2018年12月14日 #TechDo登壇スライド
技術同人誌を書こう-アウトプットのススメ-親方@親方Project@oyakata24382018.12.14 TechDo#10 Session61
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質問ノ(社外に向けて)アウトプットしてますか?2Blog?QiitaなどTwitter?LT登壇?執筆? 同人誌?商業?
自己紹介HN:親方@oyakata2438 サークル:親方Project内容:レーザープロジェクター自作とその周辺技術レーザー本1~10、総集編、プリンタ折り本等(約15冊)場所:コミケ(2008年C75~),技術書典2,3,4,5頒布数:100~150冊/event3
本業:大規模プラントの計測・制御4計測:温度、流量、製品品質形状、欠陥、内質、制御・最適化:温度、製品品質・形状、物流ツール:各種センサ(温度、カメラetc)制御システム市販・内作・特注
でーたさいえんてぃすと()の日常機械学習でアレして(例:売上予測立てて)AIでなんとかしてよデータ取ってきてよ5言われた/見た/聞いたことありますよね?
でーたさいえんてぃすと()の憂鬱6*機械学習でアレして(例:売上予測立てて)⇒評価関数がはっきりしてる分まだまし?*AIでなんとかしてよ⇒なんとかって何?評価関数・定式化は?データは?*データ取ってきてよ⇒センサ開発からやるの?⇒設置に関するエンジニアリングは誰がやる?
実践的な参考書がない市販の本・基礎理論の解説本(数式しか書いてない)・使っているツールが古い(古い市販パッケージ前提。フリーでも古い)・ツールのインストールなど、前提部分を端折っている。(ツールの使い方がわからん。ちょっとエラーが出ると進まなくなる。など。)Web/Blog/Qiitaなど・検索精度がイマイチ(関係ないネタ、商材系、怪しい解説(商品前提)が引っかかる)・複数ページに渡ってたり、途中で止まってたり・間違ってる?・体系的とは言えない7
そこで「技術同人誌」です同人誌って?⇒自費出版の本。えっちい本?二次創作?⇒違います。どこで買える?⇒コミケ、技術書典、同人書店(ComicZIN)など8
技術書典5* 2018年10月8日開催参加サークル: 470サークル参加者: 10340人(公式発表)技術書: 1000冊!(2冊/サークルとして)たぶんもっと多い**販売数: 100~400冊/サークル**9冬コミ 2018年12月29~31日開催30日:2日目 同人ソフト>PC・IT評論12日:3日目 評論・情報>PC・IT評論 それぞれ数十サークル参加次は19年4月ごろ?*https://hikakujoho.com/manekai/entry/20181213** 親方個人の感覚です。
技術同人誌再販Night#3 12/4(火)@神保町10参加サークル 約30一般参加 約30人著者LT(8本)。 ビールあり。https://techbook-and-ethanol.connpass.com/event/92807/次回調整中
技術同人誌のカバー範囲(レベル)11初心者 初級者 中級者 上級者執筆者の目的購入者ニーズ(参考)市販本やってみたこんなところに困った布教したい!解説不親切エラー対応等少ない網羅されていない上級ネタまでカバーされてない環境構築!Hello!World!バッドノウハウバッドノウハウこんなところに困った作ってみた・使ってみた古い最新は?背景・理論多すぎ(数式が襲ってくる)英語!
技術同人誌超最高!12OK。読むの最高はわかった。待て、話はこれからだ。
技術同人誌執筆のメリット1. 自分の持つ技術の棚卸し・整理ができる!2. アウトプットの規模がちょうどいい!3. 執筆、本の制作、告知、販売、マーケティング、すべてを自分で体験できる!4. 商業化もワンチャンあり13
メリット1. 技術の棚卸し・整理ができる。理解している部分、理解していない部分過去の経緯や最近の情勢使用する上でのノウハウ、コツ14調査執筆構成
メリット2:アウトプットの規模がちょうどいい15ブログ < LT登壇 < 単発記事 < 同人誌 < 連載 < 商業出版
メリット3. ぜんぶ体験可能マーケティング:この本のターゲットは?想定レベルは?執筆:原稿書かなきゃ始まりません制作:版組は自分でやります。Re:view? Word? Markdown?告知:Blog書きましょう。Tweetしましょう。Qiitaとか、Noteでアーリア-クセス。いいですね。販売:イベントで手売り!16全部自分でできます!
メリット4. 商業化もワンチャンあり17技術書典の同人誌発の商業誌はたくさんあります!
おやかたの夢:執筆者を10倍にしたい!18*1 IT人材白書2017 75P 情報処理・通信に関わる人 104万人*2 技術書典5 2018年10月*3 出版年鑑 2015・日本のIT技術者*1:約100万人・技術書典参加サークル数*2:約470執筆者:1000人(不参加、共著者とか含む。ざっくり根拠なし)1000人に1人しか本を書いてない。→これを100人に1人にしたい。冊数ベースで・商業本*3 8万冊
技術同人誌「作る」の超超最高誤解(1)その道のプロじゃなきゃ書けない使ってみて、ここに困った ⇒十分にネタ調べてみてまとめる。 ⇒十分にネタ誤解(2)ニーズ・ネタがないのでは?あなたが使ってるツール/環境は他にもユーザーがいる。あなたが困った=他の人も「同じように」困ってる。19要は切り取り方次第でなんでも同人誌ネタになる技術同人誌を書きましょう!!あなたの熱いパッションを!
