Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

プロジェクトマネジメントをはじめる前に大切なこと

cm-oohashi
April 18, 2020

 プロジェクトマネジメントをはじめる前に大切なこと

cm-oohashi

April 18, 2020
Tweet

More Decks by cm-oohashi

Other Decks in Business

Transcript

  1. 10 案件概要や利⽤技術などがあ る程度分かる情報がある。 打ち合わせ前に、事前ある程 度ヒアリングを⾏う 問い合わせ 打ち合わせ 提案 プロジェクト概要を確認  ・実現したい世界

     ・解決したい課題  ・期間/予算 以下のような内容を提案 ・実現⽅法 ・具体的な利⽤技術 ・開発チーム体制による⾦額感 受注までの流れ
  2. 17 As-IsとTo-Be To-Be As-Is 現状 あるべき姿 ギャップ ・資料、打合ででよく出る ・達成したい⽬的や⽬標 ・システムで対応しなくて良いものもある

    ・To-Beのみでここが無いことが多い ・ここが重要 ・ここを把握していないとブレる可能性がある
  3. 18 ⾃社の強み/弱みを知る 0 2 4 6 8 10 企画 デザイン

    マネジメント 技術 ドキュメント ビジネス 要求 ⾃社
  4. 20 具体的には(あくまで参考の⼀部です) • 技術的な話 •  課題管理のツールはBacklogを利⽤し、ソースコードはGithubで管理します •  〇〇部分の進め⽅は、技術的調査が必要なのでプロト作成し試しながら開発を進め ます • 成果物の話 • 

    本当にそのフォーマットでや粒度でドキュメント必要ですか?Wikiなど書きやすい 形で、必要最⼩限のドキュメントにしませんか? •  CD-ROMでの納品とありますが、データでの提供を想定しています。 • 体制などの話 •  このプロジェクトにおいて、ガッツリ参加してもらうため週〇時間は確保してくだ さい 伝えるべきは、弱⾳では無く本⾳
  5. 28 視座/視野/視点を合わせると何が良いのか •  視座/視野を合わせる •  開発スタイルを理解してくれるクライアント •  解決したい課題を理解した開発チーム •  強み/弱みを正直に⾒せることで、⼼理的安全性が⾼まる

    •  隠し事などせず、透明性を⾼くすることで、適応の制御と改善が可能になる •  視点を合わせる •  ビジネス要件/仕様/設計/開発において⽅向性を合わせ決めていくスタイル •  ⽅向性がズレていたら、チーム内で議論 クライアントとワンチームになり プロダクトを作るための同じチームマインドを持つ
  6. 37 それでも簡単にはいかない •  チーム内での振り返り •  ⽴ち⽌まり、現状を把握し受容する •  讃え、喜び合う •  問題を共有し把握し受容する

    •  チャレンジし、フィードバックを得る •  1on1などによる対話 •  困っていること •  楽しかったこと •  持っている価値観
  7. 39 トラブルが発⽣した場合 •  責めても、何も解決しない •  起きた事象は取り返せないので、事象の解決策に対して陣頭指揮をとり整理する •  起きた問題をすぐに正確に報告 •  チームに起きた事象を整理して報告

    •  全ての情報を集めるのに時間がかかる場合は、わかっている情報を報告 •  その時に、情報を隠さない、正直に伝える トラブル時こそプロジェクトマネージャーが ⼀番冷静であること
  8. 40 何度も失敗しています •  キツかったプロジェクト •  社内状況的に選べない •  途中から⽕消しで⼊らざるを状況 •  クライアントとエンジニアから板挟み

    •  プロセス偏重になったこともあった •  座学で学びすぎ、インプットとアウトプットがあわない •  型に合わせようとしすぎて、チームを⾒ていなかった ⼿段が⽬的になっていた
  9. 43 できることは全てやる •  視座/視野/視点を合わせる •  クライアントと正直な関係性を築く •  プロセス/プラクティスを有効的に活⽤ •  チームの効果性を⾼める

    •  チームが、効率的に動ける状態を考える •  ⾃チームで、出来ないことは外部コーチなどに頼む •  腹を割って話ができるチーム作り •  チーム、個⼈との対話を重ね改善する できることからコツコツと