テストコードを書き始める前に考えるべきテストの話 #DevSumi / Developers_Summit_2020

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February 13, 2020

テストコードを書き始める前に考えるべきテストの話 #DevSumi / Developers_Summit_2020

以下のイベントの投影資料です。
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20200213/session/2364/

発表時の諸注意など
http://nihonbuson.hatenadiary.jp/entry/2020/01/31/090000

お問い合わせは https://twitter.com/nihonbuson まで。

【発表資料中のURL】

P2 Agile Testing Fellow
https://agiletestingfellow.com/

P15 ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2011.J02
http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Version2011.J02.pdf

P20 概説テスト分析
http://www.slideshare.net/takashiyamasaki378/ss-55384920

P48 テスト設計チュートリアル U-30クラス向け 2020年度版
http://aster.or.jp/business/contest/doc/2020_U-30_V1.0.0.pdf#page=65

P57 あなたがやっているのはテスティングかチェッキングか?
https://www.infoq.com/jp/news/2009/12/testing-or-checking

P96 [改訂新版]マインドマップから始めるソフトウェアテスト
https://www.amazon.co.jp/dp/4297105063/

P97 ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際
https://www.amazon.co.jp/dp/4817193603

P97 ソフトウェアテスト技法練習帳 ~知識を経験に変える40問~
https://www.amazon.co.jp/dp/429711061X/

P98 Agile Testing Condensed: A Brief Introduction (English Edition)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YR4CC4B

P102 JaSST
http://www.jasst.jp/

P103 WACATE
https://wacate.jp/

P106 ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2018.J03
http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Version2018.J03.pdf

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nihonbuson

February 13, 2020
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Transcript

  1. テストコードを 書き始める前に 考えるべきテストの話 ブロッコリー( @nihonbuson ) https://www.pexels.com/photo/man-wearing-black-and-white-stripe-shirt-looking-at-white-printer-papers-on-the-wall-212286/

  2. 自己紹介 • 株式会社ビズリーチ ◦ QA基盤推進室 ◦ QA Evangelistチーム • 社外活動

    ◦ WACATE実行委員 ◦ JaSST Review 実行委員長 ◦ ASTER正会員 ◦ Agile Testing Fellow会員 ▪ https://agiletestingfellow.com/ ↓Twitterアイコン 風間 裕也(@nihonbuson)
  3. アジェンダ はじめに テストの目的 何をテストすべきか どうやってテストケースを作るのか どうやって「ともにつくる」のか おまけ

  4. はじめに https://www.pexels.com/photo/young-game-match-kids-2923/

  5. この発表の注意事項 • テストの話にかける時間数 ◦ 社内の新人研修…丸2日 ◦ デブサミ …45分 • 本来話したい内容の1/15程度しかありません!

    • もっと詳しく話を聞きたい方、 今日参加してない人にも伝えたい方、 講演後、お気軽に話しかけてください!
  6. この発表の注意事項 • 話さない内容 ◦ テストコードの書き方 ◦ TDDのやり方 ◦ 自動テストの設計方法 •

    話す内容 ◦ テストの目的とは何か ◦ テストファーストで行うことの本当の良さ ◦ 何をテストすれば良いのか
  7. こんな経験していませんか? 開発はできたけど、 テストをどうやれば良いのか 分からないよ…。 リリースしてから トラブルがいっぱい 起きるなぁ…

  8. こんな経験していませんか? 開発はできたけど、 テストをどうやれば良いのか 分からないよ…。 リリースしてから トラブルがいっぱい 起きるなぁ… 品質やテストのことを学べば 解決できるかもしれない︕

  9. 今日話す内容は… QA(Quality Assurance=品質保証) チームはどういう動きをするか

  10. 今日話す内容は… QA(Quality Assurance=品質保証) チームはどういう動きをするか ↓ 開発者はどんなことをすべきか

  11. アンケート

  12. None
  13. None
  14. テストの目的 https://jp.freeimages.com/photo/on-target-1504936

  15. テストの目的とは何か? 欠陥の検出 対象ソフトウェアの品質レベルが十分であることの確認 意思決定のための情報の提示 欠陥の作り込みの防止 実装前に行うこともある ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

