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2023.01.18_複数業種が協働してプロダクト開発するカルチャーの作り方

 2023.01.18_複数業種が協働してプロダクト開発するカルチャーの作り方

connpassのイベント『EM・テックリード必見!】ドメインにディープダイブするプロダクト開発の裏側』(https://yojo.connpass.com/event/269237/)で発表した資料です

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私たちPharmaX(旧社名YOJO Technologies)は、テクノロジーを駆使したオンライン薬局を創り、まったく新しい医薬品購買〜相談〜服薬体験をデザインするスタートアップです。

PharmaXは、SaaSを薬局に提供するのではなく、自社で薬局を構え、薬剤師やその他オペレーションメンバーを抱えています。
これは、一気通貫の医療体験を作っていくために、
オペレーションまで含めて自分たちのプロダクトであると捉えているからです。

そのために、PharmaXでは、薬剤師やその他オペレーションメンバーとPdM ・エンジニア・デザイナーが高度に協働して、プロダクト開発に当たる必要があり、
これまで培ってきたこの協働力こそがPharmaXの強みだと私は考えています。

今回は、どのように異職種が協働するチームを作るのか、PharmaXで取り組んでいる文化的取組みや作ってきた仕組みなどについてお話しました。

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Transcript

  1. 2023.01.18
    PharmaX
    複数職種が協働してプロダクト開
    発するカルチャーの作り方

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  2. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 2
    会社名変更&プレスリリースのお知らせ

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  3. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 3
    目次
    ● PharmaXについて〜会社紹介・事業説明〜
    ● 複数職種が協働してプロダクト開発するカルチャーの作り方
    ○ プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ
    ○ ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発をする
    ○ 協働を可能にする仕組みをプロダクト開発に盛り込む
    ● さいごに

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  4. 4
    (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve
    PharmaXについて
    会社紹介・事業説明

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  5. 5
    (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve
    ミッション
    Design the world's most
    people-centered
    healthcare experience.
    PharmaXについて
    世界で最も患者/生活者主体の医療体験を創造する

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  6. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 6
    「薬局」は医療体験の中でもっとも身近な存在
    日用品から処方薬まで。「薬局」は皆さまの日常の近くに存在している
    実現したいこと
    ドラックストア 調剤薬局

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  7. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 7
    LINEから利用できるバーチャルな調剤薬局
    調剤事業
    最短
    即日

    処方せんのお薬をもっと手軽に、もっと安心して受け取れる「YOJO薬局四谷店」
    お薬はお家までお届け LINEで薬剤師にいつでも相談
    好きなときにお薬の説明
    ※東京23区内のみ

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  8. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 8
    医療体験を横断する2つの事業領域
    実現したいこと
    セルフメディケーション事業 調剤事業
    未病・予防 治療
    One事業

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  9. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 9
    ソフトウェアに閉じないプロダクト開発
    PharmaXの強み
    独自の薬局オペレーションシステムを構築し、最適化されたオンライン薬局を実現
    ×
    自社薬局をプロトタイプラボ化
    ソフトウェア
    オペレーション
    リモート
    薬剤師組織
    薬局業務を効率化す
    るオペレーションシス
    テム(薬局OS)
    質の高い患者さま対応
    のためのオンライン特
    化組織
    対人業務の質を高め
    るための対物業務効
    率化
    「ソフトウェア×オペレーション×薬剤師組織」を
    プロダクトとして開発

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  10. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 10
    開発体制
    3プロダクト体制で各チーム内にエンジニアを数名配置
    各プロダクトで独立に意思決定可能な体制を取りつつも、共通の課題やアーキテクチャについて議論する会議体も設置

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  11. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 11
    チームが一丸となり患者さまに向けたプロダクトづくり
    薬剤師 エンジニア
    異なる専門性を活かし
    患者さまにとって何がベストかを思考
    わたしたちの
    カルチャー
    実際に患者さまに向き合う薬剤師と、エンジニア・PdMがチームを組んだプロダクト開発

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  12. 12
    (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve
    プロダクト開発者が
    患者・ドメインに対して肌感覚を持つ

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  13. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 13
    プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ
    患者さまに実直に向き合い一次情報を手に入れる
    「ひとり」の患者さまを深く理解するために
    インタビューでの定性調査
    患者さまからのフィードバックをもとに、プロダク
    ト改善の施策を徹底的に議論
    NPSやSean-Ellis Testなどの定量指標を
    サービスの評価として活用
    ペイシェントディープダイブ 患者エンゲージメントの定量観測
    N1分析・インタビュー
    生の患者情報を手に入れることを重視、エンジニアであってもインタビューを実施することも多い。
    患者さまを定性/定量、ミクロ/マクロ、様々な観点から観測する

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  14. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 14
    プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ
    勉強会を開催し、開発者のドメイン知識を底上げ
    出典:Speaker Deck: PharmaX(旧YOJO Technologies)開発チーム
    薬剤師エンジニアが複数名所属。日頃からドメイン知識について頻度高くディスカッションするタイミングを持つだけではな
    く、定期的に勉強会などでまとめてナレッジを共有する文化を醸成。

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    (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve
    ドメインエキスパートを中心とした
    プロダクト開発をする

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  16. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 16
    ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発
    透明性の高いスクラム・開発体制を構築し、異職種が参加できるよう
    プロダクト開発のフローを可視化、透明性高いタスク管理をするだけでなく、リリース前にオペレーションがどう変化す
    るのかの共有・ディスカッションするなど、ソフトウェアに閉じない開発ノウハウを蓄積。

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  17. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 17
    ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発
    オペレーションメンバーの課題を吸い上げ、優先順位に落とし込む
    薬剤師チーム(PSチームを起点とした)を中心とした患者・PSチーム双方の課題を吸い上げ、施策の優先順位付け
    などの起点とする
    薬剤師メンバー

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  18. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 18
    業務支援のためのITリテラシー共有会、勉強会等の開催によるスキル交換・知識交流を起こす。
    エンジニアが一方的に聞きに行くのではなく、垣根を超えて議論が巻き起こる組織を創りたい。
    ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発
    積極的にスキル交換を行うことを推奨
    非技術職向けの勉強会等の開催

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  19. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 19
    ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発
    PharmaXの強みであるリモート薬剤師の対応の高速な改善のためには、エンジニアに頼らず、薬剤師チーム(PS
    チーム)主導でPDCAを完結できることも必須
    簡単なSQLなら薬剤師自ら実装できるサポート体制の構築

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    (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve
    協働を可能にする仕組みを
    プロダクト開発に盛り込む

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  21. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 21
    データ分析の民主化
    結果の可視化・共有
    誰でもデータ分析できるようにする
    結果を全員が分かるようにする
    透明性の高い開発サイクル
    誰でも開発に参加できるようにする
    協働を可能にする仕組みをプロダクト開発に盛り込む
    向かう方向性を明確にし、透明性高い開発サイクルでデリバリーしたプロダクトのデリバリー後の結果が客観的に判
    断できるような仕組みを構築する
    共通の目標設定
    明確な優先順位付け
    自分たちの向かうべき方向を明確にする
    データを取得できる仕組みを
    プロダクト内に埋め込む
    患者行動をデータで追えるように
    プロダクトを作る
    同じ目標に向かって異職種が連携し合うための仕組みを構築

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  22. (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 22
    ご興味があればカジュアルにお話しませんか?

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