Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
効果的に試行錯誤を行うための仕組みづくり〜失敗はおはやめに、プロダクトの成長は着実に〜
Search
株式会社ヌーラボ
PRO
June 27, 2014
Technology
4
2.7k
効果的に試行錯誤を行うための仕組みづくり〜失敗はおはやめに、プロダクトの成長は着実に〜
At Agile Japan 2014
株式会社ヌーラボ
PRO
June 27, 2014
Tweet
Share
More Decks by 株式会社ヌーラボ
See All by 株式会社ヌーラボ
ヌーラボ‧ウェブサイト課の ⼀年間の取り組みをふり返る
nulabinc
PRO
1
900
今からでも入れる re:Inventがあるんですか!?
nulabinc
PRO
0
340
ライティングチームだからこそできた、「どことでも繋がれるチーム」づくりの結果 / Technical Writing Meetup vol.38
nulabinc
PRO
0
73
4つの基本的な組織形態を知る ~ミンツバーグの組織論 7つの類型と力学、そしてその先へ~ より GWD in Nagoya
nulabinc
PRO
2
200
必要なのは客観性。組織変革をもたらす、より良い「対話」を生み出すための活動 #scrummikawa
nulabinc
PRO
3
1.3k
悪い実装例から学ぶ ウェブアクセシビリティ改善のヒント
nulabinc
PRO
1
740
ヌーラボカスタマーサクセスチームのBacklog活用
nulabinc
PRO
0
380
言葉で「ヌーラボらしさ」をどう届ける? グローバルチームでコラボレーションする大切さ
nulabinc
PRO
1
130
タスクの可視化は争いをなくす!? 夏休みを乗り切る 宿題プロジェクトマネジメント
nulabinc
PRO
2
310
Other Decks in Technology
See All in Technology
Raycast Favorites × Script Command で実現するお手軽情報チェック
smasato
1
120
ディスプレイ広告(Yahoo!広告・LINE広告)におけるバックエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
200
Helm , Kustomize に代わる !? 次世代 k8s パッケージマネージャー Glasskube 入門 / glasskube-entry
parupappa2929
0
290
OpenID Connect for Identity Assurance の概要と翻訳版のご紹介 / 20250219-BizDay17-OIDC4IDA-Intro
oidfj
0
460
実は強い 非ViTな画像認識モデル
tattaka
1
1k
AIエージェント入門
minorun365
PRO
9
5.3k
JEDAI Meetup! Databricks AI/BI概要
databricksjapan
0
300
Amazon Aurora のバージョンアップ手法について
smt7174
1
110
コンピュータビジョンの社会実装について考えていたらゲームを作っていた話
takmin
1
570
ESXi で仮想化した ARM 環境で LLM を動作させてみるぞ
unnowataru
0
150
Snowflakeの開発・運用コストをApache Icebergで効率化しよう!~機能と活用例のご紹介~
sagara
1
290
LINE NEWSにおけるバックエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
130
Featured
See All Featured
Building Applications with DynamoDB
mza
93
6.2k
KATA
mclloyd
29
14k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.4k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
223
9.4k
The Invisible Side of Design
smashingmag
299
50k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
328
21k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
205
24k
Building Adaptive Systems
keathley
40
2.4k
Speed Design
sergeychernyshev
27
800
Designing Experiences People Love
moore
140
23k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
50
11k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.8k
Transcript
効果的に試⾏行行錯誤を⾏行行うための仕組みづくり 〜~失敗はおはやめに、プロダクトの成⻑⾧長は着実に〜~ Agile Japan 2014 2014/06/27(⾦金金)
染⽥田 貴志 SOMEDA Takashi @tksmd 株式会社ヌーラボ テックエバンジェリスト
http://tatsu-‐‑‒zine.com/books/genba10things
http://santo2014.jaws-‐‑‒ug.jp/
None
JAWS Days 2013 国内を中⼼心に 約2500クライアント が利利⽤用するプロジェクト管理理ツール タスク管理理機能に加え、 • WebDAVによるファイル共有 •
GitやSubversionのリポジトリホスティング などを提供。 http://www.backlog.jp
全世界 約120万ユーザ が利利⽤用するオンラインのドローツール 基本的なドローツールの機能に加え • 複数のユーザで同時に編集出来るリアルタイムコラボレーション • Google+ Hangouts と連携して、ビデオチャットとあわせて利利⽤用可能
といった、コラボレーション機能が充実。 http://cacoo.com/
今年年正式版をリリースしたばかりの新しいチャットサービス • ヌーラボの各サービスとの連携 • 豊富で使いやすい API の提供 http://typetalk.in/
Backlog 成⻑⾧長の軌跡 0 50000 100000 150000 200000 250000 300000 350000
2011 2012 2013 2014 ユーザ数 スペース数
Backlog 成⻑⾧長の軌跡 0 50000 100000 150000 200000 250000 300000 350000
2011 2012 2013 2014 ユーザ数 スペース数 ビッグリリース に失敗
Backlog 成⻑⾧長の軌跡 0 50000 100000 150000 200000 250000 300000 350000
2011 2012 2013 2014 ユーザ数 スペース数 プロセス カイゼンの 取り組み
Backlog 成⻑⾧長の軌跡 0 50000 100000 150000 200000 250000 300000 350000
2011 2012 2013 2014 ユーザ数 スペース数 確信をもって リリース
普段、 どんなお仕事を されていますか?