    日本語版 Version 2011.J02より http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Version2011.J02.pdf TDDでの検知、リリース判断、ユーザーの利用判断など… テストの7原則①テストは「⽋陥がある」ことしか⽰せない
  16. なぜ実装前にテスト・レビューをするのか 仕様誤りの修正コスト 要求仕様 設計 実装 テスト リリース後 1倍 5倍 10倍

    20倍 200倍! 出典: Alan M. Davis. ソフトウェア開発 201の鉄則. 日経BP社
  17. なぜ実装前にテスト・レビューをするのか 仕様誤りの修正コスト 要求仕様 設計 実装 テスト リリース後 1倍 5倍 10倍

    20倍 200倍! 出典: Alan M. Davis. ソフトウェア開発 201の鉄則. 日経BP社 修正コストを下げるには…(1) 素早くリリースしてフィードバックをもらい、 すぐに修正できる体制にする
  18. なぜ実装前にテスト・レビューをするのか 仕様誤りの修正コスト 要求仕様 設計 実装 テスト リリース後 1倍 5倍 10倍

    20倍 200倍! 出典: Alan M. Davis. ソフトウェア開発 201の鉄則. 日経BP社 修正コストを下げるには…(2) 早い段階で不具合を発見する
  19. 何をテストすべき か https://jp.freeimages.com/photo/target-1306247

  20. 例題 • パスワードは4文字以上12文字以下の 英数字のみを許容する。 • パスワードを3分以内に4回以上 間違って入力すると、 アカウントを5分間ロックする。 http://www.slideshare.net/takashiyamasaki378/ss-55384920 https://www.pexels.com/photo/man-in-brown-shirt-writing-on-

    notebook-3202028/
  21. 例題 http://www.slideshare.net/takashiyamasaki378/ss-55384920 あなたが考えた • テスト内容 • 気になった内容 • 起こりそうなバグ をどこかにメモして

    ください。 • パスワードは4文字以上12文字以下の 英数字のみを許容する。 • パスワードを3分以内に4回以上 間違って入力すると、 アカウントを5分間ロックする。 https://www.pexels.com/photo/man-in-brown-shirt-writing-on- notebook-3202028/
  22. 例題 • 2人組を作ってください。 • お互いに何を書いたのか 説明してください。 https://www.pexels.com/photo/man-working-on-laptop-while-woman-takes-notes-3153199/

  23. 回答例 パスワードは4文字以上12文字以下の 英数字のみを許容する。 パスワードを3分以内に4回以上間違って入力すると、 アカウントを5分間 ロックする。 文字列長 文字種 誤入力期間 誤入力回数

    ロック保持期間 状態遷移
  24. 回答例 パスワードは4文字以上12文字以下の 英数字のみを許容する。 パスワードを3分以内に4回以上間違って入力すると、 アカウントを5分間 ロックする。 文字列長 文字種 誤入力期間 誤入力回数

    ロック保持期間 状態遷移 許容しないとどうなる? (ボタン制御orエラー画面) 5回目の入力はどうなる?
  25. 設計・開発時点

  26. テスト時点

  27. テスト時点 追加コストが発生!

  28. 回答例 パスワードは4文字以上12文字以下の 英数字のみを許容する。 パスワードを3分以内に4回以上間違って入力すると、 アカウントを5分間 ロックする。 文字列長 文字種 誤入力期間 誤入力回数

    ロック保持期間 状態遷移 許容しないとどうなる? (ボタン制御orエラー画面) 5回目の入力はどうなる?
  29. 伝えたいこと • 隣の人はあなたが気づかなかったことを 知っていませんでしたか? ◦ お互いにテスト内容についても議論しましょう!

