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アジャイル人材を育てるための技術的な研修をフルリモートで実施した話 / Tips for ho...
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三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
January 28, 2022
Technology
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アジャイル人材を育てるための技術的な研修をフルリモートで実施した話 / Tips for holding technical training on remote
2020/11/07開催の外部カンファレンス「JJUG CCC 2020 Fall」に登壇した際の資料です。
https://ccc2020fall.java-users.jp/
三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
January 28, 2022
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Transcript
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アジャイル人材を育てるための 技術的な研修をフルリモートで 実施した話 三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 デジタルプロデュース部 町田 憲昭 1
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町田 憲昭 まちだ のりあき 入社:2015年 業務:社内の研修、自己啓発推進施策を担当 これまでの担当業務 社内ポータル・業務システム の基盤メンテナンス アプリケーション フレームワーク開発 アプリケーションのコンテナ化 CICD技術支援 自己紹介 2
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会社紹介 三菱UFJ銀行をはじめとしたMUFGのIT戦略を支える! 三菱UFJニコス 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 三菱UFJ信託銀行 三菱UFJ銀行 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT) 三菱UFJフィナンシャル・グループ などグループ会社 を多数サポート システム開発・保守運用を支援 3
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会社紹介 181百万円 (三菱UFJ銀行 85%、三菱UFJフィナンシャル・グループ 15%) 資本金 従業員 1,982名(2020年4月現在) 事業内容 主として三菱UFJ銀行、並びに三菱UFJフィナンシャル・グループ 各社の業務等に関する、システムの企画・設計・開発・保守・運用 設立 1988年6月 ※詳しい沿革は、当社HPをご覧ください 本社 東京都中央区晴海二丁目1-40 採用担当 メール:
[email protected]
検索ワード: MUIT 4
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 5
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 6
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【新型コロナウイルスに関する当社の動き】 ◼ 2月:研修、社内イベント、出張に関して実施を見合わせ ◼ 3月:政府「不要不急の外出を避ける」→研修取りやめ ◼ 4月:緊急事態宣言以降、当社では在宅勤務が原則化 ◼ 7月:コロナを考慮した勤務ガイドライン制定、研修は対面開催を非推奨 ◼ 新人研修は対面実施からオンラインに全面移行 ◼ 座学系はオンライン開催やe-learningに即移行するも、ハンズオンは実施できず 実施背景 検討 座学研修・e-learning受講 7 非常事態宣言発令 ハンズオン研修 データ:東京都オープンデータカタログサイト
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このような状況下…以下研修を実施することに ①新人向けJava演習(新規開催) 対象:MUIT2020年度入社新人(約60名) 目的:新人研修で学んだJava・アジャイルの定着、チーム開発の経験を積むこと ②アジャイル開発に必要な技術研修(既存研修のオンライン化) 対象:社内で希望制(約30名) 目的:アジャイル開発に必要な「技術」を学ぶ研修 研修内容:CI/CD、バージョン管理はじめアプリ開発のベーススキル ※研修の詳細カリキュラムは後に説明します 実施背景 8
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集合形式の研修をそのままオンラインで実施しようとすると… 実施背景 受講者のPCや開 発環境はどう用意 する? つまずいている 受講者へのサポ ートの方法は? なかなかHELPの声 をあげない受講者 をどう救う? 演習の進み具合を どのように管理す る? グループワークで どのように意見を 共有する? スムーズに研修を開始、進行できない 9
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リモートでハンズオン研修・グループワークを開催したノウハウを共有することで リモート研修の検討材料としてもらいたい ◼ どのような環境構成、運営方法をとったか ◼ 集合研修では意識しないオンライン研修のポイントは何か 今日お伝えしたいこと 10
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 11
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開催方式・ファシリティ 【ホワイトボード】Miro Miro 【資料格納】GoogleDrive 【研修環境】EclipseChe 【Web会議】AmazonChime 12 【研修開催の環境構成】 受講者
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【研修環境】 ◼ EclipseChe(ブラウザ上で操作可能なIDE) ◼ AP、DBサーバ内包 ◼ 1人1台EC2を割当ててブラウザからアクセス ◼ CIサーバ、コンテナ実行環境を提供 ◼ KeyCloak+OpenLDAPで認証 研修環境の構築負担を軽減 受講者はブラウザがあればOK 講師も受講者の環境にアクセス可能 認証 EC2 EC2 EclipseChe 開催方式・ファシリティ 13