お⼿手元のポストイット • 印象に残ったこと • ⾃自分たちが抱えている問題 • ⾃自分たちで取り組んだこと
本⽇日のお話 1. ソフトウェア開発の「イマ」 2. UI 設計にコストをかける 3. 失敗できる環境づくり 4. すばやく届けるプロセス
5. コミュニケーション
1.ソフトウェア開発の「イマ」 http://www.flickr.com/photos/ancientsword/2856148716/
リーンスタートアップ
アジャイル(スクラム)
アジャイル(スクラム)
アジャイル x リーン
⼿手早く作り、素早く届ける
http://www.flickr.com/photos/nicmcphee/2558167768/ 2.UI設計にコストをかける
「誰のためのデザイン?」 毎⽇日使っている道具を使おうと思って、 うまく使えなかったとしよう。 何が悪いのだろう? 私の使い⽅方だろうか。 それともその道具が悪いのだろうか? 私たちは⾃自分⾃自⾝身を責めがちである。 「誰のためのデザイン?」 D・A・ノーマン
UIドリブンな開発
図でパターンを考える
モックで動作確認
Chrome Extension Chrome Extension で実験
ディレクタ 開発者 デザイナ オーナー UI チーム全員で UI を考える
http://www.flickr.com/photos/alexmartin81/5883645329/ 3. 失敗できる環境づくり
三つの運⽤用環境
本気でつかう
1.バーチャルホスト
2.クッキーディスパッチ
3.リソーススイッチ
4.アプリケーションフラグ
パターン毎のまとめ アプリ インフラ 特徴 バーチャルホスト 対応不不要 専⽤用の環境が必要 ホスト名に従って振り分 けサーバを変更更 認証不不要
ベータ環境の追加に柔軟 に対応可能 適⽤用できるアプリに制限 あり クッキーディスパッチ ユーザの属性に従って クッキーを付与する 専⽤用の環境が必要 クッキーに従って振り分 けサーバを変更更 認証が必要 ⼤大抵のアプリで適⽤用可能 リソーススイッチ ユーザの属性に従って リソースを切切り替える 対応不不要 認証が必要 ⼤大抵のアプリで適⽤用可能 アプリケーションフラグ ユーザの属性に従って 機能を切切り替える 対応不不要 認証が必要 ⼤大抵のアプリで適⽤用可能
https://www.flickr.com/photos/kamshots/468265643/ 4.すばやく届けるプロセス
ベータ環境に求められること
継続的デリバリ
Infrastructure as Code
ヌーラボでの例例
ベータデリバリのポイント
デモ
https://www.flickr.com/photos/twosevenoneonenineeightthreesevenatenzerosix/8187732414/ 5.コミュニケーション
フィードバック
「ツッコミビリティの確保」 また、作るものが⼤大きくなってくるにつれ、⼀一⼈人の⼈人間が全 てを把握することは不不可能になっていきます。 これを認めた上でチームを作らないといけませんが、ここで カギになるのがチームとしてのみんなの⽬目の存在です。 みんなが⾒見見ていれば誰かが間違っていると気付くはずですが、 その気づきを顕在化できるかどうかは組織の問題です。 h"ps://aiming-‐inc.com/ja/developer-‐credo/problem-‐vs-‐us/
情報の透明性
課題 担当者 ツッコミの構造 -‐‑‒ なりがち
課題 ツッコミの構造 – あるべき姿
課題 担当者 でもやっぱり感情的には
気持ちよいツッコミ作法 • するとき • ポジティブフィードバックを⼼心がける • 指摘ではなく提案にする • 欲しいとき •
みて欲しいところを明確にする • ⼿手軽なフィードバックの場を作る
http://www.flickr.com/photos/munaz/2498380666/ まとめ
本⽇日のお話 1. ソフトウェア開発の「イマ」 2. UI設計にコストをかける 3. 失敗できる環境づくり 4. すばやく届けるプロセス 5.
コミュニケーション
定着するまでの期間 0 5 10 15 20 25 30 35 40
45 50 2012年年10⽉月 2012年年11⽉月 2012年年12⽉月 2013年年1⽉月 2013年年2⽉月 2013年年3⽉月 2013年年4⽉月 2013年年5⽉月 2013年年6⽉月 2013年年7⽉月 2013年年8⽉月 2013年年9⽉月 2013年年10⽉月 2013年年11⽉月 2013年年12⽉月 2014年年1⽉月 2014年年2⽉月 2014年年3⽉月 2014年年4⽉月 2014年年5⽉月 2014年年6⽉月
お⼿手元のポストイット • 印象に残ったこと • ⾃自分たちが抱えている問題 • ⾃自分たちで取り組んだこと
最後にもう⼀一⾔言
ご清聴ありがとうございました @nulabjp