  30. 伝えたいこと • 隣の人はあなたが気づかなかったことを 知っていませんでしたか? ◦ お互いにテスト内容についても議論しましょう! • この例では1文字もプログラムを書いていません! ◦ 実装前にテストすることができる例です。

    ◦ もしもこの時点で指摘できれば 総コストは削減できるでしょう。 ▪ 今回の場合、「許容する」をこの時点で 話し合うと、ほぼ不具合が発生しません。
  31. テストの目的とは何か?(再掲) 欠陥の検出 対象ソフトウェアの品質レベルが十分であることの確認 意思決定のための情報の提示 欠陥の作り込みの防止 実装前に行うこともある ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

    日本語版 Version 2011.J02より http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Version2011.J02.pdf#page=14 TDDでの検知、リリース判断、ユーザーの利用判断など…
  32. なぜ実装前にテスト・レビューをするのか(再掲) 仕様誤りの修正コスト 要求仕様 設計 実装 テスト リリース後 1倍 5倍 10倍

    20倍 200倍! 出典: Alan M. Davis. ソフトウェア開発 201の鉄則. 日経BP社 修正コストを下げるには…(2) 早い段階で不具合を発見する
  33. どうやって テストケースを 作るのか https://jp.freeimages.com/photo/check-list-1150080

  34. 例題:テストケースはいくつ? パスワードは4文字以上12文字以下 1文字、2文字、3文字…100文字 テストの7原則②全数テストは不可能 膨大な数の テストケース

  35. テストケース作成の心得 テストケース作成者「◦◦◦のテストをします!」 司会者「ほぉ~、それはどうしてだい?」 テストケース作成者「【理由を一言】」

  36. 境界値分析で考える 12 4 有効 無効 無効 3 13

  37. 境界値分析で考える 「パスワードが4文字以上12文字以下」で なぜ3,4,12,13をテストするのか? if( x < 3 ){ return “入力したパスワードが短いです”;

    }
  38. 境界値分析で考える 「パスワードが4文字以上12文字以下」で なぜ3,4,12,13をテストするのか? if( x < 3 ){ return “入力したパスワードが短いです”;

    } 上記の例で、不等号のミスによる不具合を 発見できるのは、3の時だけ!
  39. カバレッジは100%だけど… public boolean judge (int x) { if( x <

    3 ){ return false; } else if( x > 13 ){ return false; } return true; } @Test public void test_short_password{ assertThat( judge(2), is(false)); } @Test public void test_long_password{ assertThat( judge(15), is(false)); } @Test public void test_valid_password{ assertThat( judge(7), is(true)); }
  40. カバレッジは100%だけど… public boolean judge (int x) { if( x <

    3 ){ return false; } else if( x > 13 ){ return false; } return true; } @Test public void test_short_password{ assertThat( judge(2), is(false)); } @Test public void test_long_password{ assertThat( judge(15), is(false)); } @Test public void test_valid_password{ assertThat( judge(7), is(true)); }
  41. カバレッジは100%だけど… public boolean judge (int x) { if( x <

    3 ){ return false; } else if( x > 13 ){ return false; } return true; } @Test public void test_short_password{ assertThat( judge(2), is(false)); } @Test public void test_long_password{ assertThat( judge(15), is(false)); } @Test public void test_valid_password{ assertThat( judge(7), is(true)); }
  42. カバレッジは100%だけど… public boolean judge (int x) { if( x <

    3 ){ return false; } else if( x > 13 ){ return false; } return true; } @Test public void test_short_password{ assertThat( judge(2), is(false)); } @Test public void test_long_password{ assertThat( judge(15), is(false)); } @Test public void test_valid_password{ assertThat( judge(7), is(true)); }
  43. カバレッジは100%だけど… public boolean judge (int x) { if( x <

    3 ){ return false; } else if( x > 13 ){ return false; } return true; } @Test public void test_short_password{ assertThat( judge(2), is(false)); } @Test public void test_long_password{ assertThat( judge(15), is(false)); } @Test public void test_valid_password{ assertThat( judge(7), is(true)); }
  44. 欠陥は局所的に発生する テストの7原則④欠陥の偏在 12 4 有効 無効 無効 3 13

  45. もう1箇所テストできるならば… テストの7原則④欠陥の偏在 12 4 有効 無効 無効 3 13

  46. 0文字はnull処理などの可能性がある テストの7原則④欠陥の偏在 12 4 有効 無効 無効 3 13 0

  47. テストケース作成の心得(再掲) テストケース作成者「◦◦◦のテストをします!」 司会者「ほぉ~、それはどうしてだい?」 テストケース作成者「【理由を一言】」