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【研修環境】 ◼ KeyCloak認証ログイン時のユーザ情報から、自分のEC2を表示するSPA ◼ SPAからEC2にアクセス 開催方式・ファシリティ 14 自分のユーザ名のEC2のパブリックIP アドレスを表示 EC2起動/停止
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【資料格納】 ◼ GoogleDriveを利用 ◼ 研修資料+運営資料を共有、環境への接続情報や接続手順を記載 ◼ 演習の済入力を受講者に記載してもらうことで進捗状況を管理 開催方式・ファシリティ 15
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【会議ツール】(AmazonChime) ◼ ルームを複数生成できる、ホストなしで利用可能のため採用 ◼ メインルーム(講義、連絡用)、個別ルーム(チーム作業用、QA対応)を作成 ◼ 講師のPCを画面共有して講義資料を展開 ◼ PCとスマホで接続し使い分け(PCの場合はデスクトップアプリ+ブラウザ) ◼ 講義中はチャットで質問をリアルタイムに投稿でき、サポートが回答 ◼ ワーク中はメインルームのチャットで講師を呼び、個別ルームで質問 開催方式・ファシリティ 16 全体ルーム チームAルーム チームBルーム
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【ホワイトボード】 (Miro) ◼ リアルアイムで共同編集・広さほぼ無制限のオンラインホワイトボード ◼ 豊富なテンプレート、メンバの操作が見える等ディスカッション向き ◼ Miroの操作習得を兼ねたアイスブレイクを実施 開催方式・ファシリティ 17
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 18
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①新人向けミニハッカソン ◼ 目的:新人研修で学んだJava、アジャイルの知識定着を図ること ◼ 研修内容:デザイン思考の手法を取り入れ、ハッカソンを実施 実施した研修の概要 # タイトル 内容 開催日 1 イントロダクション 研修概要 1日目 2 ハンズオン研修 HTML、CSS 1日目 3 開発ツール(Git、Gradle) 1日目 4 サンプルアプリ解説 2日目AM 5 チーム運営 2日目AM 6 デザインシンキング デザインシンキング 2日目PM-3日目AM 7 ハッカソン 実装 3日目PM-6日目AM 8 発表 社内発表・投票 6日目PM 19
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【ハンズオン研修】 ◼ Webアプリケーションをチームで開発するため以下の基礎知識をレクチャー HTML/CSS Git操作方法 ◼ サンプルアプリ(DB接続、CRUD操作、WebAPI呼出)を提供し機能拡張する形式 実施した研修の概要 20
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【デザインシンキング】 ◼ テーマ:ポイ活でワクワク◦◦ ◼ デザイン思考の手法を元に、ペルソナ設計、As-Is、課題抽出、アイデア選定 ◼ AmazonChimeの個別ルーム+Miroでワーク実施 実施した研修の概要 21
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【ハッカソン】 ◼ チーム運営はアジャイル(スクラム)の手法を採用 ◼ 1日1Sprintとして開発機能の選定、タスクばらし、開発を行う ◼ GitLabのIssueBoardでタスク管理 実施した研修の概要 22
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【ハッカソン】 ◼ 各Sprint終了時点で開発中ソースをマージして動作確認 ◼ SprintReviewでメンターに振り返り、アプリデモを見せる 実施した研修の概要 23
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【最終発表】 ◼ デザインシンキングのワーク成果物、アプリのデモを発表 ◼ 投票はMiroのVote機能を利用 ◼ Miroのカーソル自動追跡があるため画面共有の切替えがなくスムーズに実施 ◼ 新しい知識、慣れないIDEながらも短期間で全チームアプリケーションを完成 実施した研修の概要 24
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②アジャイル開発では必須となる技術研修 ◼ 目的:アジャイル開発に必要な「ライトウイング」を学ぶ研修 ◼ 研修内容:CI/CD、バージョン管理はじめアプリ開発のベーススキルをInput 実施した研修の概要 出典:https://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2012/09/rightwing-and-leftwing-of-agile.html # タイトル 内容 1 フロントエンド HTML、CSS、JavaScript 2 開発ツール Git、Gradle、JUnit、Jenkins、 Jacoco、コード解析 3 SpringBoot SpringBoot、Mybatis 4 コンテナ RESTAPI、Docker、Kubernetes、 OpenShift、CI/CD 25
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【研修概要】 ◼ SpringBoot:MVCモデルでのWebアプリケーション、インジェクション 等 ◼ コンテナ:コンパイル〜テスト〜デプロイを実行するJenkinsパイプラインの作成 実施した研修の概要 26
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 27
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研修受講のための必要機材が揃っていない 【課題】事前の接続確認で環境制約が発覚 ◼ AmazonChimeが一部のブラウザ(MicrosoftEdge)に対応していない ◼ PCにマイクが内蔵されていない ◼ 受講者がPCを持っていない 【対応】最低限のファシリティ条件を設定 ◼ PCの実施環境や受講者の前提条件を予め固定する(ブラウザやOS) ◼ 受講者へ最低限のリテラシーを要求することが前提となる 例)PCやネットワーク環境を自前で準備する、アプリインストール ◼ 新人研修の場合はPC、Wi-Fiは会社で準備して配布 苦労した点 28
