Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Pythonに漸進的に型をつける
Search
Nealle
October 21, 2025
Programming
1
210
Pythonに漸進的に型をつける
2025/10/22
https://findy.connpass.com/event/371749/
『Pythonの多様性 深掘りLT Night 』〜バックエンドから機械学習まで〜
Nealle
October 21, 2025
Tweet
Share
More Decks by Nealle
See All by Nealle
AI巻き込み型コードレビューのススメ
nealle
2
420
Startup Tech Night ニーリーのAI活用
nealle
0
80
モビリティSaaSにおけるデータ利活用の発展
nealle
1
930
品質ワークショップをやってみた
nealle
0
1.4k
DevHRに全部賭けろ
nealle
0
240
TROCCO×dbtで実現する人にもAIにもやさしいデータ基盤
nealle
1
2.5k
AI OCR API on Lambdaを Datadogで可視化してみた
nealle
0
400
生成AI、実際どう? - ニーリーの場合
nealle
0
1.1k
“いい感じ“な定量評価を求めて - Four Keysとアウトカムの間の探求 -
nealle
4
18k
Other Decks in Programming
See All in Programming
AIフル活用時代だからこそ学んでおきたい働き方の心得
shinoyu
0
140
なるべく楽してバックエンドに型をつけたい!(楽とは言ってない)
hibiki_cube
0
140
Oxlint JS plugins
kazupon
1
980
Raku Raku Notion 20260128
hareyakayuruyaka
0
340
Oxlintはいいぞ
yug1224
5
1.3k
今こそ知るべき耐量子計算機暗号(PQC)入門 / PQC: What You Need to Know Now
mackey0225
3
380
MUSUBIXとは
nahisaho
0
140
カスタマーサクセス業務を変革したヘルススコアの実現と学び
_hummer0724
0
720
AI時代のキャリアプラン「技術の引力」からの脱出と「問い」へのいざない / tech-gravity
minodriven
21
7.3k
HTTPプロトコル正しく理解していますか? 〜かわいい猫と共に学ぼう。ฅ^•ω•^ฅ ニャ〜
hekuchan
2
690
QAフローを最適化し、品質水準を満たしながらリリースまでの期間を最短化する #RSGT2026
shibayu36
2
4.4k
【卒業研究】会話ログ分析によるユーザーごとの関心に応じた話題提案手法
momok47
0
200
Featured
See All Featured
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.9k
Conquering PDFs: document understanding beyond plain text
inesmontani
PRO
4
2.3k
svc-hook: hooking system calls on ARM64 by binary rewriting
retrage
1
100
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
48
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
58k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
45
8.7k
Design of three-dimensional binary manipulators for pick-and-place task avoiding obstacles (IECON2024)
konakalab
0
350
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.4k
Lightning Talk: Beautiful Slides for Beginners
inesmontani
PRO
1
440
DBのスキルで生き残る技術 - AI時代におけるテーブル設計の勘所
soudai
PRO
62
50k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
65
8.4k
Transcript
2025.10.22 NEALLE Pythonに漸進的に型をつける 1 株式会社ニーリー 野呂 有我 『Pythonの多様性
深りLT Night 』 〜バックエンドから機械学習まで〜
1|自己紹介 2 氏名 所属 経歴 野呂 有我 / Yuga NORO
株式会社ニーリー プラットフォーム本部 アーキテクチャチーム ・大学院時代に友人と楽譜販売サービスを立ち上げ ・その後、SIer企業に参画 ・副業としてニーリーでいくつかの開発に携わる ・フリーランスを経て、ニーリーへ
3 2|プロダクト紹介
Park Direct for Business 法⼈向け⽉極駐⾞場の探し‧契約‧⽀払い‧管理サービス 3|プロダクト紹介
4|プロダクト紹介 5 • 全てのサービスで、バックエンドにPython/Djangoを採用 • DRFを使ってAPIを高速開発! • 少しずつオニオンアーキテクチャに寄せていっている
登壇資料リンクはこちら→
弊社がPythonを使っている理由 5|弊社が Pythonを使っている理由 6 • ところで、今日は 多様性がテーマです • Pythonを使っている会社には、
そういうパターンもあるんだな〜と暖かい目で見ていただけると幸いです • そう、その理由は…
6|弊社が Pythonを使っている理由 7 ベトナムの某社が、安く早く作ってくれたから
7|弊社が Pythonを使っている理由 8 • 市場を把握しきれていないスタートアップにとって、 早く安く作ってくれる 、 というのは非常に大事 •
CTO三宅も、この選択は正しかった と振り返る • とはいえ、ローンチ後の拡張時に設計、実装上の問題が露呈しがち • 特に弊社が苦しんだのは、型ヒントが全くついていなかったこと • というわけで…
8|Pythonに型をつけていく 9 • ひとまず関数から型ヒントを付けていく • Pylanceで静的型チェックを実施 • ただ、型を意識せずに書かれているため、
普通に型ヒントを書いていくだけではケアしきれないケースも出てくる • 例えばこういうやつ↓ Pythonに型を付けていく
9|Pythonに型をつけていく 10 • objは… ◦ dateというプロパティを持っているらしい ◦ dateというプロパティはyearやmonth, dayというプロパティと replaceというメソッドを持っているっぽい
• この関数を使っているところを全部調べて、渡されているインスタンスに ABCを継承させて 回ることもできないでもないが、手間にリターンが見合わない …
10|Pythonに型をつけていく 11 • そこで、Protocol で部分的に構造的部分型を導入する! • 最初から公称型を使ってドメインを表現するようなポリシーの場合には使い所はあまりないが、 漸進的にやる場合にはこの柔軟性が結構ありがたい
11|Pythonに型をつけていく 12 • しかもこのProtocol, デコレータを付与すること で、実行時に型match 可能になる • 構造的部分型を採用していて、
実行時に型matchできる言語、レア! • 実はPythonは強い型を持つ言語…! • プロパティの増減があったり、 プロパティの有無を判定するif文がいっぱいあ るところをこれで置き換えていける ※上のコードはイメージですが、 実際にプロダクトコードで構造的部分型を matchさせているところはあります
12|Pythonの多様性 13 • 動的型付け でスピーディに初期プロダクトを開発 • 構造的部分型 で徐々に舗装 •
その上で抽象を見つけて公称型に切り替える事でドメインロジックを確定させていく • 柔らかく作って堅くしていける! • フェーズに合わせてポリシーを切り替えられる 懐の広い言語、Python
None
15