  48. テスト実施の前にも段階的に行う内容がある http://aster.or.jp/business/contest/doc/2020_U-30_V1.0.0.pdf#page=65

  49. テスト実施の前にも段階的に行う内容がある http://aster.or.jp/business/contest/doc/2020_U-30_V1.0.0.pdf#page=65 パスワードの例題

  50. テスト実施の前にも段階的に行う内容がある http://aster.or.jp/business/contest/doc/2020_U-30_V1.0.0.pdf#page=65 境界値分析の例

  51. どうやって 「ともにつくる」のか https://www.pexels.com/photo/woman-in-black-coat-1181346/

  52. QAチームは何をするの? これだけテストが充実できれば QAチームは必要ないのでは?

  53. QAチームは何をするの? これだけテストが充実できれば QAチームは必要ないのでは? →まだまだ必要なことが多いです。QAは 1. システムテストレベルを見たい! 2. CheckingではなくTestingを行いたい! 3. テスト以外も行いたい!

    ※QAチームが無い場合、誰かor全員が担うべき
  54. QAチームはシステムテストレベルを見たい! • 単体テスト ◦ 商品の個数欄にマイナス値は入力できない • 結合テスト ◦ カートに3個入っていて、2個追加したら、 確認ページで5個になった。

    • システムテスト ◦ 会員登録→商品購入→商品キャンセル→退会の 一連の流れ EC サイト の例
  55. QAチームはシステムテストレベルを見たい! • 単体テスト ◦ 商品の個数欄にマイナス値は入力できない • 結合テスト ◦ カートに3個入っていて、2個追加したら、 確認ページで5個になった。

    • システムテスト ◦ 会員登録→商品購入→商品キャンセル→退会の 一連の流れ QAチームは ここをやりたい!
  56. QAチームはシステムテストレベルを見たい! • 単体テスト ◦ 商品の個数欄にマイナス値は入力できない • 結合テスト ◦ カートに3個入っていて、2個追加したら、 確認ページで5個になった。

    • システムテスト ◦ 会員登録→商品購入→商品キャンセル→退会の 一連の流れ 開発者は ここをやりきって!
  57. QAチームはTestingをしたい! https://www.infoq.com/jp/news/2009/12/testing-or-checking

  58. QAチームはTestingをしたい! https://www.infoq.com/jp/news/2009/12/testing-or-checking Checking 意図通り動くか確認する作業 Testing なんとかして製品を破壊する作業

  59. QAチームはテスト以外も行いたい! 私の 経験

  60. QAチームはテスト以外も行いたい!

  61. Agile Testing Condensedの例 QA=「Question Asker」という考え方 • 誰も質問しないと思う質問を定期的に出す • 自由回答形式の質問もする ◦

    隠れた仮定が明らかになる ◦ 質問例 ▪ 実装しても問題解決できない可能性はあるか? ▪ この機能の使用前にユーザーは何をするか? ▪ その後、ユーザーは何をするか?
  62. QAチームはテスト以外も行いたい!

  63. GmailチームのTE(Test Engineer)の例 • 最初の数週間は話を聞くために費やし、 自分からは話しません。 • 私は最初の5分で抗生物質を処方する医者 のような人とは働きたくありません。 • 長年のうちに、もっとも強力な問いは

    「なぜ?」だということを学びました。 話を聞く段階でもそこのところを聞きます。 (アンキットメータへのインタビューより)
  64. QAチームはテスト以外も行いたい! 私の 経験

  65. 開発者とどのように「ともにつくる」のか 開発者に一番多く投げかける質問 • 「で、これで何をしたいんだっけ?」 • 「ごめん、ちゃんと理解できてないから、 この部分をもう一度説明してもらっていい?」

  66. 開発者とどのように「ともにつくる」のか 開発者に一番多く投げかける質問 • 「で、これで何をしたいんだっけ?」 ◦ HowからWhatに立ち返ることができる • 「ごめん、ちゃんと理解できてないから、 この部分をもう一度説明してもらっていい?」 ◦

