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AWS re:Invent 2023 セッションレポート / AWS re:Invent 20...

Yuki.Ozasa
February 07, 2024

AWS re:Invent 2023 セッションレポート / AWS re:Invent 2023 Session Report

SaaS Engineering Meetup オフラインイベント at AWSオフィス
第5回 AWS re:Invent 2023 SaaS関連報告会

https://saas-engineering-meetup.connpass.com/event/300577/

Yuki.Ozasa

February 07, 2024
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Transcript

  1. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM EUC206 | Convert desktop

    apps to web-based delivery or SaaS without refactoring (デスクトップアプリをリファクタリングせずにウェブベース配信またはSaaSへ変換) AWS re:Invent 2023 セッションレポート SAS304 | SaaS deep dive: Inside a scalable, efficient multi-tenant architecture (スケーラブルで効率的なマルチテナントアーキテクチャ)
  2. © 2023 SaaS Engineering Meetup SAS304 | SaaS deep dive:

    Inside a scalable, efficient multi-tenant architecture
  3. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM 前提知識 サーバ DB サーバ

    DB サーバ DB テナントA用 テナントB用 テナントC用 サイロ サイロモデルでも、コードベースは 1つ (会社ごとのカスタマイズは行わない)
  4. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM 前提知識 サーバ DB テナントA,B,C共有

    プール 共用インフラでも適切な論理テナント分離を考える
  5. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM 前提知識 DB サーバ DB

    DB テナントA用 テナントB用 テナントC用 ハイブリッド 分離した部分を意識しないでよいプログラミングを心がける
  6. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM 前提知識 SaaSにおけるTierごとの収益構造の実際 ▪ Costs:費用

    ▪ Revenue:収益 ▪ Catlog size:顧客数 プランなど Tier を 考えることは ビジネスを考えること に直結する。
  7. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM SAS304 SaaSで熟慮しなければならないジレンマ 可用性 コスト効率

    予測性 デプロイモデル ティアごとの体験 マルチテナントSaaSはシステムがダウンすると、 ビジネス全体とすべての顧客がダウンする可能性がある。 マルチテナントSaaSは利益率が高いことが魅力です。 そのためコストを最適化し続けることが求められる。 新しいテナントが現れ、テナントが離れる可能性が常にあり、それら のテナントのワークロードが日々変動するもの。 プール環境かサイロ環境かハイブリッドか検討が必要。 ティアによって異なるスロットリングを提供したり、体験は様々。
  8. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM SAS304 どれも常に綱引きのようなもので正解があるものではない。 コスト効率のためにプールにしたい 全部シェアしたい

    色々なパターンに対応したい 特別な体験をサポートしたい しかしスケールを考える上で、共通で考えなくてはならないポイントは存在する。
  9. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM SAS304 オンボーディング スパイクへの準備 オンボーディングは自動化しておかなくてはな

    らないもの。 ビジネスがスケールするタイミングで機会損失 をすることがあってはなりません。
  10. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM SAS304 運用 デプロイメント •

    データ • メトリクス 上記からのインサイトが重要。 テナントごとの利用状況やテナントティアご との利用状況含めて分析し、サービス運 用することが重要。 • 顧客フィードバックからの迅速な機能 開発ができる状態か? • フィーチャーフラグなどを活用して柔 軟なアプリ提供が可能か? アプリ開発のスケールというのも検討しな くてはならない。
  11. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM SAS304 ワークロードを分析し各事項を検討の上、アーキテクティングし続ける必要がある。 コンピュート データベース

    ワークロード① ワークロード② ワークロード③ • Tiering • ノイジーネイバー • コスト効率 • 運用効率 • 分離パターン ストレージ
  12. © 2023 SaaS Engineering Meetup EUC206 | Convert desktop apps

    to web-based delivery or SaaS without refactoring
  13. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM EUC206 SaaSビジネスを始めたい理由は以下の通り 対象市場 安定収益

    顧客の声 提供価格を柔軟にすることで様々な顧客セグメントに対 してサービスを提供していきたい。 サブスクリプションによって、一定の予測性をもった経営 をしていきたい。 顧客からSaaS版はないのか?というお問い合わせをも らうことがあるので需要が確認できている。
  14. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM EUC206 海外において、 パッケージソフトはパッケー ジなので、カスタマイズはあ

    まりしていない様子でした。 日本の場合はソフト+SIが多 いのでそのまま適用はでき ない気がしています。
  15. © 2023 SaaS Engineering Meetup #SaaSEM 総括 海外の方が圧倒的にSaaSについて知見がある。 日本においてはまだまだSaaSのテクノロジー面は研究されていな い。

    その理由の一つとして、SaaSがグローバルに展開されていないこと があるかも? 逆にいうと伸びしろがあるということで、 改めて今日のこの場を含めてやっていく意義を見出せました。