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チームもサービスもグローバルへ 〜 世界を目指すヌーラボの素顔に迫る!〜

チームもサービスもグローバルへ 〜 世界を目指すヌーラボの素顔に迫る!〜

Presentation slides at Developers Summit 2014 in Kansai http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140905/session/558/

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September 05, 2014
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Other Decks in Technology

Transcript

  1. Developers  Summit  2014  In  Kansai  [STORY]
    #kansumi  #kansumiB3
    2014/09/05(⾦金金)  @神⼾戸国際会議場
    チームもサービスもグローバルへ
    〜~  世界を⽬目指すヌーラボの素顔に迫る!〜~

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  2. お⼿手元のポスト・イット
    •  印象に残ったこと・感じたこと
    •  質問など

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  3. 染⽥田  貴志
    SOMEDA  Takashi
    @tksmd
    株式会社ヌーラボ
    エバンジェリスト

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  4. API  Meetup  Tokyo  #3
    http://api-‐‑‒meetup.doorkeeper.jp/events/14087
    •  9/26(⾦金金)  19:00〜~21:00
    •  @NTTコミュニケーションズ  汐留留

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  5. MA10  アイディアソン
    http://mashupawards.doorkeeper.jp/events/14565
    •  9/9(⽕火)  19:00〜~22:30
    •  @グランフロント北北館1F  ナレッジキャピタルカフェ

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  7. JAWS  Days  2013
    国内を中⼼心に  約3000クライアント  が利利⽤用するプロジェクト管理理ツール
    タスク管理理機能に加え、
    •  WebDAVによるファイル共有
    •  GitやSubversionのリポジトリホスティング
    などを提供。
    http://www.backlog.jp

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  8. 全世界  約130万ユーザ  が利利⽤用するオンラインのドローツール
    基本的なドローツールの機能に加え
    •  複数のユーザで同時に編集出来るリアルタイムコラボレーション
    •  Google+  Hangouts  と連携して、ビデオチャットとあわせて利利⽤用可能
    といった、コラボレーション機能が充実。
    http://cacoo.com/

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  9. 今年年正式版をリリースしたばかりの新しいチャットサービス
    •  ヌーラボの各サービスとの連携
    •  豊富で使いやすい  API  の提供
    http://typetalk.in/

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  10. なぜグローバル?

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  11. なぜグローバル?
    •  グローバルはゴールではない
    •  ゴールは「インターネット」で商売すること

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  12. インターネットの衝撃
    https://www.flickr.com/photos/thenicotime/9391045056

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  13. 商圏としてのインターネット
    http://www.itu.int/en/ITU-‐‑‒D/Statistics/Documents/facts/ICTFactsFigures2014-‐‑‒e.pdf
    ⽇日本の⼈人⼝口
    1.2億⼈人
    インターネット
    30億⼈人

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  14. 商圏としてのインターネット
    http://www.internetworldstats.com/stats7.htm
    約60カ国で
    英語は公⽤用語

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  15. なぜインターネットか?
    •  基本、多くの⼈人に使ってもらえれば利利益があがる
    •  広⼤大なインターネットの中での局地戦
    http://ja.wikipedia.org/wiki/ランチェスターの法則

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  16. おもしろ三⼈人組に聞きました
    サービスがグローバルに
    使われるために
    必要なことはなんでしょう?

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  17. おもしろ三⼈人組  -‐‑‒  CTO
    ニーズをとらえた製品を適切切なタイミングで提供する
    ユーザにフォーカスした⾼高い視点からサービスを設計する
    サービスがグローバルに
    使われるために
    必要なことはなんでしょう?

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  18. おもしろ三⼈人組  -‐‑‒  CMO
    「ヌーラボらしさは何か」を常に意識識する
    各地を⾶飛び周りリアルにそこの「⼈人」と会う
    サービスがグローバルに
    使われるために
    必要なことはなんでしょう?

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  19. おもしろ三⼈人組  -‐‑‒  CEO
    サービスも、ユーザも、チームも、
    世界中の⼈人とコラボレーションしたい!!!
    サービスがグローバルに
    使われるために
    必要なことはなんでしょう?

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  20. おもしろ三⼈人組  -‐‑‒  CEO
    ⼈人種を超えて多様なメンバーをチームに受け⼊入れ
    新しい⽂文化や価値観を形成していく
    サービスがグローバルに
    使われるために
    必要なことはなんでしょう?

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  21. どれか、ではなく、どれも⼤大事
    プロダクト
    マーケティング
    チームビルディング

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  22. プロダクトづくりについては..
    https://speakerdeck.com/nulabinc/

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  23. http://www.flickr.com/photos/munaz/2498380666/
    “グローバル”  前夜

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  24. 突然ですが、ソフトウェアはアートです
    私たちのゴールはそのようなアートウェア
    をご提供することです。
    アートウェアはソフトウェアなソフトウェアです。

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  25. これ意味
    わかるひと?