    もっと詳しく説明してくれる ◦ 抜けてるパターンを開発者自身が気付ける
  67. 「ともにつくる」を実現した例

  68. モブプロ体験会のお題 • 題材は自動販売機 • Cucumber + JUnit • 与えられた要求は下記の3つ ◦

    100円硬貨を入れたら 入金額が100円になってほしい ◦ 100円硬貨を入れた後に50円硬貨を入れたら 入金額が150円になってほしい ◦ 1円硬貨は対応しないでほしい
  69. モブプロ体験会の結果 Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている public class VendingMachine { int currentMoney = 0; public void insertCoin(int money) { if (money == 50 || money==100) { currentMoney += money; } } public int getCurrentMoney() { return currentMoney; } }
  70. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている
  71. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている すべてシナリオ名が 『⼊⾦額確認』になってますね。 同じ名前はどうかと思うので 変えたほうが良い気がしてます。 なるほど。 そしたらこんな感じですかね。 (テストシナリオを編集する)
  72. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    2回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている すべてシナリオ名が 『⼊⾦額確認』になってますね。 同じ名前はどうかと思うので 変えたほうが良い気がしてます。 なるほど。 そしたらこんな感じですかね。 (テストシナリオを編集する)
  73. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    2回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている なるほど。ちなみに、 2つ⽬のテストの意図って なんですかね︖ コインを1回だけではなく、 2回投⼊した時にも ちゃんと動くか確認したい という意図です。
  74. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    2回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている なるほどー。 そしたら『2回投⼊時』と 書いていますが、 3回⽬はどうなるのでしょうか︖ 3回⽬は2回⽬と同じく、 加算されていく仕組みなので、 ロジック上は⼤丈夫です。
  75. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    2回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている ということは、気にしているのは 2回投⼊の⾦額ではなく、 複数回の投⼊時の加算 なんですね。 あー、確かにそうですね。 (テストシナリオを編集する)
  76. テストシナリオをさらに改善する Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    複数回投入時の入金加算額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている ということは、気にしているのは 2回投⼊の⾦額ではなく、 複数回の投⼊時の加算 なんですね。 あー、確かにそうですね。 (テストシナリオを編集する)
  77. 数年後、テストの意図が分かるのはどっち? Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario:

    入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 入金額確認 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている Scenario: 1回投入時の入金額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 Then 100円が入金されている Scenario: 複数回投入時の入金加算額確認 Given 自動販売機がある When 100円を入金 And 50円を入金 Then 150円が入金されている Scenario: 使用不可の硬貨投入 Given 自動販売機がある When 1円を入金 Then 0円が入金されている
  78. テストコードのメンテナンスコストを低減する

  79. 「ともにつくる」の 追加の例 (時間が残っていれば) https://jp.freeimages.com/photo/reading-1420126

  80. 例題:何個の選択肢をテストする? 都道府県の項目についてテストする場合、 どんな値を使ってテストしますか? 何個の選択肢をテストしますか?

  81. テストケース作成の心得 テストケース作成者「◦◦◦のテストをします!」 司会者「ほぉ~、それはどうしてだい?」 テストケース作成者「【理由を一言】」

  82. 答え(その1) プルダウンの一番下の値を使う(沖縄県) →最後の項目まで動くか確認したいから

  83. 答え(その2) 都・道・府・県の4つを使う (東京都、北海道、大阪府、神奈川県) →以下のように、印刷物に丸印を反映させる場合 都道府県それぞれの値でテストすべき

  84. 答え(その3) 文字数が3文字と4文字の選択肢を使う (東京都、神奈川県) →以下の確認画面のように、文字数による崩れを 見つけたい場合、文字数の違う値でテストすべき

  85. 答え(その4) 各地域の選択肢を使う →例えば地域によって価格が異なる場合、 価格ごとにテストすべき

  86. 答え(その5) すべての選択肢を行う →switch文で分岐の場合、全選択肢をテストすべき switch(area){ case “北海道”: // 何らかの処理 break; case