同人誌執筆に関する誤解誤解(3) 本書いたことないっす・・・技術書典は、25%が「初執筆」です!参加サークルの95%が新刊を出してます!誤解(4) 本作るのって大変でしょ?初めてでもなんとかなります!マニュアルあります!20
技術同人誌を書こう-アウトプットのススメ(超宣伝)21「”技術書同人誌”を書いてイベントで売るまでに必要なことすべて」を一冊で網羅する本。11イベント参加のすすめ21アウトプットを始めよう31ネタ出し法41本のスタイルはどうすればよいのか?51表紙を作る61表紙のお手軽な作り方(macOS編)71執筆環境81図を埋め込む(macOS編)91図を埋め込む(Windows編)101ノンブルの付け方111印刷会社に頼む上でのあれこれ121イベントの準備をしよう131当日朝、開場までの準備141開催中のTips151イベント後にやること161委託をしよう171コミュニティに参加する181印刷部数とお金の話191同人誌と税金201やる気と次の締め切りを手に入れよう。付録A:Re:VIEWのインストール(Windows7編)付録B:Wordによる執筆の流れ付録C:技術同人執筆者の生き様同人電子版 https://booth.pm/ja/items/708196商業版(紙/Kindle) http://amzn.asia/5PgQBut累計約1000冊(同人版含む)
22楽しい「技術同人誌」の世界へようこそ本買いてみようよページ数が締切イベントが終わると次のネタ!書きたい!次のイベント!知り合いのサークル主好同人カジュアルに本を生やそう!
合同誌のメリットとデメリット23メリット 一般的なデメリット(主催者/編集者)みんなの知見、ネタを共有できる。得意分野を持ち寄ろう!執筆の交通整理は大変(編集者の負荷)執筆経験、Git/Reviewへの慣れなど。一人で書くのは結構大変だが、気楽に寄稿できる。1P~でもOK!オムニバス的になる(悪く言えば中身がチグハグバラバラ)寝て起きたらページが増えてる!一晩で最大40P増えてた!執筆者への還元を考える必要あり。(原稿料?打ち上げ?これもまた楽し・・・)Gitを使えば、競合、バージョン管理もストレスフリー本が厚くなる! 厚いは正義!「執筆」のハードルを下げるには、合同誌は超最高!執筆者のリスク/デメリットが無い?
最近の合同誌プロジェクト24
今走ってるプロジェクトワンストップ勉強会:参加/主催のノウハウ網羅内容・一般参加:でも、初めて参加するのはちょっと怖い?参加する方法、参加するときのちょっとしたコツ、懇親会会話術。・主催:自分でも(社内、社外)勉強会を主催してみたい!会場の予約、準備、飲食について・コミュニティ:勉強会のその先にコミュニティを作ろう、運営、ほかのコミュニティとの繋がり・こんな勉強会があるよ!ノンジャンル勉強会、LT会の紹介、その他。25参加ご希望:@oyakata2438までメンションください
まとめ1. アウトプットしよう。2. 技術同人誌最高!2. 読むのは最高!書くのは超最高!3. 合同誌参加からはじめませんか?26
ありがとうございました。27
錬金術ラボを作ろうコンセプトと実際・よかったら入ってね親方@親方Project@oyakata243811/23 ラボ飯28
ある日の思いつき29Geek House経営したいなー@oyakat24382/11 技術書典(非公式)サークル連絡会兼振り返りLT会 @新宿その後の飲み会で話を出してみる。
ラボのコンセプト・大人の秘密基地・実験・活動場所として・コミュニティのベース基地として・機材共有したい30「個人持ちするには微妙だけど、あると嬉しい」例:製本機、レーザーカッター、プロジェクター
お高いんでしょう?31月家賃10万切る物件あり。あれ?コワーク契約するよりいいんじゃない?月1万5千円×6人=10万。モノ置けない宿泊不可
じゃあ、場所どうする?32やっぱり秋葉原?秋葉原高い→浅草橋技術書典に近いから便利(直送等)他の意見上野・王子のあたり?大井町とか鶴見とか?新宿・渋谷もありかも?
執筆者の数日本のIT技術者*1:約100万人技術書典参加サークル数*2:約470 不参加等含めて、ざっと1000人くらい。→執筆者の数:1000人 1000人に一人しか本を書いてない。 →100人に一人にしたい。書籍出版数* 約8万点 うち「技術書」比率は?33*1 IT人材白書2017 75P 情報処理・通信に関わる人 104万人*2 技術書典5 2018年10月*3 出版年鑑 2015