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  26. わかる⽅方は是⾮非(ry
    https://nulab-‐‑‒inc.com/ja/career/

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  27. 受託でスタート  (2004)

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  28. 傍らで作っていました
    •  仕事を楽しくするためのプロジェクト管理理ツール

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  29. しばらくはこんな感じ
    •  少⼈人数で多能的にはたらくチーム

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  30. ベータ版  (2005)
    •  受託開発の傍ら、粘り強く作り続けました

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  31. 某掲⽰示板における評価
    •  結果、それなりにみてもらえました

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  32. 正式版リリース  (2006)
    •  この頃から  “デザイン”  が⼊入るようになります

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  33. http://www.flickr.com/photos/nicmcphee/2558167768/
    いかに  Cacoo  は⽣生まれ育ったか

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  34. Wiki  のような描画ツール
    •  受託開発や  Backlog  での  UI  設計が⼤大変でした

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  35. サービス名を決める
    •  街で外国⼈人に聞いて回りました

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  36. 潜在的な要望を知る
    •  想定ユーザさんの沢⼭山いるコミュニティに参加しました
    http://daichan4649.hatenablog.jp/entry/20091020/1255973969

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  37. アメリカへ初チャレンジ!
    •  WordCamp  NYC  2009  に突撃

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  38. 年年明けにサーバが唸る  (2010)
    •  以降降も様々なメディアにとりあげられました

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  39. インフラをAWSへ
    •  以降降のサービスはすべて北北⽶米リージョンに
    https://cacoo.com/diagrams/uvuEU2Ih04geJ5Bb

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  40. CacooUp  World  Tour
    •  全世界約20都市をめぐるユーザミートアップ

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  41. 翻訳をボランティアに
    •  専⽤用の翻訳ツールを作成してユーザさんに依頼

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  42. Google  サービスとの連携
    •  Google  Drive  との連携も

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  43. http://launch-‐‑‒hangouts.cacoo.com/
    Cacoo  for  Google+  Hangouts

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  44. 100万ユーザ達成  (2013)

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  45. http://www.flickr.com/photos/yellowcloud/4525329362/
    http://www.flickr.com/photos/brostad/2762412153/
    Backlog  の海外展開

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  46. 海外版提供開始  (2011)

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  47. 国ごとの課⾦金金事情
    通貨 ⽀支払い⽅方法 特徴
    英語圏 US  ドル Paypal
    クレジットカード
    中国 ⼈人⺠民元 銀⾏行行振り込み
    クレジットカード
    銀⾏行行振り込みは領領収書発⾏行行が必要なので、
    代理理店を利利⽤用
    台湾 台湾ドル Paypal
    クレジットカード
    韓国 US  ドル Paypal
    クレジットカード
    ウォン⽀支払いでの決済の審査が厳しかった
    •  年年払いで10%オフ
    •  為替による差はあるがほぼ同等の⾦金金額
    •  ⽉月末締めの調整はしない
    •  中国の銀⾏行行振り込み以外は基本領領収書はダウンロード

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  48. 変化の兆しは  ”⼈人”
    •  シンガポール拠点の設⽴立立
    •  海外スタッフの参加  (台湾、インドネシア)

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  49. コンテンツからの流流⼊入
    •  多⾔言語への翻訳  (⽇日・英・中・韓)
    •  Git  オフィシャルサイトからのリンク

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  50. 翻訳苦労話
    •  アプリ以外の翻訳対象が沢⼭山
    •  技術的な背景がないと適切切に翻訳できない
    •  分割して翻訳依頼すると⽂文⾔言に統⼀一感がない
    •  ネイティブのスタッフがいない⾔言語は社内チェックできない

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  51. 英語UIの⾒見見直し
    •  ⽇日本語と同レベルのクオリティを⽬目指して
    •  ネイティブスタッフとともに

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  52. http://www.flickr.com/photos/alexmartin81/5883645329/
    グローバルなチームに向かって

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  53. 海外スタッフと共に
    •  ⽴立立ち上げから海外スタッフがいるチームができた

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  54. 英語、頑張る
    •  全社員がかかわる会議は英語に
    •  英語学習の補助制度度も

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  55. 英語、頑張る(続)
    •  海外に⾶飛び込んで話す
    •  エンジニアもぐいぐい話す

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  56. でも無理理しすぎないw
    •  仕事に差し⽀支えそうなときは勇気をもって(笑

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  57. http://www.flickr.com/photos/naturegeak/5688437941/
    これからやろうとしていること

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  58. ⽀支払い⽅方式の刷新
    •  クレジットカード対応
    •  ヌーラボサービス群を⼀一括しての契約管理理

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  59. サービス間でのシナジー向上
    •  ヌーラボアカウントを中⼼心にしたチーム等の同期
    •  仕事で使いやすくなるような管理理機能・セキュリティの拡充

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  60. API  を軸にした外部連携
    •  技術情報ポータルの運営
    •  開発者とのコミュニケーション

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  61. プロダクトマーケティング職の採⽤用
    •  プロダクト毎にマーケティング担当を配置
    •  開発チームと密に連携しマーケティング施策を実施
    Product  Team
    Developer
    Product
    Marketing
    Community
    Manager

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  62. 北北⽶米圏への進出
    •  タイムゾーンが⼤大きく異異なる地域への展開

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  63. http://www.flickr.com/photos/nauright/2662160957/
     エピローグ

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  64. ヌーラボに2010年年に参加したとき
    受託開発がビジネスの中⼼心をしめる
    ⼩小さなソフトウェア開発企業でした。

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  65. それから4年年間、
    チームで協⼒力力しながら、
    ⼀一歩ずつ⾃自分たちのサービスを育て

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  66. グローバルなサービスを開発する会社として、
    気づけば海外のスタッフとともに
    ⽇日々仕事をしています。

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  67. •  多⾔言語対応
    •  ⽀支払い⽅方法のサポート
    •  インフラの整備
    •  プラットフォームとの連携
    •  現地スタッフの採⽤用
    などなど、いろいろやりましたが、
    コレだけやれば  OK  というものはありません

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  68. “コラボレーション”

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  69. 何をやるか、何をやりたいか、
    は⼤大事なことですが
    誰とやるか、どんなチームになりたいか、
    も同じように⼤大事なことだと思います

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  70. 早く⾏行行きたいのなら⼀一⼈人で⾏行行け。
    遠くまで⾏行行きたいのならみんなで⾏行行け。
    アフリカのことわざ

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  71. ご清聴
    ありがとうございました
    ツイッター、やってます。
    @nulabinc

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