    “青森県”: // 何らかの処理 break; …
  87. テストケース名にも役立つ @Test public void _青森県の場合{ } @Test public void _広島県の場合{

    }
  88. テストケース名にも役立つ @Test public void _青森県の場合{ } @Test public void _広島県の場合{

    }
  89. テストケース名にも役立つ @Test public void _東北地方の場合送料が1000円{ assertThat(calcShipingCost(“青森県”), is(1000)); } @Test public

    void _中国地方の場合送料が510円{ assertThat(calcShipingCost(“広島県”), is(510)); }
  90. テストケース名にも役立つ @Test public void _東北地方の場合送料が1000円{ assertThat(calcShipingCost(“青森県”), is(1000)); } @Test public

    void _中国地方の場合送料が510円{ assertThat(calcShipingCost(“広島県”), is(510)); } ハイレベルテストケース ローレベルテストケース
  91. 追加で伝えたかったこと ハイレベルテストケースを記載することで メンテナンス性が高い状態を保つ そのテストを行う理由をテストケース名にする テスト作業ではなく、テスト活動をする

  92. まとめ https://jp.freeimages.com/photo/bright-sky-1393231

  93. まとめ テストの目的は欠陥の検出以外に 欠陥の未然防止がある テストには実装開始前に行う活動もある 早期テスト活動でコストを削減できる 理由を考えながらテストを作成する 開発とコラボしてテスト活動する やり方もある

  94. テストの勉強方法 (時間があれば) https://jp.freeimages.com/photo/reading-1420126

  95. こんな質問が多い どうやってテストの勉強を すれば良いの︖ テストの勉強ができる オススメの書籍が知りたい︕

  96. 「何をテストすべきか」でオススメの書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/4297105063/ 2019/4/13 改訂版発売!

  97. 「どうやってテストケースを作るのか」でオススメの書籍 2020/1/7発売! https://www.amazon.co.jp/dp/4817193603 https://www.amazon.co.jp/dp/429711061X/

  98. 「どうやって『ともにつくる』のか」でオススメの書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/B07YR4CC4B 2019/9/25完成! (英語版のみ)

  99. 「どうやって『ともにつくる』のか」でオススメの書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/B07YR4CC4B 2019/9/25完成! (英語版のみ) 鋭意翻訳中!

  100. アンケート

  101. None
  102. 最新のテスト情報収集ならJaSSTがオススメ! • 日本最大級のテストのイベント ◦ JaSST'19 Tokyoは2日間で1600名が参加 • 年に10回、各地で開催 • 2018年から新たにJaSST

    Reviewも開催 ◦ 実行委員長は私 http://www.jasst.jp/
  103. テストを実践して学ぶならWACATEがオススメ! • 1泊2日のワークショップ形式のイベント • 2007年初開催 • 半年に1度開催(6月と12月) • 新卒1年目の開発・QAも多く参加 •

    参加費は24,000円(35歳以上は27,000円) https://wacate.jp/
  104. もしも今回の話を同僚に伝えたい場合は… • 本来話したい内容の1/15程度しかありません! • もっと詳しく話を聞きたい方、 今日参加してない人にも伝えたい方、 講演後、お気軽に話しかけてください! ◦ Ask the

    Speaker ◦ 懇親会 ◦ Twitter : @nihonbuson
  105. おしまい https://jp.freeimages.com/photo/track-finish-1442273

  106. 参考文献:ソフトウェアテストの7原則 1.テストは欠陥があることは示せるが、 欠陥がないことは示せない 2.全数テストは不可能 3.早期テストで時間とコストを節約 4.欠陥の偏在 5.殺虫剤のパラドックスにご用心 6.テストは状況次第 7.「バグゼロ」の落とし穴 •

    ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2018.J03 ◦ http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Version2018.J03.pdf
  107. 使用デザイン • スライドデザイン ◦ Professional Google Slides Template ▪ https://slidesmash.com/professional-google-slides-template/

    • アイコン画像 ◦ Lynny Icon Set ▪ https://dribbble.com/shots/1925069-Lynny-Icon-Set-Free