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サポート時にボディランゲージが利用できない 【課題】受講者が操作する場所がわからない場合 集合研修なら :席の隣で指さしで「ここをクリックして」で指示 オンラインだと:受講者の画面共有を見ながら言葉のみで指示する必要あり 【対応】言葉による具体的な指示 ◼ 指示語を使わず具体的な場所を言葉にする (例:上からX段目、XXXの隣、タスクバーのXXX、etc…) ◼ Web会議ツールのリモートコントロール機能で講師が操作する場合もあり 苦労した点 29
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「前で一緒にやってみせる」では時間がかかる 【課題】講師のデモを見ながら進める場合 集合研修なら :質問やエラー対応はサポートメンバがついてメインは先進め オンラインだと:リモート起因の躓き、サポートのしにくさから時間がかかり 先に進まない 【対応】作業の手順化 ◼ 必要な操作は極力手順化して展開 ◼ 手順はスムーズな誘導、情報の集約を意識 ◼ 使う環境の説明も手順に記載する ◼ 完了したら済管理シートに記載してもらう 苦労した点 30
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受講者からの質問が多くサポートの手が回らない 【課題】受講者が操作がわからず質問する場合 集合研修なら :まずは隣の受講者に聞いて解決する オンラインだと:サポートが全て対応するため回りきらない (新人研修では受講者60人に対しサポート4人) 【対応】FAQの共有 ◼ FAQシートを作成し質問を共有、初動としてFAQの確認を促す ◼ チャットを通じてQAの横展開、ワークであれば受講者間のフォローでノウハ ウを広げる 苦労した点 31
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受講者の反応が見えにくい 【課題】受講者の研修の内容を理解できているか様子を見たい場合 集合研修なら :顔の表情や困ってそうな様子から判断 オンラインだと:カメラ映像が見えづらい、カメラONにしていない 【対応】受講者から能動的に質問できるような環境作り ◼ 理解度が低い受講者ほど、なかなか質問をしない ◼ 心理的安全性から質問することを躊躇するケースもある ◼ 定期的に質問を促す呼びかけ ◼ 雑談や運営連絡、情報展開をチャットで行う(チャットが盛り上がっていると 質問しやすくなる) ◼ Web会議ツールの投票・挙手機能を利用して受講者の情報発信を促進させる 苦労した点 32
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 33
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【研修の開催について】 開始前は研修内容の一部削除など検討していたが… ◼ 研修内容のカリキュラム変更なく研修実施 ◼ 研修のスピードを集合研修と変わらずに実施 ◼ ハンズオンの進捗具合、グループワークのOutPutの質からも問題なし 【関係者からの声】 ◼ 今まで研修では座学中心だったが、演習や実際に手を動かすことで学んだ知識 を生かすことができた(新人) ◼ Miroなどリモートで利用できるツールが画期的(若手) ◼ 新人の日誌が今までの研修よりも生き生きしている(教育担当) 研修効果 34
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1. 実施背景 2. 開催方式・ファシリティ 3. 実施した研修の概要 4. 苦労した点 5. 研修効果 6. まとめ 今日お話しすること 35
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リモート形式でハンズオン研修、グループワークを質を落とさず開催できた リモートでハンズオン研修、やってみませんか? まとめ リモート研修を成功させるためのコツ 1. 受講のための必要機材を準備すること(受講者準備でも会社支給でも) ◦ PC、OS、ネットワーク環境、カメラ、マイク、ブラウザ、アプリ ◦ 受講者にも一定のITリテラシー(PC操作・インストール)が求められる 2. 集合研修よりもサポートは手厚めにする ◦ ファシリティ利用方法や環境接続方法は手順化 ◦ ナレッジの蓄積、共有を意識する取り組みが必要 3. 講義は一方向ではなく双方向に ◦ 質問しやすい環境(ツール)、雰囲気を提供する ◦ サポートメンバや受講者の協力も必要 36
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◼ ツール選定における考慮点 まとめ 37 用意するもの 今回の事例 考慮点 端末 会社貸与 受講者PC ・イヤホンマイク・カメラも準備 ・ブラウザ・アプリケーションのインストールを受講者で実施する必要あり 開発環境 EclipseChe ・受講者で準備する場合、インストール手順を明確に指示すること ・端末を貸出しする場合、運営側でインストール ・クラウドIDEなど構築不要なソリューションもあり 講義資料 GoogleDrive ・資料の共同編集ができる(済入力に必要) ・同時接続人数が多いとExcelの共有では壊れる可能性あり Web会議ツール AmazonChime ・複数ルーム作成できる、ホストなしで会話できるとよい ・画面共有のリモートコントロール機能があるとサポートがスムーズ ・グループワーク時はブレイクアウトセッション機能があると便利 コミュニケーシ ョンツール Miro ・グループワーク時にはオンラインホワイトボードを利用 ・Slack・Teams等のチームコミュニケーションツールが情報展開に最適
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共に変えていく仲間を募集します 38 変革の時期に共に進めていく、Java Developer、DevOpsエンジニア、 アーキテクトなど、新しい仲間を迎え、進めていきたく宜しくお願いします。 気軽にお声かけください。 採用担当 メール:
[email protected]
検索ワード: MUIT
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ご清聴ありがとうございました 40