Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳

Snowflakeで実践する、生成AIを活用した「自然言語によるデータとの対話」

Avatar for Nayuta S. Nayuta S.
December 13, 2025

 Snowflakeで実践する、生成AIを活用した「自然言語によるデータとの対話」

2025/10/31に開催した『生成AIでかわるデータ活用!クラスメソッドが実践する「自然言語による分析」と「名寄せ効率化」の事例』で発表した資料です。
https://classmethod.jp/seminar/251031-da-webinar/?utm_campaign=25783160-attract_251031_da2&utm_medium=email&_hsenc=p2ANqtz--LGSuvZwL_5a9kEsOd6FWLh9D4J5DW-mpFmSEaQeTCxGhc81urAWVYrFfZHh2J0aL_N1oKqloVIYgs5WgSYgs_3wpQ8G4lsHYHYz6FoRSbAilb_zs&_hsmi=386030198&utm_content=386030198&utm_source=hs_email

Avatar for Nayuta S.

Nayuta S.

December 13, 2025
Tweet

More Decks by Nayuta S.

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 3 鈴木 那由太 • 2021年〜 入社 ◦ データ分析基盤構築・運用 • 2023年〜

    データ活用側の支援も経験 ◦ 機械学習システム構築 ◦ BIダッシュボード構築 • 2024年〜 生成AI活用の支援も経験 ◦ Snowflake Cortex AIを使った データ分析アプリ開発 • 部署 ◦ データ事業本部 • 所属 ◦ 大阪 • 受賞 ◦ 2025 Japan AWS Top Engineers (AI/ML Data Engineer) ◦ APJ Snowflake Partner Champions AI & ML
  2. データ分析における生成AIの効果 5 Snowflake社の公開したレポート「 Radical ROI of Generative AI(生成AIの劇的なROI (投資対効果))」では、 データ分析への生成AIの効果が報告されている。

    • 89%で、分析の生成が加速された • 87%で、ユーザーが分析をよりよく理解することが助けられた • 86%で、分析がよりセルフサービス化された 一方で、88%が生成AIのユースケースを網羅した、データ戦略とツールが必要であると断言している。 <対象> • 世界9ヵ国 • 1つ以上のユースケースでAIを積極的に 活用している企業 • 1900人のビジネスおよびITリーダー • 2024年11月21日から2025年1月10日の 調査期間 https://www.snowflake.com/ja/news/press-releases/snowflake-research-reveals-that-92-percent-of-early-adopters-see-roi-from-ai-investments/
  3. データ分析における課題 6 分析担当者 売り上げの推移が見たいです。 順番に対応しますね。 できました! ありがとうございます、 でもこの分析は今回だけでいいかな…。 〜数日後〜 生成AIなし

    施策担当者 分析担当者(= ITエンジニア)による高品質な分析業務にはリードタイムや工数がかかる。 たとえ単発の分析でも、数日の待ちが発生してしまうことが多い。 施策担当者 分析担当者 障害などが起こった場合にはさらに遅れてしまうケースも……
  4. AIによる解決イメージ 7 AI 7 ちょっと気になるので、 売り上げの推移をください。 有用そうだ! しっかり作ってもらって、 今後も継続して確認したいな。 できました。

    分かりました。 手直ししてダッシュボードに 追加しておきますね。 生成AIあり 分析担当者 施策担当者 施策担当者 施策担当者はAIを使い、最高品質ではないかもしれないが、素早く分析結果を得られるようになった。 分析担当者への依頼が、より品質を高くしたい場合や、モニタリングが必要な場合に限定できる。 ITエンジニアも重要な分析に専念でき、データ分析基盤やAIツールの改善にも取り組める。
  5. Cortex Agents 11 • SnowflakeのAIエージェント機能で、Snowflake Intelligenceのエンジンとしても使われる。 • Cortex Analyst・Cortex Searchおよびカスタムツールを設定できる。

    • REST APIを使って各種アプリケーションから呼び出すことも可能。 https://www.snowflake.com/en/blog/ai-data-agents-snowflake-cortex/
  6. Streamlitアプリからの利用例 12 Cortex Agents Streamlit in Snowflake ユーザー 質問 回答

    リクエスト 回答 Cortex Search Cortex Analyst ツール Cortex Agentsによるチャットアプリ例 • Cortex AIの機能を利用するプログラムをStreamlit in Snowflakeで作成することで、 AIエージェントを搭載したデータ分析アプリを自分でも作成できる。
  7. Snowflake Cortex Analyst 14 14 ▼以下のブログで詳しく紹介しました • Snowflakeのデータを自然言語で分析 • テーブル・ビューがデータソース

    • セマンティックモデル(ビュー)に 分析に必要な情報を記載 • マルチターンの会話も可能 • REST APIから利用する
  8. Snowflake Cortex Search 15 ▼以下のブログで詳しく紹介しました https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/snowflake-cortex/cortex-search/cortex-search-overview • Snowflakeのネイティブなデータ検索機能 • テーブルのクエリ結果を検索対象とする

    • SnowflakeのLLMと組み合わせてRAGで カスタマイズしたチャットBotなどを作成 • REST APIから利用する https://quickstarts.snowflake.com/guide/getting-started-with-snowflake-intelligence/index.html?index=..%2F..index#0
  9. 活用のためのコツ(データの持ち方) 16 • 生成されるSQLができるだけ簡単になるようなデータの持ち方にする • 整然データなど、人間が分析しやすい持ち方はAIも分析しやすい • SQL文を簡単にすることで生成ミスを減らせる、トークン数が減れば生成速度向上のメリットも • カラム名はアルファベットにするなど、SQL生成をしやすいテーブル定義にする

    • 結合を含む分析を実行させる場合はリレーションの情報も準備する • AIが自分に結合・分析ができるテーブル設計になっていると、データマートを作る必要がなく、より旨みを引き出せる • 最初は結合済みのテーブルやデータマートに対する分析から始めると手軽に検証できる
  10. 求められる要素の例 19 基本的には、これまでのデータ分析基盤の仕組みづくりの延長線上にある。 • エンジン • AI機能・インターフェース • 分析実行エンジン •

    データカタログ • ビジネスロジック・ビジネス用語の定義 • データ品質・メタデータ管理・データリネージ • データ間の関連
  11. エンジン 20 • SnowflakeはSnowflake IntelligenceまたはStreamlitアプリでインターフェースを公開できる。 • 生成AI機能はCortex AIで実現できる。 • Cortex

    AIから分析を行う際はウェアハウスを使うことで高速に処理できる。 https://www.snowflake.com/en/blog/ai-data-agents-snowflake-cortex/