関心なら
    ちっと調べれば分かることも
    「不確実に」放り込む

    View full-size slide

  257. 「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    仕事の全体設計

    View full-size slide

  258. 「プロダクトは分かったことしか作れない!?」
    YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める
    分かったことの積み上げ
    そしてプラクティス・エフェクトを軸にした
    仕事の全体設計

    View full-size slide

  259. プラクティス
    エフェクト
    (訓練効果)

    View full-size slide

  260. - プラクティス・エフェクト -
    使うほど磨かれ
    使わないほどヘタになる
    プラクティスに働く力

    View full-size slide

  261. 太い経験と細い経験が
    もたらす経験格差

    View full-size slide

  262. どちらに
    声がかかる?

    View full-size slide

  263. 経験格差がさらに
    機会の偏りを生み
    経験は独占される

    View full-size slide

  264. 組織の人々が
    広く経験を得るには
    どうすればいいか

    View full-size slide

  265. いいかえると
    プラクティスの
    組織的な習熟には
    何が作用するのか

    View full-size slide

  266. 所要時間の壁

    View full-size slide

  267. 1時間より時間がかかる
    プラクティスは
    太い経験と細い経験を生む

    View full-size slide

  268. 機会の壁

    View full-size slide

  269. 経験機会に差がある
    プラクティスは
    太い経験と細い経験を生む

    View full-size slide

  270. プラクティスエフェクトを
    軸にした業務設計

    View full-size slide

  271. マップで考えてみよう
    プラクティスエフェクトの
    働きやすさ

    View full-size slide

  272. マップで考えてみよう
    経験格差の生まれやすさ

    View full-size slide

  273. 配置してみよう
    プラクティスや
    フレームワーク
    会議体

    View full-size slide

  274. プラクティスを
    日々の行動へとデザインし
    分かったことを
    積み上げていこう

    View full-size slide